炎龍@神保町 ~ 麻辣味噌ラーメン
東西線神保町駅を出て、白山通りから1本西側の通りを北へ。かつて「ラーメン二郎神田神保町店」「立川マシマシ」「一向」があった跡地。向かいに人気店「用心棒」あり。先客ゼロ、後客1。
券売機は無く卓上のメニューを見て基本と思しき「麻辣味噌ラーメン(1000円)」を注文。辛さを小辛、スタンダード、極辛、炎龍の4段階から選べるので「スタンダード」で。先払い。
他のメニューはトッピングでバリエーションをつけただけの模様。
店内は縦長L字型カウンター8席のみ。椅子はサスペンション付きですが、サスペンションの反発力が強すぎて個人的に少々椅子が高めのまま。卓上にはラー油、黒酢、シビ辛スパイス。水セルフですが、ボトルをカウンターの背後に固めて置いてあるだけなのでチト面倒。
とろみがかったスープは「10時間以上かけて煮込まれ、5種類以上の唐辛子を使用した辛さとコクが自慢のスープ」というのが店のウリ文句。そして「スタンダード」だと「ほどよい辛さと旨味のバランス」との店の謳い文句通り痺れや辛さがスープの旨味をかき消さない程度に抑えられていて、辛さ耐性が高くない者にはジャストフィット。そして味噌自体は割と甘めに感じました。また相当こってりしていますが、炒め物が乗っている割には脂くささは感じず。
麺は中太というより太麺という形容のほうが近いレベルで緩い縮れ入り。ただ少々粉っぽさを覚えるくらい硬めの茹で上がりで、いくらスープが濃厚とはいえもうちょっと茹ででも良さそうな気がしました。
炒め物はもやしとニラだけ。炙り入りチャーシューはぱっと見だけでもデカい上に厚みも相当あって、悪く言えば基本メニューに採用するには少々オーバースペックな気も。
人気店「鬼金棒」によく似た一杯でハズレようがありませんが、鬼門と化しているっぽいこの立地で長続きするかどうか。
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