2009.11.30

なでしこリーグ2009表彰式

最優秀選手賞 :安藤 梢 (浦和)  2回目
得 点 王      :安藤 梢 (浦和)  2回目
新 人 賞      :高瀬 愛実(INAC)  -
敢 闘 賞      :大野 忍 (ベレーザ)  初
優勝監督賞   :村松 浩 (浦和)  初

ベストイレブン
□GK
山郷 のぞみ  (浦和)  9回目

□DF
矢野 喬子   (浦和)  3回目
近賀 ゆかり  (ベレーザ) 3回目
岩清水 梓   (ベレーザ) 4回目
土橋 優貴   (浦和)  初

□MF
庭田 亜樹子  (浦和)  初
上尾野辺 めぐみ(新潟L) 初
柳田 美幸    (浦和) 2回目

□FW
安藤 梢    (浦和)  6回目
北本 綾子   (浦和)  初
大野 忍    (ベレーザ) 7回目

-------------------------------------------------------------------------

京都観光に勤しんでいる間に「なでしこリーグ2009表彰式」があったようで、各賞の受賞者は上記の通り。

新人賞が熊谷じゃなかったのは驚きました。まぁ新人賞に選ばれた高橋は得点王争いでトップの安藤と僅差で2位でしたから不当な結果とはいえないんですが・・・ CB矢野とのセットで鉄壁を築き、守備力で優勝を手繰り寄せた熊谷の功績を高く評価すべきじゃないかなぁ? 

守備力の差で浦和の後塵を拝したベレーザからよりによってDFが2人もベストイレブンに選ばれているのは珍妙。新人賞を高橋に譲った代わりに熊谷をベストイレブンに入れて均衡を取ってもいいくらいじゃないかなぁ・・・

チーム戦績に見るべきものがなく、代表で気を吐いているわけでもない新潟からなぜか一人選ばれていますが、たぶん「何か」が働いているのでしょう、たぶん。

選考には多少不満もありますが、受賞されたレッズレディースの皆様おめでとうございます!

P.S.

浦和オフィシャルの「プレナスなでしこリーグ2009 表彰式 」の監督アップ写真。背景にジュニアユースの3選手が被っていますが、この写真だけ見ると監督というより女子高の校長やがな(笑)

ジュニアユースはグレーのサイボー製スーツを支給してもらえず、学校の制服そのまんまで来ているのでしょうか?

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2009.11.02

【観戦記】09年第21節:浦和L 7-2 千葉L

 立ち上がり早々北本がPKを得て安藤が先制したのを皮切りに、取りも取ったり7得点。力量差がはっきりしている千葉相手とはいえ最終節を大勝で締めくくったのみならず、この日ハットトリックを決めた安藤が得点王を獲得するおまけつき。このレベルの相手に自らのミスも手伝って2失点を食らったのはこれまでの堅守からすればちょっといただけませんが、これは来季に向けた課題ということで。

 千葉は前から猛然とプレスをかけ、かつ大胆にDFラインを上げてきます。その狙いはいいんですが、浦和DF陣にパスを繋がれてプレスを交わされたあげく、相手にプレスが掛かっていないのにDFラインだけがやたら高いという状況に陥りがち。必然的に縦パス一本で浦和の2トップや高めに張っているSHに簡単に裏を取られ、これじゃ大量失点もやむを得ないでしょう。

 またCKへの応対があんまりで土橋、堂園、熊谷と3失点。しかもいずれもどフリー。千葉がCKに弱いことは浦和も織り込み済みなのか、前線にボールが入ってもサポートが遅くてチャンスになりそうにもない時は積極的にCKを取りに行っていたような気も。

 前半だけで5得点、かつ安藤のハットトリック付き。後半はやや攻め疲れたのか、あるいはちょっと安藤に持ちすぎの傾向があった(実際個人技で何とかなってしまう相手なので、得点王を意識して手っ取り早く点を取ろうとするとどうしてもこうなってしまうのかも・・・)のが良くなかったのか、CKからの2得点に終ってしまいましたが、千葉には過去2戦とも4-0で勝っており、よほど相性がいいのかもしれません。

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---北本--安藤---
高橋--------柳田
---庭田--熊谷---
竹山-矢野--西田-土橋
-----山郷-----

HT:竹山→堂園
78分:高橋→後藤

 この日は西田がCBでスタメン出場。熊谷を本職のCHへ、高橋を左SHへというこれまでなかった布陣を採用。日テレ戦でちょっと堂園が傷んだためかもしれませんし、来季へ向けて西田や熊谷の試運転という意図だったのかもしれません。

 相手との力関係もあって熊谷をアンカーに残し、庭田が積極的に前に出るような按配でしたが、時々2人とも前に行ってしまう場合も。前でデカイのがうろうろしているってこれまでの浦和にはなかった構図。

 可もなく不可もなくといった感じだった竹山をハーフタイムで堂園に代えた意図も不明。久しぶりにSHに起用された高橋とのコンビネーションが合わないためか、竹山も堂園も攻撃参加は控えめ。

 終盤になって高橋に代えて後藤を投入したものの、後藤はほとんど見せ場なくそのまま試合終了。そのせいかどうかは判りませんが、後藤は試合終了後のセレモニーで終始不機嫌・・・

 北本の成長には目を見張るばかり。この試合では安藤がゴリゴリ自分で突っかけてゆく反面、北本は周りを生かす黒子に徹していた感がありましたが、昨年まではそんなプレーが得意とは言いがたかっただけに感慨もひとしお。いつも太め残りでほとんど動かない「きたウド」から、あんまり動かないが周りを使うのに長けた「きたバトフ」に昇格です(笑)

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2009.10.25

【観戦記】09年第20節:日テレ 1-1 浦和L

 過去と比べれば日テレとの実力差は格段に縮まっているのは明らかでしたが、実力差が逆転したとか、少なくともリーグ戦の勝ち点差ほど両チームに実力差があるとは到底思えず。浦和にも何度かチャンスはあったものの、後半は自陣に釘付けとなり、ぶっちぎりのチャンピオンチームとしては些か寂しい試合内容。「格下チームが日テレ相手に奮戦し、ドローに持ち込んだ」に近い感じ。

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 ただ圧倒的にボールを支配されている割には日テレに与えた決定機は案外少なく、失点の場面以外では後半荒川と山郷さんの1対1があったくらい。ベタ引きになりながらも絶えず数的優位を確保しながら最終ラインで粘り強く日テレの攻勢を凌ぎ、個人技で抜かれそうになってもなんとかシュートコースを限定して、後は山郷さんが難なく処理といった場面の連続だったような。良く言えば浦和優勝の原動力となった守備の強さが遺憾なく発揮された試合でした。

 しかし、「日テレにボールを持たせておいてカウンターチャンスを伺う」という積極的な意図をもって守っていたのかとなると、そんな様子は微塵も窺えず。元来苦手な直線的なスピードのある大野に加えて、スピードがある上にスキルフルな岩渕が非常に厄介。岩渕がスピードに乗ると一人では止められず、やむなく2人、3人と寄ってしまって、必然的に発生するフリーの選手を使われてしまいます。失点の場面は大野をどフリーにした時点でアウト。

 後半の日テレははっきりと岩渕が上がって(しかも左へシフト)大野が下がり、4-3-1-2に変わったように見受けられましたが、これにより一層浦和は混乱。日テレはハーフラインあたりまで最終ラインを押し上げて総攻撃といった感。浦和は2トップが前線に残るだけであとはエリア周辺にベタベタ。前半から苦戦気味だった中盤が完全に崩壊して、ボールを奪い返しても単に前線に蹴りだすだけに。2トップがなんとかボールをキープして味方の上がりを待ってはいましたが、中盤は疲労困憊でもはや上がるに上がれず、ボールを失うと今度は戻れないという惨状。有力な代え駒がいる堂園が真っ先に交代を命ぜられましたが、他は代えるに代えられないのか、終盤に高橋→西田という守備固め的な手しか打てなかったのが残念でした。

20091024no013

 一方未だに個人能力では優に相手を上回り、しかも後半を中心に圧倒的にボールを支配し、シュートを撃ちまくりながらも勝ちきれない日テレ。攻撃は澤不在でミドルレンジのシュートが撃てる選手がおらず、ベタ引きの相手を崩す手立てが少ない感はありましたが、それでも女子サッカーではダントツのレベル。それでもリーグ戦でボロボロ勝ち点を落とすのはどう見ても守備、というかリスクマネジメントに問題があるんでしょうな。DF陣にスピードがなくて、縦ポン一発でのカウンターに脆いのは相変らず(不幸にも浦和には圧倒的に速いFWがいないんだよなぁ・・・)で、しかも不用意なプレーも散見。浦和が同点に追いついたのはDFのバックパスを北本が掻っ攫って安藤に繋いだもの。まだ3ボランチの一角に入っている原が技術を過信してか、当たり負けしてポロポロボールを失うあたりも日テレの負けパターンでしょうか?(原はその後の対応が顔に似合わず結構汚いんだよなぁ・・・)

 リスクマネジメントに欠けるところがあるのは監督の問題なのか、試合中に声をかけあって修正できるような求心力のある選手がいなくなったせいなのかは判りませんが、現状では「魅せるチームではあるが勝てるチームではない」といったところでしょう。

20091024no017

---北本--安藤---
堂園--------柳田
---庭田--高橋---
竹山-矢野--熊谷-土橋
-----山郷-----

67分:堂園→後藤
85分:高橋→西田

 竹山が左SBに入ったので今日はジュニアユースの試合がないものと思っていたのですが、関東女子選手権準決勝とかぶっていたんですな(残念ながら早稲田に0-3の大敗))。にも関わらず竹山を起用したあたりに村松監督の意気込みが窺われましたが、前半竹山は監督の意気込みに応えて岩渕相手に奮戦。後半岩渕が左へ転じたのは半ば竹山の奮戦が効いたものと思います。先日のINAC戦の出来を見る限り、森本だと厳しかったでしょうなぁ・・・

 前節途中から出場して2得点を上げた松田はなぜかベンチ外。代わりに岩倉が久しぶりにベンチ入り。「ベンチだけターンオーバー」の村松流ですが、岩倉を使わずに交代枠を余らせるくらいなら、スピードのある松田をカウンター専門の特殊兵器としてベンチに入れておくべきだったのでは?

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-----荒川-----
--大野----岩渕--
-南山--宇津木--原-
須藤-豊田-岩清水-近賀
-----松林-----

68分:荒川→木龍
77分:南山→中地

 荒川の交代は90分使えるコンディションではないということなんでしょうが、この交代は日テレ最前線の橋頭堡がなくなったのに等しく、浦和は非常に助かりました。

 で、巨額の赤字を計上した日テレがとうとうヴェルディを放り出して、ベレーザ共々明日をも知れぬ身に。ベレーザについては日テレが命名権を購入して「日テレベレーザ」の名は残るようですが、経営に不安のあるチームに引き続き有力な選手が集まるとも思えず(よみうりランドを継続的に使えるかどうかも不明・・・)、強いベレーザを見るのはこれが最後なのかも。

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2009.10.21

【観戦記】09年第19節:浦和L 6-2 INAC

 前節すでに優勝が決まっており、プレッシャーから解放されたはずの浦和ですが、良くも悪くも落ち着きのない試合運びに終始。後半は30分くらいまでINACに押し込まれて何度かピンチもありましたが、結局のところ前半のうちにセットプレーで先手を取ったのが効いて、あとは前掛かりになったINACに対してカウンターで着々と加点。終わってみれば実力差相応とは思えないほどの大差がついた試合となりました。

20091018no012

 いつもの浦和だとFWとSH、あるいはSHとSBでサイドに人数をかけて、相手サイドを崩してから中へクロスというパターンが目立つのですが、この日はSHないしFWをいきなり相手DFライン裏へ走らせるような「縦に早い攻撃」が主体。

 押し込まれて、なんとかボールを奪い返しても中盤できっちり繋がずに早めに前に蹴ってしまう場面が少なくなく、それゆえ「落ち着きがない」ように見えたのかもしれません。まぁINACのDF陣はラインを積極的に押し上げてくる割にはスピードに難があるのか、この攻撃が嵌りに嵌って大量点に繋がったので速攻自体は高く評価すべきものなのでしょうが(ボールを奪ってそのままフィニッシュに持ってゆくなんてトップじゃしばらく見ていないですし(苦笑))が、前半で4-1となって勝負事態は終わったようなものなのに、後半も同じようなドタバタとしたリズムで進んでINACの猛攻を許したあたりがこの試合の反省点かと。

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---北本--安藤---
堂園--------柳田
---庭田--高橋---
森本-矢野--熊谷-土橋
-----山郷-----

65分:堂園→松田
81分:高橋→熊谷
88分:北本→後藤

 スタメンはいつもの面々。同日ジュニアユースの試合があるので左SB竹山はお休みで森本がスタメン。

 試合は立ち上がりから積極的に前に出てくるINACに対し、浦和が中盤で防戦しながらカウンターで対抗する展開の連続。但し先制点はセットプレーで、柳田右CK→ファーで北本ヘッド。ふわりとしたシュートでしたが、ボールは弧を描いてGKの頭上を越えてゴールマウスへ。

 残念ながら早い時間帯に追いつかれてしまいました(バイタルエリアに入り込んだ選手への寄せが甘くて、後方から走りこんできた選手に繋がれ、DFライン前からどフリーでシュートを許す)が、今度は熊谷FK→エリア内での混戦から柳田がゴール。

 これで浦和は完全に試合のペースを掴み、その後堂園左から低いクロス→ファーでどフリーの安藤へ抜けて、安藤が冷静にゴール。安藤が左スペースへ走りこんで、折り返しを柳田がゴール(その前に北本?がDF2人くらいを引き連れて潰れているのがめっちゃ効いている!)と立て続けに追加点。一方、1点取られた後の前半の守備は右サイドを一度完全に破られた場面があったくらい危なげなし。

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 前半で4-1となり早々と勝負はついてしまった格好でしたが、いただけなかったのは後半。積極的に選手を代えて一層前掛りになって攻めてくるINACを右から左に受け流すといった芸風は身についていないようで、一緒になってドタバタしてしまった印象。後半から右SHに投入された9番(川澄)のスピードがかなり厄介で、左SB森本が狙い撃ちされてしまい、案の定森本が9番に振り切られたのを機に失点。その後も浦和左サイドからのループ気味のシュートがいわゆる「山郷ゾーン」へ飛んでバーを叩く場面もあり、なんだか不穏な雰囲気に。

 不穏といえば転倒したINACの選手が起き上がるついでに堂園の背中に蹴りを入れて場内騒然となりましたが、4審が目の前で見ているはずなのになぜかお咎めなしで試合進行。まぁこの場面に限らず、INACはラフプレーが多くて困りものでしたが。

 このまま試合が終わってしまうとまさに「竜頭蛇尾」になってしまうところでしたが、そこを救ったのが後半途中から堂園に代わって左SHへ投入された松田。松田はなんと今季リーグ戦初出場。レディースの選手は如何せん情報が少なく、試合に出ていないのは怪我なのか、コンディションの問題なのか、監督に干されているのか、あるいは単に実力の問題なのか、なんだかさっぱり判りませんが、この試合を見る限り松田が今季全く試合に出られなかったのは実力の問題じゃないんでしょう。

 この日珍しく右サイドで長い距離を走った土橋からのクロスに対し、ファーで松田がどフリーで受けてダメ押し(ここでも中央で安藤?が囮になってる)。さらに北本に代わって投入された後藤が中盤で相手ボールをカット → そのまま「オラオラ!」とシザースをカマシまくり、安藤→松田と繋いでゴール。後藤は堂園が長期離脱から復帰したのと入れ替わりにスタメンを失ってしまいましたが、よほど悔しいのかベンチ脇で前半から「出たい!」オーラ全開。でもさっぱり監督に振り向いてもらえないという「梅崎状態」に陥っていましたが、C・ロナウドばりの足技は健在のようでなにより。

20091018no016

 松田・後藤、さらにこの日ベンチ入りした保坂。さらにベンチ外のエリとSH/WGに適性を持った選手がやたら多くて監督もベンチ構成に悩むところでしょう(その反面CH、特に高橋に代わるアンカー役がいないんだよなぁ・・・)。スタメンはほぼ固定されている反面、ベンチスタートは毎試合ちょろちょろ代えていて、今季ここまで全く出番のないフィールドプレーヤーは千野と岸川だけ。スタメン固定で結果を出しながらも控えメンバーのモチベーションを保たないといけない監督の苦労が見て取れます。

<試合終了時>

---松田--安藤---
後藤--------柳田
---庭田--熊谷---
森本-矢野--西田-土橋
-----山郷-----

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2009.10.13

【祝】レッズレディース優勝!

・どこからどう見ても「愚兄賢妹」の最たるものとなってしまいましたが、レッズレディースとしてリーグ戦初優勝。21試合しかないのに2位の日テレに勝ち点11差をつけ、残り3試合を残してのぶっちぎりの優勝です。

・今季第9節東電戦をさぼったくらいで、後は新潟とのアウェー戦@長岡を含めて見れる試合は全部足を運びましたが、見ている限り優勝の原動力はなんといっても守備の堅さ。日テレにリーグ戦で唯一喫した敗戦で3点取られましたが、それ以外に2点以上取られたのはわずか1試合(3節湯郷戦)。しかもほとんどの試合が完封勝ち。優勝するチームは守備が良いのが当たり前といえば当たり前で、どこかの愚兄も見習ってもらいたいものですが、日テレと大差がついたのはまさに守備面。

・昨年だと格下相手に押し気味に試合を進めながらもカウンター一発で破れる、あるいは引き分けに持ち込まれる試合が少なくありませんでしたが、今年はボールを失った時点からの素早い攻守の切り替え&中盤での潰しが効いて相手に容易にカウンターを許さず(おい愚兄、聞いているか!)。そこを破られても後ろで矢野がカバー、そして最後尾に山郷さんが控える鉄壁ぶり。

・昨年不動レギュラーのCBだった百武が長期離脱したのは誤算だったと思いますが、そこを高卒新人の熊谷がしっかり穴埋め。これは大ヒットで新人賞間違いなしでしょう。

・攻撃面では昨年堂園の負傷離脱と共に大失速した左サイドの再建に成功したのが鍵かと。前半は新人後藤を抜擢。後半は2年目の堂園が復帰。これで左右の攻撃のバランスが随分良くなりました。まぁそれでも爆発的な攻撃力という形容は当たらず、結果的に大差がついても結構しんどい内容だった試合もちらほら。まぁ守備が良いので、攻撃陣が焦らず辛抱強く攻めている感はありましたが。

・そして気がつけば北本が安藤と共に得点王を争っています。昨年からすれば夢のような話・・・

・同日、ジュニアユースレディースが関東女子ユース(U-18)で宿敵日テレを破って優勝。関東女子サッカーリーグでは日テレと1勝1敗ながら最終順位で日テレの後塵を拝してしまいましたが、育成面でも日テレとの差を大幅に詰めている模様。っちゅーか、日テレは母体の状態がアレなんで、早晩力関係が逆転するんでしょうなぁ・・・

・今年は長年浦和の弱点だった左SBにジュニアユースレディース所属の竹山がほぼ全試合にスタメンで出場。ぼちぼち世代交代が必要なポジションも見受けられますが、自前の選手で随時穴埋めとなるかどうか、その辺が来年の楽しみであり、不安でもあり。

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2009.09.21

【観戦記】09年第17節:浦和L 2-0 湯郷

 前半は湯郷の積極的なプレスに苦しめられました。しかし、開始早々の安藤の先制点が効いたのか、慌てることなく湯郷の攻勢を凌いでカウンターでチャンスの山。相手に退場者が出た後半は一方的な浦和ペースとなりながら追加点は1点止まりと相変らず攻撃はイマイチのようですが、守備は90分を通じて磐石。下位チームからしっかり勝ち点3を積み上げて浦和はまた一歩優勝に近づきました。

20090920no009_2

---北本--安藤---
堂園--------柳田
---庭田--高橋---
森本-矢野--熊谷-土橋
-----山郷-----

72分:矢野→竹山
77分:堂園→後藤
88分:高橋→櫻本

 左SBに森本を起用したのが目新しいところ。竹山はサブに入っていますから怪我ではないのでしょうが、前節67分と早めの時間帯に退いているところを見るとコンディションが良くないのかもしれません。

 開始早々柳田&土橋のコンビで右サイドを崩し、土橋のクロスは精度を欠いてジ・エンドかと思ったのですが、ファーで北本が粘って安藤がゴール。貴重な先制点でしたが、その後は積極的に前目でプレスを掛けてくる湯郷の作戦に中盤で落ち着いてボールを繋げず苦戦に陥りました。ただ幸いなことに湯郷は高い位置でボールを奪ってもその後の展開に問題大あり。米国帰りの宮間は2トップの一角に起用され、個人能力の高いところを見せてはいましたが、宮間に簡単にフリーで前を向かせるほど浦和の守備は甘くありません。中盤でボールを奪われると素早く攻守を切り替えてボール奪回を試み、ボールを取れなくてもサイドへ押しやるのに成功。湯郷はサイドからファーへ絶望的な放り込みを繰り返すだけで、そのボールを矢野や熊谷が楽々跳ね返して湯郷の攻撃は終了。前半はずっとそんな感じ。

 浦和は中盤でボールが繋げないので攻撃は専らカウンター。勝っているのに落ち着きがなく縦に急ぎすぎる嫌いがありましたが、湯郷DF陣はスピードに難があるのか、このカウンターがかなり有効で浦和はセットプレーを含めて3、4度決定機があったかと思いましたが一つも決められず。

 さはさりながら湯郷の飛ばしすぎは明らかで、前半を凌げば後半加点のチャンスはいくらでもあるだろうと思っていたら案の定。湯郷の出足は後半早々に鈍ってしまい、おまけに6番がイエロー2枚で退場。その後は数的優位を得た浦和が一方的にボールを支配する展開になりましたが、一転してベタ引きで守る湯郷守備陣を崩しきれず。右の柳田&土橋は流れるようなコンビネーションを何度も披露してくれるのですが、左が全く機能せず。森本に攻撃能力が乏しいのは目を瞑らざるを得ませんが、堂園の出来もさっぱりで、後半押し込んで攻めている割には得点機が少ないのはこの辺が主因でしょう。ただ数的優位を得て気楽になった庭田(ちなみに今日も半袖)が積極的に前に出始め、その庭田からのスルーパスでDFライン中央を抜け出した安藤がようやく加点。

 これで勝利を確信したのか、村松監督はなんとCB矢野を下げて竹山を左SBに投入し、森本をCBにシフト。最後はご老公を下げてリーグ戦初出場の櫻本をCBへ投入(熊谷がCH)と余裕かましまくり。堂園の出来があんまりなので途中投入のロナウド(跨)に期待がかかりましたが、この日もドリブルにキレは感じられず。

 攻撃はまだまだ改善の余地がありそうですが、守備は90分を通じて破綻なし。シュートは結構撃たれましたが、山郷さんがヒヤリとしたであろうシュートは一本もなし。今季新潟に1回引き分けただけで、その他は下位チームから着実に勝ち点3を取っているのはこの守備の強固さゆえなんでしょう。

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2009.09.06

【観戦記】09年第15節:新潟L 0-1 浦和L

 前回の対戦同様、引いて中央を固める新潟を崩すのに四苦八苦。優勢だった前半に1点しか取れなかったというところまでそっくり。しかし前回の対戦では終盤体力負けし、ミスを突かれて同点に追いつかれてしまいましたが、今回は中盤の守備が最後まで機能して新潟のカウンターを許さず。遠目から枠内シュートを何本か撃たれたものの、新潟の決定機はほぼゼロで、1点あれば十分逃げ切れるような試合展開。中断明け緒戦で期待した割には試合の面白みには欠けましたが、、もはやリーグも終盤戦。内容よりも勝ち点が重要で、格下に勝ち点をとりこぼさなかった以上非難すべき筋合いのものではないでしょう。

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 何のカテゴリーであれ、浦和が勝つというのは実に気持ちがいいもの。トップが絶賛連敗中だけになおさら感激もひとしお。

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---北本--安藤---
堂園--------柳田
---庭田--高橋---
竹山-矢野--熊谷-土橋
-----山郷-----

73分:堂園→後藤
83分:高橋→西田
87分:北本→窪田

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 長い中断期間を挟んでもスタメンには目立った変化なし。涼風が強めに吹いていたせいか、浦和は前半風上を選択してサイドチェンジ。

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 庭田が90分間半袖だったところを見るとピッチ上は案外暑かったのかも。

 試合は立ち上がり早々から浦和が完全に支配。堂園&竹山のコンビ、さらに安藤や庭田が時折サイドに流れて新潟右サイドを蹂躙。新潟は中盤でボールを奪うのを半ば放棄し、しかもサイドもある程度捨て、ずるずるリトリートして中央だけ固めるような守り方をしていたので浦和は簡単にサイドを崩せてはいましたが、クロスの精度が悪くて決定機には至らず。

 セットプレーも実らず、手詰まり感が著しくなったせいか、次第にチマチマ繋ぐのを止めて直接FWにボールを入れてみたり、あるいは簡単に新潟DF裏を突いてみたりと工夫を凝らすようになってようやく攻撃が様になりはじめ、ドリブルで新潟DF裏を突いた安藤→北本→庭田の狙い済ましたシュートは惜しくも新潟GKに阻まれて得点ならず。

 一方的に押しながらも点が入らないというのは嫌なものですが、前半終了間際になって後方から簡単に安藤→北本とボールが渡って北本がゴール。まさにあれよあれよといった感じですが、点が入る時ってこんなもんですわ・・・

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 前半やや飛ばしすぎたせいか、後半の攻撃は全くいいところなし。負けているのになおも引きこもって中央を固める新潟守備陣を崩すアイデアがなく、運動量も落ちて決定機どころかシュートらしいシュートも僅少。前半目だった堂園は途中痛んだこともあって後半消えてしまい、久々にベンチに復帰した後藤を投入しましたが、後藤はキレが全く戻っていないせいか個人技での打開はできず。また竹山との連携もイマイチで、この出来だと堂園がスタメンなのも頷けます。

 前目の選手以上に目に見えてお疲れなのがCH高橋。後方からのビルドアップ時は必ずといっていいほど高橋を経由しますが、その高橋が疲れてボールを受けた後に前を向けなくなってしまい、これが浦和の攻撃が後半停滞した最大の原因でしょう。村松監督は見るに見かねたのか、高橋に代えて西田を投入。西田をCBに入れて熊谷をCHに上げましたが、この辺が前回の痛い引き分けから得た教訓を生かしたものでしょうか。この日の新潟の出来だと疲れていても高橋がボールを失うことは滅多にないので事なきを得ましたが、もうちょっと強い相手だと後半の高橋は狙い撃ちに合うような・・・ まぁ強い相手なら庭田が終始前に行ってしまうこともないでしょうから、高橋の負担も軽減されるのでしょうけど。

 窪田を投入した後は徹底してボールキープで時間つぶし。ラストプレーで新潟のバンザイ攻撃っぽい放り込みに対して、なぜかDF陣が2対2になってしまって西田がエリア近くでFKを与え、これが数少ない新潟の見せ場となりましたが、FKは壁を直撃して直後に試合終了。

 攻撃はなんだかなぁといった試合でしたが、守備はほぼ完璧。新潟は深い位置でボールを奪って一気にカウンターというのが唯一無二の攻め手で、スピードのない浦和CB陣が新潟の快速FWに裏を取られると極めて厄介。後は山郷さんに全てを託すしかないというのがいつものパターンですが、この日の浦和は終始コンパクトな陣形を維持。ボールを失ったら素早く攻守を切り替え、FWもMFも連動して新潟のボールホルダーにプレスをかけまくって、テクニックのない新潟の選手から楽々ボール奪取。たとえ奪えずとも新潟が前線へ良い形でボールを供給させない守りができていたと思います。何本か遠目から枠内シュートを撃たれましたが、山郷さんがひやっとしたシュートは一本もなかったかと。

P.S.

 今日の党首。

20090905no052_2

 4-4-2の右SHでスタメン登場。まぁ控えめに言ってもズコズコにやられました。戦術的制約からか、自サイドがやられそうになってもボランチが加勢に来ないので党首の守備負担がものすごくでかいのですが、党首にそれをやれっちゅーのはなぁ・・・ジュニアユースの竹山を全く止められない屈辱感が積もり積もってか、後半はラフプレーを連発。輪島の「黄金の左」を髣髴させる豪快な上手投げ(っちゅーか相手の腕を取ってそのまま投げているので、決まり手的には何なのでしょう?)でイエローをもらい、さらに後方からの突き倒しなどもあって何時退場してもおかしくない惨状でしたが、後半途中で交代。交代直後ベンチで深くうなだれていましたが致し方ありません・・・

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2009.07.12

【観戦記】09年第13節:浦和L 2-1 日テレ

 時間は前後しますが、この日の2試合は男女とも全く同じような内容&結果。すなわち内容では完全に圧倒されていたが、勝ったのは浦和。しかも奇しくもスコアは同じ2-1。前半相手が飛ばしすぎて、相手の運動量が落ちたところで浦和が2点目を取っているというところまで同じでした。また相手のFW(寿人&大野)がDFラインの裏を取り捲って得点機を山のように作ったにも関わらずそれを決められないところもそっくりでした。

 浦和のスタメンは先のINAC戦と全く同じ。村松監督は日テレ相手に特に守備をテコ入れするわけではなく、がっぷり四つで試合に挑みました。勝つには勝ったので「良い経験になった」ということになるんでしょうが、前半の試合内容を見ているとかなり無謀な試みだったのは明らか。春の平塚での対戦同様大敗してもなんら不思議はなかったように思いましたが、日テレ相手に勝つのはいつになっても嬉しいものです。

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---安藤--北本---
堂園--------柳田
---庭田--高橋---
竹山-矢野--熊谷-土橋
-----山郷-----

70分:竹山→森本
83分:堂園→西田
89分:北本→窪田

 1試合消化数が少ないとはいえ、浦和に勝ち点6差を付けられている日テレはこの試合に勝たないと優勝が難しくなると踏んでか序盤から猛攻。7月にしてはやや涼し目の天候にも恵まれてか、浦和の守備陣やCHに強烈なプレスを掛けてきます。浦和はたちまち左サイドが崩壊。SB竹山はさすがに日テレ相手だとフィジカルが弱くて簡単に振り切られ、加勢しないといけない堂園はなんともポジショニングが中途半端で攻守とも役立たず。さらにCH庭田が守備の脆弱性を曝け出してしまいました。

 中盤を簡単に制圧した日テレは浦和キラー大野へスルーパスを出して、徹底して浦和DFライン裏狙い。鈍足CBは大野に追いつけず、必然的に山郷さんのお世話に。

 中盤が崩壊しているので浦和の攻撃は全く体をなさず、しかも失点は時間の問題という惨状でしたが、先制したのはなんと浦和。中盤でのパスカットから北本→安藤と渡って、安藤が追いすがるDFを振り切ってゴール! カウンターに対する日テレの脆さは昨年と変わっていません。澤や荒川がいなくなって得点力が落ちた反面、守備は相変らず脆弱なので中下位チームに取りこぼしが増えたのが判るような場面でした。

 しかしその後も浦和の劣勢は変わらず、今後は逆に浦和が中盤でボールを失ったところからカウンターを喰らって永里優が同点弾。

 後半に入っても形勢は変わりそうになかったのですが、前半飛ばしまくった日テレの脚が後半半ばには止まり始めたのと、村松監督が竹山を諦めて森本を投入し守備をテコ入れしたのが奏功して遅まきながらようやく浦和も反撃。浦和の狙いはサイドから日テレDFラインの裏へのクロス→2トップ&逆サイドのSHが突っ込むという感じ。前半はそもそも中盤が崩壊して良い形でサイドでボールが持てないので攻め手がほとんど見出せない惨状でしたが、後半半ばになって浦和の狙いが形になり始め、ついに77分にその狙いが結実。土橋のクロスを北本がDFと競り合いながらも見事にヘディングシュート! 先制点の安藤同様、数少ないチャンスをものの見事に決めてくれました。普段なら「急にボールが北本」になってしまうのですが、INAC戦のハットトリックで何かスイッチが入ってしまったのでしょうか?

 逆転に成功した後は堂園に代えて西田を入れ、西田CB・熊谷CH・高橋SHとポジションチェンジ。最後はコンディションが戻ってきた窪田関をも投入し、時間を稼ぎに稼いでほうほうの体で逃げ切り。

20090711no013

---大野--永里優--
岩淵-------永里亜
---宇津木--南山--
須藤-豊田-岩清水-近賀
-----松林-----

80分:南山→原
80分:永里亜→木龍

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2009.06.08

【観戦記】09年第8節:浦和L 1-1 新潟L

党首、堂々の凱旋試合。暫定首位の浦和相手に勝ちに等しい引き分け。っちゅーか、堅く守って浦和に対し唯一優位にある体力勝負に持ち込んだところで新潟の思惑通りになってしまったように思います。「新潟に走り負け(負けてはいませんが、下位チーム相手の引き分けは優勝を争うにあたっては限りなく負け)」というのは毎度毎度お馴染みのパターン。

党首が浦和時代では考えられないほど圧倒的な走力を持つに至ったのには驚きました。あんまりチャンスはないけど左サイドからクロスが上がったらファーにきっちり詰めるという地道なチャレンジを繰り返すって正直党首の芸風じゃないんですが・・・・

20090607no013

・新潟は前回対戦時と同様、中盤ではほとんどプレスを掛けてこず、引いて守って相手のFWにボールが入ったところで潰す策に出ていた感じ。結果的に見れば中途半端にプレスをかけて体力を消耗してしまうのを避けていたような・・・

・従って新潟のサイドは終始空き気味で浦和は前半右、後半は左中心にサイド攻撃を仕掛けましたが、新潟の中央が堅いのなんの。浦和の得点は庭田が得たPKによる1点のみ(後半安藤のエリア内突入もPKが妥当かと思いますが・・・)。その他のチャンスもセットプレーがほとんどで、流れの中からの決定機は途中出場の岩倉が左サイドからエリア内に突入もシュートをGKにぶつけたのが印象に残っただけ。

・サイドからクロスは何本も入ったが中が薄くて決定機に至らないって昨年の悪い状態そのもの。人数が足りないのでクロスを中央でキープして二列目、三列目の上がりを待たないと仕方ありませんが、この日はCF北本が絶不調。ボールはキープできないわ、判断が遅いわ、絶好機に撃ちきれないと散々。

長袖プリンセス庭田すら美容を捨てて半袖になってしまう猛暑。前半は浦和がほぼ一方的に攻めながら1点に終わり、後半は攻め疲れが祟ったか、両CHとSB土橋が急激に消耗。本職ではないとはいえ一応ボランチができる岩倉・森本・木原が控えているので両CHのどちらかを交代させるべきと思いましたが、監督は放った手はなんと堂園→岩倉。堂園&竹山の左サイドは良くはなかったが悪くもなかったし、第一動けない状態ではなかった堂園を真っ先に代えたのは全くの謎。しかも岩倉は久しぶりの登場で試合感がないためか、投入してしばらくはボールが足につかない様子でした。もっとも尻上がりにリズムを掴み、自らビッグチャンスを掴みましたが・・・

・浦和の両CHが使い物にならないため、次第に新潟の前目からの仕掛けが奏功してついに新潟に中央を割られ、どフリーでエリア内に突入を許す大ピンチ。ここはなんとかGK山郷が身を挺して防ぎましたが、浦和は次第に攻撃の形を作るどころか落ち着いてボールを回すこともままならなくなってしまいました。

・ようやく高橋に代えて木原を入れましたが、その直後に浦和最終ラインのミスを突かれてついに失点(記録はオウンゴール)。新潟のシュート本数は少ないとはいえ、終盤は浦和DF陣よりも新潟攻撃陣の足色が良かったのは明らかで、遅かれ早かれ喰らっていた失点だったと思います。久しぶりに長い時間起用された木原ですが岩倉以上に試合に乗れず、最後までミスを繰り返していただけに。

・不可解だったのは浦和の3人目の交代。堀田は今季初めてのベンチ入りで、しかも実績がほとんどないので投入を躊躇うのは判らないでもありませんが、ロスタイム寸前に入れるって単に自ら時間を潰しているだけのような・・・ 

・選手交代も不可解ですが、ベンチメンバーが実に奇怪。本職CHの熊谷をCB起用し、CB百武がベンチからも外れたのは怪我かもしれませんが、ベレーザ戦までスタメンを確保していたSH後藤やINAC戦以降続けてベンチ入りしていたエリもベンチ外。怪我ならやむを得ませんが、勝たないといけない局面になって攻撃的な駒がないというのは非常に辛かったかと。

20090607no016

---安藤--北本---
堂園--------柳田
---庭田--高橋---
竹山-矢野--熊谷-土橋
-----山郷-----

59分:堂園→岩倉
77分:高橋→木原
89分:竹山→堀田

P.S.

新潟は旅館の送迎用みたいなマイクロバス2台に分乗して帰ってゆきましたが、あれで新潟まで帰るのかなぁ???

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2009.05.18

【観戦記】09年第7節:浦和L 4-0 千葉L

 雨こそ降らなかったものの強風に見舞われたこの試合。前半わざわざ風上を選択したのに、風を利用しようという思いが却って災いしたのか雑な試合運びになってしまって1点どまり。風下に回った後半のほうがむしろ浦和らしいパス回しが見られ、終わってみれば4-0。昇格初年の千葉は驚くべきことにここまで4勝1敗1分の勝ち点13で浦和と全く同じ星勘定ですが、運動量が極めて豊富だった以外にこれといって見るべき所はなく、力の差そのままのスコアだと思います。ただ浦和も千葉の激しいプレスを受けて前半を中心にミスが多く、点差の割には反省すべき点が多かった試合といえるかもしれません。

Chibal01_0905

---安藤--北本---
堂園--------柳田
---庭田--高橋---
竹山-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

75分:庭田→熊谷
77分:竹山→後藤
88分:高橋→木原

 この日驚いたのはここまで不動のスタメンを形成していた後藤・熊谷の常葉木新卒組(GK小金丸もサブから外れたので、期せずして常葉木クループ壊滅・・・)をスタメンからいきなり外したこと。ベレーザ戦の惨敗が転機になったのかどうか判りませんが、これまで残り15分くらいでの投入が多かった高橋がCH,そして復帰3戦目の堂園が左SHとしてスタメン復帰。ベレーザとがっぷり四つに組んでボコボコにされたので第2クルーは守備重視で臨むのかもしれませんが、その割には右SBに竹山を置いたままなのでスタメンを代えた意図は見えず。

 風上に立って立ち上がりから猛攻を仕掛ける浦和。幸先良くショートコーナーから北本が早々と先制点を上げはしましたが、良かったのは最初の15分くらい。強風を利して遠目からシュートを撃ってみる、あるいは縦パスでFWをDFラインに裏に走りこませるという狙いは悪くないのですが、概して縦へ縦へと急ぎすぎてバタバタしていた印象。千葉のFW・MF陣に執拗に追い掛け回され、不用意にボールを失いはしないものの、細かい連携ミスが続出。特に堂園はまだコンディションが良くないのか、あるいは試合感が戻らないのか、判断の遅さも手伝って攻撃面のボトルネックになっていたように見受けられました。

 わずか1点で風下に回った後半。相手がなにげに蹴ったボールがそのまま山郷ゾーンに吸い込まれるという事故みたいな失点もありうるだけに非常に気持ちが悪かったのですが、北本は相手ゴール前で横パスを掻っ攫っていきなりゴール! さらにカウンターのチャンスで3対2の数的優位にも関わらずパスを出さずに角度のないところからぶち込むという「いかにも安藤」なゴールが決まって勝負あり。共にパス回しで相手を崩して取った得点ではありませんが、強風という難しい条件下での試合でしたから贅沢をいってはいけないかと。っちゅーか、強風でロングボールが使えないので丹念にショートパスを繋ぐ策に転じたのが浦和のよさを引き出したような・・・

 CKからの流れで堂園のクロスをファーにいた安藤が押し込んで追加点。千葉は最後までボールを追いかけるもののさほど有効なものにはならず、次第に浦和のパス回しに翻弄されていったような・・・もっとも浦和もラストパス、あるいはそれに至る一歩前で相変わらずミスが多く、良い形を作りながら攻めきれない、撃ちきれない場面が多かったのは残念でした。

P.S.

 今日のこず様:

第1戦(89分)以来今季2度目の出場。柳田が下がってこず様は右SHへ。ボールを触らないままタイムアップするのでは?と恐れていましたが、ボールを触るどころか北本にスルーパスを出してビッグチャンスを演出。っちゅーか、北本が「ここに出せ!」とばかり指差して走ってましたから、あれで出さなかったら北本怒るわなぁ(苦笑)

P.S.2

Chibal02_0905

強風で突如動き出した幌を必死で押し戻すスタッフ。

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