2025.06.12

響@宮崎空港

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 宮崎空港の1F。国内線到着ゲートからちょっと離れたところに立地。開店が11時と空港内の食事処としては少々遅いのが難ですが、開店と同時にわらわら客がやって来て、退店時にはほぼ満席に。

 券売機はなく、メニューを見ると「豚骨と鶏ガラのWスープに、じっくり煮込んだ食べごたえのあるチャーシューやほんのり甘い半熟煮玉子などをトッピングした『こってりの黒』。」と「昔ながらの宮崎ラーメンを意識したたっぷりのもやしとネギに、アクセントで揚げネギを加えて仕上げた『あっさりの赤』」が二枚看板のようで、今回は「こってりの黒(980円)」を注文。後払い。

 他に宮崎名物の「辛麺」も用意。

 店内は縦長カウンター9席と2人卓×2、4人卓×3。カウンターの席間はやや狭め。卓上にはラー油、ニンニク醤油、一味、コショウ。

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 とろみがかったスープは豚骨と鶏ガラの旨味が結構効いているようですが、残念ながらそれ以上にかえしがきつすぎてせっかくの出汁の旨みをかき消しがち。背脂混じりで結構こってり。そこで細もやしやきくらげが箸休めに。この出来だと赤のほうが好みに近かったかも・・・

 麺は細麺ストレートタイプ。やや水気少なめで心持ちごわついた食感で、濃すぎるスープに負けないしっかりした噛み応え。替え玉も用意していますが、量的には替え玉前提ではなさげ。

 とろける寸前まで煮込んだチャーシューはまずまず。他に煮卵半個、白ゴマ、刻み青ネギ。

 空港というあまりクォリティーに期待出来ないところでの一杯としてはマシなほうかなぁ・・・

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2025.06.09

三代目YUTAKA@琴芝(宇部市) ~ 特製鶏そば

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 宇部市役所の真裏。先客1、後客ゼロ。

 店内の券売機ボタン先頭、かつ「店長おすすめ!」とある「特製鶏そば(1100円)」を注文。

 メニューは多彩で、ウリと思しき「とりそば」の他に「煮干しそば」「醤油そば」」「まぜそば」「
担々麺」など。

 店のキャパは思いのほか多くて、コの字型カウンター20席弱。卓上には柚子胡椒、生姜、胡椒、山椒、魚粉、ラー油、ラーメンタレ。

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 とろみがかった鶏白湯スープは俗に「泡系」と呼ばれるタイプでしょうか。鶏の旨みがぎっしり詰まっている反面、塩気は抑えめで「濃厚」なのにやたら味が濃くないという個人的には好みのタイプ。

 麺は並太ストレートタイプで、黒い粒々が見える全粒粉入りでしょうか。心持ち水気が少なそうで噛み応え強め。

 チャーシュー小ぶりですが厚みがあり、そしてトロトロの煮込み加減。一方半獣卵はあっさり目の煮込み加減。かぼちゃは正直蛇足感。他に鶏つくね、メンマ、水菜、糸唐辛子、海苔と「特製」らしい具だくさん。

 このエリアは豚骨醤油の「宇部ラーメン」を出す店が多い中で、鶏白湯は結構貴重な存在なのかも。

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2025.06.04

麺厨房あじさい JR函館駅店 ~ 特塩

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 函館駅の2F。五稜郭にある本店には18年前(!)に行ったことがありますが、JR函館駅店は初めて。本店同様いかにも観光客でごった返しそうな立地ですが、往訪したのは夕方の中途半端な時間帯なのでガラガラでした。

 店先に掲げられたメニュー最上段の「特塩(1250円)」を注文。タッチパネル式の券売機が非常に使いづらく、先客も後客も店員がつきっきりで案内していました。

 メニューは他に正油、イカ墨、白味噌、赤味噌など。

 店内はかなりキャパがあって3+3席のカウンターが2列と4人卓×6、2人卓×1。卓上には蝦夷油胡椒、蝦夷ラー油、酢、醤油、コショウ。店内に変な段差があって、酔っ払いはいかにもこけそう(苦笑)。

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 スープは「道内産の昆布をベースに火で炙ってうまみを閉じ込めた豚骨と鶏ガラを使用」しているそうで、いかにも塩ラーメンらしいあっさり、すっきりした味ですが、残念ながら個人的な好みよりも塩ダレがきつくて、出汁の旨みを楽しむのを邪魔している感じ。しょっぱくて飲み進む気にならないレベルの手前に辛うじて収まってはいますが・・・

 麺は細めのほぼストレートでつるつるした口当たり。スープはよく絡みます。

 味玉は白っぽい見かけとは逆に濃いめの煮込み加減。チャーシュー大判ですがペラペラ。他にかいわれ、麩、メンマ、海苔、刻みネギ、なると。

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2025.05.31

初めての笠松競馬場

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名鉄電車からは丸見えなのに、最寄りの笠松駅からは土手を挟んでいるせいか、ぱっと見はどこにあるのかよくわからないという、割と初見殺しな笠松競馬場。

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入場料無料なのにはびっくり。入り口脇にオグリキャップ像。

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早速アニメ「シンデレラグレイ」でタマモクロスが入ってた「丸金」で「天ぷらきしめん(750円)」を賞味。つゆが美味いというだけで大満足。

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ガラガラなのでタマモクロスが座ってたところに座ります。天ぷらはかき揚げではなく海老天なのには意表を突かれました。

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ついでに「串カツ(120円)」も。一本だけだと皿が付きません。またソースか味噌をセルフで浸けるスタイル。

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ダートコースの向こう側にパドックがあるのか!!

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ここではまだダンマク文化が残っていました。

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スタンドから見ててもお馬さんが近い!!

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2025.05.28

レストラン矢野@松前 ~ 松前海苔だんだん

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 北海道唯一の城下町松前町。松前町は“手摘み岩海苔”が自慢だそうで、道の駅「北前船 松前」でも岩海苔を猛プッシュ!!

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 そしてその岩海苔をふんだんに使った一品があると聞いて試食してみました。往訪した「レストラン矢野」は温泉旅館付属の食事処。まだ満開にはほど遠かったものの、ぎりぎり桜の見ごろの時期を迎えたせいか、店内は平日にしてはびっくりするくらい混んでいました。

 早速売り物の「松前海苔だんだん(1500円)」を注文。後客の注文も「のりだん」が目立ちました。

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 「松前海苔だんだん」は要するに物ずごく豪華な海苔弁当。松前漬け、茎若布の小鉢、味噌汁と香物が付いてきます。

 お重にたっぷり入ったごはんの上に海苔を敷き詰めているだけでなく、中にも一枚岩海苔が挟まっているのが「だんだん」の名前の由来でしょうか。海苔一枚一枚が普段食べているのよりは厚みがあるせいか、海苔を噛み切るのに案外力が要りました。

 海苔の香り、風味を存分に楽しめてただの海苔弁当とは片づけられない逸品ですが、残念ながら個人的な好みよりは醤油をかけすぎなのが残念。松前漬けはともかく茎若布の小鉢も味噌汁も味濃いめで、しょっぱいの好きなのは対岸の津軽からの流れなのかな?箸袋の「まつまえ方言集」を見ると「あずましい」とか「け」とか津軽弁そのまんまですし。

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 食後は松前城周辺を散策。

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2025.05.24

しなの@函館 ~ はこだて塩らーめん

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 函館駅前のデカいバスターミナルを挟んでほぼ正面。「キラリス函館」の並び。当初クラフトビールを飲む予定でしたが、日が暮れると急激に冷え込んでビールを飲む意欲を削がれたのでこちらへ転進した次第。外待ち3に接続。後客5。

 券売機はなく、店内のメニューを見て「大本命」とある「はこだて塩らーめん(950円)」を注文。後払い。

 メニューは他に正油、みそ、辛みそなど。

 店内は縦長カウンター10席と2人卓×3。席間は狭め。卓上には醤油、ラー油、コショウ、一味。

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 雑味なく、しかも塩ダレが妙に自己主張せず、鶏と豚をじっくり煮込んだスープの旨味を存分に楽しめます。結構脂は多いのであっさりとは言い難いものの、食後はすっきり、胃もたれ感もなし。

 麺は細めでほぼストレートタイプでつるつるした口当たり。スープの絡み具合も文句なしですが、ただ見た目と違って案外噛みごたえ強め。

 バラ肉チャーシューや半熟卵の煮込み加減が絶妙!! 隣の兄ちゃんが餃子をアテに酒を2,3杯飲んでいましたが、この出来だとラーメンの具で酒飲むのも大アリでしょうなあ(混んでいる時にそれで良いのか?という問題はさておき)。メンマはやや甘めの味付け。他に麩、なると、青菜。

 大満足の一杯でした。

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2025.05.21

道の駅 もんじゅ@上ノ国(北海道) ~ てっくい天丼

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 江差と松前の中間にある上ノ国町。大昔はニシン漁で栄えたであろう北海道の日本海沿岸はどこもかしこも今は寂しい限り。そんな過疎の町での昼食は「道の駅」が頼り。

 「道の駅 もんじゅ」のウリの一つである「てっくい天丼(1600円)」を注文。「てっくい」とは、大きなヒラメのことで漁師の手を食いそうになるほど巨大なヒラメなのでその名があるようです。

 出来上がりに案外時間がかかり、最初に出てきたサラダを食べながらしばし待機。天丼には海苔と麩の味噌汁になぜか枝豆が付いてきます。

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 「てっくい天丼」はメインのてっくりがゴロンと横たわっている以外になす、まいたけ、さつまいも、大葉と食材は結構バラエティー豊か。

 しかしメインのてっくりはやたらでかいだけで、残念ながら味はかなり淡白。うーーん、これはちょっと好みから外れていました。たれが控えめなのは嬉しいのですが、それがかえって裏目に出ているかなぁ・・・この感じなら漬け丼か刺身でいただいたほうが良いかも・・・

 なお丼は広口ですが、底が浅いので量は見かけほど多くありません。

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 晴れていればレストランから日本海の絶景が楽しめるそうですが、残念ながら天候に恵まれず色んな意味でどんよりした一日でした。

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2025.05.15

あんかけ太郎 名古屋城金シャチ横丁店 ~ ミラカン

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 名古屋名物「あんかけスパゲティ」のチェーン店で、以前長者町店や名駅サンロード店に行ったことがありますが、名古屋城金シャチ横丁店は初めて。

 ここも名駅サンロード店同様、会計がセルフなどころか、発注も店内のQRコード化されたメニューをスマホで読み取って行うという徹底した省力化を図っていること。地元民だらけの名駅サンロード店ならともかく、インバウンド客を含めて観光客だらけのこの店でトラブルにならないのかな?

 またメニューを電子化してしまうと一覧性に難があるせいか、一応卓上にメニューも置いてあります。あんかけ太郎はやたらメニューが多く、大別して「あんかけスパゲティー」以外にも「インディアン」と「焼きスパ」というカテゴリーがあり、前2者について野菜ベース/ウインナーベース/卵ベース/揚げ物ベースとカテゴライズされたトッピングの違う各メニューが選べる感じ。
 
 今回も無難な「ミラカン」を注文。量もあんかけスパゲティは基本的にオッサンの食い物なのでどの店に行っても量がやたら多く、400gの「レギュラー(1090円)」で十分。一応S(250g)からM(1000g)まで選べます。

 店は観光地立地にも関わらずカウンター席主体。卓上には粉チーズ、タバスコ、ガーリックグラニュー、ブラックペッパー、ナツメグなど。

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 ミラカンは見た目通りウインナー、オニオン、ベーコン、ピーマン 、マッシュルーム、トウモロコシ、トマトなどの炒め物まみれで、脂っこいのが特徴。以前「チャオ」で食べた時はちょっとだけ混じっている生トマトがアクセントというにはちょっと個性が強すぎるという印象を受けましたが、ここはその弊を免れていました。
 
 麺はやや太めで、炒めたせいか心持ち硬め。店の能書きによると「あんかけスパの大きな特徴は極太2.2㎜のスパゲッティを茹で置きし、それをラードにくぐらせるという点です。特に太郎の麺はコシのある茹で方をしますのでモッチモチで噛み応えがありスパゲッティ本来の旨味とラードとの相性が抜群」とのこと。

 そしてその上にソースがたっぷり。大量の野菜とトマトソースから作られているんだとか。「あんかけ」と称してはいますが、ソースは甘いわけではなく、トマトの酸味からも程遠い。スパイスもあんまり強くはない。名古屋らしくやたら味が濃いわけでもない。オリジナリティー抜群だが、かといって際立った個性があるわけでもないというなんとも微妙な存在ですが飽きはが来ないのは確か。

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2025.05.09

はじめての萩・石見空港

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 離島でもないのにとにかく便数が少なくてなかなか利用する機会がない「秘境空港」の一つ、「萩・石見空港」を初体験。空港の愛称に山口県の「萩」が付いていますが、萩には全然近くなくて実際は島根県の最西部にある益田市の郊外にあります。萩からはこの空港も山口宇部空港も似たような距離(どちらも全然近くないw)なので、便数がはるかに多い山口宇部空港を使う方がほとんどではないかと。

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 東京便が一日2便になった喜び!!

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 秘境空港はそもそも飲食店がない、あるいはコロナ禍で閉店してそれっきりという懸念が拭えませんが、ここはレストラン「そらら」が営業していました。メニューに地方色皆無でしたがこういうところはもう営業しているだけで十分でしょう。

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 レストランからは到着した飛行機が丸見え。小さい空港なので地上職員が眼前にいるかのよう。

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 売店もちゃんとありました!!

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2025.05.06

どんどん 唐樋店(萩) ~ 肉ごぼう天うどん

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 山口県に「どんどん」といううどんチェーン店があると聞いて試食してみました。往訪したのは萩バスセンターのすぐ近くにある唐樋店。ちなみに「どんどん」は萩が発祥ですが、山口県内に幅広く店舗展開していて「ゆめタウン」などのSC内や幹線道路沿いでもしょっちゅう店を見かけます。

 ここは事前に食券を購入する方式で、店先のメニューで大きく取り上げられていた「肉ごぼう天うどん(610円)」を注文。店先のメニューには690円とあったので不思議に思ったのですが、この店は11時まで格安の「モーニング」をやっていて、11時ぎりぎりの入店だったので「モーニング肉うどん(460円)」に「ごぼう天(150円)」トッピングという扱いになっていたようです。

 店内は4人卓×5とカウンター4席。水セルフ。卓上の鉢に刻み青ネギが入って取り放題!!

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 うどんは口当たりこそ柔らかめですが、かろうじて弾力性が保たれているので、全然コシがない博多のうどんよりはだいぶマシ。まぁ「ごぼう天うどん」推しな点からして九州のうどんの影響を強く受けているのでしょう。なお麺は自家製とのこと。

 つゆは「北海道の利尻昆布、九州天草のうるめ節、焼津のさば節など全国から集めたこだわりの素材を使い、毎日お店で丁寧にだしを取っています。」とのこと。やや甘めですが、これは文句なしに美味い。甘めに煮込まれた肉ややたら太いごぼう天から脂が乗り移って、食べ進む毎に旨味マシマシ。

 店内を見渡すとカツ丼にも力を入れていることが判ったので、次は宇部や山口市の店でカツ丼にトライしてみます。

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