吉そば 日本橋店 ~ 豚しゃぶ極幅そば
首都圏の立ち食いそばチェーン店では個人的には「小諸そば」と並んで気に入っている「吉そば」。ただ「小諸そば」と比べると店舗数が少なく、公式サイトを見ると現在は10店舗しかないようです。かつて毎朝のようにお世話になった神田店もかなり前に閉店し、店舗網は縮小傾向みたいで。
そんな吉そばが何を思ったのか、2025年4月12日にそば麺をリニューアルすると同時に麺大盛り無料サービスを始めたと聞いて驚きました。
蕎麦は挽きぐるみそば粉を使用した「平打ちそば」と「極幅そば」を用意。「平打ちそば」は「そば実を表層・中層・内層までまるごと挽いた『挽きぐるみそば粉』を使用。近年の健康志向にも合うと注目されているこの粉を、吉そば独自の香り高く奥深い味わいの田舎そばに仕上げました」、「極幅そば」は「驚きの太さがもたらす、しっかりとしたコシと噛みごたえ。吉そばでしか味わえない唯一無二の食べごたえは一度食べるとやみつきになる逸品です。」というのが吉そばのウリ文句。
極幅そばの麺幅はなんと10ミリ!!平打ちそばでも3ミリあって立ち食いそばとしては太いほうだと思いますが、10ミリとなると一般的な蕎麦屋でも出しているところは滅多にないかと。
麺のリニューアルは銀座店、日本橋店、渋谷店、不動前店、池尻大橋店の5店舗で先行スタートし、その後4月末までに順次全店舗へと展開とのことだったので日本橋店で出かけてみました。日本橋店は日本橋三越の向かいに建つ「コレド室町3」の裏辺り。7人しか入れない狭小店です。
今回は他のチェーン店ではあまり見かけない「豚しゃぶ(750円)」を注文。食券を渡すと同時に麺の種類を伝えます。ここは当然「極幅」で。
豚しゃぶに隠れて判りづらいかもしれませんが、やはり麺幅10ミリともなるとそのビジュアルに圧倒されます!! しかもきしめんと違って厚みもそこそこありました。
ただ「温」にしたのは失敗だったかなぁ・・・所詮立ち食い蕎麦屋なので蕎麦の風味を期待するのは酷で、「温」だとなおさら。ざるなり「冷」なりだったらまた違った感想を持ったかもしれませんが、「温」だとつゆの絡みがイマイチなので、正直粉もんの塊を食べているような気が・・・ 「温」なら「平打ちそば」の一択だなと思ったものの、時すでに遅し。
今度は「冷」で再チャレンジしてみます。
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