爽亭@池袋 ~ 桜えびのせ かき揚げきしめん
JR池袋駅中央1改札と南改札の中間、1・2番ホーム脇。近くにユニクロあり。
「爽亭」は株式会社ジャパン・トラベル・サーヴィス(JTS)が運営する駅そばで、上野駅や熱海駅、三島駅などにも店舗展開しています。ただ名古屋駅の新幹線ホームなどにある「きしめん 住よし」の運営も同社が手がけている関係で池袋の「爽亭」できしめんが食べられると聞いて試食に出かけました。
店外の券売機ボタンを見て「桜えびのせ かき揚げきしめん(640円)」を注文。
券売機ボタンを見る限り、店の主力商品はあくまでもそば/うどんで、きしめんはあるにはあるといった程度。きしめんは注文した品の他には最もシンプルな「東京きしめん」と「牛玉きしめん」のボタンしかありませんでした。
店内は横長カウンター7席程度。給水機は店左奥にあるので、慣れたオッサンは先に水を汲んでから空き席へ向っていました。
「桜えびのせ かき揚げきしめん」はかき揚げの他に薄いきつねと花かつお、刻みネギが乗っています。花かつおを乗せた後にかき揚げを置いたせいか、花かつおが汁でシオシオになってしまってビジュアルを損ねています。
つるつる&ピロピロとした食感のきしめん自体は名古屋のものと大差ありません。ただ残念ながらつゆが決定的に違いました。やはり基本立ち食い蕎麦できしめん用につゆを用意している訳ではなく、蕎麦用のつゆをそのままきしめんに転用しているので、色も濃くて醤油の味が前に出ており、名古屋のきしめんみたいな「節系の出汁の旨味」はかき消されがち。
かき揚げはごぼう・にんじん・たまねぎが主体で、桜海老の風味がたまに感じられるといった程度。出来合いのものを乗せるだけなので、揚げたてのものが頂ける名古屋駅在来線3・4番ホームの「住よし」と比べるのは酷でしょう。
またちょうどひと月前に食べた「住よし」のかき揚げきしめんが660円とここよりちょっと高いのはかき揚げのクォリティーの差としてはっきり出ていました。
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