2024.07.22

藤@三河島 ~ 煮干しらーめん

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 常磐線三河島駅を北へ出て、三河島駅前バス停の先の路地を東へ入ってすぐ。大昔に「二代目にゃがにゃが亭」があったところ。先客、後客ともゼロ。

 券売機は無く、卓上のメニューを見て先頭の「煮干しらーめん(850円)」を注文。あっさりor濃いを聞かれたので「濃い」で。さらに柚子の要否も聞かれたので「あり」でお願いしました。ランチサービスなし。後払い。

 メニューは他に釜揚げつけめん、冷たいつけめん、油そばなど。またそれぞれについて小麦を変えた「プレミアム」メニューあり。夜限定で担々麺を用意。さらに往訪時は新たに「辛い系のメニューを始めた」と言ってました。

 店内は縦長L字型カウンター7席のみ。卓上には一味、酢、ごま油、ラー油、ブラックペッパー。水セルフ。店は母子で切り盛りしているのかな?オカンが「ボケ」、店主が「ツッコミ」みたいな感じでしたが(苦笑)。

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 丼の縁に魚粉が目立ちますが、スープはドロドロ系ではないどころか魚粉のざらつきすら感じられない、意外なくらいのサラサラ系。それでも煮干がしっかり効いているのは嬉しいのですが、個人的には味が濃すぎてしょっぱく感じられるレベルだったのが残念。これだと「あっさり」のほうが良かったかも。

 麺は自家製で中太縮れ入り。つるつるした口当たりで噛み応え強め。濃すぎるスープにもよく合っています。

 チャーシューは薄いながらも大判で肉の旨味もそこそこ保たれていて悪くありません。やや大ぶりのメンマは甘めの味付けで、しゃきっとした歯応え。他に海苔。

 麺が秀逸なのでつけめんのほうが良いかな?

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2024.07.17

富士松@荒川遊園地前電停 ~ 塩らーめん

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 都電荒川線荒川遊園地前駅から都電沿いに西へ進んですぐ。ほぼ5年半ぶりの再訪。先客、後客ともゼロ。

 券売機ボタン最上段の中から「塩らーめん(950円)」を注文。ランチサービスはなし。

 メニューは他に醤油、煮干し醤油、煮干し塩、鰹と煮干しの醤油つけ麺、鶏ダシ醤油つけ麺、生姜塩、生姜醤油、らーめん、夜間限定の味噌、さらに夏季限定の冷やし塩と来るたびにメニューが増えています。

 店内は縦長L字型カウンター12席のみ。卓上には胡椒のみ。店は店主一人で切り盛り。

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 スープはどんよりと濁っていて、しかも若干とろみがあるので、見かけは塩らーめんらしくありません。ベースは醤油と同じで、能書きによれば「純水を使用した鶏ガラスープに、香味野菜の香りや鰹節をはじめとした数種類の魚節・煮干しなどの旨みを重ね」たもののようですが、魚節の味わいが心持ち強めに出ています。

 塩ダレは「干し貝、干し海老、あさり等から抽出した旨味に、石垣の塩、五島の塩、フランスのゲランドの塩、他数種をブレンド」したとのことですが、これも妙に自己主張することなく、当然不必要な尖りもなく、概して優しめの味わいで飲み進んでも全く飽きが来ない優れもの。

 麺は細めのストレート麺でやや柔らかめ。以前は麺が柔らかすぎてお話にならなかった時もありましたが、今回はスープとの相性を考えれば十分許容範囲内。優しめのスープによく合っています。

 チャーシューは優しい味わいのスープに合わせるには意外なくらい厚みがあって旨味十分。メンマはなぜか甘めの味付け。他に海苔、刻みネギ、そして天敵大葉。てっきり青ネギだと思い込んで油断していたら大葉で軽く死亡しました(つД`) メニューには「大葉」と明記されているので、これに先に気が付いていれば大葉抜きで頼むべきだったと後悔するも時すでに遅し。

 天敵大葉入りなので個人的には最上位の評価はつけられませんが、スープは上々の出来。これといったラーメン屋がないこのエリアで長続きしているのも納得。

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2024.06.27

酒池肉林@三河島

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 常磐線三河島駅から尾竹橋通りを北へ。ただ店は尾竹橋通りには面しておらず、最初の信号を右に入った「荒川仲町通り」に入ってすぐ。先客ゼロ、後客1。

 券売機は無く、メニュー先頭の「魚介豚骨ラーメン(950円)」を注文。後払い。

 メニューは他に醤油ラーメン、塩ラーメン、島海苔ラーメン、島唐辛子ラーメンなど。店長が八丈島出身だそうで、島唐辛子は八丈島産。居酒屋が昼間にラーメンを出しているような屋号ですが、実態は逆でラーメン屋が夜にちょい飲みに対応している感じ。

 店内は厨房に向って縦長L字型カウンター7席のみ。卓上にブラックペッパー、七味、あらびきコショー、そして超激辛スパイス。カウンターの奥行きがあまりないのが少々鬱。

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 とろみ強めのスープは端的に言えばふた昔前の「またお前か」。ただ魚粉のざらつきこそ感じないもののかなり甘めなのが特徴。店内の貼り紙をよく見ると店のお勧めは「ピリ辛魚介豚骨の2辛」とあって、辛味を加えるのが前提なのでベースが甘いのかも。途中で卓上のあらびきコショーを投入してみましたが、確かに味が引き締まって良い感じに。

 全粒粉配合で黒い粒々が見える麺は中太緩い縮れ入り。濃厚スープに合わせてかやや硬めの茹で加減。

 チャーシューは意外なくらい厚みがあり、かつ炙りを入れたことによる焦げがあまったるいスープに程よいアクセントを加えています。他に薄切りメンマ、ほうれん草、刻みネギ、海苔。

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2024.05.06

馬賊@日暮里 ~ 担々麺

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 日暮里駅を東側へ出てすぐ。但し、北口改札と南口改札の間にあるので、駅舎の目の前の割にはぱっと見では判りにくいかも。なんと15年ぶりの再訪。先客4、後客ゾロゾロ。相変わらず日暮里屈指の人気店らしく、近所の方と思しき飾らない格好の方々がひっきりなしにやってきます。

 早速人気メニューの「担々麺(1000円)」を注文。他客の注文も担々麺が圧倒的。後払い。

 店内はテーブル席主体で、大小のテーブルがさほど広くもない店内に詰めこまれた格好。麺を伸ばしては板に叩きつけている様子がガラス越しに外からも窺えますが、重ための音がズシン、ズシンと店内に響きます。一応中華料理屋の体裁は取っていますが、メニューを見ると麺類に力を入れているのは一目瞭然。卓上にはラー油、酢、醤油、ブラックペッパー。

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 黒ゴマに起因すると思しき、担々麺にしては赤くなくて黒々としたルックスで登場。見た目通りラー油や唐辛子はあまり利かせていないせいかほとんど辛くなく、ごまだれから来る甘みとスープの旨味で押すタイプです。

 不ぞろいでやや太め。そして表面にちょっとざらつきのある手打ち麺は秀逸。もちもちっとした食感がなんともいえません。

 具は超細かいひき肉と青菜、刻みネギと超シンプル。ひき肉をサルベージしているうちにスープもどんどん飲んでしまい、担々麺では極めて珍しいことについついスープをほぼ完飲。それだけ美味いということなのでしょう。ごちそうさまでした。

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2024.02.15

ヤミーマーゴ@町屋 ~ 鶏ぱいたんラーメン

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 千代田線町屋駅を出て尾竹橋通りを1kmほど北へ。隅田川を渡る橋も近い辺りに立地。先客ゼロ、後客4。

 券売機ボタンを見て「鶏ぱいたんラーメン(900円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に「おさかな醤油ラーメン」「汁あり鶏たんたん」「汁なし鶏たんたん」など。夜はちょい飲み屋にもなるようです。後客も全員「鶏ぱいたん」を注文。
 
 店内は縦長カウンター4席と2人卓×4。卓上には山椒、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、酢、七味。

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 若干とろみがかったスープはルックス通り非常にわかりやすい鶏白湯。鶏出汁も良く効いていて濃厚で、重さやくどさはないものの個人的にはややしょっぱいのが難。またこの手のスープの通弊として飽きが来るのが早いので、途中山椒をゴリゴリしてアクセントに。

 麺は中細ストレートタイプ。つるつるした口当たりでやや柔らかめの茹で上がり。

 鶏チャーシューはしっとりタイプ。他に鶏つくね、茹でキャベツ、かいわれ、穂先メンマ、刻み青ネギ、刻み紫タマネギ。
 
 この感じだと「汁なし鶏たんたん」が面白そう。

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2023.08.18

のぶ良し@小台電停 ~ つけそば

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 都電小台電停から「あっぷるロード」を南へ。先客ゼロ、後客8。

 券売機ボタンを見て「つけそば・並(820円)」を注文。並だと麺量は200g。ちなみに大盛は300g(+80円)、特盛は400g(+160円)とのこと。

 メニューは他に辛つけそば、中華そば、濃厚中華そばなど。どう見てもつけそば推しの店ですが、中華そばを頼む客もちらほら。

 店内は縦長カウンター8席。座席はサスペンション付きで座り心地が良いものの、残念ながら席間が狭め。卓上には酢、一味、ブラックペッパー。

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 具は麺皿のほうにバラ肉チャーシュー、薄切りメンマ、海苔が乗っているものの、つけ汁のほうは僅かに刻みネギが確認できるだけ。
 
 つけ汁はとろみ強め。広い意味でふた昔前の「またお前か」的な濃厚動物魚介系ですが、魚粉がざらつきを感じさせるほどではありません。また食後にそんなに胃もたれしないところから察するに豚骨より鶏出汁のウェイトが高そう。また類例よりは酸味を強く感じた反面、甘ったるさやくどさは感じず、割と食べやすいほうと思いました。
 
 麺は村上朝日製麺の平たい中太ストレートタイプ。つるつる&もっちりという形容がしっくりくる食感でつけ汁との相性も文句なし。
 
 スープ割りは小鉢で出てきました。さすがにスープ割りだと甘さが際立ってくるみたいなので、少しだけ飲んでフィニッシュ。

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2023.03.03

わがまま@西日暮里 ~ 塩ラーメン

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 山手線西日暮里駅の東側、京成本線の高架を越えた先の住宅街の中でポツンと店を構えています。先客1,後客6。札幌・すすきので朝まで大人気の「いそつー」の姉妹店だそうですが、不勉強で「いそつー」という店は初耳。また「尹善栄の店」を冠していること&場所柄から察せられるように、元々は韓国料理屋だったようです。

 券売機はなくメニューを見て、看板メニューとある「塩ラーメン(850円)」を注文。ランチサービスなし。後払い。
 
 メニューは他に味噌ラーメン、辛味噌ラーメンの3本立て。

 店内は店奥に4人卓×2。入口近くにテーブルを壁に寄せた形のカウンター3席。卓上にはホワイトペッパーとおろしニンニク。

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 透明度の高いルックスで登場。表面の脂が多めなのはともかく、塩ダレが強くて好みよりはかなりしょっぱめで、せっかくの動物系出汁の旨味を損なっているような気がしました。よってあまり飲み進む気はおこらず。

 麺は中太縮れ入り。どちらかといえば味噌ラーメンに合いそうな、噛み応えのしっかりしたタイプ。

 チャーシューは淡白な味付けながら意外にも厚みがあって、噛みしめると肉の旨味が広がってきます。細メンマは甘目の味付け。スープが好みではないので麩入りはあまり意味なし。他にほうれん草、笹切りネギ、海苔。

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2022.10.10

MANNISH@日暮里 ~ コッテリの塩らー麺

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 尾久橋通り沿いで日暮里と西日暮里駅のほぼ中間。隣が酒屋「カクヤス」でそのピンクの看板が遠くからでも非常に目立ちます。先客1、後客3。
 
 店内のタッチパネル式券売機で基本と思しき「コッテリの塩らー麺(850円)」を注文。ライス無料サービスあり。
 
 麺の量、背脂の量、ライスの要否も券売機で指定できるのはともかく、最後の現金投入も含めて券売機がどうにも使いづらく、あちこちに貼り紙で補足説明を入れざるを得なくなっている辺りにハード・ソフトとも工学的な敗北感が漂っています(苦笑)。
 
 また食券を店員に渡さなくてもそのまま厨房へオーダーが通るのは良いのですが、配膳時に客席の受付番号を店員がちゃんと確認しないのでたいして店は混んでないのにいきなり配膳を間違える始末。なんか仏作って魂入れずというかなんというか・・・

 メニューは他にコッテリの塩つけ麺、コッテリのネギだく醤油らー麺、あっさりの塩らー麺など。但しそれらはいずれも数量限定。 


 席は券売機横の壁に向かってカウンター3席と2人卓×6。卓上には一味、ブラックペッパー、酢。水セルフ。

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 スープは豚骨ベースでしょうか。細かい背脂がびっしり浮いていて確かに「コッテリ」ですが、背脂ギトギトというほどではありません。また食べ始めはともかく、終盤になるとしょっぱさが嫌みになってスープを飲み進む気は起らず。
 
 麺は太目の縮れ入り。やや硬めで噛み応えがしっかりしているのは悪くないのですが、このスープだともうちょっと細い麺のほうが相性が良かった気も。
 
 チャーシューはぱっと見小さめに見えますが案外厚みがある上に旨味もちゃんと保たれていてまずまず。白髪ネギからは胡麻油の香り。他にメンマ、ワカメ、ひき肉、海苔。それなりに具があるのでしょっぱいスープの力を借りなくても小ライスのおかずには困りません。
 

 「ラーメンショップ」の一杯を塩ベースで少々お上品に作ってみました!!といったところでしょうか。

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2022.03.11

SUNGO@荒川遊園地前電停 ~ 煮干ラーメン

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 都電荒川遊園地前駅電停から荒川遊園通りを南へ。斜向かいにドラッグストア「ぱぱす」あり。先客1、後客ゾロゾロ。退店時外待ち7。金土日しか営業していないというハードル高めの店ですが、既に結構な人気店になっているようです。自宅を改装したような外観が特徴的。

 店内の券売機で「煮干ラーメン・トリュフ風味(800円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に「濃厚魚介豚骨つけ麺」「濃厚エビ豚骨つけ麺」「エビトマト豚骨つけ麺」など。店外に置かれたメニューでは「煮干ラーメン」が先頭でしたが、品揃えはどう見てもつけ麺推し。

 店内は縦長カウンター5席のみ。卓上には一味、白こしょう、タバスコ。店主が一杯一杯丁寧に作っているので回転は良くなさそう。

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 丼の縁周りに魚粉が目立つ判りやすい濃厚煮干し系でざらつきもそこそこ感じますが、見た目と違ってとろみはあまりありません。黒い液体が「トリュフ風味」の正体なのかな?でもトリュフの個人的な経験値が低すぎて、これの有無による違いはよく判らず。濃厚煮干し系でよくありがちなやたら味が濃すぎる、しょっぱすぎるという弊を免れている辺りがトリュフ効果なのかも。
 
 麺は中細ストレートタイプ。この手のラーメンにありがちな水気が少なそうな麺で、若干ごわついた食感。券売機に替玉のボタンがありましたが、特に量が少ないような感じはしませんでした。
 
 鶏チャーシューはしっとり系でわずかにスパイスがかかっていました。豚チャーシューと青菜が超冷え冷えで出てきたのはちょっと残念。他に刻み玉ねぎ・・・と思っていたら、どうも海苔を入れ忘れたらしく、食べている最中にいきなり店主が海苔を丼に突き入れて来ました。全く悪気はないのでしょうが、客によっては喧嘩になるんじゃないかと・・・
 
 あここれ不慣れな点が目につきましたが、これといったラーメン屋が少ないこのエリアで人気店になるだけのクォリティーであることも確か。

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2022.02.26

桃天花@三河島 ~ 担々つけ麺

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 三河島駅から尾竹橋通りを南へ。尾竹橋通りから若干東に引っ込んだ位置にあってやや判りにくいかも。なんとほぼ12年ぶりの再訪。先客・後客ともゼロ。
 
 外見は街の中華料理屋さんそのものですが、事実上は坦々麺を中心とする麺類専業店。超久しぶりなので店イチ押しの「担々つけ麺・並(830円)」を「辛口」で注文。ランチサービスなし。なお辛さは普通/辛口/激辛/極辛の4段階。
 
 メニューは他に担々麺、ゴマカレーつけ麺、カレー担々麺、醤油つけ麺など。汁なし担々麺は夜のみ提供とのこと。
 
 店内は街の中華料理屋らしくテーブル席主体(4人卓×3、6人卓×2)で、カウンターはわずか4席のみ。卓上にはラー油、酢、醤油、コショウ、一味。店はオヤジ一人で切り盛り。

Toutenka001  

 つけ汁は辛口にしてもらったはず、かなりざらつきを感じるほどに胡麻ダレが効いているため辛さはさほどのものではなく、せいぜいピリ辛といったところ。また魚粉も大量に加えているせいか全体にかなりとろみが強くて、最初は麺が沈まないくらい。
 
  つけ汁の中にはぐだぐだに崩れる寸前まで煮込まれたチャーシューやメンマ、小松菜、そして固ゆでの味付玉子が半個沈んでいてかなり具沢山。
  
 しかしたくさん具を後乗せしたのか却ってよくないのか、つけ汁は酷く温いのなんの・・・厳寒期にこれは厳しい。そしてこの温さは味わいのほうにも確実に悪影響を与えたようで、なんかぼやけた感じに。また食べ始めはちょっと薬膳っぽい香り&味わいがするのも個人的には苦手。

 麺は浅草開化楼製の中太平打ちっぽい緩い縮れ麺。つるつるとした口当たりともっちりとした食感は悪くありません。

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