六文そば 須田町店@秋葉原 ~ いかげそそば
JR神田万世橋ビル(交通博物館跡)の西、あんこう鍋の「いせ源」や鶏料理の「ぼたん」などが並ぶ一角にある立ち食い蕎麦屋です。先客2、後客4。
券売機はなく、口頭で「いかげそそば(450円)」を注文。天ぷらが20種類もあるのがここのウリ。なお「うどん」を頼んでいる客もいました。蕎麦単品ならどの天ぷらを乗せても500円未満。昨今の食材&燃料費等の高騰でこれではさすがにやっていけないのか、近々50円値上げとの貼り紙がありました。
店内は手狭で5~6人も入れば一杯でしょうか。卓上には一味と鷹の爪。水セルフ。
麺をチャッチャッと茹でてあっという間に登場。配膳と同時にお金を払います。
げそ天を頼んだはずなのにぱっと見はげそらしきものが全然見当たらない「円盤状の何か」が出てくるのがこの店の最大の特徴。しかもこの円盤が結構硬くて、サクサクというよりガリガリという食感を伴いながら食べ進みます。しかも全然汁を吸わずに最後まで硬いまま。そしてこの円盤の中に結構太いイカの足が仕込まれています。
この硬い円盤は好みが分かれそうですが、個人的にはコロモがすぐバラバラになったり、やたら粉っぽかったり、油臭かったりするよりは遥かにマシ。
入口に「当店のそば汁は昔風の工法により手造りで製造致しており、ダシ汁には鰹・鯖の本ダシを使用致しております」との能書きがありますが、確かに汁は節系の出汁が卓越した感じ。あまりしょっぱくないのも気に入りました。
麺は残念ながら立ち食いそばにありがちな太め&柔らかめのタイプで特筆すべきものはありません。他に刻みネギが少々。
値上げしてもなおトータルではコスパ抜群の良店です。ただ真夏なのにエアコンが全然効いてないのには参りました!!
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