2017.05.14

沼田商店@宮城・岩沼 ~ 醤油中華

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 JR東北本線岩沼駅を出てすぐ。地方の小都市には今どき珍しい駅に隣接したラーメン店で、18きっぷでの旅行途中で立ち寄った次第。屋号に「麺組分店」が冠されていますが、「麺組」という岩沼のラーメン店が別にある模様。先客11、後客8と繁盛していて、到着時には店内に待ち客3。その後も絶えず店内に2、3人待ち客が出来ていました。

 店内の券売機でボタン先頭&店お勧めのの「醤油中華(700円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは他に塩中華と味噌中華。他の客の注文を見ると、味噌中華の注文も結構多い模様。

 店内は縦長カウンター10席で席間がやや狭くて難儀。水セルフで、コップと給水器が店奥に。厨房にはオッチャンとオバハン。店内にはAMラジオで仙台のローカル番組が流れていてちょっとした旅気分に。

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 4杯1ロットで調理してはいましたが回転はイマイチで、入店してから20分くらいでようやく登場。

 スープは鶏ガラベースでしょうか。コクに溢れ、かつまろやかな味わい。かえしがいたずらに自己主張せず、出汁の旨味を十二分に楽しめます。もっとも飲み進むとややしょっぱさが気にはなってきましたが。

 麺は細めのストレートで、つるつるした食感。スープの絡み、相性共文句なし。

 具もとりに拘ったのか、鶏チャーシューと鶏つくね。メンマにはわずかに胡椒をまぶしてあるようで少々違和感。他に刻みネギ。

 ラーメン自体は特にローカル色が強いわけではありませんが、近所の人で混み合うのは当然の一杯でした。

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2017.05.12

スタミナラーメン 松喜吉@水戸

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 水戸駅南口から東へ徒歩20分強。潰れたイオン下市店の裏辺り。先客1、後客8。

 水戸&ひたちなかを代表するB級グルメ「スタミナラーメン」がウリものの店で、卓上のメニュー先頭の「スタミナラーメン  並(700円)」を注文。女将さんにわざわざ「あったかいほう?」と聞かれたので「スタミナ冷やし」を注文する人のほうが多いのかな?と思いましたが、往訪時はまだ寒かったせいか、後客の注文もほとんどHOTでした。券売機はなく、後払い制。

 HOT、冷やしとも麺の量を増やせ、大盛りどころか4玉まで増やせるのにはびっくり。他にメニューは「スタミナ丼」があるだけかと思ったところ、「しょうゆラーメン」も一応用意。

 店内はL字型カウンター10席強。隅に給水機が置いてあって水セルフ。店内に水戸ホーリーホックのポスターが貼ってあって好感が持てました。店は御夫婦で切り盛りしているのかな?

 開店してまもない時間帯のためか、出来上がりに時間かかって15分強待たされました。まとまって炒め物というか餡を作るのに時間がかかるみたいで、5杯いっぺんに出した後やってきた客にはあっという間に提供。

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 何の変哲もないしょうゆラーメンの上にたっぷりと甘辛の餡がかかって出てくるのが「スタミナラーメン」。キャベツ・ニンジン・ニラはともかく、カボチャやレバーといったあまりラーメンでは見かけない具材を取り入れているのが特徴。特にレバーは好き嫌いがはっきりと分れるでしょうから要注意。一味を多用してピリ辛に仕上げているため、あんかけにありがちな甘ったるい味わいとは無縁。

 ベースとなるスープはごくごく普通の醤油ラーメンのそれで、餡の味わいを損なわぬよう己を消しています。

 麺は太めの緩い縮れ麺で、もっちりした食感。飴が絡みついても負けない仕上がり。餡の具材が豊富なので並でも特に量が少ない感じはせず、「4玉」ってどんだけー!(古)

 馬喰町にあった「総本家 茨城スタミナラーメン松五郎 東京支部」で「冷やし」を食べた時は味が濃厚かつ単調なんで一回で十分と思い、案の定店もあっという間に潰れてしまいましたが、久しぶりに現地で食べてみたら大満足。単に「冷やし」より「HOT」が好みだったのかもしれませんが。

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2017.05.10

【駅ハイ】【世界盆栽大会記念】盆栽と歴史を堪能しよう!

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 今年4月27日(木)~4月30日(日)に開催された「第8回世界盆栽大会inさいたま」を記念して設定されたコースで、歩行距離約6kmとかなり短め。しかもルートは3月に行った「鉄道のまち大宮 桜の名所と歴史を巡る」の前半とほぼ被っており、新味は全くありません。

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 ただこういう機会でもないと「大宮盆栽村」なんてまず行くことはないでしょうし、またコースが短い分盆栽見物にもじっくり時間を割けて、これはこれで良いのかも。

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 大宮盆栽美術館に行かなくても、盆栽村には無料で園内を開放している盆栽業者がいくつもあります。ただ盆栽は美術品ゆえか、大抵園内撮影禁止。その点美術館は観光客の記念写真用にと気遣って撮影できるものをいくつか用意してあります。

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 撮影用に展示された盆栽の中では蝦夷松と「鳴子峡」と名付けられたもみじがお気に入り。

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 盆栽美術館は土呂駅が最寄り。1983年に出来た割と新しい駅ですが、最近の私鉄の感覚なら「大宮盆栽村駅」になっていた気がします。

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2017.04.15

甲府盆地の花見2017

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今年のアウェー甲府戦は真夏の平日開催で、とても行く気になれないのでその代わりというわけではありませんが、甲府盆地の花見に行ってきました。都心部では散り始めた桜も甲府ではまだまだ満開。天気はあいにくの花曇りですが、上写真は甲府駅横の舞鶴城公園。

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こちらは中央本線の車窓からも良く見える勝沼ぶどう郷駅周辺の桜。旧勝沼駅はもともとスイッチバックだった関係で構内が広く、その跡地に地元の方が桜を植えたのだそうで。

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本来であればこの時期の中央本線の車窓の主役は春日居町駅周辺の桃の花のはずですが、桜同様今年は桃も開花が遅れ気味で見頃はもうちょい先という塩梅でした。

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甲府まで来ればどんな季節だろうと「ほうとう」は欠かせません(苦笑)

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2017.04.14

洋食 あけぼの@神戸・新在家 ~ ビフカツランチ

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 神戸に来ても「神戸牛」には手が出ません(´・ω・`)ショボーン というわけで「ビフテキ」で我慢。往訪したのは灘界隈を散策していた際に通りかかった「あけぼの」。阪神電鉄新在家駅から国道2号線を西へ。場所柄観光客には無縁の、こじんまりした洋食屋さんです。先客6、後客5と地元客でそこそこ繁盛。

 メニューはたくさんあるけれども川口価格の洋食に慣れてしまうとどれもチト高いなぁ。でもせっかくなので「ビフカツランチ(1600円)」を注文。「ビフカツ定食」「ビフカツセット」と似たようなメニューが同価格で並んでいるのが不思議。ごはん大盛りが無料サービスなのに後で気づくも時すでに遅し。

 店内は縦長カウンター5席と2人掛けテーブル3卓、4人掛け1卓。広くはない店内にきっちり詰め込んだ感じ。油煙が店内にこもりがちなのは困りもの。店は御夫婦で切り盛りしているのかな?

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 ビフカツランチはビフカツ+エビフライ+クリームコロッケの盛り合わせ。柔らかいビフカツの上に甘めのデミグラスソースがたっぷり。エビフライにはこれまたありあまるくらいたっぷりタルタルソースを添えて登場。結構なボリュームかつソースたっぷりの濃い味付けのため、ご飯普通盛りだとおかずのほうが余ってしまいました。特にクリームコロッケ。でもご飯を大盛りにするとどう見ても食い過ぎやし(苦笑)。

 洋食屋というよりは限りなくがっつり系食堂みたいな気もしますが、それゆえに近所の方々に支持されてそこそこ繁盛しているのでしょう。

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2017.04.01

直ちゃん@延岡 ~ チキン南蛮は延岡生まれ!

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 宮崎県発祥の鶏肉料理「チキン南蛮」。もっともチキン南蛮がポピュラーになりすぎて全国どこでも食べられるようになり、宮崎発祥であること自体あまり知られていないような気もします。

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 タルタルソースをかけた、現在一般的なタイプのチキン南蛮は宮崎市の「おぐら」が発祥と言われています。ところが、タルタルソースをかけないタイプがチキン南蛮の原型で、その発祥は延岡にある「直ちゃん」だと聞いて早速試食に出かけました。

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 店は延岡駅のすぐ近く、すっかり寂れ果てた飲食店街の一角。周辺の雰囲気や屋号から「食事もできる居酒屋」だと思い込んでいたのですが、驚いたことに純然たる食事処で飲んでいる客は皆無。夜なのに外に2人、店内に2人待ち行列が出来ており、その後も絶えず2、3人並ぶくらいの客入りでしたが、長居する客はいないのでさほど待たされることなく席に案内されました。またテイクアウトも受け付けている模様。

 メニューを見てお目当ての「チキン南蛮定食(900円)」を注文。他に「日向鶏タタキ風定食」「鶏モモ焼き定食」との3本立てですが、ほとんどの客がチキン南蛮を注文していました。

 店内はカウンター8席と4人掛けテーブル4卓、さらに店奥に小上がりといった構成。

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 タルタルソースがかかっていないので、ぱっと見はただのチキンカツ定食。実態は油で揚げた鶏のムネ肉をあっさり味の特製甘酢にさっとくぐらせたもので、当然ながら味わいはその甘酢が全面支配。この甘酢が好きかどうかが全てでしょうなぁ、恐らく。個人的にはご飯のおかずとして酢が主張するものはちょっと苦手で、割とすぐに飽きがきてしまいました。

 そこで登場するのが卓上のマスタードと柚子胡椒。これで味に変化を付けながら食べ進むのが吉。マスタードだとそれこそただのチキンカツっぽくなってしまうので、柚子胡椒のほうが好み。魚介系の出汁が効いた味噌汁が酸味をリセットするのに一役。

 鶏自体は柔らかくてサクサクっと食べられるだけに、「鶏モモ焼き定食」みたいな素材をそのまんま生かした料理のほうが美味かったかもしれんなぁという根源的な疑問をいだきつつ完食。タルタルソースなしタイプのチキン南蛮もこれはこれでありなんですが。

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2017.03.23

こむぎ屋@坂出 ~ カレーうどん

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 高松で食ったうどんが大ハズレ。いかにも観光客向けっぽい店だったのが良くなかったか・・・その口直しを兼ねて坂出で急遽うどん屋をネット検索し、駅から近くて評判が良さげな「こむぎ屋」を往訪した次第。

 駅前のイオンの裏にあり、外観は地味な店ですが入ってびっくり、店は地元客で大賑わい。

 うどん屋で難儀なのは入ってみないとどういう店なのか判らないこと。外観が地味なのでセルフ店と思い込んでいたところ、この店はなんとフルサービスの一般店でした。といっても地元の常連だらけなのでオバチャンが注文を取りに来るというよりは、着席するなりオバチャンに向かってオーダーしている方が大半。

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 もっとも当方は一発でよそ者と見抜かれて、着席するなりオバチャンに「注文が決まったら声かけてくださいね!」と言われました。店先に「本日のサービス品:カレーうどん(300円)」との案内が出ていたので、それを「中(+50円)」で注文。さぬきうどんは麺はもちろん出汁も美味いので、カレーうどんを頼むのは正直邪道だろうと思いますが(苦笑)厳寒期のためか、周囲を見ても汁物の温かいうどんを頼んでいる人だらけで、ぶっかけとかざるとかは皆無。

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 店奥におでんやおにぎりが置いてあって、常連は思い思いにピックアップ。おでんをアテに昼間から一杯やっている人もちらほら。そしてテーブルには水や麦茶のタンクが鎮座。

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 やや堅めで、コシが強い、いかにも讃岐うどんらしい麺を十二分に堪能。有名店でもなんでもない、いかにも普段使いっぽい店なのに地元客でにぎわっているのも道理。香川のうどん屋の層の厚さを再確認した一杯でした。

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2017.03.22

岡本中華@中田 ~ 白系徳島ラーメンの老舗

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 JR牟岐線中田駅から北へ徒歩10分ちょっと。徳島市の南、小松島市にあり、夕方の中途半端な時間にも関わらず先客4、後客5とまずまずの客入り。

 「徳島ラーメン」といえば「いのたに」や「ラーメン東大」のようなかなり甘めの豚骨醤油味が想起されがちですが、それは徳島ラーメンの中で「茶系」と言われるもの。徳島ラーメンの源流は「白系」らしく、白系の老舗である「岡本中華」を往訪した次第。なお徳島ラーメンには他に「黄系」と呼ばれるものもあるとのこと。

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 券売機はなく、卓上のメニューを見て「中華そば肉入り・小(700円)」を注文。生卵はサービスではなく別料金でした。後払い。

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 店内は壁沿いにカウンター席5+3席と4人掛けテーブル6卓。老舗の割には外観・内装とも小奇麗。店内にはかすかに豚骨臭が漂っています。

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 スープが並々と注がれた状態で登場。ぱっと見はごく普通の豚骨ラーメン。ただ「茶系」同様、豚骨醤油であることには違いはない(白醤油ベースなのかな?)ようで、やはり甘目。といっても「茶系」ほどかえしの自己主張は強くなく、豚骨の旨味を殺さない範囲内にとどまっていると思います。

 「阿波ポーク」使用が自慢のバラ肉チャーシューも同様に肉の旨味を活かした煮込む加減に留まっていて、茶系にありがちなようにご飯がないと食べづらいほど味が濃いわけでもありません。実際先客・後客とも「めし」を頼んでいる人はいませんでした。もっとも中途半端な時間なので小腹を満たすべく来店した客だらけだったのかもしれませんが。

 ただちょっとスープがぬるいかなぁ。厳冬期ゆえかもしれませんが、これに生卵を落とすのは自殺行為でしょうし、チャーシューに生卵をからませる必要もなさげ。

 麺は並太ストレート。つるつるした口当たりで若干柔らか目。

 他に青ネギ、海苔、細モヤシ。箸休めにもうちょっとモヤシがあったほうが嬉しいのですが、それはオプションで頼んでくれということなのかも。

 正直白系のほうが茶系より万人受けするのではないかと思うのですが、徳島県外ではまず食べられないのは残念です。

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2017.03.20

八千代@阿波池田 ~ うどん定食

 徳島県西部の山間にある阿波池田駅。鉄道で高知へ行く際に何度も通過してはいますが、降りたのはたぶん初めて。高校野球で有名な池田高校は高台にあって車窓からも良く見えます。

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 地方都市にありがちなことですが、ここも駅前の商店街は壊滅状態。そんな商店街の中にある大衆食堂「八千代」に入ってみました。商店街は寂れ切っていますが、どこからやってくるのか、店には入れ替わり立ち代わり客がやってきます。

 和洋中なんでもあり、文字通りの大衆食堂。メニューの中から「うどん定食(670円)」を注文。「祖谷そば」もありましたが積極的に推している感じではなかったので、より無難なうどんをチョイス。

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 素うどんに山菜ごはんとサラダが付いた「うどん定食」。炭水化物に炭水化物を重ねる関西っぽい定食です。大衆食堂のうどんに多くを求めても仕方ないのですが、どちらかといえば讃岐寄りのコシがしっかりした麺で、だしもまずまず。松山の鍋焼きうどんみたいなだしが甘くて麺がやわやわなタイプは個人的に苦手で、地理的に愛媛寄りのものが出てきたら難儀やなと思ったのですが杞憂に終わりました。

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 常連さんが店奥からおでんやおいなりさんをセルフで取り出すあたりも、香川のうどん屋でよくみかける光景。

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 街の自慢は昔も今も池田高校。

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2017.03.13

楽味家 まるげん@伊東 ~ 網代イカメンチ

 網代がB級グルメとして売り出している「イカメンチ」。網代温泉観光ナビによると「網代に昔から伝わる家庭の味・母の味であり、地元で水揚げされたアジ、サバ、イカ、トビウオなどのすり身を使用し、刻んだイカや野菜と調味料を加えてつみれにした後に、揚げる、焼く、茹でるなどの方法で加熱調理した郷土料理(水産練製品)」とのこと。

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 ただ網代を車で通りかかるのならともかく、温泉地としてはかなりマイナーで単なる漁港という色彩が強い網代に電車で途中下車するのは少々面倒。そこで近隣の伊東でイカメンチを出しているところはないかと調べて、「楽味家 まるげん」を往訪した次第。湯の花通りにあり、駅からも徒歩5分程度。居酒屋が本業ですがランチメニューも充実していて、観光客で賑わっていました。店先にも「俺のイカメンチ」の文字が躍っています。

 ところが卓上のランチメニューを見ると「イカメンチ定食」はありません。イカメンチは単品でしかやってないのかと思って女将さんに聞いたところ、イカメンチ2個にお刺身が付いた「イカメンチ定食(1560円)」ができるとのことでひと安心。

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 どどーんと登場。おまけという認識だった刺身が案外でかくて主役のはずのイカメンチを食う勢い。実態としては刺身定食にイカメンチを2個付けたといって差し支えないでしょう。

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 予想以上にイカの自己主張、イカのつぶつぶ感が強くて、さつま揚げみたいなすり身の揚げ物とは完全に一線を画しています。とはいえ揚げ物は揚げ物なのでビールのアテには最適。微妙にコリコリする食感も楽しい。

 また揚げ物と言ってもイカ中心の海産物ベースなので、肉のミンチほど重くなく、刺身と合わせても全く違和感がありません。ただご飯のおかずとしては3個以上食うと飽きるかなぁ。思った以上に刺身のボリュームがあったので、半分くらいご飯のお替りをサービスしてもらって大満足。

 シンプルかつ当たり外れがなく、いかにも万人受けする一品。食材は網代じゃないと採れないものを使っているわけではないので、熱海や伊東一帯で食べられると良いのですが。

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