冬天丼@てんや
「てんや」が2024年11月8日から期間限定で販売中の「冬天丼(1080円)」を試食。「冬 ご馳走天丼(1480円)」も併売。なお往訪した秋葉原店は場所柄外国人観光客の来店が多いせいか、てんやには珍しく券売機で先に食券を買う方式でした。
「冬天丼」は、強い甘みの冬の定番「ずわい蟹」、凝縮された旨味と弾力ある尾付きの身が特長の「ふぐ」、鮮やかな彩りとサクサクの歯ごたえの「春菊と紅芯大根のつまみ揚げ」、ジューシーで食べ応えのある「国産しいたけ」に、人気の「海老」の天ぷらを組み合わせたもの。クーポン利用で「いか」も追加。茶色だらけのビジュアルに「赤かぶ酢漬」でちょっと華を添えています。
配膳された時に「海老が二本??」とちょっとびっくりしたのですが、よく見るとうち一本はずわい蟹でした。具材の中で一番驚かされたのは椎茸の分厚さ。一方「春菊と紅芯大根のつまみ揚げ」は「サクサク歯応え」どころかえらくもっちりとした仕上がりで、おまけにご飯がくっついてもっちり加減マシマシという残念さ。また「ふぐ」自体は悪くはないのですが、如何せん味が淡白なので他の具材を比べるとキャラが弱くて存在感に乏しい気がしました。
張り切って単価が高そうな具材をいろいろ乗せたため、丼もの単品で千円超というてんやにしてはチャレンジングなお値段になってしまいましたが、「金をかけてネームバリューのある選手をかき集めたは良いが、組織としてはイマイチ機能していない残念なチーム」みたいになっている気も。
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