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2024.11.25

【短感】24-25年第10節:新潟L 0-0 浦和L

 前節EL埼玉戦から中3日の浦和は前節から後藤→石川、藤﨑→高塚とスタメン2名入れ替え。ただ週央に試合がない新潟と比べてコンディション面での不利は免れない一戦。なおこれまで専ら左SHないし左SBで起用されていた高塚がなぜか右SHで起用されていましたが、その意図は判らずじまい。

 新潟は積極的に最終ラインを押し上げて果敢に前からプレッシング。浦和はそれを逆手に取るかのように11分栗島ロングフィードから高橋が左サイドで新潟最終ラインの裏に抜け出したものの、高橋のクロスはわずかに高塚に合わず。さらにその流れから新潟の不十分なクリアボールが高橋の前に転がるも高橋のシュートはGK正面に飛んでしまって平尾は難なくセーブ。

 17分には自陣でのボール奪取から塩越スルーパス→高橋の決定機を作りましたがやや角度が厳しくてこれも平尾がセーブ。前半終了間際には相手を押し込んだ状態で最前線で高橋ポストプレーを活かして塩越がアーク手前からミドルシュートを放つも僅かに枠外。

 浦和はお疲れなのか、あるいかビッグスワンのピッチ状態は見た目と違ってあまり良くないのか、負担よりもパスやクロスの精度が低く、新潟のタイトな守備ブロックを崩せずじまい。新潟は後方からしっかりボールを繋いではいるものの、結局FWに浦和最終ライン裏を狙わせるだけという単純極まりない攻撃に終始したので全く決定機を作れず、塩分高めで前半終了。

 58分には前半沈黙していた遠藤のカットイン&斜めのパスから塩越→高橋と良い形を作りかかりましたが、高橋が押し込み切れず。

 楠瀬監督は60分高塚→藤﨑、さらに71分伊藤→島田と代えて2トップ気味にシフトし、新潟を自陣に押し込み続けましたが、新潟は低い位置ながらもコンパクトな守備ブロックを維持し続けたので浦和は攻めきれず、76分新潟のクリアボールを拾った栗島のミドルシュートはバーを直撃。

 終盤になるとコンディション面での不利が如実に表れて浦和は球際での競り負けも目立つようになり、86分即死級のカウンターを食らってしまいましたが、石川が寄せてシュートコースを限定したのがちょっとは効いたのか、滝川のシュートはポストを直撃。新潟はこれがこの試合最大かつ唯一の決定機。

 89分には石川の縦パスを受けた島田がいきなり反転してミドルシュートを放つものの、これまたバーを直撃。お互い決定機をたいして作れない塩試合らしくスコアレスドローで試合終了。

 前節EL埼玉戦はそれなりに決定機を作ってはいるものの相手GKの奮戦で2点目が取れないうちに最後の最後で「かいしんのいちげき」を食らってしまうという「サッカーあるある」だったので「こんな日もある」と切り替えるしかないと思いますが、この試合はそもそもたいして決定機を作れていないので同じドローでもダメージは遥かにデカそう。

 そして中2日&中3日の3連戦なのに怪我人続出の影響で使える手駒は極めて限られていて、鉄板スタメンの10人&残り1枠を島田・藤﨑・高塚の3人で回す他なく、それ以外の選手は競った試合で使うのは躊躇われるくらい信頼がない。

 経験の浅い藤﨑や高塚に多くを期待するのは無理があり(特に藤﨑はスペースがないと辛いのが早々とバレバレ)。そして使い詰めのレギュラー陣は遠藤や塩越を筆頭に見るからにヘロヘロ。うーーーん、これは実に辛い。大宮戦後の監督コメントによると安藤・猶本・水谷は年明けの復帰が見込まれるようなので、リーグ戦は後半戦の巻き返しに期待するしかないのかなぁ。

Niigata2411
-----高橋-----
伊藤---塩越---高塚
---柴田--角田---
栗島-長嶋--石川-遠藤
-----池田-----

(交代)
60分 高塚→藤﨑
71分 伊藤→島田

※写真は試合とは全く関係ありません。

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