リン@村上 ~ 麻婆飯 & 村上散策
鈍行列車の旅を続けていると必ずと言っていいほど乗り換えを余儀なくされる羽越本線村上駅。村上駅の中心部は駅から東へ2kmほど離れた旧城下にあるせいか、駅周辺には飲食店があまりありません。
数少ない飲食店のうち「リン」を往訪。外観からは判りづらいのですが中華料理屋さんです。先ゼロ、後客2。
卓上のメニューを見ると麻婆が店の推しっぽいので、その中から「10種類以上の香辛料を使った本格的な味」がウリの「本格麻婆飯(990円)」を注文。別途「家庭の味とは少し違う中華屋さんの麻婆」がウリの「麻婆飯(880円)」も。同然共に「飯」だけでなく「麺」も用意。
ただ店内をよく見ると人気メニューの1位は五目タンメンで後客もそれを注文していました。以下豚肉飯、豚肉タンメン、チャーハン、麻婆飯の順。
店内は縦長カウンター4席と小上がりに4人卓×4。2階にも客席がある模様。卓上にはコショウ、ラー油、醤油、酢。おしぼりサービスあり。水セルフ。
麻婆は痺れ、辛さともかなり強めで絶えず舌をひりつかせる感じ。丸美屋などで作る家庭の麻婆豆腐とは完全に一線を画していて、確かにこれは本格的。
ご飯はぱっと見皿の面積の半分くらいしかなく、最初は麻婆豆腐が大量にあまるかな?と思いながら食べ進んでいたところ、ご飯の標高が結構あって終盤は麻婆豆腐が不足気味になるアクシデントも(苦笑)。よって量的にも大満足。
表に「人出不足で少人数で営業しており、料理の提供に時間がかかる」旨の貼り紙があり、店が混んでいると列車の乗り換え時間内で食事を済ませられないリスクがあるようですが、空いていたら他のメニューを試してみます。
往訪時はアホほど時間があったので村上城址まで足を伸ばしてみました。市役所の裏山には思いのほか立派な石垣の遺構も。
天守跡からの眺望も見事。
村上は鮭でも有名。市内の「千年鮭 きっかわ」では塩引き鮭を作るため、塩に漬けこんだあとの鮭を熟成させるべく天井から大量の鮭が吊り下がっている奇怪な光景を堪能できます!!
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