2012.12.18

浦和2012年回顧

・リーグ戦3位&ACL出場権獲得でのフィニッシュ。昨年かろうじてJ1残留を決めたチームが、またしても監督を代え、しかも戦術を大転換した初年だけに、個人的には順位で上半分に入れれば十分と考えていましたので、この結果は予想をはるかに上回るもの。出来すぎといって差し支えないくらい。

・だいたいミシャ招聘の経緯からして、傍目にはどう見ても運に恵まれたとしかいいようがないもの。Jリーグで実績のある監督に片っ端から声をかけ、3番目でようやく網に引っかかったのがミシャ。広島が財政難でなければミシャがフリーになるわけがなく、またフリーになったミシャが日本で職を探していなかったら浦和とミシャが出会うはずもありませんでした。

・何の必然性も、そして何の脈絡もなく突然ミシャに声をかけた浦和。責任の所在は常にあいまいで、コロコロと監督を代えるどころか、「土台作りを任せる」といっておきながら、その舌の根も乾かないうちに監督の叩き出しを始めることで悪評が高い浦和によくミシャが来てくれたものだと思います。

・Jリーグでそこそこ実績があるとはいえ、昨年の「ペッカー」とはほぼ対極の位置にあるサッカーを志向する監督を招聘。前年が前年なので、J1に残留できればOKと考えるのが普通のクラブでしょうが、如何せん思考が普通ではなく、勘違いが甚だしいのが浦和。昨年に続いて残留争いを繰り広げようものなら、またしても監督叩きが始まりかねません。

・さすがにそれはまずいと思ったのか、昨オフの補強は実に強力かつ的確でした。阿部と槙野。この両選手の補強なくして今年の浦和はあり得なかったといって過言ではありません。

・唯一ままならなかったのはCFの補強。ポポはミシャ招聘以前に獲得が決まっていたためかミシャのスタイルに合ってるとは言いがたく、年を通じて見れば補強成功とは言いがたかったと思います。でも、柏戦の決勝ゴールに象徴されるように、さほど多くはない出場機会でファン・サポーターの心を掴むだけの仕事をしてくれたので、これはこれで良かったと思います。

・初戦アウェー広島戦こそ、同じスタイルの相手に完成度の違いを見せ付けられて完敗を喫したものの、続くホームげームで前年優勝チーム相手に辛勝したのを皮切りに序盤で勝ち点3の積み上げに成功。勝ってミシャのスタイルに自信を深め、その自信がまた勝利を呼ぶ好循環で、早いうちに浦和の癌というべき監督への懐疑論・雑音を封じ込められたのは幸いでした。

・引いた相手を崩せず、大宮や神戸といった下位チームに苦杯を舐めながらも、夏場も順調に勝ち点を積み上げる浦和。それだけで今年は大成功と思っていたのですが、8月くらいから監督や選手達が優勝を意識するような発言をしだしたのにはかなり違和感がありました。

・というのは、夏の移籍マーケットで浦和はCFの補強を見送ったから。今年の浦和(もはや今年に限ったことではありませんが・・・)は攻撃の形を作るところまでは良くても、それをゴールに結びつける人材が決定的に不足しており、常に得点力不足に悩まされ続けました。

・フロントやミシャは原口の成長に賭けたのかもしれませんし、単にオフに金を使いすぎてもう金がなかったのかもしれませんが、強力なCFなしに寿人のいる広島やウィルソンのいる仙台を抜き去って優勝なんて寝言もいいところ。結局原口は、徐々にマシになりつつあるとはいえ1トップをものに出来ず沈黙。

・シャドーのマルシオが原口を補って余りある活躍をしてくれればそれでも問題なかったのですが、マルシオも終盤は好機で外しまくり。

・さらに今年の浦和の限界が顕著になったのが終盤。浦和対策が進み、相手があの手この手を講じてくる中で、浦和は負けに負け続けました。しかも往々にしてハンパじゃない大差で。

・今年の浦和は怪我人以外はスタメン固定。いつもの11人+宇賀神くらいしかスタメンに名を連ねることはないためか、終盤になってコンディションを崩す選手が続出。イングランドからオフなしで浦和へ戻ってきて、その後も休みらしい休みもなく使われ通した阿部の疲労が特に顕著で、終盤はイージーなミスが目立ちました。またナビスコ杯すらスタメン起用された柏木はとうとう終盤故障がちになってしまいました。

・ミシャは広島時代もスタメンは固定しがちと聞いていましたが、適宜選手を入れ替えて層を分厚くしながら勝ち点を積み上げるというのは言うは易し、行うは難し。特に負けが混み始めると何かと雑音が巻き起こりやすい浦和にあって、就任初年度でてっとり早く勝ち点を積み上げるためにスタメン固定で臨んだものと私は解釈しています。

・ナビスコ杯や天皇杯2回戦では普段はベンチスタートのメンバーを積極的に起用しましたが、ミシャの信頼を勝ち得たのは結局宇賀神のみ。後は野田が終盤になって多少信頼を取り戻したかなといったくらいで、濱田や小島にいたっては逆に評価を著しく下げてしまったような感さえありました。

・終盤永田の故障離脱で急遽リベロに起用された暢久が、永田以上といっても差し支えないくらいの活躍を見せたのには驚きましたが。

・終盤のハンパない失速ぶりを考えれば、最終節で鳥栖や柏を抜いて3位に入れたのはまさに奇跡。ACL圏入りは実力半分、運半分といったところでしょう。でも、タイトルこそ取れなかったとはいえ、それなりの目標を達成したことで選手達が自信を深められたのであれば、今年は万々歳だと思います。

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2012.12.16

【TV観戦記】12年天皇杯4回戦:浦和 0-2 横浜M

・ぐーの音も出ない完敗。達也やポポと一試合でも長く試合をやる、そして元日決勝戦へ駒を進めることを合言葉に天皇杯に臨みましたが、残念ながら天皇杯優勝&ACL進出を目標としている横浜M(以下「鞠」)に比べ、浦和の出足が良くないのは一目瞭然。なんだかんだといってもリーグ戦でACL圏進出を決めて浦和の選手たちには目標達成感が出てしまったようで、モチベーションの差がそのまま試合内容・試合結果に表れてしまった感がありあり。

・もっとも「熊谷16時キックオフ」が決まった時点で、陽が落ちた後の極寒に恐れをなして早々とTV観戦を決め込んだワシも、そのやる気のなさを詰られても仕方ありませんが。

・共に欠場者の多い一戦。鞠は故障でマルキーニョス、ドゥドラ、齋藤が不在。一方浦和は原口が急性虫垂炎で離脱。名古屋戦で負傷退場した梅崎もベンチ外。加えてミシャが腰の手術のために帰国中。結果論になってしまいますが、この試合だけでなく丸2週間も監督がいない状態で過ごしたのが「一段落感」に拍車をかけたのかもしれません。

・この試合はとにかく点が入る気が全くしませんでした。前半は平川、後半は野田を基点に攻撃の形を作ってはいましたが、クロスは鞠の両CBに悉く弾き返されてしまいました。マイナスのパスでなんとかシュートに持ち込んでもシュートは枠の外。浦和は前3人へ良い形で縦パスを送ることがほとんどできず、柏木がリーグ終盤の不振をそのまま引きずったような出来に終始したこともあって、浦和は何の可能性も感じられないサイド攻撃を繰り返して、そのまま試合終了。

・守備もお粗末。1失点目は左サイドで縦パスをカットされ、暢久と槙野が小野に振り切られたところで勝負あり。小野→狩野→兵藤と繋がれてしまいました。立ち上がり早々にも左サイドでボールを失って中村→狩野でやられかかりました。

・まぁこういう失点はまだ目を瞑れる範囲内ですが、2失点目は全くいただけません。後半立ち上がり前から猛プレスを掛けてきた鞠をいなすことが出来ず、ビルドアップでのミスを繰り返して鞠の波状攻撃を浴びた挙句、右サイドから狩野がズドン。狩野に付いていた暢久の対応も淡白に過ぎましたが、それ以上に2度、3度とミスを繰り返した宇賀神には絶句・・・・

・結果的に浦和での最後の試合となった達也とポポ。共に全く見せ場なく残念な形でのお別れになってしまいましたが、ありがとうございました。

-----達也-----
--丸塩----柏木--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-槙野--暢久--坪井-
-----加藤-----

59分 宇賀神→野田
59分 達也→ポポ

-----小野-----
狩野---中村---兵藤
---富澤--中町---
金井-中澤--栗原-小林
-----飯倉-----

得点:28分 兵藤、48分 狩野
 
78分 狩野→谷口
90分 小野→比嘉
90+2分 中村→大黒

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2012.12.02

【観戦記】12年最終節:浦和 2-0 名古屋 ~ ACL出場決定!

・久しぶりに最終節勝利。しかも試合内容では名古屋相手に点差以上の圧倒的な差を見せつけての完勝。さらに上位にいた鳥栖や柏が共に敗れるという僥倖にも恵まれて3位に滑り込んでACL出場権を確保。この試合が埼スタ最後になる達也とポポへ格別の餞になりました。

・それにしても不思議なくらいに浦和の良いところが出まくった試合でした。逆に言えば名古屋の無為無策ぶりが浮き彫りになった試合でした。

・浦和相手に前からがっつりプレスをかけたり、5バック気味に構えてサイドのスペースを埋めたり、中央を固めて浦和の前3人を自由にさせなかったりと、各クラブともいろんな手立てを講じてきましたが、名古屋はリーグ最終節というのに何一つ浦和対策らしいものを立てたようには見受けられず。

・名古屋はケネディが故障離脱したため、闘莉王大作戦が常態化していますが、今日はその弊害がモロに出た格好。闘莉王は全くと言っていいほど守備をしないため、浦和は最終ラインからのビルドアップがめちゃ簡単。また陣形が間延びしがちな名古屋は中盤もスカスカな上に、浦和の撒き餌パスに面白いようにひっかかってパスコース空けまくり。サイドは空くわ、バイタルエリアも空くわで、全く守備の形をなしていませんでした。

・そんな名古屋相手に浦和は序盤から右サイド中心に攻勢。平川のクロスにフリーで飛び込んだ柏木のヘッドに、珍しく楢崎が対応を誤って浦和先制。さらに40分前後に柏木や梅崎が絶好機を掴みましたが、今後は楢崎が好セーブ連発で追加点ならず。

・後半は浦和の最終ラインが下がりがちになって、名古屋お得意の放り込み&ラッシュをくらいがちになってしまいましたが、この日は浦和守備陣が奮戦。暢久が闘莉王相手に奮闘した上に、闘莉王が落としたこぼれ玉への反応が浦和のほうが格段に良いため、名古屋はほとんど攻撃の形を作れず。たまに名古屋のサイドからの放り込むを許すことがあっても浦和の最終ラインが体を張りまくって決定機を与えず。

・結局のところ名古屋の決定機は前半終了間際、阿部のボールロストからカウンターを喰らって、永井のシュートを槙野が身を挺して防いだ場面だけかも。

・浦和は後半の早い時間帯に槙野が強烈なFKを決めて追加点。それ以外にも珍しくCKから決定機があったり、カウンターでも決定機を掴んだりしましたが3点目は奪えず。3点目が入っていれば達也の出番があったような気がしますが、2点差では試合の流れとは何の関係もなくぽこっと点を取る力がある名古屋相手にはやや心もとなく達也の出番はなし。故障明けの柏木を下げたり、高さ対策で濱田を入れたりしながらきっちり勝ち点3を確保。

20121201003

-----丸塩-----
--柏木----梅崎--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-槙野--暢久--坪井-
-----加藤-----

得点:23分 柏木、59分 槙野

HT 梅崎→原口
74分 柏木→矢島
88分 啓太→濱田

・後半頭から梅崎に代えて原口を投入した意図が全く判りませんでしたが、梅崎は小破したのかな?新聞報道通り、マルシオをCFに据えて原口はベンチスタートになりましたが、名古屋の守備があんまりなことも手伝って1トップマルシオはそこそこ機能。原口よりも視野が広くてしっかりボールが持てるため、柏木がやりやすそうな印象を受けました。2列目に下がった後半もマルシオは攻守に奮闘。

・逆に後半頭から投入された原口はリーグ終盤の不振を引きずったまま。何度かあったカウンターのチャンスをものに出来ず、また簡単にボールを失ってしまう場面もちらほら。

・リーグ戦も大詰めになってから坪井の攻撃力が覚醒した感。浦和は右サイドからの攻撃に厚みがないためか、森脇獲得が噂される中で急に坪井の積極的なプレーが目立ちだしました。

・阿部に致命傷になりかねないミスが多かったような。お疲れなのか、原口同様終盤戦の出来はイマイチ。

20121201008

-----闘莉王----
永井---玉田---小川
---ダニルソン-田口---
阿部-増川--ダニエル-隼磨
-----楢崎-----

HT 玉田→藤本
62分 ダニルソン→金崎
74分 永井→田中輝

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2012.11.30

【展望】12年最終節名古屋戦

・前節鳥栖戦で敗れたことでとうとう5位転落。終盤戦、これだけ負けまくってもなお3位を維持していたのが不思議で、ようやく落ち着くべき所に落ち着いてきたといって差し支えないでしょう。

・鳥栖どころか柏にも抜かれ、ACL圏入りはかなり難しくなってしまいましたが、個人的にはそもそも浦和が本気でACL圏入りを目指していたようには思えないので、ACL圏に対するこだわりは全くと言っていいほどありません。

・現在の勝ち点52というのはくしくもフィンケ初年と全く同じ。その時は6位に終わりました。スタイルを大転換しての1年目ですからフィンケもミシャもこれで上出来と思います。ただ、フィンケは夏に負け、ミシャは秋に負けるという違いこそあれ、低調な時期が長く続くチームに上位を望むのはまず無理。

・フィンケは2年目にも同じ失敗を犯して残念ながらクラブを追われる羽目になってしまいましたが、ミシャが同じ道を辿るようだと、またしても浦和おお決まりの錯乱コースに舞い戻ってしまうような気がしてなりませんが。

・最終節の相手は名古屋。槙野が出場停止から戻ってきますが、柏木の状態は依然不明。また前節ハーフタイムで坪井が交代を命ぜられたのは戦術的なものではなく、坪井が小破したためという話も伝わっており、坪井が名古屋戦を欠場するとなると一大事。

・残念ながら濱田や野田は安心してスタメンに使えるレベルにないことが鳥栖戦で露呈しており、サイドからの放り込みが得意な名古屋相手ではかなり心配です。

・2006年リーグ優勝時以来全く勝っていないリーグ最終戦。勝っていないどころか、目も当てられない悲惨な負けを繰り返しています。広島戦の快勝は何だったのかと訝しくなるほど鳥栖戦の後半はズタボロで、中期的に見ればチーム状態はあまり良くありませんが、今年こそスカッと勝ってリーグ戦を締めくくってほしいものです。

・名古屋はケネディが故障離脱中のため、CF闘莉王が常態化しているようですが、なんか薬を止められなくなってしまった人のようでなんだかなぁ・・・早々とストイコビッチ監督が来年も指揮を取ることを決めたようですが、もうのびしろも何もないような・・・

・また左SB阿部も故障離脱中。さらにここ2戦久しぶりにスタメン出場していた三都主も浦和戦を前に故障。

・浦和は達也とポポ、名古屋は金崎と三都主が今期限りと報じられており、なんだか一大送別会と化しそうな最終戦もあります。

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<前節:名古屋 1-2 鹿島>

-----闘莉王----
藤本---玉田---小川
---ダニルソン-田口---
三都-増川--ダニエル-隼磨
-----楢崎-----

22分 三都主→石櫃(負傷交代)
HT 藤本→金崎
HT 小川→永井

<前回:名古屋 1-2 浦和>

-----永井-----
--玉田----金崎--
小川-ダニルソン-藤本-田中
-増川-闘莉王-ダニエル--
-----楢崎-----

64分 金崎→阿部
72分 玉田→磯村
77分 ダニルソン→中村

・名古屋はなぜか3-4-2-1のフォーメーションで臨んできたましたが付け焼刃なのは明々白々で、ほとんど機能せず。

・田中隼が退場になった後、名古屋が早々とパワープレーに転じてからの攻撃のほうがはるかに迫力がありましたが、これが名古屋の限界ともいえ・・・

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2012.11.25

【観戦記】12年第33節:鳥栖 3-1 浦和

・浦和はボールを持っている時間こそ長いものの、決定機を掴めないまま時間だけがダラダラと過ぎ、鳥栖のカウンターを浴びて失点を繰り返したというどこからどう見ても力負けの試合。鳥栖守備陣を崩した場面なんて全くと言っていいほど見受けられず、試合終了間際のマルシオのシュートが惜しかったくらい。拙い攻撃が拙い守備を生む悪循環で、当然のごとく完敗。

・出場停止で槙野を欠き、さらに前節に続いて故障で柏木を欠いて、2枚看板を失った浦和は攻めに全く工夫がなく、再三両サイドから攻め込むもののシュートに持ち込めず。何の可能性もないハイクロスを入れていとも簡単に鳥栖CBに跳ね返される場面も少なくありませんでした。

・もっとも浦和は前半決定機こそ掴めなかったものの、あの豊田のゴールまで鳥栖にもチャンスらしいチャンスを与えていませんでしたから滅茶苦茶悪い試合とは思いません。むしろ最初のチャンスをしっかりものにした鳥栖の強さが光った試合といったほうがいいのかもしれません。ただ、鳥栖が先制した後は浦和が自壊をおこしてしまってほぼ一方的な鳥栖のゲームに。浦和は梅崎のゴールで一時同点に追いついたものの、すぐさま追加点を許してしまい、試合の流れを変えられませんでした。

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-----原口-----
--丸塩----梅崎--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-濱田--暢久--坪井-
-----加藤-----

得点:58分 梅崎

HT 坪井→野田
72分 平川→ポポ
79分 原口→達也

・出場停止の槙野の代わりは予想通り濱田でしたが、全くと言っていいほど攻撃に絡めず。それだけならまだいいのですが、ちょこちょこ致命傷になりかねないパスミスを犯し、これではレギュラー奪取は絶望的。最初の失点では豊田にきっちり前に入られてしまい、2失点目はクリアが短くて野田に渡ってしまう始末・・・・

・先制されて濱田に代えて野田を入れるかと思ったのですが、ミシャが下げたのはなんと坪井。1点を取るために攻撃力の乏しい坪井を下げたのでしょうが、攻め駒のつもりで入れた野田も濱田よりは若干マシといった程度で、左サイド攻撃に厚みを増すには至らず。

・当然ながら守備は壊滅状態になり、後半開始早々から2度ほどカウンターで決定的な場面を作られてしまいました。

・鳥栖DFラインの前から強襲した梅崎のゴールでなんとか同点に追いついたものの、今後は空中戦でボールを繋がれまくって、最後は野田がフリーでズドン。力づくで攻める鳥栖らしい得点。

・ミシャはさらに平川に代わってポポを投入。梅崎を右WBに下げるのかと思ったのですが、なんとポポをWBに据えたまま。これは攻守のバランスもへったくれもなく、自殺行為もいいところ。案の定浦和右サイドを深々と破られて致命的な3点目を取られてしまいました。

・右サイドからの低いクロスを豊田に押し込まれるという1失点目と全く同じ形。豊田に高さで競り負けたのではなく、単に野田が前に入られただけ。クロスをあわせる相手は豊田一人しかいないのに、それにやられるか・・・ 人数は浦和が圧倒的に有利なのに誰一人として何の役にも立っていないという、浦和の守備の破綻っぷりを如実に示した非常に情けない場面でした。

0002

-----豊田-----
野田---池田---水沼
---藤田--高橋---
民友-金根煥-小林-丹羽
-----赤星-----

得点:45分 豊田、63分 野田、78分 豊田

66分 野田 隆之介→早坂 良太
85分 池田 圭→トジン
88分 水沼 宏太→岡田 翔平

・この試合で面白かったのは、出場停止明けのキム・ミヌを左SBに配したこと。ミヌは左SHが主戦場でSBは一応出来るといった程度のはずで、実際前半は平川への対応に四苦八苦しているように見受けられました。しかし前半終了間際に、野田とのコンビで浦和右サイドを深々と抉って先制点をアシスト。ユン・ジョンファン監督の妙手が見事に嵌った格好。

・この試合でキム・クナンがJ1通算100試合出場達成。横浜Mでは終盤のパワープレー要員に過ぎず、山形ではほとんど出場機会がなかったため、出場試合数の割には出場時間は短いはずですが、ユンジョンファン監督のもとで本職のCBでついに覚醒。横浜Mからのレンタルですが、まず帰らないでしょうなぁ・・・

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2012.11.22

【展望】12年第33節鳥栖戦

・試合内容は停滞続きの上、柏木を故障で欠いて苦戦必至と思われた広島戦でしたが、結果は予想外の完勝。、首位相手に攻守とも内容を伴った勝利でした。次節はアウェー鳥栖戦。

・鳥栖は3連敗を喫した後、新潟・磐田・札幌といずれも低調なチーム相手とはいえ足元一気に3連勝。また大黒柱の豊田が絶好調のようでここ3試合で5得点を挙げています。

・前回対戦時から面子はあまり変わり映えしませんが、前回の対戦ではベンチスタートだった水沼がこのところスタメンに定着しているのと、CB呂成海(ヨ・ソンヘ)が故障で離脱しているのが目を惹きます。その他ボランチの岡本に代わってここ4試合高橋がスタメン入り。

・呂の離脱が響いているのか、このところ鳥栖は急激に失点が増え、複数失点も珍しくありません。

・一方、浦和は柏木の回復度合いが不明な上に、槙野が次節出場停止。同じく槙野を欠いて臨んだナビスコ杯鳥栖戦では濱田をCBに起用しては見たものの攻守ともいいところがなく、あろうことか濱田が豊田に競り負けて失点してしまうなど、どうも今年の濱田は印象がよくありません。

・従って阿部をCBに下げて、小島、ないし回復度合いによっては柏木をボランチに入れる可能性もあります。

・また広島戦で見せた「前目からの積極的なプレッシング」を鳥栖戦でも披露するのかどうかもポイント。鳥栖は豊田めがけてガンガンロングボールを蹴るのが基本戦術。従って浦和としては鳥栖に楽に豊田にボールを入れさせず、さらにDFラインを押し上げて豊田をゴールから遠ざけることができればなお良し。

・実際前回対戦時ではそれを意識した守備をやっていたので、ボールを取られてもずるずるリトリートせずに、積極的にプレスをかけにゆくと思いますが。

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<前節:札幌 2-3 鳥栖>

-----豊田-----
野田---池田---水沼
---藤田--高橋---
磯崎-金根煥-木谷-丹羽
-----赤星-----

得点:54分 豊田、67分 池田、71分 野田

67分:池田→トジン
78分:野田→岡田
89分:高橋→小林

・金民友が前節に続いて出場停止。代わりに野田が左SHへ。

・CB木谷はこれが今季初スタメン。

<前回:浦和 4-3 鳥栖>

-----豊田-----
金民友--池田---早坂
---岡本--藤田---
磯崎-金根煥--呂-丹羽
-----赤星-----

得点:67分 トジン、67分 藤田、71分 藤田

53分 早坂→水沼
60分 池田→トジン
84分 キム ミヌ→岡田

・どちらも守備が比較的堅く(当時の話ですが・・・)、一点を争うゲームになるかと思いきやどんでもない乱打戦に。しかも、後半豪雨の中で浦和があっという間に3点を奪えば、その後すぐさま鳥栖が3点奪い返すという、およそサッカーらしくない試合展開。

・54分で4-0だった試合を追いつかれてもしようものなら、3-0から大逆転負けを喰らったC大阪戦@長居を上回る惨劇となり、「浦和トホホ伝説」に新たな一ページが書き加えられるところでした。

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2012.11.18

【観戦記】12年第32節:浦和 2-0 広島

・チーム状態は明らかに下降線。しかも前節少々不運な要素があったとはいえ川崎相手に4失点もの大敗を喫した浦和。師匠筋の広島相手に苦戦は免れまいと思いましたが、終わってみれば内容を伴った完勝。良くも悪くも期待だとか予想だとかを悉く裏切ってきた浦和の特質が、監督が代わり選手が代わってもなお脈々と息づいていることを実感させられる試合でした。

20121117022

・この試合で驚きだったのは広島相手にかなり前目からプレスをかけにいったこと。これまでの浦和の守備といえばリトリート主体。しかも攻守を素早く切り替えるのはいいとしても、なんとなく後ろにベタベタ人がいるだけであまり組織性を感じないのが難点。それだけに浦和が一転して選手が相互に連動しながら前からボールを奪いにいくという積極的な守備を披露したのには驚きました。

・もっとも高い位置でボールを奪えた場面はあまりなく、チャンスに結びついたのは前半マルシオが水本からボールを奪って梅崎シュート(角度がなくてシュートはGK正面)くらいでしたが、後方から急所へパスを入れる能力において一日の長がある広島の良さを封じただけでもかなり効果的だったと思います。この守備が広島用の特殊戦術なのか、守備思想の大転換なのかは残り2戦を見てみないと判りませんが。

・逆に広島はいいところなし。これまでリーグ戦で優勝争いをした経験がないクラブが初めて優勝の二文字がちらつき始めて固くなったのかなぁ? 前半の試合運びはどうみても消極的でしたし、しかもファウルの少ない広島には珍しくラフプレー連発で5枚ものイエローカードをもらう始末。

20121117023

-----原口-----
--丸塩----梅崎--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-槙野--暢久--坪井-
-----加藤-----

得点:41分 梅崎、61分 啓太

74分 宇賀神→野田
85分 梅崎→矢島
90+1分 原口→達也

・前半は引き気味に構える広島に対して浦和がほぼ一方的にボールを支配してサイドから攻撃。特に宇賀神がミキッチ相手に積極的に仕掛ける場面が目立ちましたが、サイドを抉っても何も起こらないのは相変わらず。この試合でサイド攻撃からチャンスになったのは後半坪井のクロス→マルシオヘッドだけだったかも。でもクロスの質で坪井は軽く宇賀神を凌駕していました(苦笑)

・サイド攻撃そのものは捗々しくありませんでしたが、前半浦和が左サイドで終始先手を取ったことで、広島のストロングポイントであるミキッチを自陣に封じ込められただけでも良しとすべきなのでしょう。

・試合が動いたのは啓太→梅崎のゴール。後方から縦パス一本で相手の急所を突く点では広島に見劣りする浦和ですが、それだけに啓太からの縦パスが得点に直結したのは意外でした。シュート精度が高いとは言いがたい梅崎が西川のニアをぶち抜いたのも驚きましたが。

・先制された広島は後半一転して攻勢。立ち上がり早々浦和守備陣を完璧に崩したものの最後はオフサイドとか、左サイドで清水がフリーでシュートを放ったものの角度がなくて枠外とかチャンスはあったものの得点ならず。

・逆にセンターサークル付近でボールを受けた啓太がそのままドリブルで持ちあがって、ぽっかり空いたバイタルエリアからいとも簡単にシュートを決めて浦和が追加点。広島は啓太がシュートを撃つなんて全く予想していなかったのか、パスコースを消すことに専念しすぎてシュートコースを空けまくるという大失態。森崎和は傍観しているだけだし、千葉は慌ててこけとるし(笑)

・2点目が入って浦和はぐっと楽になりましたが、前半からの再三のフォアチェックで前目の選手がへろへろになってしまい、その後のカウンターは不発。

・広島も遅まきながらクロス攻撃が嵌り始め、高萩や寿人に決定機を作られてしまいましたが、加藤の奮戦もあって最後まで広島に得点を許さず。

20121117027

-----寿人-----
--高萩---森崎浩--
清水-和幸--青山-ミキッチ
-水本--千葉--森脇-
-----西川-----

62分 清水→山岸
72分 青山→石原
86分 森脇→ファン ソッコ

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2012.11.16

【展望】12年第32節広島戦

・個人的には浦和は「どツボに嵌った」としか思えない状態で次節迎える相手は首位広島。開幕戦では手も足も出ない完敗を喫した師匠に、どツボ状態でどこまで迫れるかがポイント。

・現在広島の勝ち点は58で残り3試合。今年同様に大混戦だった2005年優勝のG大阪の最終勝ち点が60なので、それよりは若干マシかなぁというペースで勝ち点を積み上げてはいますが、首位にしてはかなり勝ち点の水準が低いことは確か。

・それでも広島が首位をキープできているのは、夏の仙台だとか、現在の浦和だとかのように、極端に落ち込む時期がないがゆえ。

・怪我人もそれなりに出ていて山岸が長期離脱中。ミキッチも怪我がちで主力の両翼がいない時期が結構長かったようですが、石川や清水が見事にその穴を埋めた模様。

・また長らくベンチ暮らしだった森崎浩が24節からスタメンに復帰してその後3得点。代わりに石原がサブに回っています。

・森保監督はJリーグで指揮を執るのは初めてですが、見事にミシャの遺産を引き継いだだけではなく、守備を改善したことにより成績が安定。現在総失点31でいつの間にやらリーグトップ。守備が堅いことで知られる仙台や横浜Mと同水準ですから恐れ入ります。

・森保の改善ポイントがどこにあるのか残念ながらよく判りませんが、CBやボランチの面子がそれなりに揃っているにも関わらず、このところ大量失点が目立つようになった浦和、というかミシャも見習ってほしいところ・・・

・また広島と浦和で決定的に違うのは得点力。これは寿人と原口の差そのまんまですな、どう見ても。

・どツボ浦和はいつもの面子でいつも通り闘うしかないんでしょうなぁ・・・ 個人的には結果に拘らず、浦和が着実に進歩している姿が見られるようなゲームであれば良いと思いますが、いつもの面子でいつも通り闘い続けるだけでそれが見えるのかなぁ・・・

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<前節:広島 3-0 札幌>

-----寿人-----
--高萩---森崎浩--
清水-和幸--青山-ミキッチ
-水本--千葉--森脇-
-----西川-----

得点:17分 森崎浩、31分 佐藤、86分 水本

68分:青山→石原
83分:ミキッチ→石川
88分:清水→山岸

<前回:広島 1-0 浦和>

-----寿人-----
--高萩----石原--
山岸-和幸--青山-ミキッチ
-水本--千葉--森脇-
-----西川-----

得点:49分 佐藤

74分:ミキッチ→石川
90分:石原→大崎

・前広島監督ペトロビッチ率いる浦和が広島へ乗り込んでの今季リーグ開幕戦。

・結果的にはCKからの流れから寿人にやられた1点だけで済みましたが、90分を通じて浦和にチャンスらしいチャンスはロスタイムの槙野の一発だけ。それ以外は決定機どころかシュートすら満足に撃たせてもらえませんでした。

・従ってどこからどうみても1-0の点差以上の完敗。

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2012.11.08

【TV観戦記】12年第31節:川崎 4-2 浦和

・どちらにもチャンスらしいチャンスがあまりなくスコアレスドローに終わった前節C大阪戦よりはマシな試合だとは思います。また1失点目に象徴されるように運がないとしか言いようがない面も確かにありました。しかし、サッカーで4点も取られながら「運がなかった」とか「内容では勝っていた」とか言い訳を並べたところで虚しい限り。

・川崎の試合内容は褒められたものではなく、勝ったけれども先々何も残らないと感じましたが、浦和はそれ以上にダメでした。特に肝心要なところで。ミシャが志向しているサッカーを否定するつもりはありませんし、その必要も全くないと思いますが、試合内容は浦和の成長よりも今年の限界をまざまざと突きつけられたようなものでした。

・川崎のフォーメーションは事前報道どおり3-4-3、というかかなりの時間帯で5-4-1でドン引きで守っていました。ただ川崎の守備はただうしろにぐちゃぐちゃ人がいるだけで連携に難があるのか、浦和は何度もチャンスを作り出すのに成功。暢久→原口→柏木と繋がった先取点なんか実に惚れ惚れするような形で、この面だけ取り上げてみればそんなに悪い試合ではなかったのかもしれません。

・ただチャンスを作っても、それを決められないのは相変わらず。この日もマルシオが直接FKのチャンスを含めて何度も好機をフイにしてしまい、端的に言ってしまえばこの日FK2発を含むハットトリックの大活躍だったレナトとの出来の差が勝敗にそのまま直結したような格好。

・しかも「今日はマルシオの日ではなかった」という運の要素で片付けられるようなものではなく、ここ数試合好機を潰しっぱなし。序盤故障で出遅れたものの、復帰後はほぼ出ずっぱりでお疲れなため肝心なところで精度を欠いているのでしょうが・・・

・さらにマルシオの調子が良くないからと言って、代わってピッチに送り出せるほど信頼のおける選手も僅少。あえていえばポポの途中投入がなかったのが不可解だったくらい。

・マルシオ以上にコンディションが良くない柏木、啓太、平川といったあたりをスタメン起用せざるを得ず、しかも負けているのに交代枠を2つも余らせて試合を終えてしまうほど、使い物になる選手層が薄い浦和。その限界が如実に表れた試合だとも思いました。

・またマルシオの不出来以上に難儀なのは大量失点。壁に当たったボールがそのまま入ってしまう1失点目は不運としかいいようがありませんし、結局のとことレナト&中村と優れたプレースキッカーのいる相手に対して危険な位置で安易にファウルするな(2失点目は槙野が不用意といえば不用意)ということに尽きますが、2失点目まではやむを得ないかと思いました。

・この試合を決定付けたのは3失点目。自陣深い位置でマルシオ→阿部のバックパスを奪われてからの失点。結局はレナトの個人技に坪井が翻弄されたような格好での失点でしたが、あんなところでボールを失えばもはやこれまで。点の取られ方が非常に悪く、仙台戦に続いて2点ビハインドを追いかける羽目になり、得点力が高いとは言いがたい浦和にとって重い重い失点になってしまいました。

・4失点目は啓太の縦パスをカットされてからのカウンター。小林のシュートがDFに当たり、跳ね返りが山瀬の前にこぼれてくるという不運といえば不運なものでしたが、前がかりになって攻めている過程でカウンターを喰らってますから、半ば起こりうべくして起こった失点ともいえ。

・G大阪戦以降負けに負けまくっていますが、それでも3位を維持。これこそ幸運としかいいようがありません。今の行き詰まりを見るにつけ、個人的には次節以降は結果に拘らない選手起用をしてもなんら差し支えないと思います。

-----原口-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--暢久--坪井-
-----加藤-----

得点:19分 柏木、58分 槙野

78分 平川→宇賀神

-----小林-----
-レナト------楠神-
登里-風間宏-中村-田中
-伊藤--ジェシ--實藤-
-----西部-----

得点:22分 レナト、28分 レナト、34分 レナト、72分 山瀬

HT 楠神→山瀬
65分 風間宏希→稲本

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2012.11.07

【TV短感】川崎 4-2 浦和

(前半)

川崎は報道どおり3-4-3(守備時は5-4-1)のフォーメーション。

浦和は立ち上がりにFKのチャンスが2回あったがいずれもマルシオが決められず。

その後試合は五分五分で進み、暢久→原口→柏木でついに浦和が先制するも、レナトのFK2発でたちまち逆転。

ここまではやむを得ない面もあったが、最終ラインでボールを失ったあげくにまたもレナトに決められた3点目は全くいただけない。

後はどん引きでカウンターを狙う川崎相手に苦戦。槙野と梅崎が左サイド深く抉るチャンスがあっただけにこのままで終わるとは思えないが・・・・

(後半)

どん引きで守る川崎相手でも何度かパスを繋いで崩しきる場面があり、マルシオ→槙野で1点を返したが、後はマルシオが悉く好機を決められず。

逆に警戒していたカウンターで追加点を許し、そのままジ・エンド。

守備に人数を割いている割には川崎の守備は堅いとは言えず、浦和はそれなりにチャンスを作っていたが、結果はレナトとマルシオの出来の差がそのままスコアに表れた格好。

またいくらなんでも4失点はやられ過ぎ。特に最終ラインのミスを契機に失った3失点目は重すぎた。

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