一由そば@日暮里 ~ ジャンボゲソ天そば
山手線日暮里駅東口前に林立する再開発ビルの裏、尾久橋通りに出ようかという辺り。24時間営業で11時頃に到着したところなんと外待ち10人強!! もっとも立ち食い蕎麦屋なので頗る回転は良いのですが、待っているうちにどんどん後客がやってきて、退店時には外待ちが20人くらいに増えていました。また立ち食い蕎麦屋かつこの外見にも関わらず、女性の一人客もちらほら。
券売機はなく、窓口で「温かいそば・大盛り(370円)」と「ジャンボかき揚げ(230円)」を注文。最近値上げしたようですが、それでも立ち食いそばでも安めの価格設定です。
店では「名物太蕎麦」を推している風でしたが、かつてこの店の流れを汲む「一○そば@駒込」で太蕎麦を試食した際の印象が良くなかったので普通の蕎麦にしました。また他の客も太蕎麦を頼んでいる客はいなかったような・・・
店内はカウンター5+3席と2人卓×1で席間は狭小。卓上には七味、すりごま、そしてなぜか鷹の爪主体の辛味。水セルフですが、狭い店の片隅に給水器があるだけなので混んでいると取りに行けません。
窓口にいるオッサンがちゃっちゃと蕎麦を茹でてゲソ天を乗せたらあっという間に出来上がり。出来上がりがあまりにも早いので、食べるのが遅い先客が多いと店内が渋滞してしまい、丼を持ったままカウンターが空くのを待つ羽目になった方もいました。
ジャンボゲソ天はゲソのぶつ切りのかき揚げ。ゲソ自体やたら硬くはなく、ちゃんとゲソの味わいを保っていましたし、見た目と違って油もそんなに悪くはないようで食後の胃もたれ感も軽微。
蕎麦は如何せん茹で蕎麦をさっと湯に通しただけなので、「いろり庵きらく」が普及する前の駅の立ち食いそばよりは少しマシかな?と言った程度。やや柔らかめだったのはともかく、大盛といってもさほど多いようには感じず。場所柄客の年齢層が高いので並の量がそもそもあまり多くないのかも。
つゆは黒々とした見た目に反して全然しょっぱくなく、節系の出汁の旨味がしっかり感じられてまずまず。
立ち食いそばとしては十分なクォリティーで、コスパの良さは驚異的。手狭な店に行列が出来るのも納得。
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