2021.10.08

きみのあーる@江戸川橋 ~ 中華蕎麦・塩

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 有楽町線江戸川橋駅から目白通りを東へ。石切橋交差点の先、セブンイレブンのある角を南へ入ってすぐ。もともと神楽坂にあったラーメン屋「きみの」が移転&代替わりした店です。先客ゼロ、後客3。

 店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「中華蕎麦・塩(850円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に「中華蕎麦(醤油)」「冷製(塩・醤油)」など。

 店内は縦長L字型カウンター10席。卓上には一味、白胡椒、伊達の旨塩、黒胡椒、すだち。

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 スープは「大山地鶏をベースに野菜、鰹節・煮干しなどの魚介に昆布や椎茸」を煮込んだものだそうで、しかも無化調。出汁は鶏を前面に打ち出したタイプではなくバランス重視。「四種類の塩」が心持ちうるさいのもののしょっぱく感じるほどではなく、あっさりかつ無化調らしいすっきりした味わいを楽しめました。

 麺は中細ほぼストレートタイプで、黒い粒々が目立つ全粒粉入り。スープとの相性や絡み具合は文句なし。終盤に店のお勧めに従ってすだちを入れて見たところ、わずかに感じられた塩の尖りが消えてさらに食べやすくなりました。

 チャーシューは小さめながらも旨味十分。他にメンマ、海苔、白髪ネギ。

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2021.10.06

麦ゑ紋@新宿 ~ 手揉みらーめん

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 新宿駅西口から小滝橋通りを北へ。龍の家の隣。「リンダ軒」の跡地。先客1、後客4。「はやし田」「くろ渦」「鳳仙花」「鈴蘭」等のブランドで新宿を中心に多店舗展開しているグループ傘下であることが店内に掲げられていました。

 店内の券売機ボタン先頭の「手揉みらーめん(800円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは「合い盛りつけめん」との基本二本立て。

 店内は「リンダ軒」そのまんまのようで、半円形カウンター8席と2人卓×4、4人卓×2。卓上には胡椒のみ。

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 スープは店内の能書きによると「豚ゲンコツ、豚背骨、豚足、北海道産の鮭節をベースに数種類の乾物を低温でじっくり炊き合わせたもの」とのことですが、その中で鰹節がやや強く出た印象。表面の脂が多めなのはともかく醤油が結構うるさいのが難で、食べ進みにつれて急激にしょっぱさを覚えるように。よってスープを飲み進む気は起らず。

 手もみ麺は菅野製麺所製なのかな? 平たい中太縮れ麺ですが「麺を茹でる直前に、手もみを加え不揃いな形状を演出」しているんだとか。つるつるした口当たりで、ピロピロというには麺に厚みがありすぎるものの濃いスープとの相性は文句なし。またかなり歯応えが強く、もっちりという形容にはちょっと遠いかと。

 豚の腕肉を使った筋状にほぐれやすいチャーシューはスープとは対照的に程よい煮込み加減。他にメンマ、青菜、海苔、刻みネギ。

 この感じだとこの店は「合い盛りつけめん」のほうが良さげ。

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2021.09.22

轍@高田馬場 ~ ふく流らーめん

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 JR高田馬場駅から早稲田通りを東へ。東西線高田馬場駅の東端出口近く。かつて「石器ラーメン」があったところ。先客ゼロ、後客2。

 店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「ふく流らーめん(880円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に「煮干しらーめん」「マゼニボジャンキー」等など。

 店内は縦長カウンター10席のみ。背後が狭めで手狭な上に、席間も狭くて衝立もないので、正直混んでいる時は入るのを躊躇うかも。卓上にはミル入り粒黒胡椒のみ。

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 白濁したクリームみたいなスープはウンチク書きによると「国内鶏(阿波尾鶏)の胴ガラ、ゲンコツ、モミジをベースに巨大圧力釜で旨味、コク、香りをしっかり抽出し、素材そのものの味を引き出します。一度目に抽出した、透き通る清湯スープを圧力鍋に戻し、再度強火で圧力をかけて旨味をさらに抽出し、白湯スープに炊き上げます」とのこと。鶏臭さは全く感じられず、かえしなり塩なりが妙に自己主張したりせず、鶏の旨味を存分に味わえます。

 白い泡状のものは「エスプーマ」は徳島県産の木頭柚子と特製昆布出汁を使用したもので、濃厚な鶏白湯スープにさわやかさを演出する趣旨だそうです。さわやかさを演出できているかどうか微妙ですが、鶏白湯スープにありがちな単調さ、飽きやすさが微塵も感じられず、ついついぐいぐいと飲み進んでしまう辺り、エスプーマが一役買っているのかも。

 麺は中細ストレートタイプ。つるつるした食感で噛み応えもそれなりにあってまずまず。スープとの相性も文句なし。

 低温調理のピンクチャーシューは意外に厚みがあり、かつ弾力性もあって噛み切るのにちょっと力を要するかな。他に水菜、刻み玉ねぎ。

 スープに金をかけすぎたのか、値段の割に具はしょぼめですがクォリティーには大満足。このタイプなら学生の多い高田馬場ではなくオフィス街に出店したほうが受けそうですが。

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2021.09.16

山本家@新宿 ~ (家系)ラーメン

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 新宿駅西口「ヨドバシカメラ」各館が並ぶエリアにあり、「時計総合館」の手前。バスターミナルが「バスタ新宿」へ集約されて以来、この辺りは個人的には全く縁がなくなってしまいました。11時の開店直前に往訪したところ先客ゼロでしたが、開店と共にゾロゾロ後客がやって来て退店時には外待ち4人。

 屋号通り「家系」の店なのでメニューはいたってシンプル。店内の券売機ボタンを見て「ラーメン・並(700円)」を「麺硬め」で注文。食券を渡すとライスの要否を聞かれます。なお終日ライス無料サービス&おかわり自由と太っ腹。

 店内はL字型カウンター14席のみ。繁盛している店なので奥から詰めて座らせるのは結構ですが、席間が狭めな上にその間に申し訳程度に衝立を置いただけなのが気になります。卓上には刻み生姜、豆板醤、おろしにんにく、酢、ブラックペッパー、白ごま。さらにバリバリきゅうりがあることから「武蔵家」と関係がある店なのかも。

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 若干とろみがかったスープは家系お馴染みの豚骨醤油味ですが、いたずらにしょっぱくないのが幸いして豚骨の旨味を存分に楽しめる優れもの。この手のラーメンにしては極めて珍しいことにスープを飲み進む意欲すら沸いてきます。デフォルトのバランスが良いので味変は避けて、途中で白ごまを少々。もっともガツンと来るハードパンチャー志向の方には物足りないのか「味濃いめ」を頼む方が結構いました。

 麺はこれまた家系定番「酒井製麺」の短い中太ストレートタイプ。

 チャーシューは値段相応にちょっと小さめかな? 他にほうれん草&海苔。

 この辺りの家系ではぶっちぎりに美味いかも。

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2021.08.16

二男坊@新宿 ~ (豚骨)らーめん

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 新宿駅西口を出て北へ。新宿大ガード西交差点の手前。博多に本店があるラーメン屋が東京へ進出してきたもので、先客1、後客3。

 店内の券売機で最もシンプルな「らーめん(750円)」を注文。食券を渡すと麺の固さを聞かれたので「かため」でお願いしました。なお白ごはん無料かつ食べ放題なのがこの店の特徴。

 メニューは他に黒らーめん、食べる豚骨油そば、食べる豚骨油そばブラックなど。

 店内は縦長カウンター12席。卓上にはコショウ、替玉のたれ、白ごま、紅生姜。辛子高菜は卓上にないどころか、有料でも提供していないようです。

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 ややとろみがかったスープは判りやすい豚骨ベースながらm豚骨臭皆無&雑味がないマイルドでクリーミーなタイプでやや甘目ですが、豚骨の旨味は十分。店のウリが「女性が豚骨ラーメンに対して抵抗を持つ部分 - 豚骨臭い、脂っぽい、塩辛い」を排したところにあるようなので、よく言えば万人受け、悪く言えばあんまり本場っぽくない気も。

 麺は極細ストレートタイプ。

 具は豚ロース肉のチャーシュー、キクラゲ、刻み青ネギ。スープはご飯を欲する性格のものではありませんし、具もご飯のおかずとしては少々不足気味なので、ご飯をつける場合は何かトッピングが必要かと。高菜がないのが誠に惜しまれます。

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2021.07.16

はましょう@落合南長崎 ~ お昼御膳(鯛らーめん)

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 都営地下鉄大江戸線落合南長崎駅1番出口を出て目白通りを東へ歩いて10分弱。ファミマの先。先客・後客ともゼロ。

 店内の券売機ボタン先頭は「鯛らーめん(800円)」でしたが、鯛らーめんに鯛めし、しゅうまい1個がついた「お昼御膳(950円:数量限定)」が格安だったので注文。

 メニューは他に蛤らーめん(数量限定)、鯛煮干しつけめんなど。

 店内はL字型カウンター9席と2人卓×1、4人卓×1。卓上には醤油と酢だけで、共にしゅうまいを念頭に置いた感じ。

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 スープは「真鯛のあらと鶏ガラ、豚骨を合わせたあっさりスープ」とのウリ文句ですが、明らかに鶏ガラ&豚骨が強めに出ていて、鯛は言われればそんな感じもするな?といった程度。また表面の油層が結構分厚くてスープが熱々なのは良いのですが、それゆえ「あっさり」どころかかなり「こってり」した印象を受けました。こってりと感じる割には味は濃くないので、しつこさは全く感じずに済みます。

 麺は中細ストレートタイプで、表面の油層も手伝ってつるつるした口当たり。しっかりした噛み応え自体は嬉しいのですが、スープに対しては些か強い印象。

 肩ロースチャーシューは淡白な味わい。他にメンマ、刻みネギ、カイワレ。

 鯛めしは炊き込みご飯に鯛のほぐし身等を少し乗せたものですが、炊き込みご飯はジャーに入れっぱなしなのかかなりパサつき加減でイマイチ。一方しゅうまいは案外でかくて肉がみっちり。

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2021.06.30

大和@曙橋 ~ 煮干しそば

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 都営新宿線曙橋駅から坂を登って抜弁天へ向かう途中。しかも大通りからちょっと脇にそれた住宅街の中にあり、隣が銭湯。「ちとせ」の跡地。先客ゼロ、後客1。

 券売機ボタンを見るとほぼ「らーめん(800円)」一本に絞って営業している模様。らーめんの食券を渡すと「煮干そばor中華そば」と聞かれますが、なんで最初から券売機に「煮干しそば」「中華そば」とボタンを別々設置しないのか謎。

 店内は厨房前に縦長カウンター7席と2人卓×1。卓上にはブラックペッパーとホワイトペッパー。

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 店内にふんわり煮干の香りが漂ってきますが、スープはいかにもマニアを意識したような煮干しがっつりざらざらセメント系ではなく、それとはベクトルが真逆を向いたあっさり系。かえし控えめで薄味なのは大いに結構なのですが、残念ながら「出汁を存分に味わってもらう趣向」と言えるほど出汁が強くなくて、端的に言って物足りないかと。よって早い段階で卓上のブラックペッパーを投入。

 麺は三河屋製麺製の中太ごく緩い縮れ入り。「つるつる&もっちり」という形容がしっくりきます。

 チャーシューは豚ロースとバラが一枚ずつ。スープが弱いのでチャーシューの旨味が一段と際立ちます。他に細切りメンマ、刻みネギ、海苔。

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2021.06.11

鈴蘭@新宿3丁目 ~ 煮干中華そば

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 新宿通り新宿2丁目交差点を北へ。要通りと交わるあたりに立地。先客ゼロ、後客3。なんとほぼ9年ぶりの再訪。

 店内の券売機ボタン先頭の「煮干中華そば(800円)」を注文。

 メニューは他に炭火焼鰺煮干そば、銀の煮干そば、つけ麺など。なお往訪時「銀の煮干そば」は18時からの販売になっていました。前回往訪時は明らかにつけ麺推しの店で中華そばも一応あるというコンセプトですが、いつの間にか煮干推しの店に変わったようです。というか、それを知ったのが再訪の契機。

 店内はくの字型カウンター13席。椅子の間隔は広めですが、座席が高くで個人的には苦手。卓上に調味料類はなし。

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 とろみ強めのスープは「煮干しをメインに使用した魚出汁とゲンコツ、鶏ガラ、モミジ等を長時間炊き出した白湯のWスープ」とのことですが味わいの上では明らかに煮干しが強め。ただ食べ手を選ぶほど煮干し効かせすぎというほどでもなく、辛うじて万人受けする範囲内。濃厚な味わいですが、終盤になってもしょっぱく感じるようにはならないのでついつい飲み進んでしまいました。

 麺はやや平ための中太ごく緩い縮れ麺でつるつるした口当たり。もっちりと形容するには噛み応えやや強めかな? 濃厚スープにも負けず、相性文句なし。

 チャーシューは大きく見えますがペラペラでがっかり。メンマは大ぶりでちょっと硬くて苦手なタイプ。他にナルト、刻み玉ネギ、ナルト。

 「どこかで食べたことがある!」という印象は否めませんが、いたって無難で一定水準はクリアしており、しかも中休みなし&無休なのでなにかと重宝しそう。

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2021.05.12

澤田@新宿御苑前 ~ (動物魚介系)支那蕎麦

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 東京メトロ丸の内線新宿御苑駅2番出口から、新宿通りの1本北側の小路を東へ。「しろ八」の跡地。先客ゼロ、後客5。

 券売機ボタン先頭の「支那蕎麦(800円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは白醤油支那蕎麦との2本立て。券売機ボタンには「つけ麺(昆布水)」も用意されていましたが、往訪時には未発売。また肉雲呑や海老雲呑も売り物にしている模様。。

 店内はL字型カウンター9席のみ。卓上には一味、胡椒、酢。水セルフ。店は店主一人で切り盛りしていてちょっとしんどそう。

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 スープは豚、鶏、煮干し、節系などがベースで、無化調無添加。またタレは5種類の醤油をブレンドしているとのこと。動物・魚介のバランスが良く、また見た目通りすっきりとした味わいですが、惜しむらくはちょっとしょっぱめ。食べ始めはそうでもないのですが、食べ進むに従ってしょっぱさに嫌気が差してきました。当然ながらあまり飲む気は起らず。

 麺はストレート中細タイプ。つるつるとした口当たりで、スープとの相性や絡み具合は文句なし。

 チャーシューは小さめでバラとロースが一枚ずつ。他に大ぶりのメンマ、青菜、白髪ネギ。ロースのチャーシューとメンマはスープに合わせて濃い目に煮込まれており、基本的に濃い味好き向けの店なのかも。でも帰りしなに店先に掲げられたメニューをよく見ると、店のお勧めは券売機ボタン先頭の「支那蕎麦」ではなく、2段目の「白醤油支那蕎麦」でした。うーん、なんちゅートラップやねん・・・・

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2021.05.03

匠104@新宿御苑前 ~ フォアグラ鶏白湯らーめん

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 東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅から、第一旭や東横インが並ぶ通りを北へ。花園通りと交わる角に立地。先客ゼロ、後客1。屋号の「104」は「とし」と読むようです。

 券売機はなく、卓上のメニューを見て「フォアグラ鶏白湯らーめん(750円)」を注文。ランチサービスなし。後払い。

 メニューは極端に絞り込まれていて「フォアグラ鶏白湯らーめん」一本で勝負。トッピングのバリエーションすらあまりありません。

 店内は縦長カウンター10席のみ。残念ながら個人的にはカウンターの高さと比べて椅子が低くて食いづらいのなんの。卓上にはミル入りブラックペッパー、ラー油、黒酢。配膳時に「お好みに応じて加えてみてください」とのとアナウンスがありました。

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 スープはとろみ強め。鶏出汁の旨味ははっきりと判りますが、よくある鶏白湯スープと違って茶濁している上に、妙な酸味があるのが特徴。この酸味は黒酢によるもののようで、さらにフォアグラやオイスターソース、ラー油なども加わっている模様。「またお前か」的な鶏白湯と差別化すべく、思い切りオリジナリティーを出そうとした意欲は買えますが、それが成功しているかどうか、個人的にはかなり微妙。ただベースの鶏出汁が良くできているので、飲み進む気にはなります

 卓上にある黒酢やラー油はこの妙な酸味を強める方向にしか働きそうにないので、無難なブラックペッパーをゴリゴリしてみました。

 麺は浅草開化楼製の中太ほぼストレートタイプ。つるつるとした口当たりともっちりとした食感が楽しく、とろみの強いスープが麺に絡みまくってどんどんなくなって行きます

 2枚ある鶏チャーシューはいずれもしっとり柔らかタイプで淡白な味わい。一方半個の半熟味玉は何か香草っぽいものを仕込んである模様。他に茹でもやし。

 ユニークな一杯で悪くはないのですが、いかにもマニア需要が一巡したら終わりで常連客が付きづらく、これ一本では先々辛いんじゃないか・・・

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