アカモクねばとろ定食@やよい軒
やよい軒が2025年5月9日から発売中のの「アカモクねばとろ定食(950円)」を試食。毎年この時期に発売されるお馴染みの商品です。ただ残念ながら年々値上がりが顕著。
「アカモク」とは耳慣れない食材ですが海藻の一種で、「めかぶよりもさらに栄養価が高く、食物繊維やミネラルを豊富に含んだスーパーフードです。愛媛県産のアカモクを使用し、強い粘りとつるっとした喉ごしを楽しめます。」とのこと。ただ昨年までは熊本・天草産のアカモクを使用していましたが、今年はなぜか愛媛産に変わっています。
そして「アカモクねばとろ定食」は、「ねばねば食材の納豆・とろろ・オクラとまぐろや海藻サラダ、刻みたくあんなどさまざまな食感と味わいを一皿に盛り込み、見た目にも鮮やかで食欲をそそります。召し上がる際は、たっぷりの具材に卵黄とだし醤油をかけて豪快にまぜていただくのがおすすめ。それぞれの素材が混ざり合うことで、まろやかさと旨みが引き立ち、最後の一口まで飽きのこない味わいを楽しめます。」というのがやよい軒のウリ文句。わさびもちょっとだけ付いてきます。
黄色いタクアンの横にある濃緑色の見るからにネバネバしている奴がアカモク。ねばとろの粘り気をパワーアップするために呼ばれた助っ人ですが、納豆やとろろと違って良くも悪くも味わいに個性というか癖がなく、その辺はおくらと立ち位置がちょっと似ているかな? ネバネバ仲間でもかなり地味な役回り。脇役なのに強烈な個性を放つ納豆やとろろとは対照的に、主役のまぐろの引き立て役に徹底しているバックダンサーといったところでしょうか。
でもアカモクを入れて「ねばとろ」の粘り気が増しているのは確か。ご飯お代わりを念頭に最初は半分だけネバネバをご飯にかけようとしましたが、粘り気が強すぎて全部一体になりがちで半分だけかけるのが結構難儀。とはいえ、ご飯をお代わりしてちょうど良いくらい分量で相変わらず大満足の逸品でした。
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