キッチンABC@大塚 ~ オリエンタルライス
山手線大塚駅から新大塚駅方面へ向かう緩い坂を登る。外食店がやたら並ぶ一角にあり、隣の「餃子の王将」と価格帯や客層はほぼ同じなのにメニューは全く被らないという魅惑ゾーンです(苦笑)。予定していたラーメン屋が開店予定時刻の11時を過ぎてもまだ掃除をしていて開く気配がないので、近所のこちらへ転進した次第。相変わらずの人気で店は既に7割がた埋まっていて、退店時にはほぼ満席に。西池袋店には何度も再訪していますが、南大塚店は5年ぶり。
券売機はなく、メニューを見て「豊島区第1位の人気メニュー」らしい「オリエンタルライス(850円)」を注文。
この店はインディアンライスとかジャンボ焼きとか豚からし焼肉とか、聞きなれない謎のメニューが多いのが特徴。また黒カレーもウリの一つですが、往訪時にカレーを頼んでいる客は見受けられず。他客の注文は「日替わり」と「オリエンタル」が圧倒的で、焼肉定食が少々といった感じでした。
店内はカウンターが5+3+4席と4人卓×3、2人卓×1、6人卓×1と広くもない店内に席をじっしり詰め込んだ感じ。いかにもさっと食ってさっと帰る方向けの店です。
オリエンタルライスとは要するに豚バラ肉とタマネギ、ニラをニンニクの効いた甘目の焼肉タレみたいもので炒め合わせた感じでしょうか。どこか「オリエンタル」なのかさっぱり判りませんが、他の定食屋なら「スタミナ定食」というネーミングで出てきそう。ただスパイシーさは全くありません。
個人の好みよりはかなり濃いめの味付けで出てくるので卵黄をちょんちょんと絡めながら食べるとちょうどいい塩梅に。これが効いて見た目の割にはしつこい、くどいという感じはせず一気に完食。豚汁っぽい味噌汁は具だくさんですが、かなりしょっぱいのが難。
大塚らしいコストパフォーマンス抜群の店なので、また他のメニューを試してみます。
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