バターチキンカレー@吉野家
吉野家が2025年4月10日より期間限定販売中の「バターチキンカレー(677円)」を「大盛(+55円)」で試食。これは新商品ではなく、昨年5月にも試食済。
単なる再販に過ぎないためか、店の内外にバターチキンカレーのポスター類が全くないどころか、注文用のタッチパネルにすらバターチキンカレーを積極的に売り出しているものを示すものは一切ありませんでした。
「バターチキンカレー」は「チキンの旨味、トマトの酸味、乳製品のコクをバランス良く合わせたカレーです。フェヌグリークというスパイスを加え、爽やかさと甘さが共存するエキゾチックな香りを演出しました。コク深くまろやかな味わいのカレーは旨味・酸味のバランスが良く、食後もすっきりとして後を引きません。一口食べると思わず南国のリゾートの風景が思い浮かぶ、暑い日にぴったりの味わいです」というのが吉野家のウリ文句。
「フェヌグリークというスパイス」はあまり聞きなれませんが、食べている最中はさほど辛く感じないのに食後にかなり辛さが尾を引くタイプ。一方「乳製品のコク」は良くも悪くも感じられず、バターカレーにありがちな脂っぽさ、バター臭さは皆無。
そしてカレーそのものは悪くはないのですが、やはり「チキン」で勝負するのはかなり無理がありましょう。牛丼業界のカレーではぶっちぎりの実績を誇る松屋の「ごろチキ」と比べるとチキンの質はともかく量で完敗。相手のストロングポイントで真っ向勝負するのは依然として時期尚早かと。バターカレー自体は悪くないだけに、トッピングを変えて再チャレンジしてほしいものです。
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