かねつき堂@行田市 ~ ゼリーフライ&フライ焼きそば
埼玉県北部というか行田市のご当地グルメと言われる「ゼリーフライ」と「フライ」。どちらも大昔に食べた記憶がうっすらありますが、どんなものだったかほぼ忘れてしまったので超久しぶりに試食にでかけました。
往訪したのは忍城@行田市の近くにある「かねつき堂」。マスメディアに頻出する人気店のようで、先客2,後客10人強。もっとも客はテイクアウトのほうが多い感じでした。
早速「ゼリーフライ(220円)」と店長お勧めの「フライ焼きそば卵入り・大(750円)」を注文。先払い。
店はいかにも粉モンの屋台に毛が生えたような感じで、入り口脇に4人卓×2。さらに左奥に客席がある模様。
団子状の「ゼリーフライ」は店の案内によると「おからにじゃがいも・人参・刻み長葱を混ぜ、植物油で素揚げにしたもの」とのこと。見た目はコロッケに似ていますが、じゃがいもよりおからのウェイトのほうが高いせいか食感が全然違っていてかなりねっとりしており、ホクホク感皆無、青臭さも皆無。ソースはやや辛め。人参・刻み長葱はあるのかないのか判らない程度の混ざり具合なので単調さは免れませんが、おやつには最適の一品でした。
一方フライは店の案内によると「小麦粉を水で溶き鉄板の上で豚肉やねぎを入れて薄く焼き、ソースなどで食べる薄めのお好み焼きのような食べ物」とのこと。焼きそば入りだと「具が非常に少ない広島焼」みたいなもんと思って注文しましたが、これが悪い意味で全くの別物!!
広島焼と違って皮がえらく分厚いんですなぁ・・・そしてその皮がやたらもっちりしていて、これに焼きそばを合わせるって、焼きそばをおかずにご飯を食べる関西人もびっくりな炭水化物の盛り合わせ攻撃!!具は案の定少なくて味わいはいたって単調。卵はフライに混ざっていましたが、味に変化を付ける上ではいかにも実力不足。ゼリーフライを付けたのは量的にも大失敗で、フライは「小」で十分だったと思うも時すでに遅し。
明らかに食いすぎだったので、食後は忍城の回りをしばし散策。
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