2016.03.25

御座之湯@草津温泉

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 草津温泉は「天下の名湯」の名に胡坐をかくことなく湯畑周辺の再開発に取り組んだようで、数年ぶりに訪れてみたら目新しい建物が目白押し。

「御座之湯」は再開発計画の目玉。従前から観光客向けの大きな共同浴場「大滝乃湯」がありましたが、温泉街からやや離れているのが難。御座之湯は湯畑に隣接しているので日帰り観光客でも気軽にぷらっと入れます。

 座之湯のWebサイトによると、

江戸、明治にかけて湯畑周辺には「御座之湯、綿の湯、かっけの湯、滝の湯、鷲の湯」という5つの共同湯があり、その中のひとつでもある「御座之湯」を再建したものです。「御座之湯」は源頼朝にゆかりがあるとされ、当時頼朝公が三原野に狩りに来た際に腰をかけた(御座りになった)石がこの地にあった事から、この名前が付いたという説もあります。

とのこと。木造にこだわり、杉板を使用した「とんとん葺き」の屋根と漆喰の壁が推しどころ。

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 浴室は「石の湯」と「木の湯」が男女日替わりで、往訪日は木の湯。ほぼ正方形の浴槽が二つあり(浴槽中央に枕代わりの丸太を渡しかけてあるので、ぱっと見は浴槽が4つあるように見えます)、それぞれ別の源泉(湯畑源泉&万代源泉)が引いてあります。共に強烈な酸性で個性が強すぎるせいか、正直泉質の違いは良く判りませんでした。

 当然加温・加水・循環ろ過・入浴剤投入等一切なし。草津温泉は概してかなり熱い記憶がありますが、ここは共に若干熱い程度。熱交換でガンガン冷ましているのでしょう。浴槽が広く、さらに一休みするベンチも浴室ほぼ一杯に設えてある割にはカランは4つしかなく、まさにのんびり湯に浸かることを最優先とした設計みたいで。

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 2Fには無料休憩室。ここから湯畑が一望!

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 飲食禁止のためか(水・お茶を飲むのは構わない)テーブルがなく、まさにゴロゴロするためだけの休憩室ですが、空いていれば何の問題もありません。

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 風呂から上がると、こちらもリニューアルされた熱乃湯に大行列! ちょうど湯もみショーが始まる時間だったか・・・

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【温 泉 名】草津温泉
【施 設 名】御座之湯
【入浴料金】600円 (無料の貴重品ボックスあり)
【交通手段】草津温泉バスターミナルから徒歩5分弱
【泉  質】湯畑:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩塩化物温泉
      万代:酸性・塩化物硫酸塩温泉
【源 泉 名】湯畑源泉&万代鉱源泉
【泉  温】湯畑:51.3度
      万代:96.5度

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2015.01.18

恵みの湯@磯部温泉

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 信越本線磯部駅のすぐ近くにある磯部温泉。鉄道で行く分には交通至便な温泉ですが、群馬県には超メジャーな温泉がゴロゴロしているせいか、磯部温泉はもっぱら地元の方向けといった佇まい。

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 磯部温泉は「温泉記号発祥の地」が売り物。売り物としてはなんとも微妙・・・

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 駅から5分ほどのところにある日帰り温泉施設「恵みの湯」。温泉街とはやや離れたところに建っています。駅近くに建っているにも関わらず、客が駅から歩いてくることなんて想定していないようで、建物の尻が駅のほうを向いています。

 脱衣所のロッカーは無料、かつやや大き目。

 浴室には大きな湯船が2つと露天風呂、サウナ。2つある浴槽のうち片方は泡風呂で温め。ただなぜか泡に勢いがありません。もう一方はやや熱め。

 若干黄色みがかった湯は循環式、加水、加温、殺菌剤添加と4拍子揃っていますが、心持ちつるつる、すべすべ感があり、かつ塩分含みで湯上りはホカホカと悪くありません。

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 休憩用の大広間もあり、そば・うどん・カレー等の軽食を取ることもできます。ここはカラオケがなくていたって静か。

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【温 泉 名】磯部温泉
【施 設 名】恵みの湯
【入浴料金】3時間 500円
【交通手段】磯部駅から徒歩5分
【泉  質】ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
【源 泉 名】R4号井
【泉  温】10.5度

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2010.12.18

上州散策(3):さくらの湯

上州散策(2)から続く)

城跡でうっすらと汗をかいたあとは、「さくらの湯」でひと風呂。高崎駅西口から南へ徒歩10分強。住宅地の中に忽然とある日帰り温泉ですが、周辺に案内板の類が全くなく、地図持参にも関わらず探し当てるのに少々時間を要しました。

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もともと「不動かくれの湯」と称していて一度往訪した記憶があるのですが、その後いったん閉鎖。オーナーが代わって「さくらの湯」として再出発した模様。

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ただ再出発にあたってリニューアル工事もなにもしなかったためか、外装・内装ともお疲れ感が漂っています。案内板がないのもコストを絞りまくった結果なのかも。

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玄関先で靴を脱いで引き戸を開けると左手に番台さんがいて、500円也。ここの面白いのは引き戸の先に廊下も何もなくていきなり広間(しかも囲炉裏付き!)になっていること。湯上り客が思い思いにくつろいでいるのは結構なんですが、この広間は喫煙可で入館するといきなりタバコ臭いっちゅーのは今時いかがなものかと。

浴室は1・2Fに分かれており、この日は男性が1F。

湯船は岩風呂風に設えたものを大・小・うたせ湯と横長に配置。「源泉100%かけ流し」を謳う張り紙が随所にあって、ここまで強調されるとかえって胡散臭い気もしますが、床はぬるぬる、浴槽もちょっとぬるぬる。湯は少々濁りがあって、わずかに鉄分を感じました。ややぬるめで長湯できそうですが、それでもしっかり温まって、高崎駅への帰りには少々汗が出てきました。

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湯上りに件の1Fの広間を観察してみると、もともとは軽食を扱っていたのか小さな厨房がありました。もっとも今は弁当を売っているだけで、しかも持ち込みありの大サービス。酒類を売っているようですが、これじゃ全く売れないでしょうなぁ・・・ 都心部の日帰り温泉のビジネスモデル(=温泉よりも飲食で稼ぐ)とは真逆の「温泉だけを売り物にする」方針のようですが・・・

さすがに嫌煙派に配慮してか、2Fの休憩室は禁煙かつ広めでしたが、立地的に爺さん婆さんが一日のんびりしてゆくところじゃないので、これでいいのかどうか。

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【温 泉 名】高崎温泉
【施 設 名】さくらの湯
【入浴料金】500円
【交通手段】高崎駅から徒歩10分くらい
【泉  質】ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
【源 泉 名】高崎温泉 不動かくれの湯
【泉  温】源泉:36.0度→供用:42.0度
【加  水】なし
【加  温】あり
【循環装置】かけ流し
【消  毒】使用せず

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2009.11.11

上州散策(下)

上州散策(上)から続く)

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 水沢うどん街のそばには「水澤観音」。これまでうどん街にまで来ながら水澤観音へは寄ったことがなかったですが、これまた結構な賑わい。うどん街から階段を登って本堂へ向かうのが本来の参拝ルートのはずですが、いまや坂上の大駐車場からいきなり本堂の横っ腹へと入るのが当たり前。

 水沢のうどん街って水澤観音の参拝客目当てに出来たものでしょうが、周囲に人家なんてほとんどなくて地元客なんて全くあてにできず、しかも肝心の参拝客も冬季はガクンと減ると思われるにも関わらず巨大なうどん街がなりたつっちゅーところに首都圏市場のパイのでかさを実感。ただそれと同時に、麦作地帯の群馬で最も有名なうどんが水沢だというのはなんだかなぁという気も。

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「水澤観音」の名で広く知られていますが、正しくは「水澤寺」。そのご本尊が十一面千手観音。

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境内で一際目立つ六角二重塔。中に六地蔵尊が収められていますが、面白いことに六地蔵尊を土台ごとくるくると回すことができます。

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 水沢観音からさらに1時間ほど歩いてようやく伊香保温泉到着。坂の多い温泉街で、しかも何度来ても方向感を掴めませんが(笑)

 お参りして、うどん食って、温泉入って帰るってなんか「爺さん、婆さんホイホイ」みたいな流れですね、この界隈。

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 温泉街中心部からちょっと外れた大露天風呂まで行くのはかったるいので共同浴場「石段の湯」へ。

【温 泉 名】伊香保温泉
【施 設 名】石段の湯
【入浴料金】400円
【交通手段】伊香保温泉バス停から徒歩5分
【泉  質】カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉
【源 泉 名】総合湯(混合湯)
【泉  温】源泉:41.6度 → 使用温度 42.0度
【入 浴 日】2009.10.10(土)
【コメント】加水・加温。循環ろ過せず。消毒せず。

 中には角が丸くなった長方形の湯船が一つだけ。絶えず10人くらい客がいて混雑。湯船の中はぐるっと段をなしていて、段に腰掛けて半身浴が楽しめるようになっています。露天風呂はありませんが、戸外にベンチが置いてあるのでそこで湯冷まししてはまた湯船へ。

 館内に休憩スペースもあって安価に手軽に日帰り温泉を楽しむには十分な施設ですが、ビールを売っていないのが難といえば難でしょうか。

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