牛麦とろ丼@吉野家
「吉野家」が2025年6月5日から期間限定メニューとして販売中の「牛麦とろ丼(688円)」を試食。夏の定番商品で、「牛皿麦とろ御膳(798円)」を併売しているのも例年通り。
「牛麦とろ丼」は「プチプチ・モチモチ感のあるもち麦の上に、うまみたっぷりの牛肉、ネバネバ感のあるとろろとオクラをのせました。とろろは、すりおろした大和芋と粗めに叩いた山芋を合わせており、とろりとした食感とサクサクとした食感の両方をお楽しみいただけます。」というのが吉野家のウリ文句。
先日すき家でコンセプトが似ている「めかぶオクラ牛丼」を試食したばかりですが、すき家のは「めかぶオクラ」が牛丼のトッピングという位置づけなのに対し、吉野家の「牛麦とろ丼」は牛肉ととろろ&オクラの載っているエリアがはっきり分かれているのが特徴。
いくらなんでも丼全体をかき混ぜて食べることなんて想定してないでしょうから、事実上牛丼と麦とろ丼の合い盛りのようなもの。麦ごはんととろろの相性は文句なく、それにわずかに醤油をたらし、さらにオクラで変化をつけた一品っていかにも食欲が落ちる夏に相応しい、シンプルな一品なのに完成度は十分です。
一方牛丼パートのほうは正直ややぱさついた麦ごはんと牛肉の相性ってなんとも微妙なのですが、それでも相性が悪いというほどではなく、いたって無難といえば無難。総じて十分合格点と言える一品でした。
ただ往訪した新宿京王モール店は従業員教育にてんてこ舞いで、シンプルな一品の割に出てくるのが遅かったのが残念でした。
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