牛魯珈カレー@吉野家
吉野家が2025年1月16日から4月末まで期間限定販売中の「牛魯珈カレー(729円)」を試食。
「牛魯珈カレー」は東京・大久保の人気カレー店「SPICY CURRY 魯珈」とのコラボ商品。カレーは「牛丼」の牛煮肉を盛り付けて提供され、「カレーにはクローブやカルダモン、シナモンなどのスパイスを使用することによって香り高さを演出しています。さらに、トマトや玉ねぎのうまみが行き渡ったルーにオニオンチョップを加えて食感にアクセントを出しました。ルーは小麦粉を使用していないため、さらりとしていることも特徴です。」というのが吉野家のウリ文句。
また「SPICY CURRY 魯珈」の齋藤絵理シェフのコメントによれば「牛煮肉と混ぜて食べることで完成するバランスにしていることも特徴」とのこと。
配膳される途中から鼻を刺激するくらいスパイシー感マシマシ!!そして辛いというよりも絶えず舌を刺激してくるのが特徴。ただ旨味もちゃんと伝わってきて、やたら刺激が強いだけの凡百なカレーとは完全に一線を画しています。
「牛煮肉と混ぜて食べることで完成するバランスにしている」とのことですが、正直牛肉はカレーと合わせても違和感がないといった程度。むしろ玉ねぎの甘さがカレーの刺激を時折緩和する方向で良いアクセントになっている気がしました。
牛丼チェーン店のカレーと言えば個人的には松屋が頭一つ抜けている印象を持っていましたが、松屋が煮込み系で地歩を固めているのに対し、吉野家はスパイシーな方向に活路を見出してようやく一矢報いた感じ。とにかくカレーの出来が良いので、下手に「肉だく(839円)」にしないほうが良いと思います。それでは吉野家の本業の立場がないのでしょうが(苦笑)。
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