麒麟菜館@赤羽 ~ Aセット(麻婆丼+焼売)
赤羽駅西口正面に建つ「BIVIO」の地下1階。100席ほどある大箱の店で、ほぼ2年ぶりの再訪。11時開店直後の入店だったので先客ゼロでしたが、後客ゾロゾロと早い時間帯から賑わっていました。客層も幅広く、外観・内装とも小奇麗なせいか若い女性のグループ客もちらほら。
卓上のメニューを見て10種類もの麺類・丼ものからなるメインメニュー+14種類のハーフサイズメニューからなる「Aセット(950円)」の中から、「麻婆丼+焼売1個炒飯」の組み合わせで注文。後払い。Aセットは前回から60円値上がりしたので割安感は薄れました。
ランチメニューは多彩で、酢豚や八宝菜等のメインメニューに麻婆豆腐が付いた何とかランチセットも色々と。
本格的な中華ダイニングなので客席はテーブル席のみ。2人卓は数が少ない上に小さいせいか、4人卓を一人で使っている方も結構いました。
そしてこの店の最大の特徴はところどころにマネキンが置かれていること。もともとソーシャルディスタンスを確保する狙いだったそうですが、バラエティー番組で格好のネタになった上に、コロナ禍も遠くなりにけりということなのか、マネキンの数は激減していました。
麻婆丼は辛さ、痺れともかなり強め。水を飲みながらじゃないと食べづらいほどではありませんが、バーミヤンやぎょうざの満州の麻婆飯に慣れてしまうとはるかに刺激的です。台湾料理がウリの店なので癖の強い香草が入っていたら個人的には即死でしたが、幸いにも杞憂に終わりました。なお麻婆の下にご飯がないエリアが結構広いので、麻婆の味の濃さから慎重に食べていると最後は麻婆だけ余ってしまいがちなので注意。
焼売は1個で麺類ないし丼もののハーフサイズ相当の扱いなので結構大きなのが出てくるのかな?と思っていたのですが、サイズは若干大きい程度で拍子抜け。ただ中は肉がみっしり詰まっていて旨味十分、かつ見た目より食べ応えがありました。
玉子スープはとろみが強く、かつやや甘め。他に小さな杏仁豆腐付き。
前回Aセットで「台湾やきそば+炒飯」を試食した際は台湾やきそば単品でも結構量が多く、さらに炒飯をつけると明らかに食いすぎなことが判りましたが、今回の組み合わせだと量的に過不足なく実に良い感じ。
次回はメインメニューに麻婆豆腐が付いた何とかランチセットを試してみます。
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