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2024.10.30

鬼おろしポン酢牛丼@すき家

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 すき家が2024年10月22日から発売中の「鬼おろしポン酢牛丼(590円)」を試食。

 すき家では2009年から店舗仕込みの大根おろしに酸味のきいたゆずポン酢をかけた「おろしポン酢牛丼」を販売しており、今回の「鬼おろしポン酢牛丼」はその改良版。といっても、牛丼の上に色々とトッピングを重ねて新商品に仕立て上げるすき家お得意のパターンに変わりはありません。新奇性に乏しいお手軽新商品のためか、すき家店内外の広告類は非常に控えめで「チキンカレー」ばかりが目立ちました。

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 「“ふわふわ”の大根と、“ザクザク”の大根の2種類の食感をお楽しみいただける商品です。“ザクザク”食感の大根が加わることにより、さっぱりとした後味を一層ご堪能いただけるようになりました。」というのがすき家のウリ文句。

 それにしても「鬼おろしポン酢」が別皿で出てくるのには完全に意表を突かれました!!食べ手が自分の好みに応じて「鬼おろしポン酢」をかければ良いというのは嬉しい配慮。

 「鬼おろし」は丸亀製麺でしょっちゅう出てきますが、すりおろし方が粗いだけで全然辛くはなく、むしろフツーの大根おろしより一段と水っぽくなる感じ。従って「ザクザク」という形容はしっくりきますが、「ふわふわ」という形容なんてどこから出てくるのやら?大根おろしを粗目と細目の2種類入れているのかもしれませんが、完全に粗目に押されて細目の存在感皆無。

 それはともかく「鬼おろしポン酢」と牛丼の相性はかなり微妙。「鬼おろしポン酢」は水分が非常に多くて脂っぽい牛丼とは「水と油」になってしまっている上に、ポン酢の酸味が甘めの牛丼のアタマと喧嘩しがちな気も。牛丼でさっぱり感を出したいのなら、吉野家の夏の定番「ネギ塩」みたいなのが正解でしょうなぁ、やっぱ。

 しかもようやく秋も深まろうとしている時期に「さっぱり」系の商品を投入するセンスも疑問。

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