2024.09.17

【閉店】MENクライ@神保町 ~ 中華そば塩

Mencry2407002

 地下鉄神保町駅を西側へ出て、専大前交差点の南西角近く。城南信用金庫の裏、靖国通りから南へ一本入ったところにあり、隠れ家っぽい佇まい。先客ゼロ、後客1。

 店内の券売機ボタン先頭の「中華そば塩(950円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に中華そば醤油、昆布水つけ麺、油そばなど。

 席は縦長L字型カウンター7席のみ。卓上には酢、ラー油、おろしニンニク。そしてどういうわけか券売機横にブラックペッパーが固めて置いてありました。水セルフ。

Mencry2407001

 どんよりと濁ったスープは店の案内によると「鶏、豚、乾物系、真鯛、煮干し、するめ、椎茸、昆布、鰹節、鯖節、渡り蟹、甘エビ、しじみ、あさり、牡蠣、きのこ、牛蒡など」からなる「進化系多重旨味スープ」とのこと。無化調で「複雑かつふくよかな旨味のインパクトと、長い旨味の余韻が特徴の『唯一無二』のスープ」と店が豪語するのもあながち大げさではないと思えるくらい白眉な出来。これには恐れ入りました。しかも塩だれに妙な尖りや癖もないので、ついつい飲み進んでしまいました。

 麺は国産小麦100%使用の自家製麺で、平打ち極太で強い捻じれが入ったようなうどんに似たタイプ。いかにも水気が多そうな麺でもっちりというよりはぶよぶよに近い口当たりですが、口当たりからは意外なくらいコシはしっかりしています。ただスープとの相性や絡み具合は良いとは言い難いかと。

 岩中豚のチャーシューは薄いながらもスモーキーな味が嬉しい逸品。他になぜか真っ黒なメンマ、刻みネギ。

 正直「策士策に溺れた」感がある一杯でした。ただ麺が面白いのはよく判ったので「MENクライ名物油そば」で再訪してみます。

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2024.09.14

きたろう@秋葉原 ~ (背脂醤油)らーめん

Kitarou2407002

 昌平小学校の南。近隣に「九州じゃんがら」あり。黄と黒の縞模様が良く目立ちます。先客ゼロ、後客7。

 店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「らーめん(900円)」を注文。ランチサービスなし。スタッフに食券を渡すと背脂の量を聞かれるので「普通」で御願いしました。

 メニューは他に油そば、味噌らーめん、中華そば、肉つけめん、冷し油など。

 店は縦長で両サイドの壁沿いに縦長7+6席。卓上はブラックペッパー、一味、おろしニンニク、豆板醤、タレ。水セルフですが入口近くに給水機があるだけなのでチト面倒。また水が酷くぬるいのには参りました。

Kitarou2407001

 屋号に「こってり脂」を冠するだけあってスープの表面にはびっしり細かい背脂が浮いていますが、丼の縁がべとつくほどでもなければ油の層もそれほど分厚くありません。またかえしの自己主張強めで豚骨の旨味はかき消されがちですが、この手のラーメンにありがちな「ご飯を欲するくらいしょっぱい」タイプではなく、ご飯無しでも十分美味しくいただけるのは個人的には大助かり。でもさすがに飲み進むのはきついかな。

 サッポロ製麺の麺箱が見える麺は中太ごく緩い縮れ入り。つるつる&もっちりという形容がぴったりで量もやや多め。

 チャーシューはちょっと硬いものの意外に厚みがあって、しかも程よい加減に煮込まれていて秀逸な出来。もやしもシャキシャキ感を残した茹で上がりなのが気に入りました。他に薄いメンマ、刻みネギ。

 背脂醤油ラーメンの中では割と食べやすいほうで、ラーメン屋だらけのこの界隈でも案外かぶりそうな店もなく何かと重宝しそう。

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2024.09.10

汁なし担担麺専門 キング軒@神田 ~ 汁なし担々麺

Kingken2406002

 JR神田駅西口を出てガード沿いに北へ歩いてすぐ。「ちえちゃんラーメン」の先にあるガード下の店、3年ぶりの再訪。先客1。開店直後からゾロゾロと後客がやって来て退店時外待ち2と結構な人気店になったようです。広島式汁なし担々麺がウリの店で当然ながら広島が本拠ですが、既に都内にも数店舗展開済。

 店外のタッチパネル式券売機を見るとメニューは汁なし担々麺一本に絞っているようなので、「汁なし担々麺(800円)」と半ライス(100円)を注文。辛さが0辛、1辛、2辛、3辛、4辛と選べるので店基本の「2辛」で。

 店はL字型カウンター7席のみでやや手狭、卓上には鷹の爪、山椒、担々ライス用のタレ、担々ライス用の酢。水セルフですが入口脇に給水機があるだけなのでチト面倒。

Kingken2406001

 配膳されるといきなり山椒の香りが襲ってきて鼻がムズムズ。

 「30回以上混ぜてから食べるように」との仰せに従って一頻りまぜまぜ。麺がタレをどんどん吸ってしまうようで、底にはタレはほとんど残りません。またネギや肉味噌もかなり細かいためか、これらもほとんど麺に絡まって一体化し、具と呼べるものはほとんどなく、食べるときはひたすら麺と格闘する塩梅に。この辺は首都圏で出てくるナッツ類やら干しエビやらゴテゴテと入った汁なし担々麺とはかなり違い、実態はともかくビジュアルや食感がいかにも「カップ焼きそば」みたいなのが難かな?

 麺は細目のストレート麺。見た目は甚だ頼りないのですが、思いのほかコシというか弾力性があってびよーんと伸びる感じ。

 前述のように汁を麺が吸いまくってほとんど残らないので、麺が少し残っているうちに半ライスを投入。店の案内に従ってタレをひと回し、さら鷹の爪と山椒を少々かけて担々ライスの出来上がり。店では酢も勧めていましたが、ご飯に酸味が加わるとはどうかと思って割愛。それでも十分美味しく食べられました。また半ライス投入が大前提なので量的には麺を大盛りにしなくても十分でした。

 3年の間に値上がりが顕著で、ルックスといい麺の食感といい、そして具のしょぼさといい、全体にチープな感じが否めない割には特に安い訳でもなくなってしまったのが残念。でもそこそこ美味いからまぁええか・・・

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2024.09.05

六文そば 須田町店@秋葉原 ~ いかげそそば

Rokumonsoba2408001

 JR神田万世橋ビル(交通博物館跡)の西、あんこう鍋の「いせ源」や鶏料理の「ぼたん」などが並ぶ一角にある立ち食い蕎麦屋です。先客2、後客4。

 券売機はなく、口頭で「いかげそそば(450円)」を注文。天ぷらが20種類もあるのがここのウリ。なお「うどん」を頼んでいる客もいました。蕎麦単品ならどの天ぷらを乗せても500円未満。昨今の食材&燃料費等の高騰でこれではさすがにやっていけないのか、近々50円値上げとの貼り紙がありました。

 店内は手狭で5~6人も入れば一杯でしょうか。卓上には一味と鷹の爪。水セルフ。

 麺をチャッチャッと茹でてあっという間に登場。配膳と同時にお金を払います。

Rokumonsoba2408002

 げそ天を頼んだはずなのにぱっと見はげそらしきものが全然見当たらない「円盤状の何か」が出てくるのがこの店の最大の特徴。しかもこの円盤が結構硬くて、サクサクというよりガリガリという食感を伴いながら食べ進みます。しかも全然汁を吸わずに最後まで硬いまま。そしてこの円盤の中に結構太いイカの足が仕込まれています。

 この硬い円盤は好みが分かれそうですが、個人的にはコロモがすぐバラバラになったり、やたら粉っぽかったり、油臭かったりするよりは遥かにマシ。

 入口に「当店のそば汁は昔風の工法により手造りで製造致しており、ダシ汁には鰹・鯖の本ダシを使用致しております」との能書きがありますが、確かに汁は節系の出汁が卓越した感じ。あまりしょっぱくないのも気に入りました。

 麺は残念ながら立ち食いそばにありがちな太め&柔らかめのタイプで特筆すべきものはありません。他に刻みネギが少々。

 値上げしてもなおトータルではコスパ抜群の良店です。ただ真夏なのにエアコンが全然効いてないのには参りました!!

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2024.08.24

ますたにラーメン 室町店@新日本橋 ~ ラーメン

Masutani2406001

 総武線新日本橋駅を出て中央通りを北へ。神田駅南口からも至近距離。言うまでもなく「京都銀閣寺 ますたにラーメン 日本橋本店」の支店です。ほぼ2年ぶりの再訪。先客3、後客1。
 
 店外の券売機で基本の「ラーメン(880円)」を注文。前回往訪時より30円値上がり。食券を渡すと麺の固さ・背脂の量・辛味の量を聞かれたので「麺硬め」のみ指定。また無料サービスのご飯の要否も聞かれたので「半盛」でお願いしました。ご飯は大盛、並盛、半盛、小盛から指定できます。

 メニューは他に九条ネギ+ラーメン、チャーシュー麺、辛みそラーメン、つけそば、肉つけそば、さらに夏季限定の冷やしらーめん等。

 店内は厨房前に横長カウンター7席、壁に向かったカウンター7席。さらに店奥にもカウンター席がある模様。卓上には醤油、ラー油、ラーメンタレ、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、酢、にんにく、特製一味。

Masutani2406002

 店のウンチクには「当店のスープは三層のスープになっており、上層は甘味がありマイルド、中層はさっぱり醤油味、最後にピリっと辛いアクセントがあります」とあり、昔はその味の変化が楽しめたような記憶がありますが、もうすっかりその辺はアバウトというかあいまいになってしまった模様。細かい背脂が目立つ見た目と違って味わいはあまり脂っぽくありません。前回は脂がちょっと劣化しちゃったような臭いが気になりましたが、今回は全くそんな感じはせず。
 
 背脂層&さっぱり目の鶏がらベース醤油味のままだと少々物足りないので、卓上にあるペースト状の特製一味を投入。昔はデフォルトでも底の辛味がそれなりに効いていたような気が・・・

 麺は中細ストレート麺。心持ち口当たりがわずかにざらざらしています。硬めで注文したはずですが、せいぜい並堅程度。でもスープとの相性を考えればこんなものでしょうか。

 具はペラペラのチャーシューが数枚と多めの刻みネギ、メンマ。具が多い訳ではなく、スープもご飯を欲するタイプではないのに無料サービスのご飯の量が案外多いのは相変わらずで、半盛でも小さめのお茶碗一杯で出てきます。なお店お勧めの「九条ネギ+ラーメン」と通常の「ラーメン」の違いは判然とせず。単にネギの量の違いなのかどうか?

 神田駅周辺ならともかく、室町界隈は近在のサラリーマンが気軽に昼飯に使えるラーメン屋が意外に少なく、本格的なラーメン好きはさておき、「さくっと飯でも食って帰るか?」といった程度のニーズを捉えるには十分なクォリティーを維持していて長続きしているのも道理。

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2024.07.30

モンタナ@秋葉原 ~ (家系)ラーメン

Montana2407001

 秋葉原駅前「ヨドバシカメラ」の裏辺り、昭和通り沿い。先客1、後客3。

 「神楽坂家系ラーメン MONTANA」の2号店で本店は2年前に往訪済。本店は外観・内装ともラーメン屋離れしていましたが、2号店はいかにも家系っぽい外観で、内装もラーメン屋らしく超シンプル。。

 店内のタッチパネル式券売機で「ラーメン(900円)」を麺硬めで注文。ライス無料サービスあり。

 メニューは他にチャーシュー麺とモンタ麺。「モンタ麺」はいわゆる「全部のせ」。メニューはラーメン一本でつけ麺やまぜそばの類はありません。

 席は壁に向かった縦長カウンター6席と2人卓×1、4人卓×2。卓上には酢、ペッパーミル入り粒黒胡椒。おろしニンニク、高菜、豆板醤、おろし生姜。

Montana2407002

 若干とろみがかったスープはライス必須と思えるほどしょっぱくはなく、脂の量共々ラーメン単体でも十分美味しくいただけるバランス重視型。豚骨の旨味を十二分に堪能できる優れもの。本店はしょっぱめのハードパンチャータイプでしたが、店質を考えてちょっと変えたのかな? スープの出来が良いので、卓上の味変アイテムは全く手を付けず。

 麺は中太のほぼストレート中太タイプで家系にありがちな短いもの。

 具はチャーシュー、ほうれん草、海苔3枚と標準的。チャーシューは薄めながらも肉の旨味をちゃんと保っていてまずまずの出来。

 ご飯のおかずに高菜が活躍。

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2024.07.24

二代目 らーめん谷瀬家@神田 ~ (家系)ラーメン

Taniseya2405002

 神田駅西口を出て「神田西口商店街」に入ってすぐ。「麺屋武蔵 神山」の隣。谷瀬家は新橋に本店があり、その2号店なので「二代目」のようです。屋号から察しが付くようにバリバリの家系の店です。

 7~10時の朝営業の後、いったんシャッターを降ろして11時から昼営業開始というスタイル。11時直前に到着したところ先客ゼロでしたが、程なくゾロゾロ後客がやって来て退店時外待ち1。

 店内の券売機ボタンを見て「ラーメン」を麺硬めで注文。ここはライス終日無料がウリ。

 店内はくの字型縦長カウンター13席のみ。卓上にはブラックペッパー、おろしにんにく、一味醤油漬け、かっぱ漬け。ごま、酢、おろし生姜、豆板醤は頼めば出してくれるようです。

Taniseya2405001

 若干とろみがかったスープは豚骨の旨味たっぷり。それでいてかえしはさほどきつくなく、また「国産親鶏と香味野菜から香り高く揚げ出した鶏油」もデフォルトだと控えめ。近隣の家系人気店「わいず」がかなりしょっぱいハードパンチャーなのと対照的で、個人的にはこちらのほうがずっと好み。

 麺は家系定番の酒井製麺の中太ストレートタイプで、麺がやたら短いのが特徴。しかもちゃんと硬めで出てきました。量は並だと160gとのこと。

 チャーシューは一枚だけですが、結構噛み応えがあって、それでいて肉の旨味もそれなりに保たれていてまずまず。他にほうれん草、海苔3枚。

 ラーメン自体が上出来な上に、とにかくコスパ抜群。でも近隣の「わいず」にも依然行列が出来ていて、客の住み分けが出来ているようでした。

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2024.06.05

スターマッスル@神田 ~ 醤油マッスルラーメン・ポーク

Starmusl2405001

 山手線神田駅西口から外堀通りへ出て、鎌倉橋交差点のそば。かつて「天天有」や「孫鈴舎」があったところ。先客7,後客ゾロゾロ。食べている最中に店内に待ち客も発生。

 店内のタッチパネル式券売機ボタンを見て「醤油マッスルラーメン・ポーク(880円)」を注文。ランチサービスなし。券売機で食券買うと厨房にそのままオーダーが通り、出来上がると食券に書いてある番号で呼び出される松屋みたいなシステムを採用しています。当然食後は下膳口へ自分で運びます。

 メニューは他に塩マッスルラーメン、 マッスルサラダ麺など。いずれのメニューもチャーシューはポークとチキンが選べます。なお店外や券売機の上に各メニューのカロリー、タンパク質、脂質、炭水化物、食塩相当量が表示されていて、食塩相当量なんて見ると「スープ全部飲んだら身体に悪い」のが一目瞭然(つД`)

 店内は厨房前に縦長カウンター5席と壁沿いに縦長カウンター10席。卓上には紅生姜、ニラ味噌、酢、胡椒。

Starmusl2405002

 わずかにとろみ&ざらつきを感じるスープは非常に判りやすい豚骨醤油味。しかも心持ち生姜を利かせているみたい。ライトな家系に似ていなくもないのですが、かえしが全然うるさくなくて旨味が遥かに強いので家系でもないかな?

 麺は中太ほぼストレートタイプ。濃いめのスープとの相性は文句なし。味変アイテムはニラ味噌でピリ辛に仕上げるのが非常に気に入りました。

 薄くて柔らかいチャーシューがたっぷり入っているのがこの店の最大のウリかな?他に細切りメンマ、ナルト、ニラ、刻みネギ。

 コスパはかなり良く、近所の家系人気店よりは身体に悪くはなさそう(五十歩百歩でしょうが)ので、早い時間帯から混んでいるのも納得。

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2024.06.01

一元堂@神保町 ~ 笠岡ラーメン・醤油

Itigendou2405002

 建て替え中の三省堂神保町本店から続く靖国通り沿いの古本屋街に立地。先客ゼロ、後客1。岡山県の西部にあるご当地ラーメン「笠岡ラーメン」がウリの店です。個人的には現地の笠岡ラーメンは「いではら」で試食済

 店内の券売機ボタンを見て「笠岡ラーメン・醤油(900円)」を注文。ラーメンの食券をを渡すと、麺の固さをバリカタ・普通・柔らかめから聞かれましたが、デフォルトでもやや硬めと言われたので「普通」でお願いしました。ランチサービスなし。

 メニューは「塩」との二本立て。

 席は壁に向かった縦長カウンターが2本(6席+5席)。卓上には鶏醤油、特製ニラダレ、かつお節。カウンターの引き出しに胡椒、唐辛子、ガーリック、山椒。

Itigendou2405001

 笠岡ラーメンは一般的に「親鶏のみを使って出汁をとる」そうですが、この店は「コクと旨味の強い国産親鳥を使用し、鶏ガラ、国産椎茸、利尻昆布などで丁寧に出汁を摂り」とのこと。でも鶏の旨味が圧倒的に卓越しています。「厳選濃口醤油を数種類ブレンドした」かえしがやや前に出ていますが、しょっぱく感じるほどではなく辛うじて出汁とのバランスが保たれています。鶏油のてかりが目立ちますが、特に脂っこい感じは受けず。

 麺は笠岡・丸新麺業製の細目ストレートタイプ。水気の少なそうな麺で、確かにデフォルトでもやや硬め。「硬め」で頼むとスープに対して強すぎでしょう。そして食べているうちに急速に麺がスープに馴染んでゆきます。

 豚チャーシューの代わりに「濃口醤油で炊き、薄く刻んだ親鳥のもも肉」を乗せるのが笠岡流。具は他に穂先メンマ、白髪ネギ、笹切り青ネギ、白ごま。

 卓上のニラダレは味変アイテムとして気に入りました。唐辛子も混ぜてスタミナラーメン風にしてフィニッシュ。

 笠岡は岡山県の最西端にあって岡山駅からでもかなり距離があり、かつ何かのついでに行けるようなところでもないので都内で笠岡ラーメンを試食できる店としては非常に貴重。ただ普段使いに向かない店をこの場所に出したのはどうかな?

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2024.04.27

わいず@神田 ~ (家系)ラーメン

Waizu2402001

 山手線神田駅西口を出て正面の「神田駅西口通り商店街」内。ほぼ2年半ぶりの再訪。10時半から開店しているせいか、11時に到着した時には既に店内満席で外待ち2に接続。退店時外待ち8と相変わらずの人気を誇っていました。とはいえ、客層のほとんどはサラリーマン風の男性なので回転はすこぶる良いのですが、退店時に若い女性が二人も並んでいるのには驚きました。なお食券を買ってから並ぶ方式なので要注意。

 店入り口脇に設置された券売機で「らーめん(900円)」を麺硬めで固めで注文。屋号からは想像つきませんが、バリバリの家系の店です。
 
 メニューは台湾まぜそばとの2トップですが、台湾まぜそばを注文している方は見当たらず。ご飯が有料なのは都心店で値段を抑えている以上仕方ないかな?

 10数席あるカウンター背後のスペースが狭い上に席間もタイト。卓上には豆板醤、おろしニンニク、酢、ブラックペッパー。水セルフ。

Waizu2402002
 
 スープは典型的な家系の濃厚醤油とんこつ。しかも豚骨出汁がとにかくがっつりと濃いのが特徴で、これが人気の秘訣なのでしょう。昔は一般的な家系よりはスープがかなりしょっぱい気がしましたが、今は豚骨の旨味がはっきりと判る程度に塩気が抑えられています。それでもかえしがきついことはきついのですが、ご飯が無くても辛うじて美味しく頂ける範囲内。これならでスープを多少飲む気にもなります。

 麺は中太&強めの縮れ入り。濃厚スープをがっちり受け止め、かつつるつるした口当たりも悪くありません。
 
 チャーシューは意外に厚みがあり、かつ家系には珍しいしっとりした仕上がり。そしてわずかにスモーキー風味。他に海苔、ほうれん草、刻みネギ。

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