2024.07.21

【観戦記】24年第24節:浦和 3-4 札幌 ~ 今後どうするんだろうなあ、これ?

 全く何もやらせていなかった相手に先制を許した後は急激にガタガタに。後半大反撃に転じるも一歩及ばず。滅茶苦茶内容が悪い訳ではないがとにかく結果は出ない。中断期間を挟んで今後どうするんだろうなあ、これ?

《スタメン》

 浦和のスタメンは前節からパリ五輪出場のためチームを離脱した大畑に代えて出場停止明けの石原が入った他、グスタフソン→武田、サンタナ→松尾と3枚入れ替え。ヘルニア痛で離脱していた松尾は柏戦以来ほぼ三ケ月ぶりのスタメン復帰。

 「状態を明日も見て、最終的に見極めたい」と言われていた中島がベンチ入りできなかったのはともかく、グスタフソンもベンチに入れず。代わって佐藤がベンチ入り。

 札幌のスタメンは前節から大森を出場停止明けの駒井に入れ替えたのみ。但し、故障明けの宮澤&近藤と新加入のサンチェスがベンチ入り。

 札幌は浦和同様故障者が多く、スパチョーク、荒野、小林、キムゴンヒが故障中。

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《試合展開》

 大畑離脱&補強も進まない左SBの大穴を誰が埋めるのかが注目ポイントでしたが、この試合は関根を左SBにコンバートしてキックオフ。

 松尾をCF起用したことから十分予想されたことでしたが、立ち上がりは札幌の前プレを避けるかのように浦和はロングボールを多用して、早くも8分に松尾や伊藤が立て続けに裏抜けの形。

 また札幌の前プレに案外強度がないことを察してか、パスを繋いで前プレを交わす形でもチャンスを作れるようになり、12分には右サイドから石原クロス→関根ヘッドとこの試合最初の決定機を作りましたが、ここはGK菅野がセーブ。 15分武田スルーパス→松尾シュートは枠を捉えきれず。20分武田→松尾→渡邊シュートはGKの正面。

 その後も浦和が押し気味にゲームを進めながらも決定機でシュートブロックされて得点ならずという流れでしたが、37分青木CK→井上の前に入った岡村ヘッドで失点。失点はセットプレーでしたが、CKを与えてしまったのは浦和の前プレが全然ハマらずに札幌のビルドアップを簡単に許してしまったことからだったというのがいやはやなんとも。

 さらに45+2分CB髙尾の縦パス一本で武蔵が裏抜けに成功し、西川との1対1を難なく制して追加点。「どう見てもオフサイド!!」と思ったのですが、どうも石原が残っていたようでVARでもゴールを認定。前プレが効かずに高尾に楽に縦パスを蹴らせてしまった上に最終ラインのコントロールに失敗。さらに井上も石原もオフサイドだとセルフジャッジして武蔵を追うのを止めているのが腹立たしいのなんの。西川まで気が抜けていたような。

 まさかの失点を喫するまで何もやらせていなかった札幌に2点も取られて前半終了。前半から南の空に雷鳴が響きまくりでしたが、とうとうハーフタイムに埼スタも避難指示が出されるほどの猛烈な雷雨に見舞われて後半キックオフは遅れに遅れて、ほぼ45分遅れの20時45分キックオフに。

 2点ビハインドに陥ったところでヘグモは後半頭から武田→サンタナと交代。それはともかくその後の布陣がどうにも奇怪で、どう見てもサンタナ&松尾の2トップに大久保トップ下の4-3-1-2。ヘグモのサッカーのキーであるサイドアタッカーらしい選手が布陣上は誰もいないという非常に珍妙な形でした。

 試合後の会見ではハイプレスをかける意図からそんな布陣を敷いたようですが、練習でやっていないのではないかと訝しくなるくらい攻守とも全く機能せずになんとも緩い守備、球際の弱さを連発。

 51分はCB中村が持ち運んでバイタルエリアでどフリーの駒井へパスをつけるという、もうハイプレスも守備ブロック形成も何もないという凄まじい守備崩壊ぶりを披露して失点。57分はアーク付近で安居がボールコントロールに失敗してボールが武蔵に渡ってしまう大失態から失点。安居は疲労困憊な上に集中力まで切れてしまったかのよう。でもそれ以前に自陣深い位置で札幌に簡単にパス回しを許している時点でアウト。

 絶望的な戦況を受けてヘグモは61分に松尾→二田、関根→小泉、大久保→本間、安居→堀内の「怒りの4枚替え」を敢行し、しかも堀内アンカーの4-1-2-3に布陣を再変更。

 とにかく点を取るしかない浦和は練習でやり慣れた布陣でやるべきことがはっきりした上に、二田の快足と切れ味鋭いドリブルで対面の相手を剥がしまくる本間の両WGがお疲れの札幌相手にかなり効いて浦和が超前がかりになって猛反撃開始。

 65分左サイドからサンタナクロス→どフリーで二田ヘッドはバーを直撃しましたが、77分小泉CK→サンタナヘッドでまずは1点。81分中央左寄りから小泉クロス→ボックス内でサンタナを抜けてファーでどフリーになった二田がGKのニアをぶち抜いて2点目。

 86分にはCKからの混戦でボックス内で井上が岡村に後ろから削られた格好になり、VAR介入&OFRを経てPK認定。90分伊藤がPKを決めて一点差まで追い上げましたが、やはり4点のビハインドは大きすぎて反撃もここまで。90+9分石原クロス→サンタナヘッドはGK正面へ飛んで試合終了。

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《総評》

 DAZNのスタッツではシュート数20vs8、うち枠内16vs5。ゴール期待値に至っては2.85vs0.75と大差がついており、この試合の浦和は何から何までダメだった訳ではないと思います。浦和が先制していれば結果は全然違っていたとも言えましょう。札幌が強かったのではなく、浦和がとにかく弱すぎた。しかも自爆的な要素てんこ盛りで弱いという印象を強く受けました。

 それにしても湘南・京都・札幌と続く降格圏チームとの3連戦で1分2敗。しかもホームで2敗という厳しい結果。ガチャガチャした展開、オープンな展開に活路を見出しがちという点では似た3チーム相手に悉く自らそんな展開に持ち込んでしまってこの惨状。

 ロングボールで相手の最終ライン裏を突くこと自体は悪くないんだが、それを多用すぎて自分の陣形が間延びしてしまう=ゲームコントロールを失ってオープンな展開になるって、湘南・京都・札幌には一番やったらアカンことじゃないかなぁ・・・

 しかもヘグモって布陣変更や戦術的な選手交代で戦局を一変させる勝負師型監督ではないのに、なんか知らんけど「策士策に溺れる」傾向があるんだよなぁ。後半の4-3-1-2への布陣変更は全く意味不明でした。またハイプレスをかけたいのであれば、そもそも現状の松尾や大久保、そして武田のスタメン起用にも疑問が沸々と。札幌のマンツーマン守備対策に工夫を重ねすぎて自分の良さも消してしまって自爆ボタンをポチっとな、みたいな。本間が試合後「前半からみんな考えて流動的に動いていたんですけど、それが良い方向に行かなかった」と語っているのが浦和の自爆ボタン連打っぷりを表しています。

 ヘグモって「やろうとしていることは判りやすいんだが、それを選手たちに実装する能力がしょぼい」点でまるでペッカーの再来と思います。ビルドアップが劇的に良くなったのは評価しますが、とにかく守備が壊滅的。スコルジャの低い位置での守備ブロック形成を嫌って高い位置でのボール奪取を目指したものの、半年経ってもこのありさま。

 2失点目に直結したセルフジャッジみたいなのは「防げたよね?」という失点と思いますが、ハイプレスが全然ハマらないとか守備ブロックも何もないとかはそもそも仕込みの失敗だからなぁ。ちょっとするとグスタフソンが大活躍することを前提にチーム作りを進めていたら、肝心のグスタフソンの稼働率が低くてチーム作りが進まず、グスタフソンなしでのゲームプランを持ち合わせていないとか?

 幸いにも浦和は残留争いに巻き込まれている訳ではない(なりそうな予感はムンムンですが)し、中断期間中に慌てて監督を代えてもロクなことにはならないからという消極的な選択としてヘグモ続投やむなしと思います。しかしこの半年での進捗状況を見るとここまで守備が出来ないヘグモに来年もやらせるほどの信頼は置けないというのが正直なところです。

 もっとも左SBは開幕時から手薄で、おまけに酒井・ショルツ・岩尾と昨年の主力が相次いで移籍してその代わりも来ないという状況だけは気の毒で、ここはFB本部の失態を問われても仕方ないでしょう。

 試合後ヘグモが「練習のところも今シーズン終了までどういうふうにやっていくかを考えたいと思います。」と語っているのがちょっと気になりましたが、やたら怪我人を出してしまう主因が練習のやり方にあると認めたのかなぁ?ヘグモが持ち込もうとしている「練習の文化」の結果がこれではなぁ・・・

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《選手評等》

・二田は「出場機会を得た若者が空回りを恐れずに走り回ってシュート撃ちまくって、そのうちの一つを決めた!」という前目の選手のあるべき姿そのまんまでホンマ良かった。今日の良かった探しの筆頭。粗削りな選手の良さを存分に発揮した感じでした。

・ホームで4失点、しかもぶっちぎりの彷徨う札幌相手にホームで4点ものビハインドを負ったら、昔のゴール裏なら即座にダンマク撤収だったでしょう。でも全くキレることなく、諦めずに応援しつづけた結果がヘグモらしいエンタメ性抜群の試合に。さすがに試合後の埼スタは大ブーイングが鳴り響きましたが、その辺の切り替えの巧さは良い意味で隔世の感があり、意外にもゴール裏が「古き悪き浦和」からいち早く脱却したのかも。

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-----松尾-----
渡邊---武田--大久保
---安居--伊藤---
関根-マリウス--井上-石原
-----西川-----

(得点)
77分 サンタナ
81分 二田
90分 伊藤

(交代)
HT 武田→サンタナ
61分 松尾→二田
61分 関根→小泉
61分 大久保→本間
61分 安居→堀内

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-----鈴木-----
--青木----駒井--
菅--馬場--大崎-浅野
-中村--岡村--高尾-
-----菅野-----

(得点)
37分 岡村
45+2分 鈴木
51分 駒井
57分 鈴木

(交代)
61分 浅野→近藤
78分 馬場→長谷川
78分 大﨑→宮澤
78分 鈴木→サンチェス
84分 駒井→田中

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2024.07.15

【DAZN観戦記】24年第23節:京都 0-0 浦和 ~ 残留争い組にまたしても勝てず

 動ける選手をかき集めてなんとかスタメン&ベンチ入りメンバーを組んだ感がありありでしたが、それも半ば自業自得。後半はゲームコントロールに失敗して「負けなくて良かった」試合になってしまいました。

《スタメン》

 浦和のスタメンはイエロー累積で出場停止の石原に代えて故障明けの関根をスタメン起用した他、前節湘南戦から佐藤→井上、エカニット→大久保、武田→グスタフソン、リンセン→サンタナとスタメン5名入れ替え。

 佐藤がベンチ外だったのがとにかくビッグサプライズ!!試合後の会見で「佐藤瑶大は昨日・今日と体調不良で発熱もあり、メンバー入りすることができませんでした」と明かされ、故障ではなかったのが不幸中の幸いでしたが、石原出場停止&井上をスタメン起用せざるを得なくなったため、ベンチにDF登録の選手というかおよそ守備に持ち味がありそうな選手が誰一人としていないという非常事態に。

 そして故障明けの関根を右SBでスタメン起用したものの90分持つわけがなく、その対策としての「右SB井上」プランが崩壊したのが痛手に。

 またリンセンと前田が故障し、興梠もベンチ外となったので、故障明けの小泉&松尾と獲得したばかりの本間&二田がベンチ入り。

 京都は天皇杯3回戦から中3日と天皇杯不出場の浦和より日程面で不利でしたが、天皇杯はほぼフルターンオーバーで臨んだ(しかも清水相手に完勝)ため、リーグ戦前節福岡戦との比較では契約上浦和戦には出場できない宮本に代えてアピアタウィア、さらに福田→鈴木冬のスタメン2名入れ替えのみ。なお平戸と一美は天皇杯含めて3連闘。川﨑・原・トォーリオも天皇杯で後半から長時間出場していました。

 なお京都はCB/左SB麻田が故障長期離脱中。右SB福田も前節故障。

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《試合展開》

 グスタフソンがスタメンに戻ってきたためか、浦和の布陣はグスタフソンアンカーの4-1-2-3に回帰。京都も全く同じ布陣でいつものように前からマンツーマン気味にガンガンプレスをかけてきました。

 浦和は立ち上がりからロングキックを多用して京都の前プレを交わすものの、蹴った先で何も起こらずじまい。それでも19分西川のロングフィードが最前線に飛び出した関根に通って初めて決定機を作りましたが、左SB三竿に絡まれたこともあってか関根のシュートはGKクソンユンが難なくセーブ。

 それでもこのプレーを機に京都を自陣に押し込みだし、浦和ペースになりかかったところで相手との接触も何もないのにグスタフソンが座り込んでしまって、25分にやむなく武田と交代。フォーメーションも大久保トップ下、武田右SHの4-2-3-1に変更。

 試合後会見によれば「サミュエルは首のあたりを抑えていたので、我々もそこでギャンブルをしたくないということで、交代しました」とあって、故障なのかなんなのかよく判らずじまい。グスタフソンは立ち上がりからパスが微妙にずれる場面続出で、そのままいたらいたで何かやらかしてた可能性も結構あったと思いましたが・・・

 武田投入後も京都を自陣に押し込み続けましたが、怪我人多発で試合毎に出場メンバーがコロコロ代わるのが災いしてかラストパスがわずかに合わない場面が多くて決定機を作れず。

 逆に40分武田と福岡のハイボールの競り合いからのこぼれ玉をアピアタウィアが拾ったのを契機にカウンターを食らって右サイドからトゥーリオがクロス→ファーで原の一発を浴びてしまいましたが、ゴールマウスをカバーしていた井上が渾身のクリア!! 45+1分には京都のシンプルな攻撃で川﨑がミドルシュートを放つもここは西川がセーブ。

 後半立ち上がりは珍しく京都がボールを握って浦和を押し込む展開になりましたがこれといった決定機は作れずじまい。逆に浦和は53分右サイドで武田→関根→伊藤とショートパスを繋いでの見事な崩しで決定機を作りましたが、伊藤のシュートをGKクソンユンが右手一本でビッグセーブ!!

 60分浦和は関根→二田、大久保→松尾と二枚替えを敢行して渡邊を右SBへ転用。試合後の会見で「トモとタカに関しては、試合前から60分以内だと話し合っていました」そうで、これはやむを得ないでしょう。しかし、残念ながら投入された二田も松尾も良いところなし。獲得したばかり&オーストリアでもこれといった実績がない二田に多くを期待するほうが無理もありましょうが、松尾はスピードもドリブルの切れ味もなく、正直「出したらアカン」状態で無理やり起用された感が・・・

 一方京都は同じ60分に鈴木冬→佐藤、一美→平賀と二枚替え。鈴木冬も一美も天皇杯から中3日での3連闘だったのを考慮しての交代でしょうが、交代選手の出来の差が響いて試合は徐々に京都ペースに。64分左サイドから平戸クロス→ファーで佐藤の決定機を作りましたが、ここは西川がファインセーブ。

 とはいえ京都は浦和にパスを回されまくったのが響いてか足が攣る選手が続出。75分に福岡を米本に代えたのはともかく、アピアタウィアを金子に代えざるを得なくなったのは大誤算だったでしょうが、浦和は浦和で途中投入の選手が全く機能せず、スタメンは次第に足が止まってそんな京都を仕留めきれず。

 そして井上が足を攣ってしまったので84分に堀内と代えて伊藤をCBへ転用。それはともかく同時にサンタナに代えて小泉を投入したのが謎というか、サンタナがいなくなってもなぜかロングボールを多用しつづけるのが謎でした。

 京都は87分新戦力のエリアスを投入。89分自陣深い位置でエリアスに絡まれた伊藤の横パスがボックス内でトゥーリオに奪われる絶体絶命の大ピンチ!!しかしエリアスのシュートを伊藤自らカバーしてなんとか事なきを得ました。

 ATは7分もありましたが、サンタナを欠いた浦和はロクにボールを前進させることすら出来なくなり、京都の攻勢を何とか凌いでスコアレスで試合終了。

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《総評》

 もともと左SBは頭数が足りず、おまけに酒井とショルツが突然移籍して最終ラインは明らかに人出不足なのになぜか補強は立ち遅れ。前目は相変わらず怪我人だらけで、故障明けというか半病人みたいな選手を無理やりベンチ入りさせている状態。

 「闘う前から負けている」状態な上に「故障明けを無理使いしてまた故障させてしまう」という「ヘグモの鉄則」がこの試合でもまたしても発動。そんな状態なので「負けなくてよかった」としか言いようがないでしょう、この試合は。

 使える選手が少ないのはフツーはFB本部の責任(特に現時点での最終ラインの頭数の少なさは明らかにFB本部の責任)ですが、ヘグモはなんだかんだと「自分で壊している疑惑」が付きまとうので、あんまり「こんな手駒でやらされる監督が気の毒」とは正直思えません。リカやスコルジャはホンマ手駒がしょぼくて気の毒でしたが。

 この試合では突然スタメンに抜擢されたCB井上が佐藤と比べても何ら見劣りするところがない仕事ぶりを見せてくれました。石原を筆頭に安居や武田、そして井上と沖縄キャンプ時にはチーム内序列が最劣後っぽかった選手を仕方なく使ったら全然悪くなかった事例が続出。ヘグモってなんなんやろ・・・

 リカやスコルジャは控え組の練習時のパフォーマンスもちゃんと見てて、TMとかで良い感じだったら実戦起用して結果を出していたのを思い返すと、どうしてもヘグモのしょぼさが際立つんだよなぁ・・・まぁ調子よさげな控え組を実戦起用しやすいルヴァン杯がないのが響いているのは確かですが。

 そんなヘグモのチームマネジメント能力に疑問符付きまくりの今日この頃ですが、この試合では湘南戦に続いてゲームマネジメントにも疑問符。

 「今日は前半後半のラスト5分にピンチが集中していた。その時間に課題があると思うが?」との記者の問いに対してヘグモは「我々に疲れがあったというところもありますし、新たな組み合わせでもあったということで、しっかりとボールをコントロールできない、ロストが多い時間となってしまいました。」と答えていましたが、それは湘南戦で逆転負けを食らったことの繰り返し。

 前述のようにサンタナがいなくなったのにロングボールを闇雲に蹴っているのはホンマ謎。頭上を飛び交うボールを眺めているだけの小泉が哀れ。湘南といい京都といい「ドタバタサッカー好き」の相手に合わせてどうする??

 湘南に負け、京都には引き分けと降格圏を彷徨うチームにまたしても勝てませんでしたが、現時点の実力は浦和が降格圏相当なんだから仕方ないかと。

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《選手評等》

・今日の「良かった探し」は前述の井上に加え、関根右SBがフツーに計算できること。パリ五輪出場のため大畑がいなくなる次節以降はひょっとすると左SBで出てくるかも?

・今のゴール裏はこんなクソ試合でも監督もFB本部も表立っては批判せずに堪えているのは偉いと思います。ここだけは隔世の感。もっとも次の札幌戦で負けたらブチ切れるかもしれんけど。

・この試合は実況も解説も語彙が少ない系で、しかも最後は試合がつまらなすぎて口数まで減ってしまって残念。でも人を不愉快にさせる実況・解説よりはずっとマシ。

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渡邊---サンタナ--大久保
--安居----伊藤--
-----グスタフソン---
大畑-マリウス--井上-関根
-----西川-----

(交代)
25分 グスタフソン→武田
60分 大久保→松尾
60分 関根→二田(松尾左SH、二田右SH、渡邊右SBへ)
84分 サンタナ→小泉
84分 井上→堀内(伊藤右CB、小泉&堀内CH、安居トップ下、松尾CF、武田左SHへ)

一美----原---トゥーリオ
--平戸----川崎--
-----福岡-----
三竿-義宜--アピア-冬一
-----クソンユン-----

(交代)
60分 鈴木冬→佐藤
60分 一美→平賀
75分 福岡→米本
75分 アピアタウィア→金子
87分 平戸→エリアス

※写真は試合とは全く関係ありません

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2024.07.07

【観戦記】24年第22節:浦和 2-3 湘南 ~ もう駒場開催は止めようや・・・

 どうしても試合のクローズに失敗しての逆転負けというイメージが強く脳裏に残ってしまいますが、終始ドタバタした試合になってしまった時点で湘南ペースの試合であり、逆転負けは必然的とまでは言えないものの十分起こりえる試合だったように思えました。

《スタメン》

 浦和は前節磐田戦を最後にレンタル契約切れとなったソルバッケンに誰が起用されるかが見ものでしたが、エカニットをスタメンに抜擢したのは超意外でした。また故障していたグスタフソンと前田がベンチ入り。宇賀神は再びベンチ外となり、ベンチにはSBの控えがいない状態に。

 湘南は岡本→髙橋、茨田→池田、奥野→山田、福田→鈴木章とスタメン4名入れ替え。なお湘南は阿部・小野瀬・平岡が負傷離脱中。

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《試合展開》

 浦和の布陣は4-2-3-1でしたが、エカニツトが左SH、武田が右SH。

 湘南の布陣は基本3-1-4-2で、守備時は5-3-2ないし山田が前に出て5-2-3気味に構えてから高い位置からプレスをかけてきました。浦和はビルドアップに苦しんで、立ち上がりは湘南に押し込まれる時間帯が長くなるというまさかの展開に。

 とはいえ、湘南はボールを持って持ち味が出るチームではないので何も起こらずに時間が徒過しているうちに試合は徐々に浦和ペースに。15分初めて湘南を押し込んだ場面で、エカニットの縦パスを受けてボックス内左から伊藤クロス→武田の決定機はGKが辛うじてセーブ。22分アーク付近から伊藤がいきなり反転シュートを放つもGKセーブ。

 しかし前半良かったのはここまで。浦和は磐田戦と違って高い位置でのボール奪回が上手くいかず徒に体力を消耗するだけに終わってしまう場面が目立ち、その傾向は最後まで変わりませんでした。また磐田戦と違って湘南のロングボール攻撃への対応も遅れがちでした。30分に石原が畑に抜けだされそうになってイエローをもらった場面がその象徴。

 そしれ32分にはあろうことが自陣深い位置からのビルドアップに失敗、具体的には伊藤のバックパスが畑に渡ってしまったのが契機となって田中の一発を浴びてしまいました。

 また上田主審が湘南の後ろからのファウルに酷く寛容でなかなかイエローを出さないのが難儀。何度も危険なファウルをくらっている渡邊はとうとうブチ切れて主審に抗議してつまらないイエローをもらってしまいました。リンセンも不満タラタラでいかにも二枚目のイエロー貰いそう。

 1点ビハインドでの折り返しとなったところでヘグモは機能してるとは言い難いエカニットに代えて、前田を投入して前田右SH、武田左SHの布陣に変更。これで浦和が湘南を自陣に押し込む時間帯が長くなり、51分右サイドから伊藤クロス→ボックス内でリンセンがCB高橋に後ろから倒されたように見える場面がありましたが残念過ぎる上田主審が即座にPKを取れないのはまだしも、VARが介入しないのには心底驚きました。

 54分カウンターから前田のクロス→渡邊ヘッドの決定機はシュートがGK正面に飛んでしまってゴールならず。

 ここぞとばかりに一気に攻め切りたいヘグモは60分武田→グスタフソン、リンセン→サンタナと交代して布陣も4-1-2-3へ。

 その直後の62分グスタフソンの縦パスを契機に安居→渡邊とバイタルエリアで細かく繋いで渡邊のパスで裏抜けに成功したサンタナがGKの股を抜いて同点ゴール。64分には大畑クロス→サンタナのシュートがCBキムミンテの腕に当たった場面がありましたが、ここもVAR介入なし(ミンテは腕をしっかり閉じているのでまずハンド=PKはないでしょうが)。

 劣勢に陥った湘南は55分鈴木章→福田、68分山田→奥野、池田→石井と前目を続々と代えて運動量を補充。73分にはスルーパス一発でルキアンに裏を取られ、西川の飛び出しでいったんは難を逃れるもボールをこぼしてしまって奥野の一発を浴びてしまいましたが、枠内に飛んだシュートを石原が渾身のヘッドでクリア!!そもそもルキアンがオフサイドだったようで、石原のクリアは記録上なかったことになりますが、終わってみればこのドタバタから浦和の悲劇が始まっていたのかも。

 74分渡邊はセンターライン付近から追いすがる田中を振り切りながら独力で持ち運んでスルーパス→サンタナゴールで一気に逆転!!

 しかし、その直後に左WB畑の突進を一枚イエローをもらっている石原は止められず、故障明けのグスタフソンの守備はあまりにも軽くて畑→ルキアン→福田の決定機を作られてしまいましたが、福田のシュートはまさかの宇宙開発事業団。

 グスタフソンの出来は最悪で守備であんまりな軽さを披露しただけでなく、パスミスも続出。見かねてグスタフソンをトップ下に上げて伊藤&安居の2CHによる4-2-3-1に戻したものの、前からの守備が全然ハマらなかったのががダメージとなったか終盤は伊藤も安居も疲弊してバイタルエリアがスカスカに。

 湘南は85分鈴木淳→根本と後ろを一枚削って4-1-3-2に布陣変更。試合後の会見を読む限り、ヘグモもその布陣変更に気づいていたようですが、特段の手は打たず。石原がちょっと傷んだ時点で井上を準備していたように見えましたが・・・

 そして90分バックパスを受けた西川はなぜか前田へロングキック。前田が畑との競り合いに勝てるわけがなく。しかも突進する畑に対して前田も石原も実に無力。伊藤が右サイドの防戦に引き釣り出されたのが致命傷になって、パス交換を経て石井に単騎ドリブル突進を許した挙句に同点ゴール。

 90+2分には湘南のパス回しの前に浦和守備陣はただ立っているだけになってしまい、ルキアンに逆転ゴールまで許してしまって試合終了。

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《総評》

 どうしても試合のクローズに失敗しての逆転負けというイメージが強く脳裏に残ってしまいますが、終始ドタバタした試合になってしまった(=浦和がしっかりボールを保持して相手を押し込む時間帯が短い)時点で湘南ペースの試合であり、逆転負けは必然的とまでは言えないものの十分起こりえる試合だったように思えました。

 全く相手に何もやらせなかった磐田戦とは対照的に湘南ペースの試合になってしまった主因は守備の破綻だと思います。試合前の会見でヘグモは「5メートル、6メートル、7メートルのスプリントを前に出ながら行う方が、後ろに向かって40メートル、50メートルをスプリントするより体力を使わなくて済むと思います。」と語っていましたが、そんな素早い攻→守の切り替え&複数人による鋭い囲い込みなんて場面はこの試合ではあまり見られませんでした。その結果スプリント回数で大差をつけた磐田戦とは対照的に、この試合は総走行距離どころかスプリント回数ですら湘南に及ばず。

 敗戦の弁でヘグモはこの辺「(前半)少し、プレスの部分で苦しんでいたところはありました。」とちょっと触れるだけに留まっていますが、このプレスの空回りが終盤の大決壊の遠因になったような気がしてなりません。

 それでも福田のまさかの宇宙開発事業団までは湘南に完全に崩された場面はなく、逆転に成功した浦和がそのまま逃げ切ってしまう可能性はそれなりにありました。しかしそこでクローズアップされるのがヘグモも選手たちも反省しきりなあんまりな試合のクローズ下手。

 動けない選手が続出しているのに交代枠を余らせて終わるのがまず腹立たしい。動けないグスタフソンを見るに見かねてトップ下に出した時点で采配ミス確定なのだから、最後はグスタフソンに代えて興梠でも良かったでしょうし、グスタフソンに代えて井上を入れて5バックでも良かったでしょうが、グスタフソンのプライドを考えるとそんな鬼采配は無理だったのかなぁ・・・

 前田の出来も酷かった。後半頭からの投入なのに守備で奔走できず、かといって攻撃面では違いを見せられず、攻守両面で対面の畑に負け続けました。怪我人続出でそんな前田を起用せざるを得ないのでしょうが・・・

 また湘南はドタバタした試合、オープンな試合が大好きにも関わらず、それに付き合ってしまう試合運びの残念さ。この辺はサンタナが試合後「2-1で勝っている状況で、もう少し自分たちでゲームを支配するべきだったと思います。コントロールした方が良かったと思います。逆に自分たちがスピードアップして前に出て、結果的に失点してしまったと思うので、改善点としては、勝っているときこそ支配すること、コントロールすることだと思います」と語っているのに尽きましょう。

 2失点目はバックパスを受けた西川が前田目掛けてロングボールを蹴ったのが契機。あれは全く意味不明。ガチムチの畑に前田が競り勝てる訳がないでしょうに(前田の競り負けは責められませんが、その後こぼれ玉を拾った畑を追わずに諦めて歩いているのは万死に値します!!)。試合をコントロールするのを放棄したようなロングキック。勝敗を分けたような大失着でした。

 怪我人の回復は遅々として進まず、グスタフソンや前田の出来を見るとベンチ入り出来ても多くを望むのは無理そう。これで獲得したばかりの本間の浦和デビューは近いかも!!

 名古屋戦から続く中下位チーム相手に全勝してやっとACL圏入りの目が復活するかどうかと思っていましたが、一夜にしてその夢は雲散霧消の巻。守れないチームは安定して勝ち点を積めません。そしてやはりヘグモは日本の夏を軽く見過ぎでいるのではないかと心配になる残念すぎる負け方でした。

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《選手評等》

・2ゴールのサンタナ。興奮のあまりうっかりユニフォームを脱いでしまってイエローをもらってしまいましたが、めっちゃ嬉しかったんだろうなぁ。サンタナは前節出てきていきなり無理目なミドルシュートを放った辺りにスタメンの座を失った焦りが感じられましたが、リンセンが稼働しだすまでサンタナは使い詰めでお疲れからパフォーマンスが落ちていた感がありました。リンセンにスタメンの座を譲って悔しいのでしょうが、その結果お疲れ感は完全に払拭できて、正確無比のシュートを連発。サンタナとリンセンの競争による好循環で、これがこの試合の数少ない良かった探し。

・根っからの浦和サポ渡邊のことなので、ついに披露された自分へのチャントが梅崎のチャントの転用であることも判っていて感涙にむせんでいるかも。

・それにしても縦横斜めどこからどう見てもクソ主審なのに、その判断を尊重して介入しないVARもたいがいクソやな!!! 審判団のクソっぷりが勝敗に直結した訳ではないのが不幸中の幸いでしたが。

・埼スタが使えない時期でもないのに、この試合はなぜか駒場開催。浦和は最近駒場での成績が良くて「さいたまシティカップを含む16戦無敗中とあって、浦和にとって験の良いスタジアム」だったとは意外でしたが、もういろいろとトップチームの駒場開催は無理がありましょう。

・試合前15時くらいから埼玉県南部は雷を伴う豪雨に見舞われ、キックオフは30分遅れの19時から。それでもピッチ上に水たまりが出来ないのには感心しましたが、芝は随分軟弱になってしまって踏ん張れずに転倒する選手が続出。スタジアムが浦和の選手のホームアドヴァンテージになっていない時点でもう残念すぎ。

・雨が降るとバック2階やメインの大部分は往々にして滝行。試合中は雨が上がったのが不幸中の幸いでしたが、試合前のバック1階コンコースは雨を避ける人だらけでブタ混みに。酸欠で気分が悪くなる方が出ても不思議はない惨状でした。

・通信各社から見ればもはやコンスタントに多くの人々が集まるところではなく、ただの住宅地扱いになっているせいか基地局は整備されずに通信環境が劣悪。その結果QRコードもSuicaもロクに使えない。

・そして極め付きは一向に改善されないトイレ。

・降格も昇格も、そして初のステージ優勝も見てきた駒場。駒場で残念な負け方を喫したことを一つの区切りとして、もう駒場開催は打ち止めで御願いします。もう駒場を有難がる方も激減してチケットは瞬殺どころか売れ残っている始末ですし。

・そして歴史的には駒場から浦和駅への道のりってトボトボ元気なく歩くのが通例なんだよなぁ・・・それが"This is KOMABA"なんやで・・・

2407004

-----リンセン-----
エカニット---渡邊---武田
---安居--伊藤---
大畑-マリウス--佐藤-石原
-----西川-----

(得点)
62分 サンタナ
74分 サンタナ

(交代)
HT エカニット→前田
60分 武田→グスタフソン
60分 リンセン→サンタナ

2407002


--鈴木章--ルキアン---
畑--山田-池田-鈴木雄
-----田中-----
-鈴木淳-ミンテ---高橋-
-----ソンボムグン---

(得点)
32分 田中
90分 石井
90+2分 ルキアン

(交代)
55分 鈴木章→福田
68分 山田→奥野
68分 池田→石井
85分 鈴木淳→根本

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2024.07.04

オラ ソルバッケン選手 期限付き移籍期間満了

 先日(7/1)ASローマ(イタリア1部)より期限付き移籍で加入していたオラ ソルバッケン選手(25歳) が同移籍期間の満了に伴い退団することが公表されました。まぁ公表もなにも契約期間満了となる当日まで試合に出場し、かつ後半途中でピッチを後にした時の本人や周囲の挙動から翌日から浦和にはいないことが丸わかりでしたが。

Solbakken1

 ソルバッケンは2024年1月ASローマから期限付き移籍で浦和レッズに加入。ただ期限付き移籍期間が2024年6月30日までと半年足らずでしかないのが本件のポイント。ソルバッケンはASローマから2023年9月にギリシャ1部のオリンピアコスに買取オプション付きの期限付き移籍中でしたが、残念ながら期待外れに終わった模様。
 
 そこでローマはさらなるレンタル先を探していたようですが、FIFAには「1シーズン2クラブしか出場出来ないルール」があり、ソルバッケンはオリンピアコス移籍前にローマで1試合出ていたのがネックとなって、秋春制のリーグではもはやオリンピアコスかローマでしかプレーできない状況に陥っていました。
 
 ところが春秋制のJリーグは既に新シーズンに突入していて「1シーズン2クラブしか出場出来ないルール」を回避できるので、浦和がその間隙を突くかのように獲得に動いたようです。浦和が欧州市場に幅広く情報網を広げていたからこそ出来た芸当。間違いなくGJです!
 
 期限付き移籍期間が6月末までと非常に短いのは、新シーズンになればローマがまた新たな移籍先を探すためでしょう。本契約に浦和の買取オプションが付いているのかどうか定かではありませんが、オリンピアコスへの期限付き移籍契約には買取オプションが付いているので、浦和との契約も同様であってもなんら不思議はありません。もっとも買取金額が高額すぎて浦和では手が出せないかもしれませんが。

 「左利きのウインガー。複数ポジションをプレーすることができ、パス出しや自らボールをうけてゴールに絡むこともできる選手。ボックス付近での質の高いプレーから多くのゴールに絡むプレーを期待したい。」というのが浦和からのソルバッケンの釣り書き。

 そしてその釣り書き通りにソルバッケンが大活躍して6月末まで=シーズン前半戦一杯で勝ち点を稼ぎまくることを誰もが皮算用していたと思いますが、ソルバッケンは「加入後に複数回負傷してしまう不運」などもあって、開幕時からずーーーーーーーっとベンチにすら入れない日々が続いて完全に期待外れ。ようやく稼働しはじめたのはルヴァン杯長崎戦の後半途中出場から。リーグ戦はその直後のホーム町田戦からで、結局浦和でのリーグ戦出場はたった5試合326分に終わってしまいました。

 あんまりな稼働率の低さからすればハズレと言われても仕方がない選手ですが、出場した試合の出来だけを取り上げるとJリーグではかなり異質なWGだったのも確か。モーベルグのような切れ味鋭いドリブルで対面の相手をぶち抜くのが大好きな判りやすいWGではなく、テクニックを駆使してヌルヌルっと抜いてゆくタイプ(浦女の塩越にちょい似)。しかも抜くと見せかけて斜めに決定的なパスを出す「サイドにいるゲームメーカー」的な仕事も出来、オープンスペースがある時には結構なスピードで駆け上がることも出来る。左右とも出来、おまけにリンセンとの相性がめちゃ良さげ。

 従って浦和フロントもその潜在能力を買って「期限付き移籍期間満了の瞬間まで同選手の残留を実現させるための手段を講じて」いたのでしょうが、残念ながら「期限付き移籍期間中でのクラブ間合意には至らず、契約に則り6月をもって退団」することとなってしまいました。

Solbakken2

 冒頭に記したようにソルバッケンはFIFAの「1シーズン2クラブしか出場出来ないルール」のために、秋春制のリーグではもはやオリンピアコスかローマでしかプレーできない状況に陥っていて、春秋制で新シーズンに突入しているリーグへ移籍するしかなかったという特殊事情があったので浦和へ転がり込んだようなもの。

 従って契約期限切れ後はローマが新シーズンに入る欧州各クラブで新たなレンタル先なり売却先なりを探すのは当然で、浦和が契約期間内に買い取りor期限付き移籍期間延長の話をまとめるのは難しかったと思います。

 ただ浦和でもたいして試合に出てないのはソルバッケンのレンタル先or売却先を見つける上で相当なハンデになるはず。一時はスウェーデンリーグのマルメFFがソルバッケン獲得に興味を示していたようですが、お値段が高すぎて撤退したそうですし。

 従ってローマはとにかく金がないので、浦和の買い取り価格値下げ交渉に応じてくれる可能性もあります。とはいえ、あまりアテには出来ない話で夏の移籍期間満了まで気長に待つほかなさそうです。シュータンSDならローマの言い値で満額払って即決だったかもしれませんが(苦笑)。

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2024.07.03

【祝】本間至恩選手 完全移籍加入

 先日(7/1)本間至恩選手(23歳)のクラブ・ブルージュ(ベルギー1部)からの完全移籍加入が公表されました。

 本間の移籍話は6/23にスポニチ&報知両紙で明るみになったもの。スポニチによれば「本間はクラブ・ブリュージュとの契約を1年残しているため違約金が発生するが、浦和は満額を支払う準備を整えて正式オファー」したようです。

 本間は22年7月にはベルギー1部の名門クラブ・ブリュージュに移籍金推定120万ユーロ(当時約1億6500万円)で完全移籍。23年5月にトップチームでデビューして2戦1得点。23~24シーズンはトップチームで2戦出場、セカンドチームで24戦3得点だったが終盤は出場機会が減っていたようです。

Nengu

 「スピードとテクニックに優れ、柔らかいタッチのドリブルを武器に相手DFを切り裂くことができる。強烈なシュートでゴールを奪うこともできる選手」と浦和のウリ文句にあるように非常に判りやすい、典型的なサイドアタッカー。新潟の下部組織出身でトップチーム昇格直後から主力中の主力として大活躍していたので新潟では絶大な人気があるようですが、如何せんその頃の新潟はずっとJ2だったので個人的にはどの程度の選手なのかよく判りません。そしてブリュージュではまるで通用せずに夢破れてサンガリア。

 そもそも判りやすいWGではない中島はともかく、松尾・大久保・関根・安部・本間とちびっ子サイドアタッカーばかり集めてどうする?という気がしなくもないのですが、如何せん今の浦和のサイドアタッカーは怪我人だらけ。本間が埼スタのピッチに立つ日は非常に近いと思います。新潟サポを魅了した本間のドリブルの破壊力がどれほどのものか非常に楽しみです。

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アレクサンダー ショルツ選手、チーム離脱 ~ 神は死んだ

 先日(6/28)、アレクサンダー ショルツ選手が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱する旨が公表されました。

 ショルツの移籍話は6/23に表面化したもの。その時点ではスポニチは「カタールへの移籍が決定的」、報知は「中東クラブから獲得の打診を受けている」とニュアンスにかなり差があって確度は低かったのですが。6/25になると報知も「カタール1部アルワクラへの移籍が有力となった」と表現を一歩進めて今日に至っています。なおアルワクラは全く聞き覚えがないクラブですが、昨年12月からスペイン出身のゴンザレス監督が指揮し、23―24年はリーグ14チーム中4位とのこと。

 ショルツは今季は故障離脱期間があり、かつヘグモのスタイルとはあまり相性が良く無さげとはいえ、レギュラーから外れつつあった酒井や岩尾と違って今なおバリバリのレギュラーであり、チームの中核中の中核でした。従ってショルツがシーズン半ばで突然チームを去ることによるチームへの衝撃は計り知れません。

 堀之内SDによる離脱経緯説明に、酒井や岩尾と違って「強く慰留に努めました」とあるのがチームにとって想定外の離脱だった何よりの証拠。「浦和レッズというクラブが現在持ち得ている全ての力をもってしても阻止することはできませんでした。」とあるのは金銭面で中東勢に全く太刀打ちできなかったことを遠回しに表現したものと思われます。さらに言えば今季のACL出場はなく、来季も怪しく、今季のリーグ優勝もかなり難しいという残念な浦和の立ち位置まで加味しているかもしれません。

 「契約期間中の移籍に際しては移籍金が発生しますが、その設定金額は選手自身の価値であると同時に、選手によるクラブへの評価を表すものでもあります。」とある部分はちょっと意味を図りかねますが、ショルツはミッティラン(デンマーク1部)の主力中の主力で、デンマークMVPに選ばれるほどのスター選手だったにも関わらず、移籍金は375万デンマーク・クローネ(当時の評価で約6700万円)となぜか激安でした。従って浦和も何らかの理由で移籍金をさほど高く設定しておらず、その金額をポンと満額アルワクラに払われてしまったのかもしれません。

 堀之内SDがショルツのシーズン中の電撃移籍を受けて、「浦和レッズは、今回のような移籍を回避できるクラブ、即ち経済力やブランド力等で世界と伍して闘うことのできるクラブになっていかなければならないという思いを改めて強く抱いております。」という形で深く反省。もはやJリーグという小さな世界でどんぐりの背比べとしている場合ではなく、グローバルな競争に巻き込まれてしまった以上、Jリーグでは頭二つくらい抜けた存在でないと話になりません。

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 ショルツは2021年5月にデンマーク1部のFCミッティランから完全移籍で浦和レッズに加入。当時の浦和はグロインペイン症候群に苦しむデンが未だリーグ戦でスタメン起用できる目途が立たないこともあって、槙野&岩波を酷使しながら過密日程をこなさざるを得ず、とにかくCBの頭数不足に悩んでいましたからショルツの獲得は誠に理にかなっていました。

 移籍ウインドウオープン&東京五輪開催に伴うリーグ戦中断の関係でショルツの浦和デビューは8月14日のホーム鳥栖戦での終盤の顔見世から。そしてそれから丸三年ショルツはほぼ休みなく浦和のために誠心誠意働いてくれました。JリーグならCBとして図抜けた能力を持っていて空中戦も地上戦も無敵。しかもプレーがクリーンでボール奪取で無駄なファウルを犯さない。フィード能力もそこそこあって、前が開いていれば自分で持ち運べる。そして常時PKキッカーを任されるくらいメンタルが強く、キャプテンシーも抜群な漢でした。強いて言えばスピードがないのが弱点なくらいでしょうか。

 ショルツが特筆すべきなのはサッカー選手としての能力もさることながら「異文化へのチャレンジ精神」に満ち溢れていたこと。納豆を食べ、日本の小説を読み、過密日程の合間を縫って富士山へ登り、日本語もみるみるうちに上達。人としても非の打ち所がなく、「神」として崇め奉られたのも無理もありません。「モーゼ攻撃」が相手どころか味方にも驚きを与えただけで最後まで有効打にならなかったのは気の毒でしたが、神の考えることなんて凡百のプレーヤーには理解するのが無理だったのかも(苦笑)。

 だがその神が「ずっといると思った」浦和を去る日が来てしまいました。堀之内SDの説明に「本人の異文化へのチャレンジ欲求」とあって、3年もの日本での生活、浦和での生活に飽きてしまったのかもしれません。そして残念ながら今季の唯一の目標だったリーグ優勝が風前の灯となったのが浦和でのキャリアにピリオドを打つ契機になったのかもしれません。

 3度目のACL優勝はスコルジャが「とにかく失点しないチーム」を作ったところから。そしてそのチーム作りにはショルツが必要不可欠すぎる絶対的存在でした。最後は全部日本語で挨拶して浦和を去るショルツ。誠に3年間ありがとうございました。

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2024.07.02

【祝】二田理央選手 完全移籍加入

 先日(6/27)、二田理央選手(21歳)のSKNザンクト・ペルテン(オーストリア2部)からの完全移籍加入が公表されました。「二田」は「ふただ」ではなく「にった」と読みます。

 二田は鳥栖U-18出身で21年6月に2種登録で18歳でトップチームデビュー。翌月にオーストリア2部インスブルックのU―23チームに期限付き移籍し、21―22年は3部リーグ19戦21得点で得点王に。22年夏にザンクト・ペルテンへ移籍し、今季は2部リーグで25戦2得点という経歴の持ち主。22年にはU-19日本代表に招集されたことも。 U-18鳥栖では大畑の二つ下なので面識があるかもしれません。

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 浦和のウリ文句では「前線から献身的な守備を行い、圧倒的なスピードを生かしたドリブルや裏へのランニングで、チャンスやゴールを生み出す選手」とあってWGなのかスピード系のCFなのか判然としません。「前線から献身的な守備を行い」とあるので、どう見ても補強が急務のSBに魔改造される可能性があるような(苦笑)。

 堀内の一つ上に過ぎない割にはえらく体格ががっしりしている辺りはやっぱ欧州で揉まれただけのことはあると思いますが、実績的には海のものとも山のものともつかない、即戦力ではなく将来性重視の獲得と思います。現在WGは怪我人だらけなのでベンチ入りの機会は案外早いかもしれませんが。

 有力な大卒どころか高卒ですらJリーグなんて歯牙にもかけずに直接欧州へ渡ってしまう時代ですから、若手の有力選手獲得は二田のような「夢破れてサンガリア」なケースが増えてくるかもしれません。そして浦和で通用する実力があることが判明すればまた欧州へ。Jリーグクラブなんてただの踏み台でしかない世知辛い時代です。

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岩尾 憲選手 徳島ヴォルティスへ完全移籍

 先日(6/27)、岩尾憲選手の徳島ヴォルティスへの完全移籍が公表されました。

 岩尾の移籍話は6/27朝に報知&スポニチから「決定的」と報じられ、その日のうちに正式発表されるという電撃的なものでした。しかも翌6/28には早々と鳴門で記者会見を行い、6/30ホーム湘南戦にはベンチ入りどころか挨拶もないというあっさりしたものでした。

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 岩尾はもう36歳なので複数年契約を結んではいないと思いますが、シーズン途中で契約が切れるとは考えづらいので徳島が移籍金を払ってまで完全移籍で岩尾を獲得したのには少々驚きました。徳島は成績不振のためシーズン序盤で吉田監督の解任を余儀なくされただけでなく、主力選手が突然引退したり、監督を批判した選手と合意契約解除のやむなきに至ったりと傍目には「内紛」としか思えないような出来事が相次いでいました。そこで徳島フロントはチーム立て直しのためにかつて徳島で絶大なキャプテンシーを発揮した岩尾にすがったのかもしれません。

 岩尾は2022年に浦和へ期限付き移籍。リカが就任1年目の夏に「岩尾のような選手が欲しい」と言い出したので平野を採りましたが、それでは物足りなかったようで2年目には岩尾本人を獲得。

 徳島サポから見れば「鬼畜の所業」と見られても仕方ない移籍劇でしたが、非常に意外なことに岩尾がフィットするには案外時間がかかり、リカも我慢して岩尾をスタメン起用し続けてはいたものの、5月のアウェー柏戦ではとうとうベンチ外に。どうも徳島時代のリカと浦和に来てからのリカの様相が変わっている(徳島時代よりは圧倒的に縦に速いとか)ことに気づくのに時間がかかったようで。

 ただその悩んだ時間は決して無駄ではなく、ひと月も経たないうちにスタメンを奪回。その後は不動のレギュラーでありつづけました。そしてその悩んだことが良かったのか岩尾は「リカ専用機」にはならず。監督がスコルジャに代わった2023年には浦和への完全移籍を決断し、監督の求めに応じてプレーできる器用な選手として引き続き2CHの一角として主力中の主力となりました。

 ところが今年ヘグモが監督に就任して基本フォーメーションが昨年までの4-2-3-1から4-1-2-3へと一変。しかもアンカーには現スウェーデン代表のグスタフソンが来てしまって岩尾の立場は一変。アンカーとしての能力はグスタフソンに遠く及ばずに開幕当初はベンチスタート。

 周りがグスタフソンの使い方に慣れていない中、IHに配された岩尾が「グスタフソンのヘルパー」いう意外な才能を見出された時期もありましたが、運悪く故障して1ケ月半ほど離脱。グスタフソンも故障してホーム町田戦からスタメンに再起用されましたがやはりアンカーとしては物足りず、ホーム神戸戦では後半から出場のグスタフソンに圧倒的な差を見せつけられてしまいました。またIHとしてはやはり点が取れないのが致命的で、安居との比較でも次第に劣位となってしまいました。

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 7/1に公表された「ファン・サポーターのみなさまへ」で示された堀之内SDのコメントによれば、移籍の経緯は「本人による、選手としてプレーできる時間がそれほど多く残っていない年齢となり、ピッチに立つ時間に拘りたいという意思は固く、その意向を尊重することといたしました。」とのこと。徳島側での移籍コメントでは「僕のキャリアには、いつか必ず終わりがきます。その瞬間までに、今何がしたくて、今何をすべきで、いつの日か何を成したいのか。その連続の中で過ごし、今日まで意思決定をして参りました。」とあって、選手としてプレーできる時間がそれほど多く残っていない中でやりたりこと、やるべきことをやるために移籍を決断した色彩がより強く滲み出ています。

 岩尾は最前線に飛び出して得点に関与するCHではなく、かといって守備で全幅の信頼を置けるCHでもなかったものの、堀之内SDのいう「高い戦術理解と言語化能力をもってチーム内の共通理解の醸成に寄与」する選手でした。ピッチ上で何が起こっていたのか、それを選手目線でどう感じていたか、監督が話さなかったこと、話せなかったことが岩尾のインタビューで氷解するなんてことは日常茶飯事。言語化能力の高い選手って浦和では非常に貴重で遠藤航以来かも。岩尾移籍で最も打撃を被るのは浦和ではなく、浦和の番記者かも(苦笑)。

 風貌が風貌なのでサッカー選手より「課長」の愛称の方がしっくりくる岩尾。酒井同様、既にレギュラーではなくなってしまったものの、当然のように今年も浦和にいる、それどころか酒井と違って浦和で引退するとまで思っていた岩尾が移籍するとは寂しさを禁じえません。2年半ありがとうございました。

 

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2024.07.01

【観戦記】24年第21節:浦和 3-0 磐田 ~ この面子でここまでやれるのか!!

 前節名古屋戦以上に相手に何もやらせない完勝。川島の奮戦で3点止まりに終わったといっても過言ではない試合でした。それにしても動ける選手をかき集めたような面子でここまでやれるとは!!

《スタメン》

 浦和のスタメンは前節名古屋戦と全く同じ。この試合でレンタル契約満了となる予定のソルバッケンも最後までお勤め。

 試合前の会見でヘグモは「ハムストリングに違和感を感じたタカ(関根貴大)と足首をひねった(前田)直輝がどうかというところは状態を見なければいけません。サミュエル(グスタフソン)はトレーニングで良くなってきていたなかで少し発熱などがありましたので、明日の状態を見なければいけません」と語っていましたが、結局この3人は戻ってこず、故障していた選手は興梠が戻ってきただけ。

 徳島への移籍が決まった岩尾もベンチ外となったので、今季ここまで全く出番がなかった宇賀神と堀内がついにベンチ入り。ソルバッケンが90分持つかどうか怪しいのに、サイドアタッカーが控えに一人もいない苦しい陣容を強いられました。

 一方磐田は前節から森岡→グラッサ、金子→平川、ジョゼ→松本とスタメン三枚入れ替え。前節東京V相手に3-0と完勝したので「勝ったチームはいじらない」と個人的には予想していましたが、試合後の監督会見によると「SHはハードワークをしないといけないのでフレッシュな選手を入れた」とのこと。

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《試合展開》

 キャプテンに加えて副キャプテンまで壊滅した浦和は、満を持していたかのように伊藤がゲームキャプテンに。そして浦和の布陣は名古屋戦同様4-2-3-1でしたが、渡邊左SH、武田トップ下と両者の位置を名古屋戦から入れ替えてスタートしたのが目を惹きました。

 一方磐田ははっきりした4-4-2でリトリート主体の守備。従ってボールは早々と浦和が一方的に保持する展開になりましたが、磐田の守備ブロックの外でぐるぐるボールを回すだけでほぼ持たされている格好に。

 13分には大畑がボックス内で右SB植村に引き倒されたように見えましたがPKはなく、おまけにVARもなぜか沈黙。しかもそこからカウンターを食らって平川の際どい一発を浴びてヒヤリ。

 その後も浦和が辛抱強くボールを回して隙を伺う時間が続き、21分珍しく左サイドに回っていた伊藤が渡邊のさらに外を回ってクロス→ファーで石原が平川の前に走り込んでヘッドが炸裂して先制!!169cmしかない石原ですが、相手の前に入ってしまえば背の低さは全く関係ありません。

 石原はこれが浦和加入後初ゴールどころかプロ入り後初ゴールなんだとか。湘南ではボックス内に飛び込む仕事なんて全く求められていなかったのでしょうが、浦和では逆サイドにボールがあるときのポジショニングの改善、要するに点を取ることをしつこく要求されて、それが見事に実ったようです。

 ボールを持たされた挙句、焦りからのパスミスからカウンターを食らってしまう試合展開が怖かったのですが、先制点を取ってしまえば試合は完全にボールが握れる浦和ペースに。浦和のボール回しにも余裕が生まれ、43分好位置での武田FKが枠内を急襲するもここは川島がセーブ。前半終了間際の渡邊シュートはわずかに枠外。

 前半全くいいところがなかった磐田は左SH平川に代えて古川を投入しただけでなく、なぜかCBグラッサに代えて森岡を投入。どうもグラッサは故障明けで前半だけでお疲れだった模様。まぁあれだけボールを好き放題回されたらさもありなん。

 浦和は武田と渡邊のポジションを入れ替えたのが効いてきたのか、後半は立ち上がりから猛攻。48分左サイドから武田の折り返しを伊藤シュートは川島に阻まれ、50分武田スルーパス→渡邊ボックス内からのシュートはわずかにオフサイド。しかし、52分石原のボール奪取からカウンターで石原の縦パスを右サイドのスペースで伊藤が受け、その折り返しを渡邊が決めて2点目。目の前にCB森岡がいてシュートコースがほとんどない難しいシュートを見事に決めてくれました!!

 57分には武田FKの跳ね返りをアーク付近から大畑がミドルシュートを放つも、ここは川島がビッグセーブ。62分には武田FKがバーを直撃。2点ビハインドの磐田は59分松本→ジョゼ、71分上原→山田と早めに代えるも何の効果もなし。

 一方浦和は73分にソルバッケンに代えてサンタナを投入して4-4-2気味に布陣変更。するとその直後の74分高い位置での渡邊ボール奪取から大畑クロス→武田スルーが効いて伊藤が試合を決定づける3点目をゲット。

 事実上これで試合が終わってしまい、ヘグモは82分にリンセンに代えてエカニットで試運転。最後は宇賀神・井上・堀内とここまでリーグ戦出番のなかった選手をお試し投入する余裕も。そしてエカニットのボックス内突入もあれば、最後は宇賀神が武田CKのこぼれ玉を拾ってミドルシュートを高々と打ち上げるなどそこそこ見せ場を作った上で、磐田に全く何もやらせずに完勝。

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《総評》

 前節名古屋戦は相手に何もやらせない完勝でしたが、スコア上はウノゼロの辛勝。しかしこの試合は名古屋戦以上に相手に全く何もやらせず、しかもその内容をきっちりスコアにも反映させた3-0の完勝。ヘグモが「名古屋戦からさらにステップアップして、試合を通じて一貫性のあるプレーを見せることができたと思います。」とまとめた通りのケチのつけようがない試合内容でした。

 この一週間で酒井・ショルツ・岩尾とチームの顔的存在だった選手を立て続けに3人も失った上に怪我人の回復は相変わらず芳しくなく、「動ける選手を全部かき集めてなんとか18人揃えた」だけに過ぎないようなチーム状態でこれほどまでのパーフェクトゲームが出来るとは!!

 得点は3点ともサイド攻撃から。しかもサイドアタッカーが独力で仕掛けてぶち込んだものではなく、ラストパスを出す者、それを受けてシュートを撃つ者、良い形でシュートを撃てるように相手DFの的を絞らせないように動く者とチーム内で仕込みに仕込んだ形が結実したゴールだったのには感涙しました。

 ヘグモは「サイドで2対1を作ってクロス上げたところに、しっかりとペナルティーエリアに進入している選手が点を取るという素晴らしい1点目がありました」と石原を褒めていましたが、石原へのポジショニング指導が実ってのゴールですからそりゃ嬉しいでしょうなぁ。

 またこの試合で目に付いたのはゴールへ至る選手たちの動きもさることながら、ボールを失った後の浦和の選手たちの切り替えの早さとボール奪回時の強度の高さ。これが怪我人を山のように出しているヘグモ式トレーニングの生き残りの強さなのかも。走行距離は浦和109.8km、磐田107.6㎞とやや浦和が多い程度ですが、スプリント回数は102回vs60回と大差があり、浦和が蒸し暑い中で「肝心な時だけ滅茶苦茶走っている」様がスタッフに如実に表れています。

 ボールを失った途端に浦和の選手たちは攻守を素早く切り替え、しかも複数人で磐田のボールホルダーへ殺到して磐田得意のカウンターを封殺。また磐田がロングボールでプレスを回避しようとしてもマリウス&佐藤の両CBはそもそもハイボールの競り合いには滅法強いタイプな上に、4-2-3-1への布陣転換が奏功して伊藤&安居がこぼれ玉へ反応しやすい位置にいるので、磐田は全く攻め手がありませんでした。

 磐田はカウンターを仕掛けようにも最後までボールの奪いどころが定まらず、ボールを良い形で奪えずにピッチ上を虚しく徘徊するだけ。25年くらい前は浦和と磐田の立ち位置は逆だったと思うと実に感慨深い完勝劇でした。

 そして3度目のACL優勝という超ビッグタイトルをもたらした偉大な3選手が浦和を去り、代わって伊藤・石原・佐藤の98年組が浦和を背負う時代がいきなり到来した感もある試合でした。

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《選手評等》

・リンセンってこれまで如何せん稼働時間が短かったせいもあって正直あまり評価していなかったのですが、めっちゃ周りを活かせる上に守備も案外頑張れることにびっくり。ボールが来ないことに本人は不満のようですが、チームが点を取るための仕事は真面目にこなしているので監督の評価は高そう。

・一方サンタナはスタメン外れてちょっと焦ってるかなぁ。投入直後に無理目なミドルシュートを二本。でも3点目にはファーで伊藤を助けるポジションを取っていてサンタナらしい献身性が失われたわけではないので、おいおい決定的な仕事をしてくれそう。

・武田はトップ下だと磐田相手ですらちょっと強度不足なので途中からSHに回したのかな?SHだとクロスマシーンみたいな感じになっていましたが、ドリブルでぶち抜くタイプではないからしゃーないか。またプレースキッカーとしてはかなり頼もしいことを再確認。

・磐田のゴール期待値って0.2くらいだろうと思っていたら、なんと0.76もあったとは!しかし13分大畑PKなしよ!からのカウンターで得た決定機で期待値を押し上げただけでそこから全く伸びてない(苦笑)でも前半のゴール期待値は磐田のほうが上ってこの数値はなんか致命的な欠陥があるなw

・この試合の川俣主審は判定基準がめちゃくちゃで非常に難儀。しかもVAR福島氏の仕事っぷりがそれ以上に謎。

・68分浮き球に西川・マリウス・ペイショットが競り合った場面では、ペイシェントがヘディングシュートをした直後に西川のパンチがペイショットの後頭部を直撃する場面がありましたが、PKがないどころかVAR介入もなし。84分マリウスのハンド疑惑がありましたが、マリウスが不自然に手を広げてはおらず、PKになる可能性は低いにも関わらず、なぜかこの場面ではVARが介入して案の定ノーファウル。

・選手紹介Vも各種ポスターもチームの顔的な主力選手がごっそりいなくなったんだから、せめて中断期間で作り直しせんとなあ・・・

Iwata2406002

-----リンセン-----
渡邊---武田--ソルバッケン
---安居--伊藤---
大畑-マリウス--佐藤-石原
-----西川-----

(得点)
21分 石原
52分 渡邊
74分 伊藤

(交代)
73分 ソルバッケン→サンタナ
82分 リンセン→エカニット
89分 佐藤→井上
89分 安居→堀内
89分 渡邊→宇賀神

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--ペイショット--ジャメイン--
平川--------松本
---上原--ゴメス---
松原-グラッサ--鈴木-植村
-----川島-----

(交代)
HT 平川→古川
HT グラッサ→森岡
59分 松本→ジョゼ
71分 上原→山田
81分 植村→西久保

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2024.06.27

【DAZN観戦記】24年第20節:名古屋 0-1 浦和 ~ 大量の怪我人と引き換えの完勝

怪我人がやたら出てしまったのは残念でしたが、昨年から因縁ありまくりの名古屋に何もやらせない内容で、2016年以来8年ぶりの豊田スタジアムでの勝利。しかも今季ダブル達成のおまけつき!!

《スタメン》

 浦和はサンタナ→リンセン、大久保→武田、岩尾→大畑、ショルツ→佐藤とスタメン4枚入れ替え。

 リンセンと武田のスタメン抜擢は鹿島戦&C大阪戦終盤での活躍を評価したものでしょう。また大久保とショルツのベンチ外は前節鹿島戦での負傷を受けたものと思われますが、ショルツは移籍が取り沙汰されているだけに試合前から不穏な憶測を呼ぶのも致し方ありません。

 ベンチに故障明けの関根がようやく戻ってきましたが、今節もグスタフソンは戻れずじまい。

 名古屋は椎橋→倍井、山中→内田、野上→吉田とスタメン3枚入れ替え。故障明けの酒井宜がベンチ入り。なお名古屋はFWユンカー、MF和泉、CB河面が故障離脱中。

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《試合展開》

 名古屋はいつものように前からガンガンプレスをかけてきましたが、布陣がいつもとは違って左WB内田が最終ラインに下がって、4-4-2気味に構えてからの前プレ。

 長谷川監督が何を意図したのかさっぱり判りませんでしたが、浦和は名古屋の前プレを何ら苦にすることなくボールを前に運んで7分に左サイドからいきなりビッグチャンス。リンセンとのパス交換からソルバッケンが左サイドからクロス。クロスがチャンレに当たってディフレクトしたところにファーで渡邊が反応していきなり先制!!

 早々と先制した浦和はその後引き気味に構えて名古屋にボールを持たせる格好に。カウンターしか能がなく、ボールを持たされるとほとんど攻め手がない名古屋は案の定左右から単調なクロスを入れるだけに終始していましたが、とにかく引いて構えると全然守れないのが今季の浦和。21分左サイドから倍井クロス→どフリーで永井ヘッドの決定機を許してしまいましたが、残念ながら永井のヘッドが枠の外。

 24分には名古屋得意のショートカウンターが発動しかかりましたが、浦和守備陣が冷静に対応してスローダウンに成功し、一応稲垣がミドルシュートを放つもこれまた枠の外。

 浦和はその直前くらいからソルバッケンと武田の左右を入れ替え。武田左WGが機能しないのでやむを得ずの入れ替えと思ったのですが、試合後の監督会見によると「相手の右のCBに対して、オラが1対1を仕掛けられると読みました」ともうちょっと積極的な意図があった模様。

 右CBに抜擢された吉田の出来は酷いもので、浦和の先制点も元はと言えば吉田が高々と上がったボールへの対応を誤ってリンセンにボールを奪われたところから。この入れ替えが奏功して浦和は左サイドから何度もチャンスメーク。

 35分には佐藤のサイドチェンジを左サイド高い位置でソルバッケンが収め、ポケットを取った大畑の低いクロス→ファーに走り込んだ石原シュートの良い形を作りましたが、ここはCB三國がブロック。40分には左サイドからソルバッケンがクロス→チャンレに当たってファーの伊藤のもとへこぼれるも伊藤のシュートはブロックされてしまいました。さらにそれで得たCKで佐藤ヘッドはわずかに枠外。

 ATには三國のヘッドでのクリアが弱すぎた隙をついてリンセンが高い位置でボールを奪ってソルバッケンに決定機が生まれましたが、その直前にソルバッケンが傷んでいたせいかシュートは大きく枠を逸れてしまいました。というか、傷んでいたソルバッケンに決定的な仕事をさせるか、フツー・・・

 そこで浦和は傷んだソルバッケンに代えて後半頭から前田を投入。名古屋は前半ソルバッケンにボコボコにされていた吉田に代えて野上を投入。吉田のスタメン起用とは何だったのか(苦笑)。

 51分武田FK→佐藤ヘッドが決まったか!!と思いきやわずかにオフサイド。この試合VARが故障して後半キックオフが遅れる椿事があり、この時間帯はVARなしとの説明があったにも関わらず、池内主審は盛んにどこかと交信してオフサイドを認定。やがてVARは復旧したようでしたが、VAR故障中に勝敗を左右する際どいプレーがなかったのは不幸中の幸いでした。

 57分右サイドでのハイボールの競り合いでリンセンが上手く内田と入れ替わり、ボックス内へ突入しようとするリンセンを内田はたまらず背後から倒してしまって、この日2枚目のイエローで退場。

 勝負どころと見たヘグモは61分武田→関根、リンセン→サンタナと交代。一人少なくなった名古屋も永井→椎橋、倍井→久保と代えて4-3-2に布陣を変更し防戦を試みるも、64分ロングカウンターで関根がポツンと前残りの前田へ大きく展開→前田がボックス内からシュートを放ったものの、ここはランゲラックが好セーブ。

 しかも悪いことにこのプレーで前田が傷んでしまったようで、やむなく67分に岩尾と交代。

 名古屋はパトリック、酒井と2トップを盛んに入れ替えて反撃を試みるも、良い形でボールが奪えないのでどうにもならず。後半名古屋唯一の決定機は84分珍しく浦和を自陣に押し込んだ時間帯で、伊藤の弱すぎるクリアなのか横パスなのか判然としないボールを奪って稲垣がミドルシュートを放った場面。今季なぜか相手のゴラッソに沈む場面が多い浦和なのであの一撃にはヒヤリとしましたが、幸いにも稲垣のシュートは枠外。

 また後半途中投入された関根にもアクシデントがあって、88分エカニットと交代。終盤の浦和はカウンターを食らうのが怖いのか、一人少ない相手にピッチを広く使ってボールを回しまくることに徹したので、決定機らしい決定機は90分大畑クロス→サンタナシュートくらい。なぜか8分もあったATにも相手には何もやらせず、何の紛れもなくそのまま逃げ切り勝ち。

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《総評》

 5/15第14節京都戦以来の勝利。しかも名古屋に何もやらせない勝利だったので、試合後の記者会見でもヘグモは「立ち上がりから堅い試合ができたと思います。自分たちでボールをキープしながら、サイドからサイドへ動かすことができました。そして1対1の場面を作っていました。」「試合を支配しながらチャンスを作ることができました」等々実に饒舌。かつその言葉は誇張でも何でもないように思えるくらいの完勝でした。豊田スタジアムでの勝利は2016年以来8年ぶり。しかも昨年から因縁ありまくりの名古屋に対して今季ダブル達成のおまけつき!!

 まぁ終盤は渡邊の言葉を借りれば「後半の終わりのほうで、ああやってボールを保持するのはすごくいいと思うので、あまりリスクをかけず、というゲーム運びになりました」という試合展開になってしまい、一人少ない相手にほとんど決定機を作れずに試合終了だったので「試合内容は芳しくなかった」という見方をする方もいらっしゃるかもしれません。

 でも今季は「リードしていて、その後も優勢な試合を無難に勝ち切ってしまう」という試合が出来ないからこんな勝ち点に留まっている訳で。「やたら劇的でエンタメ性に満ち溢れてはいるか勝ち点は伸びない試合」にすっかり慣れてしまって「勝てる試合を確実に勝つための凡庸な試合」に不満が出るのはなんか本末転倒な気がします。まずは勝ち点を伸ばすのが先で、その先に「面白くて勝つ試合」があって欲しいものです。

 この試合の注目点は「グスタフソン不在時の布陣」でしたが、鹿島戦後半でヘグモは何かを悟ったのか、この試合ではついに4-1-2-3のアンカーシステムを放棄してダブルボランチを採用。といってもダブルボランチは完全な横並びではなく、4-1-2-3にしては伊藤が頻繁に下がってくるなぁといった感じの見え方でしたが。

 ヘグモは「ロングボールを使うチームが少なくありません。そういうチームに対してはCBの前にボランチを2枚置くことによって、セカンドボールを回収しやすくなると思います」と語っているところを見ると、4-1-2-3とか4-2-3-1とかそういう数字にはあまり拘らず、相手の出方に応じてポジションを微調整しただけなのかもしれません。

 伊藤のポジションの微調整といい、ソルバッケンの左WG転用といい、ヘグモがやることなすこと割と上手く行ったのに対し、長谷川監督の采配は完全に裏目。特にCB吉田のスタメン起用は完全に失着でした。また森島をボランチの一角に配したのも謎。試合後盛んに記者に突っ込まれて「攻撃に期待」と語ってはいましたが、得点力はさっぱり上がらずにボール奪取能力が落ちるだけに終わりました(苦笑)。ガツンと奪ってショートカウンターしか能がないチームなのに、ガツンと奪えないんだから話になりません。

 冒頭に記したように個人的には試合結果はもちろん、内容的にも十分満足しているのですが、気になったのはまたしても怪我人が多発してしまったこと。この試合はソルバッケン、前田、関根と3人も故障で途中交代を余儀なくされました。しかも前田と関根は後半からの投入なのに、相手との接触も何もないところで故障。

 中島といい、関根といい、怪我明けの選手をちょっと使ってまた怪我って、そりゃマネジメントに疑問符つけられても仕方ないでしょうに。次節はフィールドプレーヤーが足りなくなって、ベンチにGKが二人いるなんてコロナ禍真っ盛りみたいな大惨事にならなければいいのですが・・・

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《選手評等》

・ソルバッケンのスピードではなく、足元の技術を駆使してヌルヌルっと抜いてゆくのってちょっとSH起用のゆずほっぽい!! そしてリンセンとの相性も非常に良さげ。でもそんなソルバッケンは来週も浦和にいるのかどうか・・・

・名古屋にはイエロー7枚も出ましたが、後方からのファウル、手を使って相手を止めるファウル、そしてライダーキックに肘うちとイエローは妥当なものだらけ。Jリーグの主審は概して前2者に甘すぎで、池内主審は珍しくそれらにきっちりイエロー出しただけなのに、名古屋の選手がそれに対応できなかっただけでしょう。何度も肘うちを繰り返していたパトリックにレッド出してたら100点満点の池内裁きでした。

・それなのにDAZNの解説永井は「名古屋はジャッジに苦しんだ」って、どんだけ節穴なんや・・・心底永井の解説にはがっかりしました。それでも聞いていて不快になるあの方よりはマシ。もう浦和OBの解説で安心できるのは坪井しかいないかも。

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-----リンセン-----
武田---渡邊--ソルバッケン
---安居--伊藤---
大畑-マリウス--佐藤-石原
-----西川-----

(得点)

7分 渡邊

交代
HT ソルバッケン→前田
61分 武田→関根
61分 リンセン→サンタナ
67分 前田→岩尾
88分 関根→エカニット

-----永井-----
--倍井----山岸--
内田-稲垣--森島-中山
-三國--ハチャンレ--吉田-
-----ランゲラック----

(交代)
HT 吉田→野上
62分 永井→椎橋
62分 倍井→久保
71分 三國→パトリック
77分 山岸→酒井


※写真は試合とは全く関係ありません。

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