2023.09.19

川口家@川口 ~ 正油ラーメン

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 川口駅東口から産業道路を北へ。幸小学校西交差点の先。ほぼ1年ぶりの往訪。先客5、後客ゾロゾロ。入店後ほどなく満席になり、退店時外待ち7。

 店内の券売機で「ラーメン(780円)」を麺堅めで注文。前回より60円値上がり。ランチタイムは小ライスのサービス付き。なお前回往訪時まで券売機は店外にありましたが、この辺の治安を考えてとうとう店内に引っ込めたみたいで。
 
 以前は口頭で醤油か塩かを聞いてくるのが特徴でしたが、その辺も券売機ボタンで分けたようで。メニューは他にみそ、つけめん、煮干中華、まぜそばなど。なお入荷不足で「脂多め」のオプションがなくなっていました。
 
 店内は横長カウンター6席と、4人掛けテーブル席が2卓。卓上には刻み生姜、豆板醤、おろしニンニク、ラー油、酢、醤油、コショウ、白ごま。スタッフは作り手と接客係の2人だけでしたが、接客はこの手の店にしては丁寧なほう。配膳も高いカウンター越しではなく、ちゃんと席まで丼を運んできます。

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 スープは豚骨出汁、かえし共々心持ち弱めのライトな豚骨醤油。脂も適度に抑えられている上、豚骨の臭みとか、獣臭さみたいな家系にありがちな癖が少なく、それを物足りないと感じるか、食べやすいと感じるか意見が分かれるでしょう。「味濃いめ」を注文する客が多いのも頷けますが、個人的にはこれくらいがちょうどいい塩梅。途中でちょっと卓上のニンニクや豆板醤、白ごまを入れると最後まで飽きずに楽しめます。

 麺はやや太目のストレートタイプで家系らしい短いもの。硬めを頼んだこともあってかなりの噛み応え。小ライスを付ければ量も十分。

 チャーシューは小ぶりな代わりにそこそこ厚みあり。ややちょっと塩気強めの煮込み加減。他にうずら卵、ほうれん草、海苔三枚。

 全くそそらない外観の家系ラーメン店で、しかも近くに人気店「武蔵家」があるにも関わらず驚くほど長続きしています。どちらかと言えば「武蔵家」はハードパンチャーな家系なのに対しこちらはマイルド系なので、客層が全然被らないのが長続きしている原因かも。

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2023.09.17

油堂@川口 ~ 油そば

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 川口駅東口のペデストリアンデッキ下に並ぶ低価格外食チェーン店群の一角。「Sガスト」→「から好し」の跡地。先客1、後客7~8。見るからにチェーン店っぽい外観で、調べたところ「町田商店」や「豚山」を展開する株式会社ギフトホールディングスの新業態のようです。

 店内のタッチパネル式券売機で「油そば(780円)」を注文。並盛(150g)、大盛(225g)、特大(300g)同値段なので思い切って特大にしてみました。
 
 メニューは基本油そばと辛味噌油そばだけで、後はトッピングでバリエーションをつけています。
 
 店内は縦長L字型カウンター15席のみ。「Sガスト」や「から好し」の時は非常に狭い店という印象を受けましたが、どうも厨房がやたら面積を食っていただけのようで、メニューを絞り込み、かつ調理プロセスが非常にシンプルな業態だと全然狭さを感じず。
 
 この店の特徴は調味料類が非常に豊富なこと。卓上には魚粉、黒胡椒、青のり、一味唐辛子、カレー粉、ケイジャン、ゴマ、酢、ラー油、かえし。またおろしニンニク、刻み玉ねぎ、紅生姜も用意。さらに入口脇にはデトックスウォーター、黒烏龍茶、ジャスミン茶が用意されていました。

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 具はほぐしたチャーシュー、刻み青ネギ、メンマと非常にシンプルで、何がしかトッピングするのが前提みたい。とりあえず一頻りまぜまぜ。
 
 麺は中太ほぼストレート麺。”中華麺用粉にパスタ粉を配合し作り上げた風味豊かでモッチリ感のある「油そば専用麺」”だそうで、ウリ文句通りもっちりした食感は悪くありません。
 
 一方残念なのがタレ。タレの量は多くも少なくもありませんが、卓上の調味料類を何も入れずに食べてみたところ、やたらしょっぱいだけで旨味があまり伝わってきません。うーーーーーん、これは卓上の調味料類をあれこれ入れて自分好みの味を楽しむというより、あれこれ入れないと食えないレベルじゃないかなぁ・・・
 
 よって味がわかりやすい魚粉とニンニク、具のしょぼさを補うべく刻み玉ねぎの力を借りてフィニッシュ。具が少ないためか、300gでも特に量が多い気はしませんでした。

 すぐ近くにつけ麺の人気店「津気屋」があり、アリオ川口近くにはまぜそばの人気店「渓」がある中で、果たしてどうなることやら。

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2023.09.01

葵 ララガーデン川口店@川口 ~ まぜそば

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 川口駅西口からオリンピック通りを西へ進んだ「ララガーデン川口店」内。先客6、後客8。約3年ぶりの再訪。川口&蕨で5店舗を展開している「葵」グループの店です。ララガーデンのレストラン街ははま寿司・大戸屋といったSC定番店を除くと入れ替わりが激しいのですが、この店は向かいの「一刻魁堂」と共に長続きしているほう。

 卓上のタッチパネルで「まぜそば(900円)」を注文。値上がり著しい上に「終日麺大盛サービス」がなくなってしまったようで残念。

 メニューを絞り込んで特色を出している葵の他店とは異なり、ここはSC店らしく塩・醤油・つけ麺・まぜそばとなんでもあり。また往訪時は期間限定メニューとして「冷やし梅紫蘇つけそば」を出していました。

 店内はSC内店舗らしく全席ボックス席でカウンター席無し。水セルフ。卓上にはブラックペッパー、酢、ラー油、しょうゆ。まぜそば専門店ではないので、味変アイテムに乏しいのは仕方ありません。

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 具はチャーシュー、刻み玉ねぎ、刻み青ネギ、メンマ、海苔、魚粉といった標準的なもの。何度も天地をひっくり返しながらまぜまぜ。醤油ダレが底のほうに溜まっていますが、その量は少な目で混ぜ終わると汁気は全く丼に残らず。
 
 麺は自家製の中太ストレート麺。魚粉交じりのせいかわずかにざらつきがあり、もっちりという形容がしっくりくる食感。つけめんではないので麺には温もりが少々残っていますが、それでも噛み応えは良好。タレの量が少ないせいか、まぜそばにしては薄味。でもやたら味が濃いよりははるかにマシ。脂っ気の少ない、いかにも和風の味わいで気に入りました。
 
 SC店でこの出来なら十分でしょう。かつて「ララガーデン川口店」は他の「葵」各店と比べてクォリティーがびっくりするくらい低くて難儀でしたが、しばらく来ないうちにかなり改善されたのかな?

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2023.08.31

魁力屋 イオンモール川口店 ~ 赤辛煮干しらーめん

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 魁力屋イオンモール川口店で2023年6月28日から期間限定で発売中の「赤辛煮干しらーめん(850円+税=935円)」を試食。
 
 先日川口末広店で同じく期間限定販売の「スタミナ中華そば」を試食したばかりですが、魁力屋は店質によってメニューを変えていて「スタミナ中華そば」は路面店限定、一方「赤辛煮干しらーめん」はフードコート限定です。でも店頭での「赤辛煮干しらーめん」の宣伝はかなり控えめでした。

 「真っ赤な見た目が食欲を掻き立てる、旨い!辛い!をとことん追求した究極の一杯が完成しました。キレのある醤油・煮干しの旨味が絶妙にマッチしたスープに、パツンと歯切れの良い中細ストレート麺がよく絡み、後から押し寄せる辛さがやみつきに。さば・いわし・そうだかつお・むろあじの4種をブレンドした香り高い『魚粉』を使用することで、辛さの中にも旨味を最大限に感じられる一杯に仕上げました。」というのが魁力屋のウリ文句。

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 若干とろみがかったスープはフードコートで出す一杯にしては破格の辛さ! スープ自体が真っ赤っかな上にてんこ盛りの白髪ネギにもたっぷり唐辛子がふりかけられて、いかにも辛そうなビジュアルですが、そのビジュアルを全く裏切らない辛さ。「後から押し寄せる」どころか最初から辛い。フードコートの紙コップは小さいので、食べ終わるまでに水のおかわりに走る羽目に。
 
 一方「煮干し」の旨味は後からちょこんと乗せてある魚粉に専ら頼っている感じで、判りやすいと言えば判りやすいのですが、やや旨味過多でくどい気も。辛くて味も濃過ぎで、スープを飲み進む気は起こらず。

 麺は中細ストレートタイプで、水気が少なそうな若干ざらついた口当たり。

 具は白髪ネギの他に、薄いチャーシュー、刻み青ネギ、海苔、わずかにメンマ。

 フードコート専用メニューゆえ期待値が甚だ低かったのですが、その期待値を軽く超えてそれなりに満足できる一杯でした。

 なお魁力屋は税別料金なのが災いして、内容に比べると往々にして少々割高なのが難。それゆえ食後に「100円割引券」を配っていて、それを使うと割高感もなくなって満足度が上がります。ただ「100円割引券」の有効期限は配布日から1ヶ月しかなく、魁力屋はそんなに頻繁に新商品を出さないので「100円割引券」を使う機会がないまま有効期限切れになりがちで・・・

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2023.08.30

さんぱち@戸田 ~ 中華そば

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 戸田市役所の近く。市役所南通りからわずかに引っ込んだところにあるので案外見落としやすいかも。「八頭龍」の跡地。先客、後客ともゼロ。

 店内の券売機でボタン先頭の「中華そば(900円)」を注文。ランチサービスなし。
 
 メニューは基本「もりそば」との二本立て。量が多めで並盛でも中華そばは250g、もりそばは300gあるとのこと。ただ中盛・大盛は別料金。
 
 店内は縦長カウンター5席と4人卓×3、個室に6人卓×1。卓上には豆板醤、おろしニンニク、一味、酢、ブラックペッパー。カウンターやテーブルも新調したようで、店内は八頭龍時代よりはるかにすっきりとしています。個室はもともと製麺室だったところかな?冷房がよく効いてるのは高評価。

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 「自慢の動物・魚介系トリプルスープがよく絡むボリューム満点の中太麺が特徴」というのがGoogleに載っている店の説明。でもスープにとろみはほとんどなく、魚粉のざらつきも全く感じられない超サラサラ系で、説明から来る印象とはだいぶ違います。それはともかく、醤油ダレがうるさくて出汁の旨味をかき消し気味で、概してしょっぱくなっているのは難儀。
 
 麺は中太ほぼストレートタイプで、つるつる&もっちりした食感。、これま悪くありません。

 チャーシューかなり厚みがあり、やや濃い目の煮込み加減ですが満足できる出来。他にメンマ、海苔、刻みネギ。
 
 この感じだとつけ麺の方が良さげかなぁ・・・

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2023.08.26

有彩@西川口 ~ 醤油らぁ麺

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 西川口駅西口を出て北側にある「西川口一番街」内。大昔は風俗店が密集していた一帯にあって、この店が入っているビルも昔はそうだったんじゃないかなぁという気配が濃厚。約1年ぶりの再訪。11時の開店5分前に到着したところ先客ゼロ、開店までに後客3。開店後4人。
 
 店内の券売機ボタン先頭の「醤油らぁ麺(850円)」を注文。並だと140gしかないので、中盛(+50円:180g)にしました。

 メニューは他に「塩らぁ麺」「豚骨地鶏魚介つけ麺」「昆布水つけ麺(醤油・塩)」。盛夏期のためか、注文は「昆布水」が多め。


 店内のレイアウトが非常に珍妙で手前ほぼ半分がぽっかりと空いており、店奥に縦長カウンター4席+2席+1席、4人掛けテーブル1卓。もともと飲食店向けの造りじゃないんでしょうなぁ、多分。卓上には黒胡椒、七味、いりこ酢。よく言えば仕事ぶりが丁寧なせいか、相変わらず回転はあまり良くありません。

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 店内は相変わらず飾り気もなくて素寒貧としていますが、出て来たラーメンは文句なし。スープは雑味がないあっさり味。かえしも控えめにしてじっくりと鶏出汁のまろやかな旨みを味わえるよう工夫されています。以前は中に揚げネギやほんのちょっととろろ昆布が入っていましたが・・・

 麺は自家製の平打ち中太麺で強めの縮れ入り。水気の多そうな麺で、しかも若干柔らかめの仕上がりでつるつる&もっちりした食感が楽しめ、スープとの相性、絡み具合も言うことなし。券売機に「かためはおすすめしません」とわざわざ貼ってあるのも納得。

 脂っ気少な目のチャーシューは柔らかい仕上がりなのに意外に噛み応えがあり、かつ肉の味わいもしっかり残っていてまずまず。他に笹切りネギ、ほうれん草、海苔。

 来るたびにちょろちょろ値段が上がっており、しかも具も微妙になくなっていたりしているのが残念ですが、それでも今時のラーメンとしては安めな上に、突き抜けて美味いのは確か。さすが西川口の至宝、珠玉の一杯。相変わらず恐れ入りました。

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2023.08.21

魁力屋@川口末広 ~ 黄金塩雲呑麺

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 魁力屋が2023年8月9日から期間限定で発売中の「黄金塩雲呑麺(850円+税=935円)」を試食。往訪した川口末広店は122沿いで、埼玉高速鉄道川口元郷駅から歩くとリンガーハットの先。立地上当然ながら広めに駐車場を確保。

 最新鋭店舗らしく注文はタッチパネル式。しかも麺の硬さ等のオプションもタッチパネルで指定できるので、「麺硬め」で注文。後払い。タッチパネルに加えて紙のメニューも置いてあって、どんなメニューがあるのかぱっと一覧できるのは嬉しい配慮。
 
 店内は横長カウンター8+5席と6人掛けボックス席×5。郊外店らしいゆったりした作りです。卓上には一味、にんにく、ヤンニンジャン、餃子のタレ、胡椒、酢、ラー油、そして魁力屋名物の刻み青ネギとたくあん。

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 「黄金色が特徴のスープには、まろやかで優しい味わいの沖縄の塩“シママース”を使用し、さば節・昆布・アミエビなどの魚介の旨味をギュッと詰め込みました。肉雲呑(ワンタン)は、大判の皮にたっぷりの餡を包んで鉢一面に載せ、食べ応えのある一杯に仕上げました。刻みゆず・フライドオニオン・白ネギがアクセントになりスープの深みを引き出します。」というのが魁力屋のウリ文句。

 しかし、残念なことにスープは「まろやかで優しい」どころではなく、しょっぱさが先に立って「魚介の旨味」なんて完全にかき消された感じ。スープに浮いているフライドオニオンに存在感がない一方、刻み柚子が強烈に自己主張するのは困ったもの。
 
 麺は中細ストレート。配膳時には「心持ち硬め」といった感じでしたが、急速にスープに馴染んでいって硬めの要素はほぼ皆無に。


 肉雲呑は「たっぷりの餡」というのはどう考えても誇大表示ですが、雲呑自体が多めに添えられているのでそれなりに満足感が得られます。具は他に薄切りメンマ、白髪ネギ、刻み青ネギ、糸唐辛子。
 
 普段塩ラーメンを出してない店が塩ラーメンを出す際の難しさをものの見事に体現したような一杯でした。

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2023.07.29

あそ路@川口 ~ 熊本らーめん

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 川口駅東口から川口本町大通りを南へ。約4年半ぶりの再訪。先客ゼロ、後客4。熊本郷土料理がウリ物の居酒屋が片手間にラーメンを出しているものという評価から長年放置していましたが、案外長続きしていることに気づいて超久しぶりに再訪。

 店内が居酒屋然としているのは相変わらず。卓上のメニュー先頭の「熊本らーめん(730円)」を「中盛(+100円)」で注文。麺の硬さを聞かれたので「かため」でお願いしました。ライスの無料サービスはなくなったのかと思っていたら、ご飯の炊きあがりが遅れていただけのようで。でもほとんど食べ終わることになって「ライス要りますか?」と言われてもなぁ・・・
 
 メニューは多彩で、他に味噌、塩とんこつ、牛骨わんたん麺、季節限定のカレー麻婆、スタミナなど。

 店内は中央に島式カウンター6席と壁際に4人掛けテーブル2卓、2人掛け1卓。カウンターはコロナ禍を経て大きく席間を開けて運用。店は女性店主とオバハンの二人で切り盛り。卓上にはラー油、醤油、胡椒、一味、酢、ラーメンだれ。

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 かなり深めの丼で登場。マー油をたっぷり垂らして熊本ラーメンらしさを演出。ウンチク書きには「豚頭骨・げんこつ・背油・豚足を毎日15時間以上炊き出し、12時間ねかし熟成させた純とんこつ豚骨スープ」とありますが、見た目と違ってややあっさり目の味わいで、出汁の旨味についつい惹きこまれてしまうような要素が薄いのが残念。無化調を謳っていますが、それが物足りなさに拍車をかけているような気も。

 麺は自家製の中細ストレートタイプ。心持ちざらざらした口当たりで、水気が少なそうな若干ごわついた食感。ただ中盛の割には量が多いような感じはせず。

 チャーシューはトロトロでいて、ぐだぐだに崩れはしない実に良い煮込み加減。他にキクラゲ、刻みネギ、海苔。半熟玉子半個。

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2023.07.16

魁力屋@川口末広 ~ スタミナ中華そば

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 魁力屋が2023年6月28日から期間限定で発売中の「スタミナ中華そば(830円+税=918円)」を試食。
 
 往訪した川口末広店は今年4月13日に出来たばかり。122沿いで、埼玉高速鉄道川口元郷駅から歩くとリンガーハットの先。立地上当然ながら広めに駐車場を確保。

 最新鋭店舗らしく注文はタッチパネル式。しかも麺の硬さや背脂の量等のオプションもタッチパネルで指定できるので、「麺硬め&背脂多め」で注文。後払い。タッチパネルに加えて紙のメニューも置いてあって、どんなメニューがあるのかぱっと一覧できるのは嬉しい配慮。
 
 店内は横長カウンター8+5席と6人掛けボックス席×5。郊外店らしいゆったりした作りです。卓上には一味、にんにく、ヤンニンジャン、餃子のタレ、胡椒、酢、ラー油、そして魁力屋名物の刻み青ネギとたくあん。

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「こわだりの醤油に特製旨辛ダレをブレンドしたスープに、中華鍋で炒めた豚バラ肉と野菜をドンッと乗せ、最後にスタミナの代名詞ニンニク・ニラをふんだんに盛り付けました。炒めた肉と野菜の旨味が溶け出した旨辛スープに、パツンと歯切れの良い中細ストレート麺がよく絡み、一口食べるとやみつきに!」というのが魁力屋のウリ文句。
 
 ニラはともかくG系みたいに粗目におろされたニンニクが丼に多めに添えられているのには意表を突かれました。しかも背脂多めにしたのでスープは結構ギトギトに。炒めもの野菜はもやしを主体に玉ねぎも少々。豚バラ肉の量も結構あって、「スタミナ」を冠するだけのことはあります。レギュラーメニューだとちょっと寂しいスープもこれだけのサポートを得られれば悪くありません。
 
 麺は細いストレートタイプ。水気の少なそうな心持ちざらざら、ぽきぽきした食感。ぎとぎとスープに合わせるのは硬めでちょうどいい感じ。

 魁力屋は税別料金なのが災いしてか、内容に比べると往々にして少々割高なのが難ですが、「スタミナ中華そば」は値段相応で上々の出来。100円割引券をもらったので、他のメニューを試してみます。

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2023.07.12

百人力@西川口 ~ (G系)ラーメン

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 西川口駅東口からすぐ。駅正面やや北側に広がる飲食街の一角に立地。「御成屋」の跡地。外観で察しが付くようにG系の店で、先客ゼロ、後客12。11時半の開店前から並びが出来るほどではないものの、開店と同時に客がどっと来るような感じでした、
 
 店内の券売機で「ラーメン(880円)」を注文。麺量は250g。食券を渡すといきなりオプションを聞かれるので、「ニンニクあり&アブラあり」で注文。なおこの店はデフォルトが「ニンニクなし」はともかく、デフォルトが「背脂なし」なので注意。
 
 「小ラーメン」もありますが、麺量がいきなり125gまで減ってしまうのはさすがになんだかなぁ・・・また「汁なし」にも出来るようですが、なんと100円増し!!
 
 店内は縦長カウンター8+4席と4人掛けボックス席×2。卓上にはブラックペッパー、ホワイトペッパー、酢、かえし。水セルフ。なおこの手の店には珍しく厨房もホール係も全員女性で切り盛りしており、この手の店にありがちな妙な圧迫感、緊張感が漂っていないのは嬉しいところ。

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 野菜はほぼもやしでしたがデフォルトで300gあって、麺との量的バランスを考えれば個人的にはこれで十分。この程度だともやしを先に片付けなくても麺をほじくり出せます。
 
 スープにとろみはほとんどなく、脂っ気もこの手のラーメンにしては控えめ。麺ももやしを合わせて食べ進めればしょっぱさもほとんど感じず、それでいて豚骨の旨味はしっかり感じられてなかなかの出来。
 
 麺は平たい感じの太麺で緩い縮れ入り。しかも硬めの仕上がり。

 チャーシューは厚みがあり、しかもしょっぱくならない程度にしっかり煮込まれていてまずまず。

 終盤はさすがに塩気が強まって「これは飲んだらアカン奴や・・・」と身体が拒絶反応を示し始めましたが(苦笑)、特に箸が止まることもなく一気に完食。苦しくならない程度にお腹一杯になって大満足でしたが、晩飯は要らんなぁ(さらに苦笑)。

 総じてこの手のラーメンとしてはかなり食べやすいほうで、個人的にはかなりしょっぱく感じた近所の「どでん」よりは好み。

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