【短感】24-25年第12節:浦和L 2-0 千葉L
《スタメン》
代表帰りの高橋はコンディションが良くないのかベンチスタートで島田がCF。猶本がついにスタメンに復帰した代わりに塩越がなぜかベンチ外に。
また冬にニッパツから獲得したばかりの櫻井とトップ昇格したばかりの平川がいきなりベンチ入りしたのが目を惹いた。
《試合展開》
試合前に大雪が降り、スタッフが必死に雪かきしてなんとか試合を成立させたものの、ところどころに雪が残るピッチ状態が災いしてか、序盤は双方パスミスだらけのぐだぐだ模様。
しかし25分くらいからようやく浦和が千葉を自陣深くに押し込みだす展開に。何度もクロス攻撃の形を作りながらその精度が酷すぎるのは参ったが、35分CKからの流れで伊藤が右サイドから豪快なミドルシュートを決めて浦和先制。その後も何度も千葉ゴールに迫る形を作るものの決定機には至らず。
千葉は長身CFオネイルにバンバンロングボールを放り込んでくると思いきや、割としっかり繋ぐ場面が多い。こちらも浦和ゴールに迫る場面が何回かあったが、浦和最終ラインがしぶとく壁を作って決定機を作らせず。
浦和は後半頭から藤﨑に代えて高橋を投入。高橋のポストプレーが猛威を奮い、52分千葉のクリアボールを拾った猶本が高橋のポストを使ってボックス内に突入するもシュートは僅かに枠外。
試合が再びぐだぐだになりかかったところで63分高塚に代えて角田を投入し、伊藤を左SHに配するもぐだぐだ模様はすぐには解消せず。
しかし終盤ようやく浦和が再び千葉を圧倒しだして78分ボックス内で千葉のクリアし損ねを拾った猶本が反転シュートを放つものの、これも僅かに枠外。
楠瀬監督はここを勝負所を見たのか、81分島田に代えて後藤を投入し、後藤左SB&栗島右SHという見慣れない布陣に。
そして84分左サイドでの伊藤FKからの流れで猶本が対峙した相手の股を抜いてボックス内突入→クロスに前残りしていた後藤が豪快に頭で合わせて追加点。
千葉は何とかボールを繋ごうとするものの浦和のプレス網に寸断されてシュートどころか良い形すら作らせてもらえず、一か八か的なミドルシュートで池田を脅かすのが精一杯だったので、浦和が2点目を取ったことで事実上勝負あり。
最後は竹内や平川に場数を踏ませる余裕を見せて楽々逃げ切り勝ち。
中断期間を経たとはいえ「点はあんまり取れないが守備は恐ろしく堅い」という浦女の基本仕様にはなんら変化なし。ただ猶本の復調は実に頼もしかった。
-----島田-----
高塚---猶本---藤﨑
---柴田--伊藤---
栗島-長嶋--石川-遠藤
-----池田-----
SUB:福田、後藤、高橋、角田、竹内、櫻井、平川
| 固定リンク