2019.09.23

【ネット短感】19年第13節:日テレ 2-3 浦和L ~ 超久しぶりの日テレ超え!!

・浦和が完全無欠のフルメンバーでも互角に闘えるかどうか怪しいという強敵日テレ相手にも関わらず、なんと菅澤と柴田がコンディション不良でベンチにもおらず。従って戦前予想では極めて苦しい試合になると思われましたが、代わりにスタメンに抜擢した若手の高橋&遠藤、さらに途中投入の長嶋が大奮戦。常に浦和がリードする展開になり、日テレの反撃をなんとか凌いで逃げ切り勝ち。いやはや、これにはびっくりしました!!

・鉄板のレギュラー、しかも大駒2枚を欠くという不測の事態を受けて、やむなくスタメン起用した若手がケチのつけようがない良い仕事をして勝つって強いチームにありがちな好循環そのものですなぁ・・これは。レギュラーを代えたら代えただけ弱くなるトップチームとの差(つД`)

・前半は最終ラインを極端にまで押し上げ、コンパクトな布陣を維持しながら積極的に前からプレッシャーをかけて日テレに時間と空間を与えず、高い位置でボールを奪取して高い位置にいるSBを活用してサイドから攻撃。日テレが苦し紛れに浦和最終ラインの裏へ蹴りだして来たらGK池田が飯倉ばりに高い位置に飛び出して難なくカバー。

・良い攻撃の形は序盤から何度も出来ていて、30分遠藤突進→こぼれ玉を中央から高橋の決定機こそ決まりませんでしたが、38分同じような形から浦和先制!!

・ただ残念ながら圧倒的に優勢な時間帯でも1点しか奪えない。後半になるといきなり運動量が激減して高い位置でボールを奪えなくなり、日テレに良いようにボールを回されがちになってさらに浦和は消耗を余儀なくされた挙句、60分に自陣でのパスミスから同点に追いつかれてしまいました。ここまでは今までアホほど見せられ続けた「日テレ戦あるある」な展開そのものでした。

・ところが、ここで森監督が早めに動いて長嶋・大熊を相次いで投入(実際は失点の直前に長嶋を用意していたのですが間に合わず)して運動量を補充して反撃。71分相手を押し込んだ状態から高橋の縦パスで最終ラインの裏に抜け出した長嶋がゴール! さらに77分CKからの流れで、相手のクリアボールを拾った栗島がロングフィード→ボックス内で高橋ヘッドが炸裂して3点目!! もっともこの場面は高橋をどフリーにしてしまった日テレCB陣が酷すぎる気もしますが。

・さすがに終盤ともなると中盤はヨレヨレで最終ラインを上げるに上げられなくなり、低いなりにコンパクトな布陣を敷いて両CBを中心に跳ね返すしかなくなってしまいましたが、日テレの猛攻を90+1分の1点(椛木→田中→三浦による鮮やかな中央突破)だけに抑えてなんとか逃げ切り勝ち。89分田中の裏抜け&シュートを凌いだ池田の好守も光りました。

・正直終盤の安藤老師などの中盤&左SB佐々木のヘロヘロっぷりは目に余り。最後の交代枠を余らせたまま試合を終えるのが不思議でなりませんでしたが、ベンチに残っているのが前目の選手だらけで、時間潰し以外に使い道がなかったのでしょう。

・この勝利で1試合消化が少ない2位日テレに勝ち点6差をつけましたが、リーグ戦はまだ5試合も残っており、しかも苦手神戸戦を残しています。リーグ戦優勝のためには日テレに勝ったところで他の試合で勝ち点を落としては意味がなく、特に神戸戦では少なくとも「負けないこと」が求められます。

・ところが、今の浦和は「どんな相手にも勝ちに行く」スタイルを取っていて、「負けない、負けにくい」スタイルではないので、「負けない」というタスクは案外難しい。ゆえにリーグ優勝のカギは浦和とも日テレとも対戦を残している神戸が握っているような気がします。

-----高橋-----
吉良---安藤---遠藤
---栗島--水谷---
佐々木-南--長船-清家
-----池田-----

(得点)
38分 高橋
60分 田中(日テレ)
71分 長嶋
77分 高橋
90+1分 三浦(日テレ)

(交代)
61分 吉良→長嶋(右SHの入れ替え。但し30分くらいから吉良が右SH、遠藤が左SHへ)
66分 水谷→大熊(大熊がFWへ。安藤がボランチに下がる)

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2019.09.16

【観戦記】19年第12節:浦和L 2-0 仙台L 

・3点目、4点目を取って試合を事実上終わらせてしまうチャンスもありましたが、失点していてもおかしくない場面もあり、盤石とは言い難いもののスコアは実力差通り。次節日テレとの首位決戦へ向けて半ば弾みがつく試合でもあり、課題が浮き彫りになった試合でもある。そんな内容でした。

・スタメンはいつも通りでしたが、なぜかこの日は普段と違って水谷と安藤の位置を入れ替え、安藤がトップ下(というか縦並びの2トップの下がり目に近い)で水谷が右SH。この小細工が良くなかったのかどうか判りませんが、浦和は序盤ボールを落ち着いて回せず、シンプルに縦パスで浦和最終ラインの裏を突いてくる仙台に苦戦を強いられました。13分にはFKからの流れでボックス内から白木に撃たれてヒヤリ。

・しかし、15分くらいに安藤と水谷のポジションを入れ替えたのを契機にようやくボールが回り出し、22分南サイドチェンジ→清家が縦に運んでクロス→菅澤ボレーの決定機は決まりませんでしたが、これはボールをしっかり繋いで相手守備網を引き寄せてから一気に逆サイドに展開して、やたら高い位置にいるSBを使う浦和の得意パターン。この後何度も同じような攻撃パターンが見られましたが、きっちりデザインされた攻撃が嵌まる様は実に美しいものです。

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・24分の先制点は相手を押し込んだ状態から清家どフリーでクロス→ファーに佐々木が突っ込んできたもの。佐々木のシュートはどう見ても当たり損ねですが、コースが良かったのか運良くゴールマウスへ。もともとドリブラーの清家がいつの間にか絶品クロスをバンバン上げられるようになっているのにも驚きましたが、ファーに突っ込んでくるのがSHではなくSBだというのがまた驚き。この日の佐々木はキレキレで、41分には吉良とのワンツーでボックス内に突入してシュートを放つ見せ場も。

・前半浦和の最大のピンチは39分。高い位置でボールを奪回しにかかるも奪いきれずに、左SB万屋にスカスカ&ユルユルの中盤をドリブルで運ばれた挙句に、スルーパスで安本の裏抜けを許してしまいました。そのままGKと一対一になるかと思いきや、安本にそんなにスピードがないのが幸いして長船が追いつき、佐々木も加勢してシュートコースを塞ぎに塞いでなんとかシュートを撃たせず。ただこの場面はボール奪回時の相手の追い込み方の甘さが露呈した場面で反省材料。

・また90分を通じて相手守備網を引き寄せるべく中盤でチマチマ繋いでいる過程でのパスミス、ボールロストが案外多かったのも看過できないかと。これは日テレ相手なら致命傷になりかねません。47分には柴田のパスミスからショートカウンターをくらい、バー直撃のシュートを撃たれる場面も。

・ただこのバー直撃のシュートの跳ね返りを栗島が拾ったところから浦和のロングカウンターを発動。清家縦ポン→菅澤とシンプルに繋ぎ、菅澤ループシュートで2点目!! なんかCSでガンバに食らった失点場面を思い起こさせる形で思わず苦笑い。

・その後も浦和は攻め手を緩めず、61分菅澤クロス→水谷ボレーの決定機(わずかに枠外)。さらに65分には水谷に代えて長嶋を投入して、68分栗島サイドチェンジ→長島クロス→後半頭から投入の高橋が逆サイドからどフリーで突っ込む美しすぎる決定機を作りましたが、高橋のシュートはなぜかサイドネットを叩く始末。当然ながらこの決定機逸は給水タイムでベンチに下がった水谷にいじられてました(笑)。

・終盤は運動量がめっきり落ちて中盤でボールが奪えなくなるという「浦和あるある」に陥り、かといって試合をぐだぐだにして寝かせにかかるわけでもないのでSBが高い位置をとる構造上その裏を突かれやすく、仙台のサイド攻撃を何度も許してしまいました。しかし、クロスはことごとく中央で跳ね返し、シュートを撃たれてもコースは限定されていたっぽく、それ以上に相手のシュート精度が低いのにも助けられて、池田のビッグセーブに救われる場面はありませんでした。

・正直森監督が3枚目の交代カードを上手く使えないのが残念な気もしますが、手駒を見ると前目の選手だらけで、試合を締められる選手なんて一人もいないんですなぁ・・・

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-----菅澤-----
吉良---安藤---水谷
---栗島--柴田---
佐々木-南--長船-清家
-----池田-----

(得点)
24分 佐々木
47分 菅澤

(交代)
HT 吉良→高橋(高橋が左SB、佐々木が左SHへ)
65分 水谷→長嶋
90+1分 栗島→遠藤(遠藤が右SB、清家がFWへ。清家の足が攣ったから?)

・森監督は後半頭から吉良に代えて高橋を投入。吉良にアクシデントがあったのかとびっくりしましたが、試合後のインタビューによれば単に左サイドを活性化させたかっただけのようで。試合後吉良はアクシデントどころか元気に水遊びしてたからなぁ・・・

【今日のゆずほ】

・ベンチ入りしたものの出番なし。但し、高橋がU-19米国遠征から帰って来ても引き続きベンチの座を確保していることを前向きに捉えたいと思います。

 

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2019.09.01

【観戦記】19年第10節:浦和L 6-0 日体大 ~ 勝つって嬉しいねぇ・・・忘れていた喜び

・約3ヶ月半もの中断期間を経て再開されたリーグ戦。浦和は日テレと並ぶ勝ち点18で2位につけているものの、3~5位まで勝ち点15で続いているという混戦状態。ゆえに下位に沈む日体大相手に取りこぼしは許されないどころか、できれば得失点差を稼いでおきたいところ。

・カップ戦からも1ヶ月も間が空いて試合勘がないせいか、浦和の立ち上がりの出来は芳しくなく、パスがつながらないどころか自陣での不用意なボールロストすら散見されましたが、10分過ぎにはなんとかリズムを掴んで攻勢に転じた後はやることなすこと全て良いほうに転んで、終わってみれば菅澤のハットトリックを含む6-0の圧勝。

・相手が元気な時間帯に着々と得点を重ねて事実上勝負を決してしまい、相手がバテバテになったところでさらに畳みかける。大量得点が生まれる典型的な試合展開で、試合後のインタビューで菅澤が「もうちょっと取れた」と本音を漏らしていましたが、確かにその通り。

・一生懸命前から追いかけても全然ボールを奪えないし、最終ラインの裏に蹴られてしょっちゅう背走を余儀なくされるし、そうこうしているうちに終盤バテバテになって力尽きる。これって浦和が日テレ戦でよく見る試合展開に酷似しています。まぁ浦和vs日体大ほど浦和vs日テレには力の差はないので、浦和が元気なうちはボールも奪え、点も入るのですが、基本的な構図はそっくり。ゆえに久しぶりに見た圧勝劇は嬉しいことは嬉しいのですが、明日は我が身という気も少々。

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・12分の先制場面、ボックス内の菅澤に縦パスが入った時点で副審の旗が上がっていたにも関わらず、なぜか主審はオフサイドを取らず、菅澤のポストを活かして後方から詰めた柴田がゴール! 現地では何がなんだかさっぱり判りませんでしたが、菅澤への縦パスと思われたものは日体大のバックパスというかクリアし損ねみたいなもので、これではオフサイドの取りようがなく主審GJ過ぎました。

・続いて17分縦パスを受けて右サイドを疾走する水谷からクロス→菅澤が相手CBに競り勝ってヘッドで2点目。

・この日の浦和の攻撃は2点目に象徴されるようなサイド攻撃がほとんどで、1点目のような菅澤への縦パス&ポストプレーを活かす形はオプション程度。サイドでタメを作って後方からオーバーラップしてくるSBor最初から高い位置にいるSBを相手最終ライン裏に走らせる場面が目立ちました。そしてサイドからボックス内で待ち構えるor裏抜けを狙う菅澤へ。31分には佐々木→菅澤裏抜けという狙い通りの決定機(GKが前に出てきて菅澤シュートを撃てず)も。

・そしてこのサイドの攻撃基点を作るまで、前半の浦和は非常に手数をかけていました。GKからしっかり繋ぎ、相手の前プレを逐一剥がして、相手の守備網が薄くなったところでようやくペースを上げてサイドから一気に攻める。いきなり最終ラインから菅澤にロングボールを当てるなんてまずやりません。

・両SBがやたら高い位置にいるので、その代わりに安藤が下がってビルドアップを助けるというバランス的にどうかと思われる場面も目立ちますし、そもそもなかなか直線的にゴールへ向かわないので甚だ迂遠な気もしますが、蒸し暑い中で執拗にボールを回して相手の前プレを悉く空回りさせて疲弊を誘ったのが終盤効いたようです。どこまで意図的だったのかは判りませんが。

・47分、佐々木の縦ポンを日体大のボランチがヘディングで前方にクリア出来ず、あろうことか最終ラインの裏にいた菅澤に繋がってしまう大惨事となり、菅澤が追いすがるCBを振り切ってそのままゴール。

・63分には相手を押し込んだ状態から吉良の縦パスを受けてボックス内で前を向いた菅澤がループ気味にゴール!! ボックス内には日体大DF陣が揃っている上に菅澤の前にもしっかりDFが付いていたはずですが、この日の菅澤は神がかっているというかなんというか。前述のようにこの日は戦術的に菅澤のポストプレーに多くを依存せず、「下がってボールを受けてサイドに叩いて、フィニッシュでまた顔を出す」みたいなマルチタスクをさほど背負わされていないように見受けられたので、フィニッシュに余力があり、いい感じに力が抜けていたのかも。

・ほぼ勝負がついたところで、森監督は塩越、長嶋、柳澤を順次投入して前目の選手を交代。普段出番がない選手のテストという意味も兼ね備えていたのでしょうが、ボールを回され続けて70分過ぎには完全に足が止まってしまった日体大は続々と投入される浦和のフレッシュな選手達の活発な動きに抗しきれずに守備が大決壊。浦和から見ればいわゆる「死体蹴りモード」に。

・75分佐々木横パス→菅澤スルー→塩越シュート、76分水谷縦パス→菅澤ポスト→塩越ボックス内突入して横パス→水谷シュートの決定機こそ逃しましたが、85分CKからの流れで塩越のクロスを清家ヘッドで5点目。87分には塩越が左サイドからカットインして縦パス→菅澤ポスト→柳澤ミドルが炸裂して6点目。柳澤はこれがリーグ戦初出場で初ゴール!!

・浦和のピンチらしいピンチは53分、長船のトラップが大きくなったところを相手に突かれて裏を取られた場面だけかな?日体大のシュートはわずか2本。大差が付いても攻守とも雑なプレーが一切見受けられなかったのもこの試合の収穫でした。

-----菅澤-----
吉良---水谷---安藤
---栗島--柴田---
佐々木-南--長船-清家
-----池田-----

(得点)
12分 柴田
17分 菅澤
47分 菅澤
63分 菅澤
85分 清家
86分 柳澤

(交代)
66分 安藤→塩越(塩越がトップ下、水谷が右SHへ)
76分 水谷→長嶋
82分 吉良→柳澤

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【今日のゆずほ】

・故障がようやく癒えたばかりのゆずほ。当然なからここまでベンチ入りすらなく、高橋がU-19米国遠征中で不在なのを奇貨として今季初めてベンチ入り出来たことだけでも十分幸いだと思いました。ところが、北海道合宿での出来がよほど良かったのか、早々と大差がついた幸運も手伝って、なんと途中投入一番手で、30分近く出場時間が与えられたのにはビックリ!!

・ゆずほが投入された時間帯には先述のように相手はバテバテになっていてスペースが十分にあり、球際の競り合いを繰り返す羽目にもならず、トップ下というか縦並びで下がり目のFWのような位置でゆずほはやりたい放題で2得点に関与。途中投入された選手の果たすべきタスクを十分果たしたと言っていいでしょう。ぬるぬるくねくねしたボールキープは健在でしたし、自分がボールロストした後も素早く切り替えて自分のケツを拭きに行ってましたし。

・それだけに75分の決定機を逃したのは痛恨の極み。菅澤が「どフリーのお前が撃て」と言わんばかりにスルーでお膳立てしてくれたのに、「ゆずほ撃てぇぇぇーーー」とワシが絶叫したのも虚しくゆずほはちょっと躊躇したのが祟って後方からDFに迫られてしまい、ようやく放ったシュートは力なくGKの下へ。なんじゃそりゃ・・・・86分の柳澤のゴールよりはイージーだったはずですが・・・ 前目の選手は往々にして数少ない出場機会でゴールを決められるかどうかでその後の人生が変わっちゃうからなぁ・・・

 

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2019.05.11

【短感】19年第8節:浦和L 0-2 千葉L ~ 女子もホームで勝てないのか・・・

(前半)

・浦和の立ち上がりは攻守共上々で、5分に清家のスルーパスが菅澤に通る決定機があったが、シュートは枠外。

・しかし、先制したのは千葉。立ち上がりから2トップが露骨に浦和最終ライン裏を狙っていたがその狙いがハマったもので、15分浦和左サイドで佐々木の縦パスをカットしたのを契機にスルーパスをFW小澤に通して先制。

・さらに22分長船が信じ難いことに自陣ボックス内でトラップミス。流れたボールを山崎が掻っ攫って追加点。

・浦和はロングボールを多用して千葉の最終ラインを下げるのは良いとしても、低い位置でタイトな守備ブロックを作る相手を崩せず。

・それでも38分左からクロスが菅澤に通った場面と45分ボックス内で安藤横パス→吉良シュートと決定機は作っているが、今年の浦和は体力的に竜頭蛇尾になりがちなので、前半で2点ビハインドはかなり辛い。

(後半)

・案の定後半の試合内容は一段とシオシオ。千葉を押し込みながらも決定機を作れず、粘り強く守る相手に時間だけが徒過。

・59分に安藤に代えて高橋を入れ、清家をFWへ入れた直後の時間帯だけわずかに可能性を感じたが、それでも64分相手を押し込んでからのこぼれ玉をボックス内で栗島シュートが惜しかったくらい。

・73分に吉良に代えて大熊を入れた時点ではすでに栗島や柴田、水谷らの疲弊が顕著でほとんど攻撃の形は出来ず、しかも途中投入の選手はいかにも力不足でノーインパクト。千葉のカウンターから追加点を許さないのが精一杯。セットプレーは毎度のことながらほとんど得点の臭いがせず、ほとんど見せ場らしい見せ場も作れずに試合終了。

・男子もそうだが、女子もホームで勝てないのは本当に辛い。これで優勝云々を語るとはおこがましいにも程がある残念な試合だった。

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-----菅澤-----
吉良---水谷---安藤
---栗島--柴田---
佐々木-南--長船-清家
-----池田-----

(得点)

15分 小澤(千葉L)、22分 山崎(千葉L)

(交代)
59分 安藤→高橋(清家が2トップの一角に上がり、水谷SH、高橋右SB)
73分 吉良→大熊
81分 清家→遠藤(大熊がFW、遠藤がSH)

※乗松がなぜか再びベンチ外

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2019.05.03

【観戦記】19年第6節:浦和L 0-1 I神戸 ~ 結局日テレ戦の焼き直しに過ぎないような・・・

・前半はシュート数7対2というスタッツに象徴されるように浦和優勢で試合を進めながらも1点も取れないどころかミスから先制点を取られ、後半は急激に消耗してほぼ何も出来ずにそのまま敗戦。

・日テレ戦と違ってフィニッシュで終わる回数は増えているとか、ヘロヘロになった終盤でもなんとか堪えて追加点は許さなかったとか、日テレ戦よりは改善された点もありましたが、それは神戸が日テレほど強くないことの裏返しでもあり、「前半上々・後半シオシオ」という試合の流れといい、選手交代がほとんど意味を成さなかったことといい、日テレ戦の焼き直しに過ぎない側面が強い試合だったと思います。

・もちろん強敵相手に手も足も出ず、力の差そのまんまに負けてしまう昨年までの試合に比べればはるかにマシな内容で、選手達には賛辞を贈りたいと思いますし、森新監督の打ち出した方針は間違ってはいないとも思いますが、新チーム始動から3ヶ月程度では中位グループの中で頭一つ抜きんでるのが精一杯で、上位2チームとの差はまだまだ遠いことを実感させられる試合内容だったのもまた事実だと思います。

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・前述のように前半は浦和優勢。中盤での鋭い囲い込みからのボール奪取&安定感のあるビルドアップとはこの試合も健在でした。また日テレ戦ではあまり見受けられなかったサイドチェンジがこの試合では頻出。相手の前プレを交わした後に、相手の守備ブロックの空いているほうを攻めるというごくごく当たり前の動きもきっちりできるようになったのは朗報。

・神戸は左SB牛島にスピードがないのか、あるいは単にポジショニングが良くないのか、その裏ないしCB鮫島との間が浦和の狙い目になっていて、4分には牛島の裏へ抜けた安藤クロス→ボックス内中央で菅澤ヘッドの決定機。37分には長船の縦パス一本で清家が牛島の裏を取ってそのままボックス内に突入する見せ場もありました。

・また水谷が盛んに上下動を繰り返してビルドアップを助け、10分には下がった位置から壁パスを受けて最前線へ飛び出してシュートという見せ場もありましたが、試合を通じてみれば浦和のビルドアップは水谷に助けられすぎているような気も。後半の大失速は水谷の消耗による側面が大きいかも。

・内容は上々だっただけに先制点を取られたのは痛恨の極み。仲田の縦パス一本で岩渕に長船の裏へ抜け出されたのはともかく、それに対するGK池田の飛び出しがいかにも中途半端で池田も交わされてしまい、角度がないところから無人のゴールへ流し込まれてしまいました。

・失点後も浦和はガタガタっと崩れることなく試合を進め、前半終了間際には安藤の縦パスがディフレクションしてボックス内でフリーの菅澤に通る絶好機がありましたが、菅澤の反転シュートは惜しくも枠外。

・試合を決定づけたのは後半の試合交代でしょう。神戸は不振の牛島を前半で諦めてCB羽座を投入し、鮫島を左SBに回すという極めて判りやすい策を打ち出し、かつそれが見事に当たって浦和の右サイド攻撃は後半完全に沈黙。

・一方、浦和はなぜか吉良を前半で諦めて乗松を投入。柴田をSHに上げるのかと思いきや、乗松はSHを主戦場に中盤をウロウロ。日テレ戦は復帰初戦だったので仕方ないと思いましたが、森監督が乗松に何を期待しているのか、この試合でもさっぱり判りませんでした。乗松が守備的な選手だという色眼鏡で見るのが良くないのかもしれませんが・・・ 

・続いて安藤→高橋(高橋が右SB、清家が右SHへ)、柴田→遠藤と代えてみたものの、やはり効果なし。GWの10連休で中4日、中3日の3連戦でベテランの消耗を気遣う必要があるのでしょうが、それを補えるだけの控え選手が育っていない。交代選手がいずれもイマイチなことといい、カップ戦の苦戦といい、「上位チームと互角に闘える戦力が1セットしかない」という層の薄さの象徴なのでしょう。

・遠藤を投入する前あたりから清家をFWに上げて水谷をCHに下げてみたものの、水谷といい、相方の栗島といい疲弊が著しくて、前半あれほどタイトだった中盤の守備はどこへやら。神戸に後半開始早々から終了間際に至るまで次々と決定機を作られ、追加点を取られなかったのが不思議なくらい。浦和の後半の見せ場は86分清家クロス→ファーでフリーの菅澤シュート(GK武仲がセーブ)の一回だけでした。

・CKも7本と結構もらいましたが決定機には繋がらず。神戸はフィジカルが強い選手が多いせいもあるでしょうが、浦和のプレースキッカーは筏井退団以降ずっと人材難のままのような・・・

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---菅澤--水谷---
吉良--------安藤
---栗島--柴田---
佐々木-南--長船-清家
-----池田-----

(得点)
19分 岩渕(神戸)

(交代)
HT:吉良→乗松
59分:安藤→高橋(高橋が右SB、清家が右SHへ)
75分:柴田→遠藤(遠藤が右SH、清家がFW、水谷がCHへ)

 

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2019.04.01

【観戦記】19年第3節:浦和L 1-3 日テレ ~ 浦和再生へ向けて仄かな灯り

・前半30分くらいまでの浦女の出来はまさに絶品。トップチームが足元塩軍団と化しているだけに久しぶりにサッカーらしいサッカーを見たという清々しい思いが胸に溢れましたが、残念ながら早々と電池切れを起こして後半は何もできずに無念の逆転負け。

・まぁ悪く言えば弱小チームにありがちな試合展開そのものなのでしょうが、それでも日テレ相手に手も足も出ず、力の差そのまんまに負けてしまう最近数試合に比べればはるかにマシな試合だったと思いました。言い換えれば、日テレ相手に互角に闘えるレベルになるにはまだまだやるべきことがアホほどあるとはいえ、森新監督の打ち出した方針は間違ってはいない(個人的にはピッチをワイドに使わない、少々古いスタイルな気がしていますが)ことを確認できた試合だと思います。

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・浦和のフォーメーションは開幕戦同様4-4-2。但し相手との力関係の違いもあってか、開幕戦よりはずっとバランス重視。具体的に言えば日テレのフォーメーションが4-3-3-で両WGが絶えず浦和SBの裏を狙っているためか、浦和SBが攻撃時にやたら高い位置を取ることもありませんし、中盤のポジションチェンジも控えめに見受けられました。水谷は盛んに下りてきて守備に関与するのが目立つくらい。

・序盤は浦和の組織的な、複数人での寄ってたかっての高い位置でのボール奪取→ショートカウンターがものの見事に炸裂。浦和21分の先制点はアーク付近でGKからのパスを受けた8番(三浦)を栗島が背後から急襲してボール奪取&自らいきなりゴールに叩き込んだもので、まさに浦和の狙い通りの形。

・しかし、浦和が圧倒的に優勢だった時間帯ですらシュートはわずか3本しか撃てなかったというのもまた現実。スルーパスで日テレ最終ラインを抜け出しかかってもスルーパスがわずかに合わない、足元にボールが入りすぎてシュートが撃てない、優秀な日テレCBに阻まれてしまうといった場面だらけで、この辺の精度を上げるのはまだまだ時間が必要なのでしょう。

・そして序盤で相当足を使ってしまったせいか、30分過ぎから浦和の運動量低下が目立ちだし、左SB佐々木の裏を突かれてからの危ない場面が目立ち出しました。

・後半に入ると浦和の運動量低下は顕著になり、高い位置でボールを奪うどころか深い位置からの高精度の球出しを抑えることも難しくなって日テレの縦ポン攻撃で両WGにサイドで裏を取られがちになってしまいました。日テレは両WGを左右入れ替えて攻略を試み、浦和は60分再三やられていた左SB佐々木を下げて高橋を入れるという攻防があったものの浦和劣勢の戦況は変わらず。

・森監督は64分に吉良に代えて乗松を投入したものの、乗松の役割が最後まで不透明で全く効果無し。この時間帯の浦和はなんとかボールを奪っても攻めに出る力は残っておらず、せいぜいボールを繋いで休む時間を作ることしか出来ないように見受けられました。

・そして72分スカスカになった中盤を途中投入の小林がドリブルで運び、裏抜けを嫌ったのか浦和最終ラインがズルズル下がったところをバイタルエリアからズドン!!

・80分過ぎになると日テレの運動量も落ちてようやく浦和も攻勢に出たものの、逆に86分清水深い位置から縦パス→最前線で田中裏抜け→左から突っ込んできた宮澤どフリーでシュートという判りやすいカウンターを食らってしまいました。この失点で浦和守備陣が気落ちしたのか、88分には自陣深い位置で日テレにいとも簡単にボールを繋がれて致命的な3点目を取られてしまいました。

・ちびっこだらけなのが泣き所の日テレに対して、後半の浦和もセットプレーだけは可能性がありましたが、56分CKからの流れで長船のシュートがGK山下の好守に阻まれたのが唯一無二のチャンスでした。両CBを筆頭に上背がある選手は増えたけれども、キッカーの質が伴わないのかなあ・・・

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---菅澤--水谷---
吉良--------安藤
---栗島--柴田---
佐々木-南--長船-清家
-----池田-----

(得点) 21分 栗島、72分 小林(日テレ)、86分 宮澤(日テレ)、88分 宮川(日テレ)

(交代)
60分 佐々木→高橋
65分 吉良→乗松
75分 水谷→大熊

・前節のやらかしでGK松本との足元に不安を感じたのか、池田がスタメンに復帰。他は開幕戦と同じ。

・今季から右SBにコンバートされた清家は意外にも全く破綻なし。対峙するWGが常にヨーイドンで仕掛けるだけの単調な攻撃に終始していて、スピード勝負なら清家には楽勝だったせいだとは思いますが。

・ほぼ2年間にわたった長期離脱から乗松が復帰したことはこの日一番の明るい話題かも。しかし、残念ながら乗松投入の意味合いはよく判りませんでした。乗松は最初はFW、大熊投入後は中盤を彷徨っていて、全く試合に入れないまま試合終了。正直今日の逆転負けの一因になったようにも見受けられました。もちろんこれは乗松本人の問題ではなく、タスクが傍目には著しく不明瞭だったという問題ですが。

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2019.03.22

【観戦記】19年第1節:浦和L 2-1 長野 ~ 新生浦和、上々の船出

・ここ数年ボランチの主力流出が相次ぎ、さらに昨年は左SBでスタメン争いをしていた北川と木崎が共に流出。おまけに高畑・白木と昨年コンスタントにベンチに入っていた選手も流出。悪いことに加藤が開幕前に大怪我。長期離脱中の乗松は依然復帰が見込めないのか・・・

・全員健在でも22名とすっかり寂しくなってしまった浦和の陣容。まぁ女子は如何せん試合数が少なく、やたら人数を抱えていても試合に出られない選手が続出するだけなので少数精鋭でも特に構わないと思いますが、浦和の場合なにせ選手構成のバランスが悪い。

・選手構成のアンバランスを現場が必死に繕った結果なのかどうかは判りませんが、この試合のスタメン&基本ポジションは珍現象がゾロゾロ。最大のサプライズは清家が右SBにコンバートされたこと!! また2015年からずっと浦和の特別指定選手だったものの出場どころかベンチ入りさえ少ない「幽霊部員」と化していたはずの水谷が突如スタメンに抜擢されただけでなく、えらく前目で起用されているのにも驚きました。他は佐々木が昨年終盤に続いて左SBを穴埋め。そして昨年右SBに入っていた栗島が本職のボランチに復帰。

・試合はシュート数14対4というスタッツに象徴されるように浦和が終始優勢。ただこの日は風がとんでもなく強くて高精度のハイボール、ロングボールが繰り出しづらいどころか、ボールコントロールすらままならないのか自陣深い位置でのゴロパスですら精度・強さを欠いてヒヤリとする場面が見受けられました。

・そんな悪条件の中で、森監督の下で新たにチーム作りを始めることになった浦和は選手間の距離がかなり近い中でのショートパス主体のサッカーを展開。選手間の距離が近いだけでなく、中盤+水谷の位置がかなり流動的なのが特徴で、水谷が頻繁に降りてくる一方、柴田がかなり前に出る(特に前半)ので、基本フォーメーションは4-1-4-1にも見えました。

・また両SHがかなり中へ絞ったポジションを取る一方、SBが高い位置を取るのも特徴。ショートパスでの狭い局面の打開を基本としながらも、時折逆サイドでフリーになっているSBへ大きく展開してサイド攻撃を試みるあたりは昨年の残り香のような。スペースがあれば清家が活きます。

・ポゼッションを重視するあまり全然ゴールに向かわない、シュートを撃たない弊に陥る例も少なくありませんが、この日の浦和は決定機の数も案外多くて内容は上々だったと思います。

・40分の先制点は浦和が長野を自陣深く押し込み、吉良のループシュート→GKが弾いたところを菅澤が詰めたもの。55分の追加点は長船のロングフィードを最前線で水谷が受け、アーク付近からいきなりループ気味のシュートを決めたもの。GKの位置をよく見て、かつ多少強風にも恵まれてのゴールでしたが、水谷は吉良へのヒールパスが先制点の契機となっており、FW起用が大当たり。水谷の温泉賞も納得の出来。

・また53分南縦パス→佐々木→水谷左サイドで裏抜け&クロス→菅澤ヘッドはバー直撃とか、65分栗島自陣で素早いリスタート→安藤→清家アーリークロス→菅澤シュートとか、76分敵陣深い位置からの佐々木スローイン→菅澤ポスト→佐々木左サイド深く抉る→ボックス内で安藤枠内シュートと先制点以外の決定機はいずれもポゼッション志向とはあんまり関係がない、シンプルで速い攻撃から生じているのが気になりました。

・中盤がやたら流動的で、しかもSBの位置が高いためボールの奪われ方が悪い&高い位置でのボール奪回に失敗するとカウンターで易々と失点しそうな、バランスの悪さが気になりましたが、この日はスピードがあるFW横山を擁する長野相手にやらずもがなの1失点で済みました。森監督は南&長船のCBコンビに相当信頼を置いているようです。

・長野は最終ラインを押し上げ、やや荒っぽいプレーを含めて前から&コンパクトなエリアでも厳しくプレッシャーをかけてきましたが、浦和は細かい足技&体で上手くボールを隠しながらなんとか長野のプレッシャーを交わし、逆に浦和もコンパクトな陣形の中で長野の攻撃を潰し続けて最終ライン背後へのパス出しを許さず。

・それだけに79分の栗島ボールロストからの失点は残念無念。2点リードしての終盤なのでリスクをかける必要は全くないにも関わらず、栗島が自陣深い位置で無理に前を向いてパスを出そうとしたところでボールロスト。たちまち2対3という絶望的なカウンターを食らってしまいました。この失点パターンは手強い相手には何度でも発生しそうなだけに、森監督がどう修正するかが見もの。

・1点差に迫られたあとは、運動量が落ちたことも相まって浦和は安全運転に転換。昨年FWでの交代出場が多かった高橋が90分清家に代わって右SBに入ったものの、交代枠を余らせての試合終了は守備が計算できる駒がベンチにいないことの表れなのかどうか・・・

---菅澤--水谷---
吉良--------安藤
---栗島--柴田---
佐々木-南--長船-清家
-----松本-----

(得点) 40分 菅澤、55分 水谷、79分 巴月(長野)
(交代)
69分 吉良→遠藤
90分 清家→高橋

・スタートポジションは安藤が左、吉良が右SHでしたが20分くらいに左右を入れ替え、試合終了までそのまま。

ゆずほは何処行ったんや・・・

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2018.06.04

【観戦記】18年第9節:浦和L 1-0 C大阪L ~ 長船、長船、男前!!!

・シュート数26対4、CK数11対1というスタッツが示す通り、序盤から浦和が一方的に押しまくってはいましたが決定機を逃しに逃し、ようやく88分にセットプレーで長船が1点をもぎ取っただけの辛勝。今の浦和はこれといったプレースキッカーがいないのでセットプレーで点が入る気がしなかっただけに、決勝点がCKからの流れだったのは意外でした。

・C大阪も手数こそ少ないとはいえ後半に絶好機が2回あり、一歩間違えれば典型的な「ジャイアントキリング」的な負けパターンに嵌ってしまうところだっただけに、なんとか勝利を掴んだことを率直に喜ぶべきなのかもしれません。

・また公式記録によれば駒場の気温は31.4度。湿度は高くなく、風も多少吹いてはいたもののこの暑さにやられてか、前半半ばから後半清家投入まで浦和に集中が切れたようなパスミスが激増したあたりもこの試合の印象を悪くしたかも。安藤老師は前半からヘロヘロに見受けられましたし、加藤も終盤急速に消耗して使い物にならず。

001

・C大阪は今年の初昇格組で前節までの順位こそ9位(勝ち点4)に留まっており、しかも失点21はなでしこ1部中で最悪。如何せん守備陣の個が弱くてボックス内での勝負になると厳しいかなという印象を受けましたが、終始押し込まれながらも個々人が安易に飛び込まずに粘り強く守っていました。

・従って浦和は相手に守備ブロックを築かれる前にとっと攻め切ってしまう、FWと相手DFとの単純な力勝負に持ち込むのが得策と思われましたが、攻撃にやたら手数をかけて自分で自分の首を絞めてしまったような気も。そんなに遅攻は得意でないし、猶本不在も祟ってそもそも相手にドン引きされるとミドルシュートをぶち込める人材がいないにも関わらず、ボールを大事にしたがるという妙な性癖は困ったもの。実際72~79分にかけて菅澤や清家が掴んだ4つの決定機はすべてシンプルな縦パス攻撃ないしショートカウンターから生じています。

・また逆サイドに大きく振ってSBからのクロス攻撃は浦和の得意パターンですが、これもシンプルに攻め切ってしまわないとあまり意味がないかと。もっとも栗島はともかく、久しぶりに北川に代わってスタメン入りした木崎の出来がイマイチだったという問題のほうがでかいかもしれませんが。

・縦に早いといえば聞こえはいいが終始ドタバタするサッカーが監督の好みではないのかもしれませんし、ボールを大事するからこそ失点が少ないのかもしれませんが、前目のタレントは豊富なのに得点力は低いままっちゅーのもなんだかなぁ・・・

・今年のリーグ戦はこれで半分終了。首位日テレと勝ち点2差の4位(6勝3敗=勝ち点18)と悪くはありませんが、今年も日テレと神戸には手も足も出なかっただけでなく、千葉相手にしょっぱい試合内容で負けたのが痛恨の極み。また3敗がよりによって全部駒場で「成績のわりにはあんまり良いところを見たことがない」っちゅーのも昨年から全然変わっていないような・・・

008

---吉良--菅澤---
加藤--------安藤
---塩越--柴田---
木崎-南---長船-栗島
-----池田-----

(得点) 88分 長船(栗島CK→ファーの長船に流れて右足一閃!)

(交代)
HT 塩越→佐々木
67分 吉良→清家
81分 安藤→高橋(清家が右SH、高橋がFWへ)

【今日のゆずほ

なんでゆずほ代えるんじゃ( ゚Д゚)ゴルァ

・猶本の故障を受けて、ゆずほはなんとボランチでスタメン出場。C大阪がそんなに前からプレッシャーをかけてこないこともあって、ゆずほは危険な位置でボールを失うこともなく、中盤の底からワイドな展開を見せたかと思えば、積極的に前線に顔を出す場面もあって急造ボランチとしては上々の出来だと思いました。16分菅澤ポスト→ゆずほエリア内突入からシュートがこの日一番の見せ場。

・それゆえ、後半頭で佐々木に代えられたのが実に不可解。ハーフタイムに佐々木を準備しているのは判りましたが、てっきり前半良いところがない安藤を下げて佐々木を入れ、柴田かゆずほを右SHに出すものだと思い込んでいただけに、この交代には心底びっくり。

・ただ後半はC大阪に攻め込まれる場面が増え、バイタルエリアで佐々木のボール奪取力に助けられる場面も何度かあったので、結果的にはこの交代に失敗ではありません(というかボランチとしての能力差は歴然すぎました)が、佐々木投入自体はともかく下げるのはゆずほなのか????????????

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2018.05.07

【観戦記】18年第5節:浦和L 0-2 日テレ

・うーーん、どこからどう見ても完敗。手も足も出ませんでした。前節仙台戦の内容が良かっただけに日テレ相手にも好勝負できるかと思ったのですが、全く話になりませんでした。・千葉L→仙台L→日テレと続いた中3日&中2日の3連戦。最初と最後が見どころなく、仙台戦だけやたら良かったというのはコンディションの問題(仙台戦にピークが来たとか)とうよりも、単に今の順位が示す通りの相手との力関係を反映したものなのでしょう。

・驚くべきことに記録上浦和は日テレのほぼ倍のシュートを放っている(9vs5)のですが決定機らしきものはセットプレーで一つあったかどうかという感じなのに対し、日テレのシュートはことごとくGK池田を脅かしていましたから、結果は至極妥当なもの。浦和は終盤猶本を右SHに上げて破れかぶれの攻撃を仕掛けるまで反撃らしい反撃もできなかったことを考えれば、試合開始早々の失点で勝負は付いてしまったといっても過言ではないくらい。

002

・2失点を喫したとはいえ日テレにシュートを5本しか撃たれていないので守備は善戦した(しかも59分CB高畑の負傷というアクシデントがあったにも関わらず!)と言っても差し支えないと思いますが、攻撃の手詰まり感は否めませんでした。風上を選択してロングボールで日テレ最終ラインの裏を狙う気配ムンムンだったのに、開始早々の失点でゲームプランが瓦解。

・失点場面は長谷川の縦パスを受けた田中に高畑&北川と2人付いていたのに共に処理にもたついたのが残念。そして後方から走り込んできた宮澤へ繋がれたところで勝負あり。

・早々に失点を喫したためか前半は日テレにボールを持たされる恰好になり、自陣に引いた日テレ守備ブロックの前でパスを回すだけで終わってしまいました。いつも通りに空いているサイドへボールを大きく展開してのクロス攻撃が主体ですが、クロス精度が低くてどうにもならず。またそれ以前にボールをサイドへ展開しているうちに日テレがとっとと帰陣してしまうので高精度のクロスが入っても得点は難しかったと思います。好位置でボールを奪取した際に思い切って縦に速く攻め切るような、攻撃のバリエーションに乏しいのが浦和の難点。

・風下に回った後半は一転して日テレが攻勢に。前半から浦和左サイドというか北川の守備がやや怪しげでしたが、69分とうとう縦パス一本でSH宮澤に裏を取られ、折り返しを田中が詰めて失点。失点直前に運動量が落ちた安藤を清家に代える準備をしていたものの間に合わず、交代の遅れが最終ラインから高精度の縦パスを出させた一因になったかも。

・この失点で気落ちしたせいもあってか浦和は運動量が激減。特に頼みの佐々木が全く動けなって中盤に大穴が空き、守備が成り立たず惨敗コースかと思われましたが、柴田と猶本のポジションチェンジで遅まきながら反撃。途中投入の清家が何度か見せ場を作ったものの、日テレGKをビビらすには至らず試合終了。

・格上の日テレ相手に「じぶんたちのサッカー」で挑んで完敗。正規軍同士が広大な戦場で堂々会戦するするようなもので、そりゃ兵力・装備の差がモロにでるわなぁ・・・ 強敵相手にゲリラ戦をやるのを潔しとしないのかもしれませんし、スペシャルなことをやれるようになるほど練習時間が取れないのかもしれませんが、なんか見飽きた光景なんだよなぁ、これ・・・

001

---安藤--菅澤---
加藤--------柴田
---猶本--佐々木--
北川-高畑--長船-栗島
-----池田-----

(得点) 5分 宮澤(日テレ)、69分 田中(日テレ)

(交代)
59分 高畑→南(負傷による交代)
70分 安藤→清家
83分 菅澤→高橋

・安藤と高畑がスタメン復帰。さらに加藤と北川は仙台戦での活躍が認められたのか、それぞれ吉良・木崎からスタメンを奪回した格好に。選手間の競争上は非常に好ましいのですが、終盤の運動量の落ちっぷりを見るとこの続投が裏目に出たような気も。

【今日のゆずほ】

・ベンチ外。高橋が重用され出して吉良ですらベンチ止まりだから、きついわなぁ・・・

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2018.05.04

【ネット観戦記】18年第4節:仙台L 0-2 浦和L

・浦和が仙台を圧倒していた前半35分くらいまでに2点先制。その後浦和は運動量が落ちてパス精度もガタ落ちになったものの、仙台は終始良いところなく、後半は双方グダグダのまま時間だけが経過してそのまま試合終了。浦和が危なかったのは65分CKを押し込まれそうになったのと、88分バー直撃のミドルシュートを浴びた場面だけ。一方後半浦和にも2度追加点のチャンスがありましたから、スコアは試合内容通りの妥当なものでしょう。

・浦和は立ち上がりから出足で仙台を圧倒。前節の千葉と違って仙台はプレッシャーがきつくないので、浦和は自由にボールを支配していきなり左右からクロス攻撃の形をつくっていました。6分の先制点は栗島スローイン→清家ポスト→菅澤がドリブルで運んで左から走り込んだ加藤が遠めからシュートという見事なもの。加藤は浦和のSHとしてはシュートレンジが広いのが活きた格好。正直柴田もこれくらいのが撃てるといいのですが。

・先制後も浦和がほぼ一方的に攻勢。前から積極的にプレッシャーをかけることで仙台の反撃を高い位置で潰し、しかもいたずらに攻め急がず中盤でボールをしっかり繋ぎつつ、清家の裏狙いを中心に得点機会を伺い続けました。31分の2点目は加藤→北川で左サイドを抉り、北川の折り返しをエリア内で菅澤が決めたもの。他に猶本や佐々木が際どいミドルを放つ場面もあり、攻撃の形は実に多彩。

・この試合仙台の動き、特に中盤の出来が芳しくないのが気になりましたが、前節から中3日の連戦なのに仙台はスタメン変更ゼロ。一方浦和は次節が中2日で日テレ戦ということもあってか前節から高畑→南、木崎→北川、吉良→加藤、安藤→清家と4人も入れ替え、しかもその4人とも特に何の問題もなくプレーしていましたから、結局選手層の厚さがモノを言って、運動量の差となって表れたのかも。仙台はHTにMFを2人代えたところを見ると、中盤の劣勢を認めざるを得なかったのでしょう。仙台はなんと前半シュートゼロ。

・後半立ち上がりも浦和が両サイドから攻勢をかけたがクロス精度が低くてなかなか決定機には至らず。唯一掴んだ59分の決定機(栗島クロス→清家)はシュートを撃ちきれず。

・その後急激に浦和は消耗してパスミスを連発するも、消耗しているのは仙台も同じで大過には至らず。浦和は猶本の消耗が著しく、やばいところは悉く佐々木がカバーしている始末でしたが替えがいないので、石原監督は前目の選手をどんどん代えて前から追っかけまわすことで必死に防戦。結局浦和がひやっとしたのは先述の2回だけで、とうとう守備陣は全く崩されず。最後はこの試合がリーグ初出場だったCB南の足が攣っていましたが、なんとか最後まで走り切りました。

・88分に仙台GKに猛然とプレッシャーをかけた途中投入の高橋が、GKのパスミスを誘ってボールを拾う一幕がありましたが、高橋は自分で撃たずにこれまた途中投入の白木になぜか横パス。白木は戻ってきた仙台DFに囲まれて撃てず。うーーん、あそこで撃たなかった高橋はFWとしてどうなの??

---清家--菅澤---
加藤--------柴田
---猶本--佐々木--
北川-南---長船-栗島
-----池田-----

(得点)
6分 加藤
31分 菅澤

(交代)
74分 菅澤→高橋
79分 加藤→塩越
84分 清家→白木

【今日のゆずほ】

・79分加藤に代わって左SHで登場。とにかく前から追いかけまわして仙台に高精度の縦パスを出させないというタスクしか与えられていないはずで、実際高橋や白木はそんな感じで走り回っていましたが、柚歩は運動量が多いとは言い難いせいか、そういう泥臭い仕事はしたがらないからなぁ・・・それどころか、もっともやってはいけないしょーもないボールロストも散見。でも泥臭くボールを奪いに行った場面もあったから最低限のタスクは果たしかな?

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