若松食堂@臼田(佐久市) ~ 三代目のオムライス
JR小海線・臼田駅からすぐ。昔ながらの「駅前食堂」の生き残りみたいな佇まいですが、町の中心は千曲川を挟んだ国道や高速道路沿いに移って久しいのか、駅周辺は寂しいのなんの。先客3、後客4。いかにも地元の常連さんに支えられた感じの店です。
店内のメニュー先頭の「三代目のオムライス(900円)」を注文。
駅前食堂らしい和・洋・中なんでもありの店ですが、メニューをよく見ると「じいちゃんのラーメン」「おやじのカツ丼」というメニューがあって、初代はラーメン中心だったのが、二代目が和食を充実させる方向に走り、三代目が洋食を追加したのかもしれません。なお今の店は二代目と三代目が切り盛りしているようでした。また出前もやっている模様。
店内はカウンター3席+2席と4人卓×2、2人卓×1と割と手狭。卓上はコショウのみ。
配膳されてびっくり、卵がケチャップライスを包んでおらず、ケチャップライス丸出しの一品が出てくるとは!!昭和脳の「オムライス」の概念を完全にぶち破る一品です。
卵が薄皮ではなくふわとろタイプなオムライスは今時の主流なのでしょうが、ここまでケチャップライス丸出しなのは結構珍しいかも。そして卵にもライスにもケチャップがドバドバ。ちょっとバターっぽい味も。ケチャップライスの具はタマネギが多く、コーンが少々。
このオムライスを井之頭五郎氏が「こういうのでいいんだよ」と言ってくれるかどうか判りませんが、店の立地や外観からは意表を突かれた面白い店でした。
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