2017.04.29

【メモ】浦和L 0-0 仙台L

(スタメン)

浦和は前節と全く同じ。仙台は外国人選手が3人もおる(@_@)

(前半)

全く良いところなし。仙台は442で引き気味に守っているが中盤のプレッシャーがきつく、浦和はほとんどFWまでボールを運べない。

たまに上がってきた栗島がフリーでボールを持ってもワロスで終了。

SHで詰まってボランチに戻したところが仙台にボールの奪いところとして狙られており、特に筏井が何度も危ない形でボールロスト。

必然的にカウンターを食らう場面が多く、仙台のクロス精度が低くて助かっているだけ。ミドルシュートは池田セーブ。

また大柄のFWには長船も苦戦気味で、序盤にPKを取られたが、池田のセーブで難を逃れる。

風上を選択したが、何の意味もなかった。

(後半)

細かく繋ぐのを諦めて、吉良に仙台最終ラインの裏を狙わせるようになったのが奏功。

仙台最終ラインが下がって守備網が緩んだためか、浦和のパスが多少回るようになって形勢は五分五分に。

さらに吉良→塩越の投入効果が絶大で、浦和は高い位置でボールが持てるようになり、さらに攻勢。しかし、決定機は遠い。

最後はいいところがなかった菅澤に代えて清家を入れたが、清家がサイドに流れがちな上に清家と塩越の連携が悪く、決定機をフイにする場面も。

後半盛り返したが、決定機らしい決定機は作れず、勝ち点1で甘受せざるを得ないか。

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2017.04.24

【観戦記】17年第4節:浦和L 0-3 日テレ

・試合内容は勝った千葉戦よりはるかに良かったどころか、前半は日テレを圧倒。しかし、長野戦同様優勢な時間帯に一点も取れなかったのが敗因。逆に連携ミスからひょっこり先制点を喫し、その後は全く良いところなく立て続けに失点。3失点目なんてキックオフ直後にボールを失ってそのまま植木一人にやられるという、気持ちが切れているどころか負け癖が付いているとしか言いようがない甚だ情けない失点でした。

・善戦はしたが終わってみればボロ負け。こうなると前半の優勢も単に日テレが浦和の疲弊を待っていただけ、言い換えれば日テレの掌の上で踊らされていただけという見方もできなくはありません。といってもアホほど決定機を与えて文字通り力負けという試合内容でもなく、せめてウノゼロの負けで先々希望を持たせるような結果に収められなかったかと悔やまれます。

・繰り返しになりますが、この試合の前半は浦和は日テレを圧倒していました。浦和はいつもどおり最終ラインを高く押しあげて、果敢に日テレに前からプレッシャー。概して球際での競り合いにも優勢で浦和が徐々に中盤で優位に立ち、必然的にボール支配でも優位に。

・ボールが繋げない日テレは最終ラインからの縦ポンで浦和の高い最終ラインの裏狙いを執拗に狙うだけというしょーもない攻撃に終始。それでも田中が一回だけ裏抜けに成功しましたが、そこは池田が難なくセーブ。

・ただ前半のシュート数7対3というスタッツほど浦和が押していたかとなるとそうとも言えず、その辺がこの試合の評価の難しいところ。中盤で劣勢であっても日テレの最終ラインは固く、浦和はその最終ラインを崩しきれずに菅澤なり加藤なりがミドルレンジからシュートを放つ場面が目立ちました。シュートは枠内に飛び、GKがなんとか弾いて難を逃れる場面もあったので悪い選択ではありませんが、日テレから見れば「撃ってくれてありがとう!」とも言えるかと。

・エリア内からの決定機で最も惜しかったのは栗島のクロスがフリーの吉良に渡った場面。しかし、吉良のシュートは枠外。続いて加藤→吉良のチャンスもありましたが、角度がなくてシュートは枠外。

・後半になると日テレがいきなりギアアップしたのか、単に浦和の運動量が落ちたのか、浦和は中盤の優位を失って形勢は五分五分に転じましたが、最初に決定機を掴んだのは浦和。ロングフィードを菅澤ポスト→猶本という絶好機を得ましたが、猶本のシュートは惜しくもパアーーーンと派手にポストを叩いて先制ならず。終わってみればこの絶好機を活かせなかったのが勝ち点1すら奪えない主因になってしまいました。

・逆に69分ハイボールに対して浦和CBと池田の連携が怪しくなり、池田が中途半端に前に出たところを籾木にループで抜かれて失点。後半サイド攻撃を喰らっても決定機は与えずに堪えていただけに、あっけないというかなんというか、狐につままれたような失点でした。もっとも千葉戦でも高畑がハイボールの処理を誤ったことから失点しており、浦和の課題がまたしても顔をのぞかせただけかのかも。

・さらに76分日テレCKをクリアしきれず、田中に鮮やかにバイシクルで決められて失点。セットプレーでの失点が多いのはここ数年なんら修正できず。これで集中が切れたのか、77分植木が「一人で出来た!」。

・石原監督は先制点を取られる直前に吉良→清家と代えたのを皮切りに次々と3選手を投入しましたが、敗色濃厚な戦局に波乱を巻き起こす予兆すらなく、ATにCKから菅澤に決定機があったくらいでそのまま試合終了。

・長野・神戸・日テレと昨年の上位陣から一つも勝ち点が奪えず。成熟に時間がかかる難しいサッカーをやっているので、序盤は苦戦するだろうという予想通りの展開になり、続く仙台にも負けてしまうと今年も残留争い行きが濃厚になってしまいます。それにしても決定機を決めないとトンネルから抜け出すのは難しいわなぁ・・・

---吉良--菅澤---
-加藤------柴田-
---猶本--筏井---
木崎-高畑--長船-栗島
-----池田-----

得点:69分 籾木(日テレ)、76分 田中(日テレ)、77分 植木(日テレ)

68分 吉良→清家
72分 筏井→水谷
81分 加藤→塩越(柴田が左SH、清家が右SHへ)

・カップ戦で良かった白木が不運に野前節神戸戦で負傷してしまい、この日の菅澤の相方は吉良。吉良は2トップの一角として攻守ともになかなかの働き。吉良が好調だと「菅澤頼みの○サッカー」に陥らず、浦和の攻撃も多少バリエーションが増えてきます。それだけ吉良にはなんとか決定機をものにしてもらいたかったのですが。

・その吉良に代えて投入された貴子様ですが、こちらは全く良いところなくシュートも撃てず。大怪我から一応試合に出られるまで回復はしたが試合勘がないのか、キレが戻っていないのか、あるいは周囲が貴子様の使い方を忘れてしまったのか?塩越投入後、貴子様が右SHに下がったのは全くの謎。

・【今日のゆずほ】前節神戸戦に続いてベンチスタート。残り10分くらいで1.5列目的に起用されましたが、1、2本スルーパスを通したくらいでさしたる見せ場なし。今日の吉良の出来だと次節もスタメンは無理そう。

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2017.04.10

【観戦記】17年なでしこ杯B組第1節:浦和L 2-1 ちふれ

・なでしこ杯初戦は昇格組のちふれASエルフェン埼玉(以下「ちふれ」)が相手。浦和は代表でGK池田、MF猶本を欠いているとはいえ、GKは平尾でもさして問題はなく、猶本も現状では代えが効かないとは言い難い選手。菅澤や長船を抜かれるよりははるかにマシな条件なので、今回は快勝が期待できると思い込んで小雨降る中駒場へ出かけましたが、残念ながらこの試合もスカッとせず。

・前半は控えめに言って塩試合。後半頭からの白木投入が効いてようやくはっきりとした浦和優勢に転じましたが、結局流れの中からは点が入らず、得点は相手GKの凡ミスとセットプレーからという前節千葉戦をなぞったような展開に。それでも完封勝ちならまだ良かったものの、終了間際に1点返されてなんだかなぁ。

・チームが成長している姿をはっきりと確認できるようになるまではまだまだ時間がかかりそうな塩梅ですが、それでも曲りなりに勝ち点は稼げており、その勝ち点がチーム成熟の時間を稼いでくれると思えばまあええかと。

・それにしても前半の試合内容はシオシオでした。ちふれは千葉よりは地力が劣るせいか押し込まれる場面こそありませんが、守備ブロックがコンパクトかつタイトなのは同じで、浦和はそれを突破できないどころか押し下げることもできないまま前半終了。

・「困った時の菅澤頼み」を封印して、ショートパスを多用しての局面打開という本来のチームコンセプトに立ち戻ろうとしていた風ですが、なにせパスミスが多くてお話にならず。朝から雨だったのが祟ってか、なんだかボールが重そうでしたが、それにしてもお粗末でした。両SBに展開しても何も起こらず、菅澤に裏抜けさせようとしてもフィード精度がイマイチな上に菅澤もスピードが卓越しているわけではないので全部失敗。

・ちふれは浦和のミスを突いてカウンターという単純な狙いですが、こちらもボールを奪ってから小人数で仕掛けるだけなのでたいして脅威にならず。

・実にシオシオな前半でしたが、先に動いたのは浦和。カップ戦は交代枠が5つもあるせいか、石原監督は後半頭から塩越→白木、筏井→長野とミシャばりの2枚替え。そして白木投入効果が絶大で試合の流れは一気に浦和に傾きました。

・長野戦の白木の出来はさっぱりで後半停滞の一因になり、千葉戦ではリード後になぜか左SHに投入されて半ば守備要員化。この扱いで奮起したのかどうか判りませんが、この日の白木は見違えるような素晴らしい出来。ボールは収まるわ、ゴリゴリとドリブルで持ち上がるわ、おまけにミドルレンジから強烈な一発を放つわ(バー直撃!)と久しぶりに「万能型FW」の片鱗を見せてくれました。昨年も出場機会が増えてブレイクしかかったはずなんですが。

・白木の活躍でようやくちふれの最終ラインが下がり、浦和が何度もセカンドボールを拾って波状攻撃を仕掛ける展開に。前半のシュート数は「たった3本だったのに対し、後半は13本もシュートを放っていますが、惜しいところでちふれ守備陣にブロックされたり、そもそも枠を捉えられなかったりして結局流れの中からは得点ならず。相手の一番硬いところをゴリ押ししてもなかなか点は入らんわなという長野戦前半と同じ感想でもあり。

・浦和の先制点はちふれGKの凡ミスから。遠藤のクロスをGKがファンブルして菅澤が押し込むというお笑い種でしたが、ちふれGKはキャッチングが怪しかったので起こるべくして起こった気も。当方もシュートを撃った後に詰めれば何かが起こるなと思いながら観戦していたくらいなので、菅澤も抜け目なく狙っていたのでしょう。

・2点目は水谷CK→長船ヘッド。

・ただこの試合で先に絶好機を掴んだのはちふれ。空きの浦和右サイドからのクロスを中央で合される場面がありましたが、ここはGK平尾が好セーブ。しかし終了間際にまたしてもがら空きの右サイドを攻められ、右サイドからのクロスを平尾が弾ききれずに中村に押し込まれて失点。

・2点リードした浦和は最後の交代枠を使った後も全く鹿島るそぶりさえなかったのが不思議で、カップ戦ゆえテスト優先で目先の勝ち点欲しさにせこいことはしないという監督の方針なのかもしれませんが、それゆえにつまらん失点を喫したような気も。

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-----菅澤-----
加藤---塩越---柴田
---水谷--筏井---
木崎-高畑--長船-遠藤
-----平尾-----

(得点)66分 菅澤、80分 長船、90分 中村(ちふれ)

HT:筏井→長野
HT:塩越→白木
64分:加藤→吉良
75分:柴田→清家
85分:遠藤→南

・代表で不在の池田、猶本に代えて平尾、水谷を起用した他、千葉戦で右SBに入った三谷に代えて遠藤をスタメンに。長野を後半頭から投入したのも遠藤同様テストの色彩が強そう。

・怪我で長期離脱していた清家がついに実戦復帰。敵陣を深く抉った切れ味鋭いドリブルは健在で、SHに置くのは真にもったいない。怪我明けなので無理使いはできないのでしょうが、本来なら2トップの一角に据えて徹底して相手DFラインの裏を狙わせるのが最良策かと。

・【今日のゆずほ】タコ焼き買ったでーーー(^_^)/ 今日はかなりはっきりした1.5~2列目仕様。正直出来は最悪。ただボールが持てるだけで気の利いたバスが出せるわけでもなく、積極的に仕掛けて相手最終ラインに脅威を与えるわけでもなく、バンバン裏抜けを狙うわけでもない。前目の選手なのに相手は全く怖くないというのはいかがなものか。交代で入った白木がゆずほに一番欠けている「体を張りまくる」プレーで見せ場を作っていただけに、ゆずほは些か心配。

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2017.04.03

【観戦記】17年第2節:浦和L 3-2 千葉L

・正直内容は前節長野戦より後退。特に前半は目を覆いたくなるような惨状でしたが、そんな試合でも菅澤の2ゴールが効いて今季初勝利。チーム完成には道半ばどころか距離感すら掴めない状態ですが、そんな中でも早めに勝ち点3を積み上げられてひと安心。また残留争いにどっぷり浸かってしまうとチーム作りもへったくれもなくなってしまいますから序盤の勝ち点3は実に貴重。

・ついに駒場でスタメン出場の菅澤。いやはや全く格が違いました。前節対戦した横山もそうですが、やっぱり代表クラスのCFは別格の存在。ここ数年浦和と千葉の実力は似たり寄ったりで、菅澤がいるかいないかで勝敗が分かれてしまう。昨年までは結局菅澤にやられる試合の連続だったような気がしますが、今年はそれが逆に。

・最初の得点なんて垂涎モノ。長船のロングフィードを一発でトラップしてすぐさまシュートなんてなかなかでけへんやん!!菅澤ハンパない!! さすが浦和歌劇団紅組のトップスター!! そのうち背中にヒラヒラ羽根つけて埼スタの大階段で踊ってくれることでしょうヽ(^o^)丿

・菅澤は点が取れるだけでなく、ポストプレーも確実にこなせる。これだけ別格の選手がいると他の選手はどうしても菅澤を頼ってしまいがちになり、それが前節長野戦と比べて試合内容が後退した一因なのかもしれない。チーム作りの難しさをまざまざと見せつけられたような試合だったような気もします。

・前半の試合内容はとにかくお粗末。千葉の前からのプレッシャーが厳しいこともあってビルドアップがほとんど成り立たず、一度自陣深くまで攻め込まれるとなかなか押し戻せない。ボールを奪っても確実に前に繋げず、プレッシャーを受けてはびびってタッチに逃げてしまうの繰り返し。おまけに自陣深い位置でくだらないファウルを犯してしまう。30分くらいまではとりあえず菅澤に当てるくらいしか戦術らしきものは見出せませんでした。

・ところが千葉も千葉で、押し込んでいる割には決定機は掴めず。山のように得たFKもどれ一つとして決定機に至らず。千葉はなんだかんだと前半シュートゼロ。

・そんなしょっぱい試合展開の中で先制したのは浦和。筏井が直接FKをゴール左上隅に決めて先制。塩浦和も30分を過ぎると千葉のプレッシャーにも慣れたのか多少ボールが繋げるようになり、33分には左SB木崎クロス→菅澤の決定機。そして41分に菅澤の妙技が炸裂! 菅澤頼みの○サッカーもここまで見事に決まると実に痛快(苦笑)。

・千葉の攻撃がしょっぱすぎるので2点リードなら楽勝だろうと思ったのですが、後半立ち上がりに落とし穴。ロングボールへの対応を高畑が誤ったのが契機となり、いきなり小林にミドルシュートをぶちこまれて失点。GK池田はシュートを撃たれる可能性を予知してなかったかな?

・さらに53分には浦和右サイドからのハイクロスをクリアできず、ファーで深澤に合されて同点にされてしまいました。浦和は低迷期に入ってハイボールへの対応にずっと問題を抱えたままなのかも。

・後半すぐに同点に追いつかれるとは予想だにしない展開になってしまいましたが、試合内容自体は前半よりは幾分改善。長野戦前半で見られたような細かいパス回しが復活。また菅澤のポストプレーが安定していてボールが捌きやすいためか、中央突破とSBを加えたサイド攻撃のバランスが改善したあたりは長野戦より良かった気もします。特に80分くらいに木崎がエリア内突入&シュートで終わった場面は痺れました。

・といっても、全般に低調な試合の中での良かった探しに過ぎません。決定機は少なく、長野戦のようにシュートを撃ちまくる素振りもありませんでした。シュート数は8本で内5本が菅澤という判りやすい○サッカー(苦笑)。

・そして決勝点になったのは千葉の珍プレー。緩いバックパスに対してGK山根が飛び出しを躊躇。菅澤が難なく掻っ攫ってゴールというマヌケなもの。

・その直後に石原監督は加藤に代えて白木を入れ、そのまま本職FWの白木を左SHに配するという不思議な交代をしましたが、高さのある白木を入れてセットプレーに備える以上の意味はなかったのかも。千葉は終盤ロングボールをバンバン蹴ってきましたが、浦和も大過なく対応してそのまま逃げ切り。千葉のシュートはたった3本で、2点取れたのが奇跡というかなんというか。

---塩越--菅澤---
-加藤------柴田-
---猶本--筏井---
木崎-高畑--長船-三谷
-----池田-----

(得点):16分 筏井、41分 菅澤、48分 小林(千葉)、53分 深澤(千葉)、72分 菅澤

63分 筏井→水谷
73分 加藤→白木
90+2分 菅澤→吉良

・前節右SBに入っていた栗島が故障したのかベンチにもおらず、右SBに三谷を抜擢。三谷は作陽高校から2014年加入で今年4年目になりますが、スタメン出場が初めてどころか、これまでベンチにかろうじて入れるかどうかといった選手。そんな選手でも監督が代わってひょんなことから出場機会を得るというのもよくある話ですが、結果は正直厳しかった。安全運転優先で、失点に直結する決定的なミスを犯さなかったのが救いなくらい。後半いくぶん持ち直してクロスを上げる余裕もでてきましたが。

・似たような立場の左SB木崎はスタメン2試合目のせいかかなり場馴れしたみたいで。多少一対一の対応が怪しげでしたが、総じて可もなく不可もなし。どうでもいい話ですが、歳の差だと筏井と木崎より、柳田コーチと筏井のほうがはるかに近いのか・・・

・石原監督は長野戦に続いて途中から水谷を投入。筑波大所属の特別指定選手として昨年も浦和に在籍していたそうですが、昨年はベンチ入りもなし。ところが監督が代わったら一転して切り札扱い。そのあおりで、昨年ユースと掛け持ちで酷使された長野風花が目先出番を失った格好に。まぁいかにもカウンターに脆そうなチームスタイルですからボランチで猶本と風花の併用はないでしょうけど。

・【今日のゆずほ】菅澤との組み合わせだと純然たる2トップに近く、塩越だけが中盤に下がる風ではなし。相変わらずボールキープは巧みですが、FWでシュートゼロはチト寂しい。仕上げは菅澤にお任せよーーん、なのか?

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2017.03.27

【観戦記】17年第1節:長野L 1-0 浦和L

・浦和は監督が代わったばかりの開幕戦。浦和は芸風を一変するも、当然ながら完成度は甚だ低く、最後の最後で自爆ボタンを押して敗戦。

・この試合を最大限良く解釈すれば、難しいことをやろうとして未完成なチームがシンプルな戦術で良く鍛えられたチームに挑んだ割にはカウンターを喰らいまくってタコ殴りの憂き目には合わず、ほぼ互角の内容だったというのは先々大いに期待していと思います。

・もっとも悪く解釈すればボールを運ぶルートは昨年から変わったけど、アタッキングサードまでボールを運んでも何も起こらないという事象自体はたいして変わっておらず、噛みあうまで時間はかかりそう。

・しかも、開幕戦で手強い相手に内容は悪くなく、勝ち点1を甘受しても良かった試合なのに最後に盛大に自爆ボタンを押してしまう辺りがいかにも浦和。うーん・・・

051

・芸風の変化で目に付いたのは両SHがやたら中に絞った位置におり、下がってボールを受ける塩越、盛んに上がってくる猶本を交えながらショートパスの連続による中央突破指向っぽくなっていること。村松監督時代から浦和はずっとサイド攻撃志向だっただけにこの芸風の変化には驚きました。

・SBの攻撃参加は相手が中に固まって行き詰まった時のオプションっぽい位置づけに。27分あたりに栗島が右サイドを深く抉ったところからたて続けに決定機が生まれました。中央を無理やりこじ開けようとしても相手守備陣を広げる工夫がないとすぐに手詰まりになるので、ある程度サイド攻撃も不可欠。中央突破とサイド攻撃のバランス改善がおいおい課題になるのでしょう。この辺はトップチームの出来が素晴らしいだけにちょっと歯がゆい。

・また引いた相手を崩しきらずとも積極的にシュートを撃ちまくるのも顕著な変化。もともとシュートレンジが長めの猶本や塩越、途中投入の菅澤はもちろんのこと、柴田も遠めからシュートを狙い出したのにはびっくり。シュートはほとんど枠外でGKを脅かすには至りませんでしたが、相手を押し込むものの何も起こらないまま時間が徒過するよりはマシかと。ボール保持に拘らず、シュートで終わることを意識しているのかもしれません。

・試合展開は端的に言って前半まずまず、後半低調。前半は相手を押し込む時間帯が長く、前述のような決定機がありましたが得点ならず。後半は立ち上がりから長野のカウンターを浴びる場面が増えはじめ、かつ選手交代が裏目に出てコンパクトな陣形を保てなくなって苦戦。セットプレーからの流れで猶本や高畑に惜しい場面がありましたが得点ならず。逆に最後の最後で筏井のボールロストを機に横山に一気にボールを運ばれて失点。

・浦和のゆるーーい横パスはボールの奪いどころとして長野に狙われていた臭く、後半はそこからピンチが多発して浦和がリズムを崩す一因になっていましたから、最後の「ぽちっとな」は起こるべくして起きたような気もします。

・浦和でレギュラーを取れなかった選手が長野で何人もスタメン出場。戦術への適合不適合があるとはいえ、昨年長野は昇格後いきなり上位に進出する一方、浦和は残留争いにどっぷり両足浸かる羽目になって立ち位置は逆転し、めっちゃ複雑な思い。監督の力量差なのか、いびつな選手編成が良くないのか・・・

・浦和の凋落には複合的な要因があったのでしょうが、負けたとはいえ浦和復権の兆しがちょっこと垣間見られた試合でした。

052

---吉良--塩越---
-加藤------柴田-
---猶本--筏井---
木崎-高畑--長船-栗島
-----池田-----

得点:86分 横山(長野)

57分 吉良→菅澤
70分 塩越→白木
77分 猶本→水谷

・代表で北川&乗松を壊されて最終ライン、特に左SBが苦しい布陣。何度もカウンターの危機に晒され、しかも横山の突進力が凄まじくて一対一ではどうにもならずに苦戦しましたが、長船が最後の砦として立ち塞がり、また池田も広範囲をカバーして大決壊は免れました。木崎は初めて見ましたがいたって無難な出来。

・塩越は中盤に下がってくることが多いので、布陣は純然たる2トップではなく4-4-1-1ないし4-2-3-1に近い格好。塩越はくねくね、ぬるぬる系のアフリカンっぽい身のこなしによるボールキープが巧みな一方、FWとしては一発ねじ込みに行く怖さがない。

・そこを塩越よりはタスクが単純で点取り屋として期待されているっぽい吉良が補えればいいのですが、吉良の出来がさっぱり。後半立ち上がりに猶本→吉良の決定機がありましたが、シュートは大きく枠外。菅澤は故障明けでコンディションが良くないのかベンチスタートでしたが、石原監督が真っ先に吉良を下げて菅澤を投入したのは当然でしょう。菅澤はまだ体が重そうでしたが。

・ついで塩越に代えて白木を投入。前目で動き回る塩越がちょっとバテ気味だったのを見越しての交代かもしれませんが、結果的にこれが失敗。白木はボールキープどころかボールが足に付かない惨状。正直これはきつかった。

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2016.10.24

【観戦記】16年第18節:浦和L 0-2 日テレ

・前節の勝利で浦和の1部残留が決まり、また日テレの優勝も決まっているので最終節は純然たる消化試合。

・日テレは浦和のスタイルにガチンコで付き合ってくれるので、カウンター狙いの相手よりある意味やりやすいタイプ。ただ時間の経過と共に浦和のプレッシャーがかからなくなって終盤は自力に勝る日テレに横綱相撲で寄り切られる(言い換えれば早い時間帯に失点すると目も当てられない惨事になりがち)のがよくあるパターン。

・この試合もそうなるだろうと思いながら見ていましたが、予想以上に浦和が善戦。双方して最終ラインをめちゃ押し上げてコンパクトな陣形内でのプレッシャーの掛け合いという「なでしこあるある」に終始する時間が長く続き、後半はむしろ優位に立って日テレを自陣に押し込む場面すらありました。日テレは中盤での凌ぎあいを嫌ってか、あるいは浦和の最終ラインを下げるべく、後半ロングボールを多用して来ましたが、それにも浦和最終ラインは難なく対応。

・ただ押していても点が入る気配はほとんどなく、前半は白木に単純に裏を狙わせて終わる場面が多く、コレクティブな攻撃が出来ているとは言い難い状況。後半になってようやく人数をかけて攻めに出る場面も増えましたが依然日テレの守備陣は堅く、加藤や塩越がエリア内突入&シュートという見せ場があったくらい。

・膠着状態を打開すべく72分にエミリーを投入。この試合で浦和を去るエミリーに見せ場があるかと思いましたが、吉田監督はとうとう最後までエミリーの長身を生かしたフィニッシャーとしての使い方が出来ず。SHがタメを作ってSBのオーバーラップからCF目がけてクロスって昔の浦女の得意技だったのに、なんでそれが全くできなくなったのか? 

・なにぶん日本に全くいないタイプのCFなので、うまく使えばなでしこ代表クラスの選手でも対応は難しいと思うのですが。エミリーがサイドに流れて中へカットインしてきた柴田からのパスを待ってるってどう考えてもおかしいだろう??? 白木と同じような動きをエミリーに求めてどんすんねん???  エミリーにとって浦和での日々は傍目には実り少なく、非常に気の毒だったような気がしました。

・とはいえ守備は善戦を続けており、サイドを抉られても最終ラインでよく耐えて、日テレの決定機はセットプレーで一回あったくらい。よってスコアレスドローにはなるかなと思いましたが、残り5分を切ってから浦和右サイドからのハイクロスで決定機を作られ、シュートはいったんポストが弾いたものの、こぼれ球を阪口に押し込まれてついに失点。前半から右サイドの守備は若干怪しげでしたが、右SB栗島が後半途中で故障して塩越が右SBに回らざるを得なかったのが多少響いたかも。

・さらに臼井の横パスを奪われてカウンターを喰らいさらに失点と、終わってみれば実力差通りのスコアに。でも情けない試合ではなかったからまあええか・・・

---後藤--白木---
加藤--------柴田
---猶本--筏井---
塩越-長船--乗松-栗島
-----池田-----

得点:86分 阪口(日テレ)、90+2分 隅田(日テレ)

64分 栗島→臼井(故障による交代、塩越が右SBへ)
72分 後藤→エミリー
89分 加藤→遠藤

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2016.10.03

【観戦記】16年第15節:浦和L 1-2 仙台L

・セットプレーとカウンターで逆転負け。前半優勢に試合を進めながらも後半半ばを待たずして急激に失速。共に昨今の浦女の典型的な負けパターン。一方仙台の試合内容も褒められたものではなく、これでは上位を望むのは無理だろうと思いましたが、そんな相手にいつもの負けパターンを繰り返すとは。

・湯郷戦を観戦した際に「今後上・中位チームとの対戦を制するにはもう一回りも二回りもチーム力を上げてゆかないとしんどいだろうという印象が強く残りました」と記しましたが、どうやらその懸念が不幸にも的中した模様。

・試合開始早々に白木が裏抜けに成功し、その白木をなぜか北川がフォローする形で早々と先制。その後も攻守の切り替えの早さ&動きの良さで勝る浦和が中盤を支配して仙台に何もさせず優勢に試合を進めましたが、その優勢だった時間帯ですら決定機どころかシュートまでなかなか持ち込めず。手数をかけているうちに相手に守備ブロックをきっちり作られ、その守備ブロックを広げる工夫がありません。バイタルエリアからの一発なんで無いものねだりですし。

・しかも、相手にも何もやらせていなかったはずなのに、前半終了間際にセットプレーからの流れで失点。崩された覚えはないのにセットプレー一発でやられるのは何度も見た光景。

・それでも後半開始早々に右サイドを深々と抉ってからのシュートがエリア内ハンド=PKを誘発。ところが後藤がPK失敗。女子はシュートスピードが緩いので、男子ほどPKが決まらない印象が強いのですが、あたかもGKにぶつけるかのようなシュートではなぁ・・・ そして終わってみればこのPKが後半浦和最初で最後のチャンス。

・この日は10月というのに気温が30度近くに達し、給水タイムが設けられるほどの厳しいコンディション。浦和は前半やや飛ばし過ぎたのか、後半半ばを待たずして急激に消耗して中盤でのプレッシャーがかからなくなってしまい、仙台のカウンター攻撃を浴びがちになってしまいました。

・最初のカウンターのピンチで浦和左サイドを破られそうになった際に北川が相手と交錯して負傷。北川はピッチに戻りましたが、どう見ても走れない状態になっており、北川の交代が遅れたのが仇となってさらに2度カウンターを浴びてとうとう失点。

・また中盤の運動量の回復が急務なのに、なぜか最初の交代が後藤→エミリー。エミリーの守備に多くを求めるのはそもそも無理筋だし、それ以前にエミリーが入った際の攻撃パターンがチームで確立しているようには見えず(これも湯郷戦で抱いた感想と同じ)、これじゃエミリーが気の毒。最後に栗島→塩越の交代でサイドからの放り込むを徹底させるのかと思いきや、全くの無為無策でそのまま試合終了ってなんじゃそりゃ???

・それほど力の差があるようには見えない相手に勝ち点1すら奪えないって、そりゃ「なでしこ3弱」を抜け出すのは難しかろう。残念極まりない敗戦でした。

002

---後藤--白木---
加藤--------柴田
---猶本--筏井---
北川-長船--乗松-栗島
-----池田-----

得点:4分 北川、43分 北原(仙台)、78分 井上(仙台)

76分 後藤→エミリー
79分 北川→臼井
80分 栗島→塩越

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2016.09.19

【観戦記】16年第13節:浦和L 3-0 湯郷

・試合開始直前から雨が降り出し、その後も降ったり止んだり。最近は屋根なしスタジアムで観戦すること自体少なくなったためか、ポンチョを着ての観戦なんて超久しぶり。

・浦和は「なでしこ3弱」の争いでコノミヤ&湯郷に連勝。しかも得失点差を大きく稼いで一気に降格圏を抜け出し、結果は申し分ありません。リーグ戦も2/3を消化してなお残留争いに両足どっぷり嵌っている状態ですから、もはやなりふり構っていられず、結果が全て。

・よって内容にあれこれ難癖を付けること自体そもそも筋違いというか場違いなのかもしれません。ただ残り5試合全部自分より上位のチームとの対戦を制する上で、もうちょっと先々期待が持てる内容であって欲しかったかというのが正直なところ。

・前半湯郷のプレッシャーに苦しんで攻め倦みの様相を呈しながらもなんとかPKで先制点を取り、後半は左サイドからの攻撃が嵌りだして2点追加。守ってはGK池田が仕事らしい仕事をしたのが1回だけ。負ける要素は全くなく、勝つべくして勝った試合でしたが、如何せん相手が内紛で絶賛混乱中の湯郷。今後上・中位チームとの対戦を制するにはもう一回りも二回りもチーム力を上げてゆかないとしんどいだろうという印象が強く残りました。

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・湯郷は攻撃時4-3-3、守備時4-1-4-1といった格好で高めの位置に守備ブロックを形成して浦和のボールホルダーに積極的にプレッシャーをかけてきました。

・浦和は試合開始から一方的に攻めてはいるものの、その割に決定機を作れないというもどかしい展開。絶えず狭いエリアでガチャガチャやりあって浦和が単なるパスミス、あるいは判断の遅さから自爆を繰り返している感じ。たまにサイドを変えても攻めが遅くてまた狭いところでガチャガチャ。小技に長ける選手は何人かいるものの、狭い局面でボールを失わないのが精一杯で相手の薄いところへ展開するには至らず、チームとしてはたいして強くはないという印象から一歩も抜けきれず。

・湯郷の高めの最終ラインの裏を白木や柴田に狙わせている風にも伺えましたが、中盤で落ち着いてボールを持てないので、なかなか良いタイミングで、かつ精度の高いボールを出せず。ただ白木のPK奪取に至ったのはその裏抜け狙いが実ったもの。

・試合開始直後に北川クロス→ファーで柴田折返し→白木詰めきれずという決定機があり、相手の守備網を広げる趣旨を兼ねてサイド攻撃を多用すればいいのに思いながら見ていましたが前半はなぜかそれっきりでフェードアウト。しかし、後半になって北川の縦への突破で湯郷の守備ブロックに穴を開ける場面が再三見られるようになり、ようやく2度、3度と枠内シュートで終わる場面が出てきました。

・2点目は左サイドからエリア内へ侵入した白木がシュートをチラつかせながら溜めを作ったのが効いたもの。横パスを柴田がゴール。

・残り10分強になった時点で白木に代えてエミリーを投入。エミリーはまだ体が重そうでしたし、そもそもエミリーが入った時の攻撃パターンが確立されていないようにも見受けられましたが、北川のハイクロス→エミリーが競り勝ったこぼれ球を柴田が蹴り込んでダメ押し。誰がどう見てもこれがエミリーの正しい使い方でしょうに。

・最後は柚歩投入でファンサービス。でも逆サイドのWBなので遠くて良く判らずじまい。しかも5バックのWBのはずなのにやたらポジションが高く、さらにドリブルへ中へ入ってしまって、エミリーがサイドに流れているというなんじゃそりゃ???みたいな一幕も。

・守備は前半栗島にちょっと怪しい場面があっただけで全く危なげなし。ビハインドになった湯郷が前に人数をかけてのカウンターを狙っているのは明白でしたが、浦和はボールを失った後の攻守の切り替えが早くて湯郷の前へのボール供給を許さず、またFWにボールが渡っても長船&乗松が無難に対応。

---後藤--白木---
加藤--------柴田
---猶本--筏井---
北川-長船--乗松-栗島
-----池田-----

得点:34分 後藤(PK)、66分 柴田、88分 柴田

79分 白木→エミリー
86分 加藤→高畑(5バックに)
89分 栗島→塩越

・個人的温泉賞は2得点に絡んだ白木。浦和の前目の選手の中では珍しく長身のせいか、大乃国ばりに懐が深いように見え、このレベル相手だとある程度スピードがあり、ある程度シュート力があり、ある程度ポストプレーもこなせるという万能型FWの片鱗を見せてくれます。全部「ある程度」で、清家のスピードみたいに突き抜けたものがないのが難ですが、清家&吉良が長期離脱中で出場機会を得ているうちにちびちび成長しているのが目に見えて判りました。

・また北川も高評価。橋本に似ていて、スピード任せではなく、緩急を付けながらヌルヌルっと相手を抜いてゆくタイプ。クロス精度も高ければ、隙あらば自らシュートを放つマインドをも持っています。

・乗松をCBに回して最終ラインが安定した反面、右SBの人材難は明々白々。一頃塩越の右SB転用を試みていましたが、この日は栗島を起用。栗島に大過はありませんでしたが、右サイドの攻撃はほとんど成り立たずじまい。

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2016.05.16

【観戦記】16年第9節:浦和L 1-0 千葉L

やればできる!!! この試合を一言で表せばそんな感じ。前節曲がりなりにも今季初勝利を上げて極端に若いチームが自信を取り戻したのか、この日の浦和は運動量が多く、攻守が切り替えも早く、そしてなにより玉際への寄せが鋭かった。スコアは前節同様ウノゼロでしたが、内容は雲泥の差。超遅まきながら浦和のチーム状態がようやくドン底を抜け出したと思える試合でした。

・成績不振のチームの常道と言ってしまえばそれまでですが、吉田監督はようやく守備の立て直しに全力を注いだ模様。縦にも横にも超コンパクトな守備陣形を敷き、さらに吉良までも再三守備に戻って千葉を封じ込めるのに成功。元来千葉は運動量が豊富で、浦和は千葉の高い守備ブロックを突破できずに苦しむ試合が多かった記憶がありますが、この日は中盤のボールの奪い合いで終始浦和がやや優勢。

・1度だけエリア内でボールを繋がれて崩される場面がありましたが、そこはGK平尾がビッグセーブ!

・とにかく失点しないように安全運転を心がけているので、自陣深い位置からはもちろん中盤でもプレッシャーをかけられると無理に繋がずに縦に簡単に蹴ってしまう傾向が強いのが難。当然ながらパスワークで相手を崩すなんて絶望的で、サイド深くまでボールを運ぶのが精一杯。流れの中からは点が入る気がしません。吉良はシュート2本、白木にいたってはサイドに流れるばかりでとうとうシュートゼロ。

・もっとも攻守両面と劇的な改善を望むのは無理がありすぎるので、今は極端なまでの守備重視でもやむを得ないでしょう。ドン引きではなく、高い位置でのボール奪取に繋がる積極的な守備仕様ですし。

・得点は北川CKをファーで柴田がきれいに合わせたもの。同じCKからの得点とは言え前節は偶然に近い産物でしたが、今節は狙って取った堂々たる得点!

・1点取ったら吉田監督はすかさず5バックへシフトして逃げ切りモード。ここまで4-4-2でもほとんど破綻なく守れているのになんでわざわざ5バックにするか?中盤がスカスカになって最終ラインを下ざるを得なくなるほうが、とにかく一発がある千葉に対してヤバくないのか???という気がしましたが、一回セットプレーでヒヤリとしただけで大過なし。10分以上鹿島るのも正直見苦しいのですが、もはやなりふり構っていられる状態ではないか・・・

・リーグ戦折返し時点で依然最下位ながら勝ち点7で9位コノミヤに並び、7位伊賀にも勝ち点2差。連勝したことでなんとか残留争いのスタートラインに立てたかな?といったところで全く予断は許しませんが、9位に滑り込んで自動降格を回避することを目標に頑張ってほしいものです。

---吉良--白木---
加藤--------柴田
---猶本--筏井---
北川-高畑--乗松-塩越
-----平尾-----

得点:69分 柴田

73分 加藤→臼井(吉良が左SH、臼井が左CBに入る5-4-1へ)
78分 猶本→栗島
90分 白木→後藤

・高畑が故障したのか乗松がCBへ回ってなんと塩越が右SBでスタメンに。SB適性に疑問符が付く塩越ですが、前述のようにこの日は組織的な守備が良く出来ていて塩越がサイドで1対1の対応を迫られる場面が少なく、その数少ない機会でも無難に対応して総じて及第点の出来。

・塩越のストロングポイントは攻撃面。浦和は両SHとも極端に中へ絞った位置にいることが多く、自然SBの攻撃参加が多くなりますが、塩越を右SBに配したことで左右の攻撃のバランスが良くなったように見受けられました。

・といっても手数は少なく、しかもほとんどフィニッシュに繋がらないのですが、目を惹いたのが塩越がエリア内に入ると躊躇なくシュートを撃ってくること。ひょっとして塩越のファーストチョイスは常にシュートなんじゃないのか!と思わざるを得ないほど思い切りが良い。浦和の攻撃陣はとにかくシュートレンジが狭いので、塩越が相手を崩しきれずともシュートが撃てるならそれに越したことはないのですが。

・塩越が予想以上の出来だったのに加え、久しぶりにCBに回った乗松もこれまた上々の出来。堂園退団&長船加入後右SBに回る機会の多い乗松ですが、正直SBでは守備を大過なくこなしているだけでCBのほうがはるかに適任という印象。

・猶本が故障から戻り、その相方は前節に続いて筏井。ボランチはこのコンビが現状最善でしょう。久しぶりに中盤でボールが奪え、かつある程度自分でボールを前に運べるまともなボランチを見た感じ。

・北川はチーム内で真っ先に最悪期を脱したようで、最後まで活発に上下動しながら左サイドからチャンスメーク。相手のレベルが違うとはいえ神戸戦で再三ぶち抜かれ続けたひ弱な姿は微塵もなく、攻守両面で果敢に対面の相手にチャレンジし続けました。

・得点力の低い浦和にとってGK平尾のビッグセーブはMOMに値するといっても差し支えないくらい。ただ飛び出しを躊躇する傾向が強いのか、千葉の縦ポンが浦和の最終ラインを抜けてそのままシュートまで持って行かれる危ない場面も。

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2016.05.08

【観戦記】16年第8節:浦和L 1-0 伊賀

・リーグ戦7節を終えてわずか勝ち点1で目下怒涛の6連敗。他チームに勝ち点を配りまくって9位千葉に勝ち点5差。昨年下位グループだった伊賀に敗れるようでは、もはや今年は終わったも同然。甚だ後ろ向きな意味合いながら、今季の帰趨を決しかねない重要な一戦と思い定めていそいそと駒場へ出かけました。

・試合内容は毎度毎度のシオシオ。浦和のシュートはたった3本(苦笑)。対する伊賀は9本とシュート数では浦和を圧倒していますが、こちらも決定機といえるようなものは少なく、内容だけみれば共に攻め手を欠いたままスコアレスドローで終わってしかるべき代物。

・上手いとは言い難いもの同士の対戦なので、勝敗が付くとすればより致命的なミスをやらかしたほうが負け、いわゆる"Loser's Game"になりがちで、この試合はその典型といって差し支えないでしょう。

・決勝点はCKのこぼれ玉を拾った北川のクロスに伊賀GKが被ったような格好になって、ファーで高畑がヘッド。ラッキーとしか言いようがない、往々にしてハイボールが苦手ななでしこにありがちな事故っぽいゴールですが、なりふり構っていられる状況ではないところまで追い込まれている浦和にとって偶然だろうが事故だろうが1点は1点。およそ点が入る気配がしない浦和にとって誠に貴重な1点。これを5バックでなんとか守り切って逃げ切り勝ち。

・浦和も浦和で前半相手FKで集中をきらしてしまい、どフリーでシュートを撃たれる一幕が。相手の致命的なミスをモノに出来たかどうかで勝敗が決まる、まさにLoser's Game。

・超遅まきながら今季初勝利を上げたとはいえ、試合内容はなんら先行きを楽観できるものではありません。ただとにかく自信を失ってやることなすこと全部裏目に出ている浦和には、どんな格好でもいいから一つ勝つのが最重要。次節同じく今年大不振の千葉に勝てばなんとか残留の目が出てくるかと思います。

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---吉良--白木---
加藤--------柴田
---栗島--筏井---
北川-高畑--長船-乗松
-----平尾-----

得点:70分 高畑

65分 加藤→塩越
75分 乗松→臼井(吉良が左SH,塩越が右SB、臼井が左CBに入る5-4-1へ)
89分 白木→後藤

・しょっぱい試合内容ながら良かった探しをすると、この日は左サイド攻撃が3回見られたこと。いずれも北川からのクロスで、それに対して複数人が飛び込んでいます。もっともシュートで終わったのは前半の1本だけですが(´・ω・`) 神戸にはボコボコにされた北川ですが、この日は守備でもなんとか踏ん張って個人的にはMOM相応。

・また終盤右SBに回った塩越が敵陣を深く抉った場面が2回。もっとも1回目はラストパスが柴田にわずかに合わず、2回目は吉良に通ったもののシュートブロックされておしまい。ヌルヌルっと相手を抜いてゆく塩越って初めて見たかも。ただ攻→守の切り替えに難があるかなぁ・・・交代出場なのにジョギングで戻るかフツー・・・ たぶんSBは不向き、少なくとも逃げ切りのために最終ラインに入れる人材ではないかと。

・局所的に見どころはあるにはありましたが、全体としては相変わらずビルドアップに難があって、単なる2トップへの放り込みに終始してしまう場面が多々。相手の高い最終ラインを押し下げる意図で縦ポンを多用するなら問題ないのですが、そうは見えないのが実に辛い。

・自信を失っているせいか、ちょっとプレッシャーをかけられると慌ててアバウトに蹴ってしまう。あるいはマークがべったり付いている選手にわざわざパスを出してしまう。ポジション柄栗島が一番きつかったか。

・また乗松が大不振で、塩越が右に回るまで右サイド攻撃は全く形にならず。柴田が復調しているだけに実に歯がゆい。とはいえ75分に下げられた理由は不明。小破???

・前節猶本が故障したため、ボランチには筏井を起用。本来SHなど前目の選手かと思いますが、現状猶本&栗島の組み合わせよりはマシという印象。

・GKも池田から平尾へ変更。伊賀の攻撃もしょっぱいため平尾にはさしたる見せ場はありませんでしたが、キックはもうちょっとどうにかならんかなぁ。というより、全然ハイボールに強くない白木目がけて蹴る意味はほとんどないかと。といっても最終ラインから組み立てるなんて怖くてできないんでしょうなぁ・・・

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