トナリ@東陽町 ~ タンメン
東京メトロ東西線東陽町駅から永代通りを西へ500mくらい。東陽町店とありますが、木場駅のほうがわずかに近いかも。先客11、後客ゾロゾロ。10時半の開店時間を30分以上過ぎた時点に往訪しましたが、早い時間帯から店は賑わっていました。とはいえ、客層はオッサンだらけなので回転が良く、辛うじて店外に待ち行列は出来ない程度。
「トナリ」はひと頃各地に多店舗展開していましたが、あっという間に縮小を余儀なくされ、かつて行ったことがある店で今も営業しているのは丸の内店だけ。東陽町店は初めての往訪。
店内の券売機で「タンメン(840円)」を注文。「タンギョウ」「タンカラ」といったセットもので有名な店ですが、ボリューム的にはタンメン単品で十分なことは何度も経験済みで、実際単品で済ませている方も少なくありません。食券を渡すと生姜の要否を聞かれ、もちろん「あり」で。なお頼めばニンニクも出してくれるようです。
メニューは他に「味噌タンメン」「辛激タンメン」「ゲソ揚げタンメン」、そして往訪時には季節限定で「汁なしタンメン」を売り出していました。
店はL字型カウンター11席と2人卓×4。水セルフ。卓上には餃子のタレ、酢、ラー油、ブラックペッパー、カラアゲスパイス。
野菜たっぷりが売り物の店。モヤシやキャベツ主体にニラ、ニンジン、たまねぎ、コーン。そしてごくわずかに豚肉、かまぼこなどを混ぜ炒めた具が盛りだくさん。昔はゲソが入っていたはずですが、今回は見当たらず・・・
ちゃんぽんに良く似たスープは豚骨&鶏ベースの出汁のコク、旨みがたっぷり。生姜が予めトッピングされていますが、野菜が多いためか、それほど自己主張せず。また飲み進むにはちょっと塩分が高そうですが、麺を野菜と絡めながら食べ進む分には野菜の水分が助けとなってしょっぱさは全く気にならず。
麺は平打ちっぽい中太麺でコシもしっかり。もちもちっとした食感が特徴で量もやや多め。
相変わらず無難と言えば無難な一杯で、そこそこ美味くてお腹一杯になるという意味では良い店です。でも多店舗展開が大失敗に終わったのは、具沢山の白湯系スープの麺類という側面で競合する「リンガーハット」にコスパで太刀打ちできなかったからだろうなぁ・・・
| 固定リンク