2021.10.20

ちゃんぽんうどん@丸亀製麵

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 丸亀製麺が2021年10月19日から期間限定で売り出し中の「ちゃんぽんうどん・大(800円)」を試食。昨年は「牡蠣ちゃんぽんうどん」と「豚ちゃんぽんうどん」の二本立てで売り出していましたが、今年は「豚」に一本化したのかな? 発売初日に往訪したせいか、店一丸となって「ちゃんぽんうどん」が発売された旨を声高にセールスしており、その甲斐あってか結構注文が出ていました。

 期間限定モノにありがちな、麺だけ先にもらって、その後にレジ横で調理したものを麺にのせるオペレーションです。「ご注文をいただいてから具材をちゃんぽんだしと合わせる」のにそこそこ時間がかかるのか、しばらく座席で待つ羽目に。そのため「ちゃんぽんうどん」の販売店舗は限られており、SC内店舗など規模が小さい店では取り扱っていないようです。

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 「彩り豊かな具材は、豚肉、キャベツ、にんじん、コーン、さつま揚げ、たまねぎ、かまぼこ、刻みねぎと8種類」と見た目はちゃんぽんそのもの。ただスープがちゃんぽんとは決定的に違っています。

 丸亀製麺のウリ文句では「豚骨仕立てのちゃんぽんだしは、北海道産の真昆布や厳選したかつお節などをつかい毎日すべてのお店で数時間おきに引く白だしをベースにしています。そこにコク深い豚骨スープを合わせて旨みたっぷりのだしに仕立てています。具材とだしを一緒に煮出すことで、豚や魚介の旨みと野菜の甘味がだし全体に凝縮し、うどんのくびれに絡み合い相性は抜群です。最後の味の決め手は黒胡椒。打ち立てうどん、具材、ちゃんぽんだしのおいしさが際立ちます。」とのこと。

 「豚骨仕立て」と謳っていますが、リンガーハットで食べ慣れた一般的なちゃんぽんのスープと比べると「北海道産の真昆布や厳選したかつお節」がかなり前に出ていて、どちらかと言えば和風仕立てと言っても良いくらい。この辺はうどんとの相性を考えたのでしょう。白濁しているのが豚骨仕立てっぽいくらいで、野菜も溶け込んでやや甘めの味わいです。

 店の力の入れ加減から察して、秋の定番メニューになるのかも。

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2021.10.18

インデアン まちなか店@帯広 ~ チキンカレー

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 豚丼と双璧をなす帯広のB級グルメ「インデアンカレー」。往訪したのは帯広駅から近い「インデアン まちなか店」。約1年ぶりの再訪で、15時過ぎという中途半端な時間帯にも関わらず、先客4、後客4とそこそこの賑わいでした。

 券売機はなく、卓上のメニューを見て前回は「ハンバーグカレー」を注文したので、今回は「チキンカレー(649円)」を注文。辛さは普通・中辛・辛口・大辛・極辛の5段階から選べますが、店員が「辛さは普通でよろしいですか?」と有無を言わさないような押しで迫って来たのでやむなく「普通」で。

 店内は縦長U字型カウンター18席と4人卓×4と案外広め。卓上に福神漬としその実の醤油漬けはともかく、なぜかガリ。

 カレーのルーは「ベーシックルー」「インデアンルー」「野菜ルー」の3種類があり、かつメニューによってルーを作り分けられているようで、ハンバーグカレーのデフォルトはインデアンルーだったのに対し、チキンカレーのデフォルトはベーシック。ルーの違いを確認したかったのも今回チキンカレーを頼んだ理由の一つ。

 ベーシックカレーは「やわらかく煮込んだ若どりのムネ肉が大胆に入っています。チキンの美味しさを存分に味わって下さい。」というのがウリ文句。

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 「べーシック」も「インデアン」同様ルーはとにかくドロドロというかとろみが超つよくて、ちょっとほっておくとすぐに表面に膜が張るレベル。辛さを「普通」にしたためか一段と旨味重視にベクトルを振った感じで、「インデアン」と違って玉ねぎが加わる分一段と甘めでしょうか。但し全く辛くない訳ではなく、あとからじわじわ辛さがやってきます。また「インデアン」より牛肉が少ないせいか、ルーの中に牛すじみたいなものは見当たりませんでした。

 そしてルーの中には角刈りのチキンがゴロゴロ。「ごろごろチキン」と言えば松屋の超ヒット作カレーの代名詞ですが、チキンの旨味がしっかりしていて松屋の淡白すぎるチキンとはレベルが違い過ぎました!! それなのに松屋の「ごろごろチキン」より安いのが謎。

 ボリュームも結構あって、ルーの特性も相まって食後はかなりずっしりと腹にきます。でも全く飽きずに一気に完食できるあたりはさすがインデアン。いやはや恐れ入りました。

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2021.10.17

牡蠣ちゃんぽん@リンガーハット

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 リンガーハットから2021年10月12日より期間限定で発売中の「牡蠣ちゃんぽん(980円)」を試食。本商品は秋冬限定ながら毎年発売されている人気商品で、個人的には一昨年前に試食して以来。ただその時より100円以上値上げ。レギュラーサイズとスモールサイズがあるのは相変わらず。

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 「外は香ばしく中はとろっとクリーミーな焼き牡蠣が4つ入った、リンガーハット秋冬定番のちゃんぽんです。たっぷりの旨みと、くせのない味、食べ応えのある身が特徴の大粒の『播磨灘産牡蠣』を、注文を受けてから豆乳クリームバターで香ばしく焼いてご提供いたします。」「赤白2種類の味噌と練りごまを混ぜた“特製味噌スープ”が、牡蠣と国産野菜の旨味を引き出した、寒い冬にぴったりのコクのある深い味わいの一杯です。今年から新たに牡蠣と同じく播磨灘産の焼き海苔を添え、より風味豊かに仕上げました。焼き海苔をスープに溶かしてお召し上がりください。」というのがリンガーハットのウリ文句。

 配膳されるや否やふわっと立ち上がってくる牡蠣の香り。ちょっと焼きが入った牡蠣は確かに大粒。そして旨味も十分。それ以外の具は通常のちゃんぽんと全く同じかな? その中に牡蠣が入ってもなんら違和感なし。ただ牡蠣が広島産でも宮城産でもなく、首都圏では知名度が低い播磨灘産をわざわざ使っているのが気になります。

 また「特製味噌スープ」は味噌を前面に打ち出した良くも悪くも味噌臭いタイプではなく、ベースとなるちゃんぽんスープの味わいをそれなりに残しています。味噌自体はやや甘目。ただ意外と塩分がきついのか、食後は強烈な渇水感が。

 この出来なら秋冬の定番商品化するのも当然でしょう。なお販売は1月中旬までの予定だそうです。

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2021.10.14

ドライブインいとう@新千歳空港 ~ 豚丼

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 国内線ターミナルビル3Fの飲食店街「グルメワールド」内。先客6、後客5~6。やってくるのは一人客だらけなのに、店内はテーブル席しかなく、混んでくるとかなり待たされるかも。

 店内のメニューを見て最もシンプルな「豚丼(990円)」を注文。豚丼専門店ですが、本店は帯広ではなく十勝平野の西端、十勝清水にあるようです。

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 食べやすいように予め肉が小さくカットされた状態で出てきました。そこそこ厚みはあるのイとても豚肉とは思えないくらい柔らかく焼きあがっているのには感心させられます。

 そして「厳選された十勝産ケンボローポークのロース肉を使い、秘伝のタレで絡め焼いた絶品の豚丼です」というのが店のウリ文句。ばら肉が入っていないせいか脂控えめ。またタレも甘さや渋味控えめで、十勝の豚丼にしては総じて上品というか落ち着きがあるような気が。帯広駅高架下で盛大に油煙を上げている「ぶたはげ」とは好対照な一品です。ちなみに十勝の豚丼の焼き方は「網焼き」と「フライパン焼き」に分かれ、「いとう」はフライパン焼き、「ぶたはげ」は網焼きです。

 量は吉野家等の並よりはちょっと少ない気も。そのためか肉の量1.5倍の「肉盛り豚丼」や肉・ご飯とも1.5倍の「二階建て豚丼」というメニューも用意。

 なお味噌汁に生姜が効いているのが不思議でした。

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2021.10.12

牛ハヤシライス@吉野家

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 松屋が2021年10月7日より販売開始の「牛ハヤシライス(税込547円)」を「大盛(+55円)」で試食。

 広告類には期間限定とはどこにも記されていませんが、店内放送でははっきりと「期間限定」と明言されていました。そのためか卓上のメニューには「牛ハヤシライス」は掲載されておらず、店内外のポスター等でこの商品をアピールするだけに留めています。カレーの出来やバリエーションでライバル松屋に大差を付けられているような気がする吉野家がハヤシライスで反撃に出たのかもしれませんが、今のところは威力偵察といったところでしょうか。 

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 「特製のハヤシソースは牛由来の乳製品を隠し味に使ったトマト系ソースです。酸味とうまみの両方が味わえ、特製ハヤシソースのコクと爽やかさが牛肉とご飯の架け橋となり、食べ進めやすい味わいとなっています。提供前にかけるフレッシュミルクと隠し味に使った牛由来の乳製品が牛肉とうまくマッチングし、吉野家の牛肉のうまさを存分に味わうことができます。」というのが吉野家のウリ文句。

 普段ハヤシライスを食べる機会なんて安いレトルトの「カリー屋カレー」のハヤシくらいしかないので比較対象としては適切ではないかもしれませんが(苦笑)、さすがにコクや旨味は段違い。ただ「牛由来の乳製品」が隠し味どころか結構癖が強く出ていて、思った以上にチーズ臭く感じました。その代わりにハヤシらしい酸味が抑えられてマイルドな味わいになっているのも確か。

 ハヤシライスなので具は牛肉と玉ねぎしかなくても何の違和感もありません。ただ牛肉は牛丼用にカットされたサイズそのまんまなのか、スプーンだけで食べ進むには牛肉が長すぎて難儀。正直もうちょっと細かく刻んて欲しいもの。でも牛肉のクォリティーはさすが牛丼チェーン店ではぶっちぎりに高いと思います。

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2021.10.10

ボロネーゼ&マスカルポーネ風Wソースのハンバーグ定食@松屋

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 松屋が2021年10月5日より期間限定発売中の「ボロネーゼ&マスカルポーネ風Wソースのハンバーグ定食(690円)」を試食。

 松屋で「カレー」と並んで大きなハズレがないと個人的には高く評価している「ハンバーグ定食」。松屋はハンバーグ自体を改良・改善するのではなくソースのほうにあれこれ変化を加える方向に走り出したようで、今回は新ジャンル「松屋風イタリアン」爆誕!!

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 「ボロネーゼ&マスカルポーネ風Wソースのハンバーグ定食」は、「イタリアの風を感じるWソースの贅沢仕立て。牛肉と玉ねぎがたっぷり入ったボロネーゼソースとマスカルポーネ風ソースのマリアージュがたまらない見た目も鮮やかな逸品。ふっくらジューシーに焼き上げたハンバーグと黒と白の絶品ソースが絡んでご飯が進む!ギュウギュウに旨味詰まったハンバーグに、肉々しさ満点のボロネーゼソース、アクセントのマスカルポーネ風ソースが出逢いを遂げて、新たなハンバーグ定食の誕生の瞬間。」というのが松屋のウリ文句。

 「ボロネーゼ」のほうはパスタでお馴染み。細かく刻まれた玉ねぎから来る甘みと、牛ひき肉由来の旨みと脂っこさ、そして少々酸味も加わったボロネーゼソースが松屋で定評のあるハンバーグに合わない訳がありません。

 一方「マスカルポーネ風ソース」のほうが全く馴染みがありませんが、クリームソースというよりはかなりチーズ寄りなのかな? 個人的にはご飯のおかずに乳製品はちょっと苦手ですが、このソースはそんなに乳臭くないので許容範囲内。ハンバーグとの相性もまずまず。

 ただこの2つのソースを「マリアージュ」させたのは果たして正解だったのかどうか。最初はソースの味わいの違いを愉しみながら食べ進められますが、両者が混然一体となる終盤はどうしてもボロネーゼの味わいに全体が支配されがちで、冷めてすっかりゲル状になってしまったマスカルポーネ風ソースがちょっと哀れ。

 ゆえに個性がかなり強い二人なので、無理にマリアージュせずに仲の良い友達として別々の道を歩んだほうがお互い幸せだったのでないか? 端的に言えば「ボロネーゼ風ソースのハンバーグ定食」と「マスカルポーネ風ソースのハンバーグ定食」を週替わりで出したほうが食べ比べのし甲斐があったのではないかと思います。

 食べ終わっても器にたっぷりソースが余るので、サラダにかけてドレッシング代わりにするも吉。

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2021.10.07

漬けかつお丼@なか卯

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 「なか卯」で2021年9月30日から期間限定で発売中の「漬けかつお丼・並盛(690円)」を試食。

 丼もの全国チェーン店の中では海鮮もので抜群の実績を誇る「なか卯」ですが、非常に意外なことに「漬けかつお丼」はなか卯で初めて“かつお”を使用した新商品とのこと。

 「魚が傷つきにくく、ストレスがかからないといわれている “一本釣り”のかつおを特製たれにじっくり漬け込み、ご飯が進む味わいに仕上げました。ほんのりすし酢のきいたご飯、しっとり艶やかな漬けかつおに、満月に見立てた、濃厚なコクと色鮮やかなオレンジ色の“こだわり卵”を絡めてお召し上がりください。」というのがなか卯のウリ文句。

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 卵は丼に乗せられた状態ではなく、丼に添えられて出てきます。よって予め丼の中央にくぼみを作り、卵から卵黄を分けて慎重に丼へランディング。

 「漬けまぐろ」と違って「漬けかつお」ってなか卯ならずともあまりポピュラーではないと思いますが、かつおそのもののクォリティーといい、漬かり具合といい、丼ものチェーン店とは思えないレベル、値段を考えればエクセレントとしか言いようがないレベルでよく出来ています。デフォルトでも十分美味しくいただけますが、卵黄を絡めるとコクが増して適度な味変となり、飽きないのでさらに良しといったところでしょうか。

 最後はあまった卵白も丼にぶち込み、旨だし醤油をかけてTKGでフィニッシュ。大満足の一杯でした

 なおこの商品は11月下旬に販売終了予定。

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2021.10.03

鶏肉たっぷりカレーあんかけ焼そば@餃子の王将

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 「餃子の王将」が10月限定メニューとして販売中の「鶏肉たっぷりカレーあんかけ焼そば(750円)」を試食。味が濃いかなと思って「ライス小(165円)」も付けてみました。

 「オイスターソースのコクとスパイスの効いたカレー餡が、たっぷり入った柔らかな鶏肉とカリッと焼いた麺に絡みます。」というのが餃子の王将のウリ文句。

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 配膳されると確かにカレーの香りがふわっと立ち上がって否応なしに期待感は高まりますが、残念ながら味わいの上では辛さもスパイシーさもほとんど感じられず、「スパイスの効いたカレー餡」というのはどう考えても誇大表示。

 麺はいつもの並太ほぼストレートタイプ。「カリッと焼いた麺」と謳っているものの、作り手の問題なのか焼き上がりに相当ムラがあって「パリパリからもっちりまでいろんな食感が楽しめる」仕上がりになっていました。

 具はウリの鶏肉以外に白菜、たけのこ、きくらげ、にんじん、ぶなしめじ、チンゲンサイ、玉ねぎ、わずかににらといったところ。

 総括すれば限りなく鶏肉ベースのあんかけ五目焼きそば(ほんのりカレー風味)といったところでしょうか。

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2021.09.27

白龍 フェザン分店@盛岡 ~ じゃじゃ麺

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 盛岡名物「じゃじゃ麺」の発祥店とされる老舗の人気店「白龍」を3年ぶりに再訪。本店は盛岡城址近くにあって駅から距離があるのが難点でしたが、駅ビルリニューアルに伴って「おでんせ館」1Fに白龍の分店が出来て非常に便利になりましたが、場所柄コロナ禍で観光客が来ないと辛いようで先客2、後客2とガラガラ。

 メニューは非常にシンプルでじゃじゃ麺と餃子しかなく「じゃじゃ麺・中(610円)」を注文。「ちいたんたん」は割愛。

 店内はL字型カウンター10席と4人卓×4、2人卓×2。

 注文すると「13分茹で時間をいただきます」と言われ、実際そのくらいしっかり待たされました。前回はランチタイムだったせいか意外なくらいさっと出てきて「茹で置き」疑惑が拭えませんでしたが、今回は店がガラガラなのでちゃんと注文を受けてから茹で始めたのでしょう。

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 麺が結構熱を持っているため、皿が思いのほか熱いので注意。さほど量がないようにも見受けられますが、皿中央がへこんでいるので中でも十分な量があります。

 うどんと良く似たもちもちの麺の上に、肉味噌とネギとキュウリ、それに紅生姜を添えただけのシンプルな構成。肉味噌は「味噌をベースにひき肉、胡麻、椎茸 その他十数種類の材料を混ぜ込んで炒め寝かせた」ものだそうで、肉味噌が均一に麺に行き渡るようにぐちゃっぐちゃにかき混ぜて食べるのがおいしく食べるコツ。

 ただ麺の量に比べて肉味噌が少なく、せっせとまぜまぜしてもえらく薄味。やむなく卓上のにんにくやラー油、さらに味噌までぶち込んで味を調える羽目に。油そば同様、最初から客が自分で味を調整することを前提に薄味にしているのかな??

 麺はうどんに似ていますが水気が多くてかなり柔らかめ。うーん、こんなにぶよぶよだったっけ??? 以前はもうちょっとコシがあったような・・・でも肉味噌+にんにくの「しつこい2トップ」をしっかり受け止めるには個性のない麺がかえって相応しいのかも。また終盤になるときゅうりが箸休めとして効いてきます。

 「じゃじゃ麺」は少々しつこく、かつ最後は単調になりがちなのは否めないので連食には向きませんが、盛岡に来たら欠かせない味であることは間違いありません。でも今回は麺の状態がイマイチだったなぁ・・・

 

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2021.09.26

マッサマンカレー@松屋

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 松屋が2021年9月21日より期間限定発売中の「マッサマンカレー(730円)」を試食。このカレーは今年2月に新発売したばかりですが、よほど評判が良かったのかわずか半年ちょっとでの再登板となりました。

 「マッサマンカレー」は「濃厚なココナッツミルクの甘味とコク、数種類のスパイスが香り立つカレーソースに、鉄板でジューシーに焼き上げた鶏もも肉、さらにじゃがいもをプラスしたゴロゴロ感たっぷりのタイカレーです」というのが松屋のウリ文句。

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 マッサマンカレーはとろみが弱くてさらっとしたタイプ。タイ風カレーにありがちな個人的には苦手な香辛料なり薬味なりの個性というか癖はあまり感じられず。濃厚なココナッツミルクが卓越して香辛料の癖を上手く覆い隠しているのかもしれません(食後にわずかに尾を引く感じ)。そしてカレー自体はかなり甘目で全然辛くありません。

 しかも、時々再販される「ごろごろチキンのバターチキンカレー」のバターが無意味に自己主張するのと違って、ココナッツミルクは変にカレーを殺したりしない。その微妙な匙加減が気に入りました。

 マッサンマンカレーは基本的に松屋の十八番と化している「ごろごろチキンカレー」の延長線上で、カレーの中に鶏もも肉がごろごろ。何か下味がついているわけではなくいたって淡白な味わいですが、カレーによくあっています。いつもは実にしょーもない松屋の鶏肉なのにカレーにすると一転して美味く思えるのが実に不思議。一方ジャガイモは一応入っている程度。

 変に現地のマッサマンカレーに拘らず、食べ手を選ばないように魔改造してしまう松屋の面目躍如といって差し支えない逸品。これなら「反パクチー派(通称「反パク派」)」も大満足。

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