富士屋@岡山 ~ 中華そば
岡山駅西口から徒歩5分ほど。昔はいかにも駅裏然としていた岡山駅西口も再開発が進み、かつしょちゅつ名前が変わるスタジアムが出来たあたりからすっかり様変わりしましたが、「富士屋」のある裏通り界隈には依然下町っぽい香りが漂っています。富士屋の前には同じく岡山ラーメンの老舗として知られる「浅月」も。
ここに来るのはなんと14年ぶり。前回来たのは丸亀で天皇杯を観戦した帰りでした。先客ゼロ、後客4。
券売機はなく、卓上のメニューを見て「中華そば(830円)」を注文。「ネギ多め無料」とあったのネギで多めにしてもらいました。
大昔のメニューは「中華そば」にトッピングでバリエーションを付けているだけでしたが、今は他に「担々麺」を用意。
店内は結構奥行きがあって縦長カウンター3+3席と4人卓×2と2人卓×2、さらに小上がりに4人卓×3。卓上にはコショウと一味のみ。
最近はいかにもスープをけちったような口が狭くて底が深い丼で出す店が少なくありませんが、ここは逆にかなり広口。こんなになみなみとスープを注いで出してくれる店は最近珍しいかも。
表面に脂が浮いていますが気になるほどではなく、超あっさり醤油味。見た目は古典的な東京醤油ラーメンと似ていなくもないのですが、豚骨の旨味が強く出ている辺りが全然違うかと。またかえしもやや甘めですが、それが無意味にでしゃばらない辺りが気に入りました。
麺は細麺ほぼストレートタイプで水気が少なそうな少々ごわついた食感が特徴。スープとの相性、絡み具合はは文句なし。
バラ肉チャーシューは濃いめの煮込み加減。値段の割には枚数が多いのも嬉しいところ。他に刻み青ネギ、メンマ
さすが老舗。安心安定の一杯でした。
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