2021.10.04

七彩飯店@東京 ~ 喜多方らーめん

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 東京駅八重洲地下街の「八重洲地下2番通り」、すなわち地下街のほぼ東端、ローソンの先の飲食店が固まったエリアにあります。「ラーメンストリート」のほうではないので注意。八丁堀の人気店「七彩」の関連店のようで、先客2、後客ゾロゾロ。外待ちが出来るほどではありませんが退店時にはほぼ満席となり、早い時間帯から賑わっていました。

 店先のタッチパネル式券売機で基本と思しき「喜多方らーめん(870円)」を注文。ランチサービスなし。券売機はキャッシュレス優先で作ってあるっぽいのに「現金払いのみ」で利用しているので使いづらさが目立ちました。

 メニューは「油そば」との二本立て。

 店内は2つ横並びのコの字型カウンターと小さなカウンター席合わせて20席。卓上にはブラックペッパーのみ。カウンターは席間がやや狭く、またコの字カウンターは吉野家等のそれと比べると対面が近いのが難。大声で談笑している小グループ客が気になったのか、その対面にいた方は席を移っていました。

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 透明感高いスープは判りやすい動物魚介系。脂分は少な目であっさり系なのはともかく、優しい味わいと評価するか出汁が弱くて物足りないと評価するか微妙なところ。

 麺は平打ちの縮れ入り。スープ絡みまくりのぴろぴろとした啜り心地は悪くないのですが、かなり柔らかめの茹で加減で「でろでろになる寸前」と形容してもいいくらいの惨状。うーん、さすがにこれはどうしたものか・・・

 一方チャーシューはそこそこ厚みがあるものが4枚。個人的な好みよりは若干濃い目の煮込み加減ですが、それでも突出して美味い!! 他にメンマ、刻みネギ。

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2021.08.17

天金狗@日本橋 ~ ゴマタマーらー麺

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 外堀通り「呉服橋」交差点の南。鉄鋼ビルの向かい。先客ゼロ、後客4。

 外観や店内のタッチパネル式券売機を見るとどちらかと言えばつけ麺推しっぽい感じですが、「ゴマタマーらー麺(850円)」を注文。麺量は150g、200g、250g同値段なので250gでお願いしました。

 メニューは他に「辛酢天狗らー麺」「ゴマタマつけ麺」「辛酢天狗つけ麺」など。夜は「夜金狗らー麺」も提供。また往訪時は数量限定で「ゴマタマせあぶららー麺」を出していました。

 店内は縦長L字型カウンター11席。卓上にはコショウのみ。水セルフ。卓上のポットは水ではなく割りスープなので注意。

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 動物系出汁ベースと思しきスープは醤油、特にその酸味がうるさい上に、かなり脂っぽくて残念。ただ麺量を増やしてもスープをケチらず、両者のバランスが崩れていない辺りは評価できます。

 麺は平たい中太ほぼストレートタイプで水気の多そうなつるつるした口当たり。「もっちり」と形容するにはちょっと柔らかめの仕上がり。

 チャーシューは崩れやすいバラとロース。他にメンマ、たっぷりと刻み玉ねぎ、白ごま、刻み青ネギ、海苔。

 近所のサラリーマン向けの量自慢の店なんでしょう。この出来だとたぶんつけ麺のほうが正解。

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2021.05.29

たた味@小伝馬町 ~ スタミナ中華

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 東京メトロ日比谷線小伝馬町駅から江戸通りを東へ。小伝馬町3丁目交差点そば。11時半の開店15分前に到着したところ既に先客7。開店時間が10分繰り上がったものの、その時点で後客がゾロゾロ並んでおり、退店時には外待ち10人強と相当の人気店のようです。軒先に看板が掲げられているのに屋号が記されていないのは妙だと思ってよく見ると、雷紋の中に「たた味」という文字が隠れていました。

 店内の券売機を見て「スタミナ中華(880円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは基本「中華そば」「辛スタミナ中華」との3本立てですが、往訪時には「中華そば」は販売されていませんでした。また卵と半ライスが付いた「セット」を頼む客が非常に目立ちました。特に店では卵をつけるよう勧めていますが、徳島ラーメンみたいに肉に卵を絡めて食べることを想定しているようです。

 「スタミナ中華」や「辛スタミナ中華」は、にんにくor生姜/あぶら/からめの無料トッピング付き。配膳直前に要否を聞かれるので「生姜/あぶら/からめ」でお願いしました。なお「からめ」は二郎系にありがちな「味濃いめ」の意味ではなく自家製香唐辛子だとわざわざ注意書きが付されていました。

 ニンニク臭が強く漂う店内はL字型カウンター8席でやや手狭。しかも床が歪んでいるのか、椅子がガタついて難儀。卓上には酢、一味、ペッパー。麺の茹で時間がかかる上に1ロット3杯ずつしか出来ないので着席から配膳まで20分以上かかりました。ただ接客は非常にこなれています。

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 「あぶら」入りにしたので当然ながらスープの表面は油でテカテカ。ただ生姜を合わせたのが奏功して、食べる分には見た目ほど油っぽさを感じずに済みました。もちろんパンチみたいなものを求める向きにはニンニクを合わせたほうが良いと思いますが、いかにもしつこそうなものをあまりしつこさを感じずに食べるのもまた一興。もっとも店がわざわざ「多化調」と主張している通りの味わいですが(苦笑)。「からめ」は別皿で出てくるので、味変アイテムとして途中で投入。

 麺は浅草開化楼製の太麺で強い縮れいり。ワシワシと形容するほど硬くはありませんが、それでも噛み応えは相当なもの。麺量はやや多めで、ボリューム的には半ライスをつけなくても十分。また見た目と違って味がやたら濃かったり、しょっぱかったりするわけでもないのでライスや卵が無いと食べづらいわけでもなく、個人的にはあえて「セット」にする必要はないと思いました。

 具は炒めた玉ねぎがたっぷり入っている他、ニラ・白ネギ・角切り厚めのチャーシュー。炒めた玉ねぎが甘いのはもちろん、ぶっとい白ネギも苦手な臭みは全くなくて甘味満点。

 早い時間帯から行列が出来ているのも納得の一杯。ただその行列に女性が一人もいないのもまた納得(さらに苦笑)。

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2021.04.11

駄目な隣人@人形町 ~ REGULAR(醤油ラーメン)

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 都営浅草線人形町駅A5出口を出てすぐ。結構な人気店のようで、11時半の開店5分前に到着したところ先客2、開店までに5人。退店時外待ち9人。行列を見て諦めて退散する方も見かけました。ただ開店前・開店後とも店の行列整理が追いついていないのが気になりました。

 券売機は無く、着席後にオーダーシートを提出して先払い制。基本と思しき「REGULAR(醤油ラーメン:850円)」を注文。「太麺・細麺・大盛」と選択肢が3つあって大盛は排他的ではないのが謎で、とりあえず太麺を注文しましたが、大盛がいくら増しなのかどこにも書いてありませんでした。

 メニューは基本醤油ラーメンのみのようで、「PLUS」は味玉、「SUPREME」は特製とのこと。

 店内はL字型カウンター9席。カウンターの背後が狭いとはともかく、最近出来た店にしては珍しく席間も狭くて当然仕切り板もありません。卓上には鰹節、粒黒胡椒、醤油に加えて生卵、焼き海苔、ニラ胡椒が置かれていて、いずれも取り放題。

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 スープは「ビストロのシェフが本醸造醤油とブイヨン・ド・レギュームで作り上げたスープ。仕上げにしょうがコンフィの油をブレンド」とのこと。アンシャン・レジームならともかくブイヨン・ド・レギュームって何のことやらさっぱり判らなかったのですが、どうも野菜スープのようで。でも洋風スープではなく、ラーメンのスープっぽく仕上がっているのが面白いところ。生姜がやや強めに効いているのはともかく、それ以外に苦手な香味野菜が混じっているのが気になりましたが、何に由来するのか不明。

 麺は菅野製麺所製の手もみで平たい中太タイプ。いかにも密度が高そうな噛み応えがしっかりした麺で、麺自体は好みですがスープに対しては心持ち強すぎる気も。

 具は自家製タレでマリネし低温で調理したロース肉のレアチャーシュー、バラ煮豚のチャーシュー、香草と薄口醤油で漬けたメンマ(これがスープの苦手な味わいに作用?)、九条ねぎ、紫スプラウト。

 やや飽きが来やすいスープだったので途中で生卵やニラ胡椒を入れてましたが、生卵はスープが温くなってしまう悪影響のほうがでかくて失敗でした。これはサイドメニューのご飯を食べる人向けなのでしょう、たぶん。

 どう見てもマニア志向の店っぽくて、個人的には一回で十分かな。

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2021.01.02

悠@神田 ~ (鶏ガラメイン)らぁめん

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 神田駅の南、中央通り室町4丁目交差点を西へ入る。近隣に「雲林坊 日本橋室町店」あり。先客1、後客1。屋号は「はるか」と読みます。約2年ぶりの再訪。

 店内の券売機ボタン先頭の「らぁめん(850円)」を注文。

 メニューは他に「ざるらぁめん」や「納豆らぁめん」など。また往訪時には数量限定で「煮干しらぁめん」を出していました。

 店内は縦長く字型カウンター10席(前回往訪時から4席減)。卓上には酢、醤油、胡椒。往訪したのが暇な時間帯だったせいか、厨房内には店主一人だけ。

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 大きめの丼にスープたっぷりで登場。店のウンチク書きによるとスープは「大量の鶏ガラと豚のゲンコツをメインに、鳥の関節部位を数種類使用」とのこと。総じてあっさり、すっきりした味わいながら若干醤油が正面に出た古典的な醤油ラーメンっぽい側面も少々。厨房から鶏ガラ出汁の香りが強く漂ってくる割には出汁の旨味が醤油にかき消され気味でちょっと惜しい気も。そしてこの手のラーメンにはなぜか胡椒がよく合います。

 麺は平打ちっぽい並太麺で、いかにも水気の多そうなつるつる、もっちりした食感。スープはさっと絡む程度ですが、とにかくここの麺は文句なし。この出来だと冬でなければ「ざるらぁめん」のほうが良いのかも。

 全体が優しい味わいなのに豚肩ロースのチャーシューは意外に厚め、かつ程よく脂が差して食べ応え十分。他にメンマ、小松菜、刻みネギ、海苔。

 駅近&中休みなしでやっている店(朝ラーを始めた代わりに土日の営業は止めた模様)はこの界隈では貴重なので、また来ると思います。

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2020.12.22

京都銀閣寺 ますたにラーメン 室町店@新日本橋 ~ (背脂鶏ガラ)ラーメン

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 総武線新日本橋駅を出て中央通りを北へ。神田駅南口からも至近距離。かつて「たかくら」や「みちお食堂」があったところ。言うまでもなく「京都銀閣寺 ますたにラーメン 日本橋本店」の支店です。なお日本橋本店は再開発に伴って、室町店開店の直後に移転&再開業。また3年半前に行った田町店は2000年4月に閉店したようです。

 店外の券売機で基本と思しき「ラーメン(830円)」を注文。食券を渡すと麺の固さ・背脂の量・辛味の量を聞かれたので「麺硬め」のみ指定。また無料サービスのご飯の要否も聞かれたので「半盛」でお願いしました。ご飯は大盛、並盛、半盛、小盛から指定できます。

 メニューは他にチャーシューメン、辛みそラーメン、つけそば等。

 店内は厨房前に横長カウンター7席、壁に向かったカウンター7席。卓上には醤油、ラー油、ラーメンタレ、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、酢、にんにく、特製一味。

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 店のウンチクには 「当店のスープは三層のスープになっており、上層は甘味がありマイルド、中層はさっぱり醤油味、最後にピリっと辛いアクセントがあります」とあり、昔はその味の変化が楽しめたような記憶がありますが、もうすっかりその辺はアバウトというかあいまいになってしまったのかな? 

 久しぶりに食べてみたらどうもデフォルトでも背脂の量が多くなったみたいですが、見た目と違って全然脂っぽくありません。ただ背脂層&さっぱり目の鶏がらベース醤油味のままだと少々物足りないので、卓上の特製一味を投入。食べ終わる頃になってようやく底のピリ辛が顔を覗かせてきました。

 麺は中細ストレート麺。心持ち口当たりがわずかにざらざらしており、堅めにしたため粉っぽい感じもしますが、スープとの相性はまずまず。

 具はペラペラのチャーシューが数枚と多めの九条ネギ、メンマ。具が多い訳ではなく、スープもご飯を欲するタイプではないのに無料サービスのご飯の量が案外多いのは相変わらずで、半盛でも小さめのお茶碗一杯で出てきます。

 神田駅周辺ならともかく、室町界隈は近在のサラリーマンが気軽に昼飯に使えるラーメン屋が意外に少なく、本格的なラーメン好きはさておき、「さくっと飯でも食って帰るか?」といった程度のニーズを捉えるには十分なクォリティーを維持しているこの店が早い時間帯から繁盛しているのも納得。

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2020.11.03

山下@人形町 ~ 煮干中華そば

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 日比谷線人形町駅A1出口から甘酒横丁を東へ。最初の信号を右折してすぐ。「ばしらぁ」の跡地。先客1、後客4。

 店内の券売機ボタン先頭は「濃厚煮干そば」でしたが、その次の「煮干中華そば(750円)」を注文。麺大盛無料なので大盛にしてもらいました。

 メニューは他に油そばなど。「限定」のボタンもありますが、往訪時には提供無し。夜はちょい飲みも出来るようにつまみ類をあれこれ出しています。

 席は壁に向かってカウンター4席と4人卓×2。卓上にはブラックペッパーと一味。紙おしぼりのサービスあり。

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 配膳時に丼から煮干しの香りがはっきりと漂ってきます。そこから来る期待を全く裏切ることなく、スープにはしっかりと、だが魚臭さやエグミを感じさせない範囲内で煮干を効かせています。表面の脂が案外目立つのはともかく若干甘目、しかも醤油がややうるさくて味が濃すぎるのが難。ご飯が欲しくなるほどしょっぱいわけではなく、麺をいただく分には特に支障ありませんが、飲むのは躊躇われるレベル。「煮干中華そば」でこれだと「濃厚」は個人的にはアウトだろうなぁ、たぶん。

 麺は自家製の並太ストレートタイプ。やや柔らかめの仕上がりですが、つるつる&もっちりした食感は悪くありません。大盛でもスープとの量的バランスが保たれているのは嬉しいところ。

 チャーシューは炙り入りで、しかも適度に脂がさしてまずまず。青菜は茎のしゃきっとした感じが良い箸休めに。他にメンマ、ナルト、刻みネギ。

 

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2020.06.29

ソラノイロ トンコツ&キノコ@京橋 ~ もち豚の肉そば 黒

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 地下鉄銀座線京橋駅直結、1Fに「明治屋」がある「京橋エドグラン」のB1F。オープン当初はいかにも「ソラノイロ」系列らしいバカ高いラーメンしかない店だったので、縁がないものと放置していたのですが、銀座でも日本橋でもない京橋という微妙な場所では強気な商売は続かなかったのか、メニューを見直したと聞いてようやく往訪。先客ゼロ、後客4。

 店内のタッチパネル式券売機ボタン先頭の「もち豚の肉そば・黒(800円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に「もち豚の肉そば・白」と「キノコのベジソバ」「油そば」。オープン時のウリだった「スパイストンコツソバ」は止めたようです。また券売機には「限定」のボタンがありましたが、それが何なのか案内は見当たらず。

 店内はコの字カウンター8席と4人卓×1、2人卓×2。時節柄カウンターの席間に仕切り板を設置。卓上に調味料類は無し。

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 スープは「和豚もち豚の背脂と豚ゲンコツを炊いて甘味と旨味を引き出したスープに、茨城県の柴沼醤油のお醤油と乾物数種類をブレンドしたタレを合わせ」たものとのこと。「黒」とわざわざ付けている割には醤油ダレが妙に自己主張せず、豚骨出汁の旨味をしっかり活かすべくバランスを取っている辺りに好感が持てました。背脂も脂っぽさが際立たない範囲に抑えていますし。なお背脂は頼めば「抜き」にしてくれるようです。

 麺は細めストレートで、心持ちざらついた口当たり&若干硬め。スープとの相性、絡み具合は文句なし。

 チャーシューは薄くて淡白な仕上がりなのはともかく、わざわざ「肉そば」というほど量はありません。他にメンマ、刻みネギ、わずかに水菜。

 非常にシンプルで、古典的と言っても差し支えない内容ですが、ソラノイロらしいクオリティーはちゃんと維持している一杯です。ただこの手のラーメンで卓上に胡椒を置いてないのが不思議。

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2020.02.17

【閉店】くにまつ@人形町 ~ 汁なし担担麺・2辛サービスセット

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 都営浅草線人形町駅から小舟町方面へ歩き、ホテル日本橋サイボーのある角を北へ入ってすぐ。広島・八丁堀に本店がある汁なし担々麺の人気店が都内へ進出してきたもの。先客・後客ともゼロ。

 店内の券売機ボタンを見て店お勧めの「汁なし担担麺・2辛サービスセット(900円)」を注文。セットメニューには温玉(100円)とライス(100円)が付きますが、汁なし担担麺単品(700円)と比べて特に安いわけではないという残念な価格設定。また広島本店より担々麺単品どころかトッピング類までかなり高めです。

 券売機ボタンでは1辛と2辛しかありませんが、0.5辛~4辛まで調整可能とのこと。さらにその上は「KUNIMAX」に。また辛さ20倍の「deathMAX」も頼めばやってくれるようです。なお「0辛」もありますが、なぜか「KUNIMAX」同様50円増し。

 店内はL字型カウンター9席。卓上には花椒、ラー油、担々麺のタレ、酢、鎮江香酢(黒酢)。水セルフ。ご飯はカウンター背後にあるジャーからセルフサービス。

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 麺が玉になっているだけでなく、少々ごわついた状態で出てきますが、麺とタレとをまぜまぜしているうちに、タレを吸って麺がほぐれ、しんなりして来ていい塩梅に。タレはたっぷり目に入っていたはずなのに、どんどんなくなって行きます。2辛だと辛さは全然たいしたことなく、むしろ痺れのほうがやや強めかな? そこで早速卓上のラー油を投入。

 麺はストレート&細目で、しかもぱっと見まるでカップ焼きそばのようにチープで頼りない麺ですが、それなりにコシはあって悪くはありません。具は肉みそと刻みねぎだけと値段相応にシンプルな上に量も少な目。この辺は首都圏で出てくるナッツ類やら干しエビやらゴテゴテと入った汁なし担々麺とはかなり違います。

 そこで味わいに変化をつけるために、温泉玉子がマストアイテム。これで味わいがぐっとマイルドに。玉子の旨味も加わって良い味変になります。店では薄いと思う方は卓上のタレを加えるよう勧めていましたが、特に薄いとは思えず。

 店では最後にライス投入を勧めていますが、前述のように汁は麺が吸いまくってほとんど残らないので、麺が少し残っているうちにライスをぶちこむのが吉。温泉玉子も含めてきれいさっぱり美味しくいただけます。というか、そもそも麺の量が少なめなのでライスは必須かと。

 悪くはないのですが、如何せんあらゆる面でいかにもファーストフードっぽい感じなので、広島価格ならまあアリかなと思う程度。この値段だとちょっと苦しいような気がします。

 

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2020.02.04

室壱羅麺@三越前 ~ もやし羅麺

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 中央通り「山本屋海苔店」の角を東入ル。約3年ぶりの往訪。先客1、後客10数人と中国人観光客も含めて相変わらず早い時間帯から大賑わい。

 今回は期間限定、かつ平日12時まで提供している格安の「もやし羅麺(690円)」を注文。通常の「羅麺」は太麺と細麺が選べますが、「もやし羅麺」は太麺のみ。ランチサービスなし。以前は海苔・味玉・メンマ・大盛から1品選べるサービス券を貰えたのですが、どうもそれはなくなった模様。

 メニューは他につけ麺、辛み和えそば(平日限定)、さらに往訪時は季節限定で味噌羅麺、辛味噌羅麺を出していました。

 店内は2人掛けテーブル席が2卓と4人掛けが2卓。さらに厨房前に4人掛けのカウンター。広くもない店内に目一杯座席を詰め込んだような、完全に周辺サラリーマンの昼食向け仕様。卓上にはブラックペッパー、酢、ラー油。

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 「もやし」をわざわざ冠するだけあって、炒めもやしがてんこ盛りで登場。スープは通常の羅麺と同じ動物系をベースに魚粉交じりといった風のはずですが、もやしを炒めすぎて水が出ているせいか、スープが幾分水っぽくなってしまったような。当然ながら羅麺のこってり感はありません。花山椒を加えたのはその辺を考慮したのかも。

 麺は太麺といっても若干太めといった程度のストレート麺。硬くはありませんが噛み応えがしっかりしています。大量のもやしと相まって量はかなり多め。

 もやしの中に小さなサイコロ状に刻まれたチャーシューがパラパラ。このチャーシュー片は底のほうに溜まり勝ちで、しかもスープも底のほうが幾分濃い印象を受けたので、最初によくかき混ぜてから食べるべきだったと気づくも時すでに遅し。他に刻み青ネギ。

 「もやし羅麺」はいかにも廉価版メニューを無理やり作った感じで正直ハズレだと思いましたが、マニア受けなんて全く考えずに近所のサラリーマン向けに特化したような造りで、しかもそこそこ美味いのラーメンをこの界隈で出す店は少ないのでまだ再訪します。

 

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