2019.04.23

かきめし@厚岸・氏家待合所(東京駅「駅弁屋 祭」にて入手)

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 東京駅構内の「駅弁屋 祭」を超久しぶりに往訪。訪れたのが6時半くらいだったので、近所で調製した定番商品をちょこちょこっと置いているだけだろうとタカをくくっていたのですが、そこは天下の東京駅。早朝から全国各地の駅弁を幅広く取り揃えてフルラインナップで営業しておりました!!

 今回手に取ったのは厚岸の「かきめし」。厚岸なんてそもそも非常に行きにくい上に、列車本数が激減していったん厚岸に降りたら最後、次の列車まで時間余りまくりですし・・・ よって東京駅で手に入るのなら、それを逃す手はありません。

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 ひじき入りの炊き込みご飯は駅弁らしいもっちり系。ただ色合いからするとびっくりするくらい薄味。それゆえ濃厚な味わいの牡蠣をちびちび齧って食べ進むのが吉。またふきや椎茸が目立つ他、あさりやつぶ貝もわずかに混ざっている良いアクセントになっていました。

 ただシンプルな構成ゆえ、付属のたくあんと福神漬くらいしかビールのアテにはなりません。早朝からビール飲むな!というツッコミはともかくとして。

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2019.03.30

鮭はらこめし@仙台・ウェルネス伯養軒

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 宮城県南部にある亘理町の郷土料理「はらこ飯」を駅弁で再現した、仙台駅の定番中の定番といって差し支えない伝統ある駅弁「鮭はらこめし(1100円)」。しかし、意外なことに夕方にこれを入手するのが結構難儀でした。

 仙台駅2Fコンコースには「駅弁屋 祭」や「駅弁屋 旨囲門」といった大きな駅弁屋があるものの、東日本中心とする各地の駅弁を揃えているのがある意味仇となって、地元仙台の駅弁の影が薄いのなんの。米沢の「牛肉どまん中」がやたら目立ちます。

 しかも仙台の駅弁も今は「牛タン」を中心とする肉系が人気のようで、目当ての「鮭はらこめし」はなかなか見つからず、新幹線11・12番ホーム売店でようやく最後の一個をゲット。売店の方に聞くと入荷が少ないとのことでした・・・

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 プチプチのいくらと肉厚の鮭の身のコラボ。いうなれば「海の親子丼」。いくらも鮭も濃い目に味付けられていることもあって冷えて固まりがちなご飯であってもそれなりに美味く、酒のアテにもなる優れもの。ちょこっとだけ添えられた味噌がこれまたアテに良い。

 製造元の伯養軒は一度潰れたためか、駅弁業者としてライバルであり、かつ仙台駅で大箱の駅弁屋を展開しているNREに対する立場が非常に弱くなっているのかなぁ・・・

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2019.01.18

焼麦(しゃおまい)@鳥栖・中央軒

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 居酒屋のぞみでのアテとして博多駅構内の「駅弁当」で購入しましたが、いうまでもなく鳥栖「中央軒」の誇る名物駅弁「焼麦弁当」のご飯無しバージョンです。

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 さほどお腹が空いていなかったのでご飯なし版を買ったつもりでしたが、シュウマイがなんと15個も箱の中にぎっしり!! 最近シュウマイから姿を消しつつあると言われるグリンピースもしっかり顔をのぞかせています。

 サイズは崎陽軒のシウマイよりは心持ち大きいかな?といった感じ。しかも味自体は比較的あっさり目な反面、豚肉がみっちり詰められていてかなり肉々しく、噛めば噛むほど旨味が増す感じ。また崎陽軒のシウマイに比べると、独特の香りはやや弱め。

 またからしに加えて酢醤油が付いてくるのも面白いところ。当然ながら酢醤油をぶっかけ、からしも付けていただきましたが、パッケージをよく見ると何もつけずに食べることを推奨していてなんちゅう罠やねん!!!

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2018.08.24

まさかいくらなんでも寿司@新潟・新発田三新軒

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 新潟駅で買った新発田三新軒の「まさかいくらなんでも寿司(1100円)」。新発田三新軒は今は新津の「三新軒」と同じところで製造してようですが、「新潟三新軒」を含めて3社が駅弁衰退期になっても未だに併存しているのは謎。

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 見た目通り、ます寿司・鮭のフレーク・カニのほぐし身・いくらをちりばめたお寿司で、美味しいものをちょっとずつという年寄りのニーズに見事にこたえたもの。朝の製造から時間が経っていましたが保存状態が良くて、寿司飯もほど良いもっちり感を保っていました。

 駅弁としては悪くない出来なのですが、新潟駅ってどう考えても万代口の端っこにある食品スーパー「けんこう市場」で寿司を買うのが一番安くて美味いんだよなぁ・・・駅高架化完成後、あれはどうなってしまうんやろ??

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2018.06.10

肉めし@新神戸:淡路屋

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 新神戸駅の駅弁売り場は駅弁の種類が非常に多く、しかも肉が売り物の駅弁でも何種類もあるのであれこれ目移りしてしまいますが、今回は地元の老舗駅弁業者「淡路屋」伝統の一品かつ今時の駅弁では安めの「肉めし(1030円)」を購入。どうも最後の一つだったみたいで、後で再度売店を覗いたら「売切れ」と掲げられていました。

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 「牛のもも肉をブロックのまま伝統のたれに漬け込み、丁寧に焼き上げたローストビーフ。そのローストビーフを、サフラン風味のご飯に敷き詰めたボリューム感いっぱいの弁当。昭和40年発売以来の神戸名物駅弁です。」というのが淡路屋の売り文句。確かに他に錦糸卵ときのこが少々乗っているだけで超シンプルな作りです。

 ご飯はもちろんローストビーフも駅弁としてはかなり薄味なのが特徴。ご飯にローストビーフを巻いて食べ、噛めば噛むほど肉の旨味が出てくるという趣向。添え物のアスパラの胡麻和えが目先を変えるのに役立ちます。

 ローストビーフをビールのアテにしてしまうとご飯があまりまくって悲惨なことになるので、ビールのアテにはくるみの甘露煮をフル活用。

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2018.03.27

角煮めし@長崎

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 屋台等に並ぶのが面倒(しかも概して美味くない)なので「スタ飯」にはほとんど関心がなく、アウェーでは大抵観戦前にスタジアム外で食事を済ませてしまうか、予め弁当か何かをスタジアム外で買って持ち込む派です。今般の長崎遠征でも長崎駅で駅弁を買って持ち込みました。

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 本当は「ながさき鯨カツ弁当」を狙っていたのですが、入荷が10時半からと遅かったので、2番手候補かつ入荷したての「角煮めし(800円)」を購入。調製元の坂本屋は伝統的な駅弁業者ではなく、料亭旅館が本業。昔の長崎の駅弁といえば「卓袱弁当」くらいしか著名なものはなかったような気がしますが、業者が多様化した上に内容も充実と全国的な駅弁衰退の趨勢とは真逆の方向に進んだようです。

 リュックに詰めて持ち運んでいるうちに、包み紙が破れかかっているのは御愛嬌。

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 ごぼうや椎茸、人参など共に角煮の煮汁で炊き込んだもち米混じりのご飯に、サイコロ状の角煮をふんだんにのっけたかなりシンプルな造り。錦糸卵と寒天がわずかに彩りを添えているだけでビジュアルはぱっとしませんが、この角煮が実に美味い! どちらかといえば和風の甘目の仕上がりで、妙に香辛料に凝った中華風の角煮よりははるかに好み。炊き込みご飯は薄味なので角煮といたずらに喧嘩せず、丼感覚でぐいぐい食べられますし、しかも角煮単体でもビールのアテになるという優れもの。

 シンプルな造りゆえか、今時の駅弁にしては安めでコストパフォーマンスも抜群。いやはや、これは大当たりでした。

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2017.08.17

いかめし@森・阿部商店

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 駅弁大会どころか北海道物産展等でも簡単に買える森の「いかめし(650円)」。逆に森駅で買う機会なんてそう滅多にはありません。というか、森駅にキヨスクがまだ残っていること自体が不思議ですが。

 小振りなスルメイカの中に餅米とうるち米を詰めて甘辛く煮込んだだけの超シンプルな一品。わざわざ森で買っただけの甲斐あってか、まだキヨスクで保温ボックスに入れてあったせいか、ご飯のぬくもりが残っていました。ただ逆に出来立てが災いしてか、駅弁の中に煮汁が残っていてうっかりズボンを汚す始末(つД`)

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 昔は500円くらいだったはずなのに、いつの間にか随分値上がり。駅弁というより限りなくおやつサイズであることを考えれば、特に安くはなくなったような気も。最近続いているイカの不漁が響いているのかもしれませんが。

 また超シンプルな一品だけあって、甘辛くて濃い味付けのスルメイカと、もちもちっとしたご飯の超々淡白な味わいとのコントラストが強すぎるという気がしないでもなく。

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2017.08.15

鰊みがき弁当@新函館北斗・北海道キヨスク

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 新函館北斗駅は新幹線と在来線あるいは観光バスとの乗換駅で、ここで滞留する人がほとんどいないせいか、新幹線開業後1年以上経っても駅構内の飲食店は非常に少なく、周辺にこれといった飲食店も出来ないまま。よって、ランチはキヨスクで買った駅弁に。幸い駅内には飲み食いできるスペースが確保されています。

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 買ったのは函館駅駅弁の定番「鰊みがき弁当(880円)」。白御飯の上にニシン甘露煮と味付けカズノコ、茎わかめ醤油漬と大根味噌漬を添えた比較的シンプルな構成。ニシン甘露煮はいかにも駅弁向けなかなり濃い味付けで、しかも脂がのっていてちょっと重めの味わい。ご飯の量が多くはないので、ご飯を食べ進むにはニシン甘露煮と茎わかめ、大根だけで十分。味付けカズノコは酒のアテに転用して余りあるくらい。

 ただその味付けカズノコはニシン甘露煮とは対照的にかなり薄めの味付け。これまで濃くしてしまうとさすがにしつこくなるので、あえて薄味にしているのかな?

 また冬でもないのにご飯がすっかり冷えて固まっていたのも残念。新函館北斗駅は駅弁があまり売れず、回転が悪いのでこうなっちゃったのかな???

 とはいえ、ニシンやカズノコのボリュームの割には安く、コストパフォーマンスに優れた名品だと思います。

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 なお製造元が「北海道キヨスク」になっていたのが気になりましたが、函館で駅弁を扱っていた「みかど」は2012年に廃業し、函館駅駅弁販売店をジェイ・アールはこだて開発(現、北海道キヨスク)に営業権を譲渡していたようで。

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2017.05.22

焼きたらこトロ鮭弁当@新潟・新潟三新軒

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 新潟三新軒@新潟の「焼きたらこトロ鮭弁当(1050円)」。焼きたらこが2つごろっと添えてあるだけでなく、ご飯にたらこそぼろまでかけてあるのでどう見ても痛風持ちには禁断の一品(苦笑)。

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 いやでも焼きたらこに目を奪われがちですが、この弁当で突出して美味いのは「トロ鮭」。程よく脂がのっているのが「トロ」のトロたる所以かな? 

 他に菜の花炒め、栗、椎茸、辛子なす、つぶ貝等と具もバリエーション豊富な割にはご飯の量が少な目。それゆえお酒のアテ兼用の駅弁と割り切ったほうが良さげ。

 ただ製造から2時間も経っていないのにご飯が餅状に堅くなっていたのは残念。これなら新潟駅万代口の駅ナカスーパーで寿司でも買ったほうが安くて美味いような気がしてなりません。駅弁だから仕方ないといってしまえばそれまでですが、駅弁以外の選択肢がアホほどあるからなぁ、今は。

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2017.04.03

椎茸めし@宮崎・宮崎駅弁当

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 古くからある宮崎の駅弁「椎茸めし」。日豊本線は大分以南の衰退が著しく、宮崎への交通手段としての鉄道の地位もガタ落ちして久しいのですが、宮崎の駅弁はまだまだ健在でした。

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 鶏ガラスープの炊き込み御飯の上に、鶏そぼろと肉厚の椎茸スライスと錦糸卵をのせただけのシンプルな構成。ただ炊き込みご飯といってもかなり薄味で、ご飯だけで食べ進むのはいかにもしんどい。

 そこで付属のおかず(出し巻き、タケノコ、ミートボール、かまぼこ、ふき、高野豆腐等)が大活躍。よって実際のところは限りなく幕の内弁当に近い気がします。

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 また弁当の2/3くらいをご飯が占めていて、今時の駅弁にしてはかなり量が多いかと。ご飯が主体という辺りは昭和テイストをしっかり残した一品と評することも出来ようかと。また760円と今時の駅弁としてはかなり安く、それでいて依然コンビニ弁当とは明らかに一線を画した出来を維持しているのは高く評価できます。

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