白龍 フェザン分店@盛岡 ~ じゃじゃ麺
盛岡名物「じゃじゃ麺」の発祥店とされる老舗の人気店「白龍」を1年ぶりに再訪。本店は盛岡城址近くにあって駅から距離があるのが難点でしたが、駅ビルリニューアルに伴って「おでんせ館」1Fに白龍の分店が出来て非常に便利になりました。
平日の夕方の往訪だったので先客6、後客8~9といった客入りでしたが、場所柄&時間帯的に出張帰り風が目立ち、中にはガッツリ飲んでるグループも!。
メニューは非常にシンプルでじゃじゃ麺と餃子しかなく「じゃじゃ麺・中(700円)」を注文。今回は「ちいたんたん(50円)」は割愛。カウンターには「13分茹で時間をいただきます」と注意書きが貼ってあって、実際そのくらいしっかり待たされます。また頼むと紙エプロンがもらえます。
店内はL字型カウンター10席と4人卓×4、2人卓×2。
麺が結構熱を持っているため、皿が思いのほか熱いので注意。さほど量がないようにも見受けられますが、皿中央がへこんでいるので中でも十分な量があります。
うどんと良く似たもちもちの麺の上に、肉味噌とネギとキュウリ、それに紅生姜を添えただけのシンプルな構成。肉味噌は「味噌をベースにひき肉、胡麻、椎茸 その他十数種類の材料を混ぜ込んで炒め寝かせた」ものだそうで、肉味噌が均一に麺に行き渡るようにぐちゃっぐちゃにかき混ぜて食べるのがおいしく食べるコツ。
ただ麺の量に比べて肉味噌が少なく、せっせとまぜまぜしても案外薄味。やむなく卓上のにんにくやラー油、さらに味噌までぶち込んで味を調える羽目に。油そば同様、最初から客が自分で味を調整することを前提に薄味にしているのかも??
麺はうどんに似ていますが水気が多くてかなり柔らかめ。でも肉味噌+にんにくの「しつこい2トップ」をしっかり受け止めるにはこういう麺がかえって相応しいのかも。また終盤になるときゅうりが箸休めとして効いてきます。また味の単調さを避けるべく、終盤に酢を投入するのも吉。
「じゃじゃ麺」は少々しつこく、かつ最後は単調になりがちなのは否めないので連食には向きませんが、盛岡に来たら欠かせない味であることは間違いありません。
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