親子丼@松屋
松屋で2024年9月10日より発売中の「親子丼(590円)」を試食。松屋の親子丼は2年前にも試食済。
「鉄板でジューシーに焼き上げた鶏もも肉に、独自バランスでブレンドした特製タレで煮た玉ねぎをとろとろ玉子でとじ、刻み海苔をトッピングしたふわっと優しく香る逸品です。黄金色の玉子と柔らかい鶏肉、心身に沁みわたる煮汁が特徴的で、卓上の紅生姜や七味唐辛子で風味豊かにアレンジしても美味しくお召し上がりいただけます。」というのが松屋のウリ文句。
2年前に試食した際は「ふんわり玉子でとじただけでなく、落とし玉子もついてさらにまろやかな味わいが特徴です」という際立った特徴がありましたが、手間がかかる割にはあまり評判は良くなかったのか、今回は一般的な親子丼と大差ない感じになりました。でも卵の量が減ったと思われるのに90円も値上げ。
親子丼はややつゆだく気味で登場。箸ではなくスプーンの方が食べやすいくらいで、当然ながら味も好みよりやや濃いめに。
だが松屋が慢性的に抱えている難点=「鶏もも肉」のあんまりな淡白さは「独自バランスでブレンドした特製タレ」ではどうにもならないみたいで・・・「ジューシーに」なんてギャグか何かとしか思えない表現ですし。
丼もの外食チェーン店の親子丼といえば「なか卯」が圧倒的に先行していて、吉野家が10年の歳月をかけて完成させた親子丼を2022年4月に売り出したもののたった2ヶ月で販売終了に追い込まれる悲劇もありましたが、今回はどうなることやら。少なくとも鶏肉の出来はなか卯に遠く及ばないようですが・・・
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