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2025.01.15

ぱんちょう@帯広 ~ 豚丼

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 帯広豚丼の代名詞とも言われる「ぱんちょう」。帯広豚丼自体は過去他店で何度か経験済ですが、「ぱんちょう」はたまたま定休日だったり、移転のために一時閉店していたりしてなかなか縁がなく、超有名店にも関わらずこれが初往訪。

 普段は行列店だそうですが、往訪時は観光のオフシーズンかつ平日だったせいか、11時開店の5分前に到着したところ先客1、開店までに後客1。開店後8と早くから賑わってはいましたが行列が出来ずじまい。

 着席すると早速注文を取りに来たので「豚丼・竹(1050円)」を注文。豚丼専門店でメニューは豚丼と味噌汁しかありません。

 なお創業当時の女将さんの名(梅さん)にちなんで、松・竹・梅のランクが通常とは逆=梅が上位なのがこの店の流儀。梅の注文が目立ちましたが豚肉の枚数が違うだけでご飯の量は同じとのこと。なお豚丼専門店にも関わらず女性の一人客が複数いたのは特筆事項かも。

 店は縦長で2人卓×6と6人卓×3が縦にずらずらっと。6人卓は中に仕切り板を立てて普段は4人卓+2人卓として使っていました。卓上に調味料類はなし。厨房と客室が離れているため、豚丼店にありがちな油煙が客室まで流れてこないのは嬉しいかぎり。

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 ぱんちょうの豚丼はご飯の上にどーーーーんと豚肉が乗っているだけでタマネギとかキャベツとか野菜は皆無。わずかにグリーンピースが色どりを添えているだけで直球ど真ん中タイプ。ただ「甘辛い中にほんのり渋みが混じった「秘伝のタレ」の出来がとにかく秀逸。そのタレが必要以上に多くなく、むしろ薄味に感じるくらい。

 一方豚肉のほうは噛み応えこそしっかりしているものの全然硬くはなく、ロース肉のせいか全然脂っぽさを感じない辺りも実に良い感じ。肉、タレともとにかくやりすぎ感がない、いい意味での中庸さが気に入りました。また量は個人的には「竹」で十分でした。

 ただタレは底に溜まりがちで、上の方は白米も同然なので食べ方には要注意なのとご飯がちょいパサつき加減なのが画竜点睛を欠いた気も少々。また味変アイテムに山椒があっても良いかと。でも値段を考えると総じて大満足の出来でした。

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