エチオピアカリーキッチン 御茶ノ水ソラシティ店 ~ チキンカリー
御茶ノ水駅聖橋口を出て、本郷通りを挟んだ向かいに建つ「御茶ノ水ソラシティ店」のB1F。昭和脳には日立製作所の本社跡といったほうがしっくりくるところです(苦笑)。先客4、後客6。
「エチオピア」は神保町に本店がある老舗のカレー店ですが、本店どころかいくつかある支店も行った記憶がありません。券売機はなく、卓上のメニューを見て先頭の「チキンカリー(920円)」を注文。辛さは0倍から70倍まで選択可能で、0倍で一般の中辛、3倍で辛口とのことだったので5倍にしてみました。後払い。
店内は手狭で厨房に向かってカウンター3席と2人卓×3、4人卓×2といったところ。卓上に福神漬。なお着席すると水と一緒にジャガイモが出てきて意表を突かれました。ジャガイモをどう扱っていいのかわからないのでカレーにいきなりぶち込みましたが、それが正解なのかどうか。
エチオピアのカリーは「大量の野菜を長時間煮込んでとろみをだしていて、ルーには野菜の持つ栄養素や食物繊維がたっぷり溶け込んでいます。 そしてカリーに使われている12種のスパイスも古くから薬草として使われているものばかりで、今でも漢方薬の薬剤として広く使われています。 だから食後もおなかはスッキリとしています。」というのが店のウリ文句。
とろみはさほど強くありませんが、たいして辛さ耐性はないのに5倍にしたのは失敗で辛さが旨味を覆い隠す感じに。もっとも15倍、さらには70倍を頼む猛者もいたのでどちらかといえば刺激を求める向けの店なのかも。ただ刺激がきつすぎるほどでもなく、スパイスにインド系の方が出すカレーにありがりな妙な癖もないので食べ進むには何の支障もありませんでした。
また「インド風カレー」を自称していますが、ご飯はごく普通のジャポニカ米で、若干パサつき気味。デフォルトでも量が多めで、気が付けば終盤ルーが不足気味に(^-^; なおご飯少なめとか半分とか頼んでる客もいました。
チキン本体は割と淡白ながらカレーとはベストマッチ。これまた量が多く、かつスプーンで簡単にほぐれる柔らかさが気に入りました。
店の性格が判ったので、次は他のメニューを「3辛」で試してみます。
| 固定リンク