2008.01.25

伸二、ボーフム移籍決定

公式発表ではありませんが、伸二のボーフム移籍が決まったようです。

依然足首痛が完治していない伸二を、残留争いに巻き込まれていて即戦力が必要なボーフムが慌てて採ることはあるまいとタカをくくっていたのですが、意外や意外、とんとん拍子に話が進んでしまいました。ボーフム、浦和とも何かビジネス上の判断が加わった気が無きにしも非ずのような・・・

浦和としてもポンテがしばらく戻ってこれず、一応トップ下が出来る長谷部もいなくなってしまったというこのタイミングで伸二が抜けてしまうのは痛手。

ただ昨年の伸二はオジェックとの確執を取り沙汰され、また相変わらず故障にも悩まされてか、CWCの終いにはベンチにも入れない有様。果たして今季のオジェックの戦力構想に入っているのかどうか、やや怪しいところがありました。浦和が引き止める様子がないところからすれば、もともと戦力外だった可能性はきわめて強いと思います。

またやや長い目で見ても伸二のパフォーマンスが「移籍金250万ユーロ  3年契約 年棒1億8000万円」と言われた巨額投資に見合ったものではなかったのも確か(まして固定給とは驚きました!)。06年に浦和へ復帰しましたが、フェイエノールト在籍時と同様に怪我に悩まされ、また運動量が少ないポンテと伸二を2列目に併用すると、これまた運動量が少ないワシントンの孤立傾向が高まってしまうという戦術的な問題もあって、伸二の活躍の場は次第に狭められていったように思います。思えば伸二が輝いた試合は必ずといっていいほどポンテがいなかったような気もします(06年天皇杯磐田戦@埼スタ、07年磐田戦@エコパとか)

従って目先は打撃だけれども移籍金が取れる契約期間中に伸二を移籍させたほうが中期的には得策と浦和が判断しても不思議ではありません。いや得策どころではなく、今年大型補強を敢行したため、高年棒の伸二放出が資金面で必須だった可能性すらあります(昨年の阿部獲得やその前のマルケス獲得見送りの経緯からすれば、浦和は金を持っているようで意外に慎重です)。

浦和に帰ってきたときには予想だにしなかった、やや残念な別れになってしまいました。しかし、思うような仕事ができず、傍目にもやや苛立ちを隠せないように見える伸二にとって環境を変えるのは悪くないことかもしれません。伸二にとって良い移籍であって欲しいものです。

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小野、ボーフム決定!活躍次第で浦和での年俸超えも(報知)

 浦和MF小野伸二(28)が、ドイツ・ブンデスリーガ1部13位のボーフムに移籍することが24日、決まった。小野は沖縄で第2次自主トレを行っており、28日にも渡欧して正式契約を結ぶ予定だ。

 ボーフムから、2度目の完全移籍のオファーがこの日朝、浦和に届いた。浦和の中村修三GMは「条件面は前回より向上した。レッズに絶対必要な存在だが、伸二本来の輝きを取り戻すために無理に引き留めるわけにいかない」と説明した。

 関係者によると、14日の初回オファーから浦和側の要望で条件が引き上げられ、大筋合意に至った移籍金は2回払いで総額50万ユーロ(7750万円)。複数年契約となるが、異例なのが年俸だ。

 基本部分は推定60万ユーロ(9300万円)で、浦和での日本人最高年俸の1億8000万円から半減となるが、出場給などのプレミアムを合算すると「現在の年俸を当然超えます」とボーフム関係者は証言。浦和では完全固定給で、1試合90万円の勝利給などは対象外だったが、今回はパフォーマンス次第で大幅昇給を勝ち得る契約となる。

 小野は4日に一度渡独し、施設見学とメディカルチェックを済ませている。ボーフムのシュテファン・クンツ強化部長は、練習参加をわずか1時間で切り上げることになった古傷の左足首の回復状況を確認することを求めていたが、2度にわたる沖縄自主トレで順調に回復。小野と契約する秋山祐輔代理人も「足首は何も問題ない」と語った。浦和の2年間では負傷の連続に苦しんだが、3年ぶりの欧州リーグでは天才完全復活と待望の日本代表復帰を目指す。

(2008年1月25日06時03分  スポーツ報知)

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2008.01.24

浦和、グアムキャンプ日程

今朝の日経にJ1チームのキャンプ地一覧が載っていました。

浦和のキャンプインは全チームで最も遅い2/11。グアムで2/24までキャンプです。

昨年は久しぶりに早めに全日程を終了したのに始動が遅いのは、疲労回復に最重点を置いたのと代表組のスケジュールを考慮したためでしょう。代表組とそれ以外でコンディションにバラつきがあるのがオジェックにとって悩ましいでしょうが、今年はブルズカップみたいなくだらないイベントもありませんし、開幕へ向けて十二分な準備ができそうです。

なおグアムでキャンプを張るクラブはやたら多いのですが、

・札幌:1/21~2/13 (その後熊本へ)
・浦和:2/11~2/24
・大宮:1/29~2/12
・木白:1/26~2/2(その後霧島市へ)
・瓦斯:1/23~2/1(その後都城へ)
・新潟:2/2~2/16(その後静岡へ)
・大阪:2/1~2/8(その後ハワイへ)
・神戸:1/31~2/14

と浦和と入れ替わりにグアムを去ってしまうところがほとんど。練習試合の相手をしてくれそうなところは新潟しかありません。

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2008.01.23

浦和、年頭所信表明

唐突にクラブから「2008シーズンにあたって」と銘打たれた一文が公表されました。ちょっとダラダラとした書きぶりで一部要領を得ず、おそらく27日の「KICKOFF2008」で社長やGMから補足説明があると思いますが、私なりに感じたところを記しておきます。

なお私は「KICKOFF2008」には行けないので、皆様の渾身のレポートを楽しみにしております。

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1.2008シーズンの浦和レッズは、「強くて魅力あるサッカー」をさらに求めていきます。特に、ホームゲームでは、よりアグレッシブに闘っていきます。

06~07年の浦和は結果こそ出たものの闘い方があまりにも守備的で、「この面子でこれかよ?」という批判がクラブの内外から強かったことに応えたものでしょう。特に昨年はホームゲームですら守備的に闘ったことに対し、ワシントンや岡野が表立って監督を批判するという異常事態に及んでいます。実際昨年はホームで勝ちきれず、これがリーグ優勝を最後の最後で逃す一因になってしまいました。

「守備から攻撃までの各パートについて、そのバランスを改善し、安定させていきます。とりわけ攻撃面に関しては、より速く、そして創造力あふれるものにします。」ということで、フロントはこの公約を実現すべく、今オフに攻撃的な選手を重点的に補強しました(今野の補強だけは全く解せませんが・・・)。

但し、監督を代えずに攻撃面にバランスシフトしたチームのコンセプト転換が可能なのでしょうか? 手駒の能力を見極めた上で、あるいは相手との力関係とかクラブの置かれた状況に応じて攻撃的に行くとか守備的に行くとか、そういう器用なことができる監督であれば何の心配もないのですが、一般的にリスクテイク指向とかバランス指向とかいうのは監督の個人的な嗜好に左右されがちなのではという疑念が拭い切れません。

上記の決意表明は、今シーズンの試合内容如何では、結果に関わらず監督を代える可能性があることを示唆したものと受け止めました。

2.普及・育成を行うアカデミーセンターを大胆に強化して、若手選手の育成に力を注ぎ、クラブ・チームとも昨シーズン以上に「前進」することを誓います。

「アカデミーセンター」の機能強化については既に手が打たれていて、

・横浜Mから池田誠剛氏が下部組織のフィジカルコーチとして浦和に加入
・京都から育成世代指導のスペシャリストとして知られる矢作典史氏を招へい

の2例が報じられています。アカデミーセンターの「施設の拡充」については後日発表があるのでしょう。下部組織がトップチームへの人材供給源として機能していないことは浦和が抱える最大の弱点として従前から指摘されており、当然の施策です。

普及に触れた項でレディースへの言及がないのは何か意図があるのでしょうか?

3.シーズンのクラブテーマは、「GO FORWARD HAND IN HAND」です。日本だけでなく、アジアそして世界での挑戦を見据え、ファン・サポーターの皆様、ホームタウンの皆様と手を取り合って、前を向き力強く進む決意を表したものです。

これだけだと意味不明ですが、具体策として「チームの練習環境やサポーターの観戦環境の向上を目指して、クラブハウスの増築・改修やレッズランドの整備などを検討していきます。ホームゲームの多くが開催される埼玉スタジアムも快適さを意識していきます。」と記されています。

「埼玉スタジアムも快適さを意識」とは屋根のことなのでしょうか? そういう趣旨で屋根を希望しているわけではないのですが(^^?

4.パートナーシップを結ぶFCバイエルンミュンヘンとの連携をさらに具体化させ、両クラブの発展につなげていきます。

この辺は時候の挨拶みたいなものでしょう。

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まぁ目を見張るようなことが書かれているわけでもなく、がっかりさせられるわけでもありませんが、08年の目標が

2008シーズンの目標はアジア連覇と、国内での闘いを通じて、浦和レッズの地位をより確かなものにすることです。優秀な選手たちに、国際経験を持つ新加入の選手を加えて、この目標に到達することに全力を傾けます。

と、国内リーグ制覇に関してはなぜかものすごく歯切れが悪いのはさすがに気になりました。攻撃型へチームを転換する過程においてACLとリーグの2冠達成は難しいと考えているのでしょうか?

まぁたいした補強をしていないどころか、戦力が下がっているのに崇高な目標をぶちあげてしまうクラブよりはいいかとも思いますが・・・

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2008.01.18

今季の展望というか妄想

主力の移籍も一段落して、ダイは早速各チームの戦力補強評価特集を組んでいます。ただいつもながらこれが当たらないんですな・・・ 外国人選手はどれだけネームヴァリューがあってもやってみないと実力のほどは判らないし、日本人選手でも個人能力は高いのに噛み合わないケースが少なくない。おまけに監督が変わったりすると何がどう転ぶのかさっぱりわからん。

従って、この時点で各クラブの戦力評価をするのは淫らな妄想に耽るのと大差がないと常々思うのですが、その妄想が楽しいというのもまた然り。

で思うんですが、今年の仮想敵は川崎ですかね?今年はなにせACLの負担がない。ジュニーニョ&フッキの強力2トップ。左WBに山岸。難点を上げればマギヌンが抜けたトップ下を埋める人材が不確定なのと、代表で酷使される中村憲の代わりがいないこと。

鹿島は昨年なかったACLと代表の負担(たぶん岩政と田代は継続的に呼ばれると思う)をどうこなすか。柳沢が抜けてFWの層が薄いのが最大の難点で、長期離脱者が出ると失速しかねない。

G大阪は相変わらず遠藤の代わりがいないので、ACLの負担が増えてまたまた夏に大失速。ルーカスが来ようが、水本が来ようが関係ない。これは鉄板。

清水はチョジェジンの代わりの外国人FWの出来次第でしょう。ACLはもちろん、代表の負担も無いに等しいので新外国人が働けば案外手強いかもしれん。ただもともとの地力が鹿島・G大阪・川崎ほどじゃないからなぁ・・・

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2008.01.16

長谷部、移籍決定!

公式の発表はまだですが、長谷部本人がヴォルフスブルクへの完全移籍を表明しました。

行き先が長谷部を金づるとしか考えていないシエナではなく、多少なりとも戦力として考えている節があるヴォルフスブルクだったのは幸い。浦和がブンデスリーガに豊富な情報源・人脈を持っていることも長谷部の移籍に際して多少手助けになったかもしれません。

一度決めたら絶対に引かないのが長谷部の性格で、周囲には「無理」と思われたハードルを長谷部はこれまで次々と乗り越えてきたのですから、今回の海外移籍も必ずや長谷部が大ブレイクする切っ掛けになることでしょう(半ば希望的観測ですが)。

02年に浦和入団。「エジムンド事件」が塞翁が馬となって03年からレギュラーポジションを獲得。トップ下に強力なライバルが加入するとともにポジションこそトップ下からボランチへ移しましたが、浦和不動のレギュラーとして現在に至りました。

長谷部のベストゴールは個人的には04年セカンドステージ第3節の磐田戦。雨の埼スタ。ロスタイムにドリブルで斬り込んでやや難しい角度からのゴールで磐田をねじ伏せました。磐田がまだ強豪と目されていた頃だけにあのゴールの味は格別でした。

浦和がセカンドステージを制した04年。長谷部は当然のごとくJリーグベストイレブンに選出。

ただ残念なことに長谷部の輝きはこの04年セカンドステージをピークにちょっとずつ陰りを見せ始めたように思います。それは端的にいって得点数(リーグ・ナビスコ・天皇杯込み)の減少となって表れています。

長谷部の最大の持ち味は中盤深い位置からのドリブル突破。しかもドリブルだけではなく、パスセンスをも持ち合わせているので相手は非常に守りにくい。攻撃能力の高い長谷部と守備能力の高い啓太との2ボランチはまさにこれ以上ない組み合わせ。浦和史上最も攻撃的だったと目される04年セカンドステージにはその長谷部の持ち味が如何なく発揮されました。

ただ05年以降浦和は急速に守備偏重へとスタイル転換し、それと共に長谷部はやや難しい役割どころを強いられたように思います。持ち味を半ば封印された以上「現在の浦和に魅力を感じない」と長谷部が感じても仕方ありません。

06年1月にようやく日本代表に選出されたものの、あの糞監督の下では時既に遅しで代表定着ならず。オシム監督に代わってからも最初に代表に呼ばれただけで、すぐに選考から外されてしまいました。これはほぼ同タイプの中村憲にポジションを取られた結果であることは明白。この辺りも海外移籍を後押しする要因になったのかもしれません。

浦和レギュラー陣の中では若手に属する長谷部が抜けることは、浦和の世代交代を考えると痛恨の極みですが、きっと長谷部は一回りも二回りも大きくなって浦和に戻ってきてくれることでしょう(完全移籍なのでその保証はありませんが・・・)。

P.S.

「条件には指宿合宿など今後の代表参加への理解度が含まれており」なんて報道もあるけれど、海外のクラブへ移籍するならそのチームでレギュラーを掴むのが最優先で、代表なんて二の次三の次でしょう。まして長谷部は代表のレギュラー格でもなんでもないわけですし。海外に移籍したのはいいけれど、ちょろちょろ代表合宿に呼ばれるのが災いしてクラブに定着できず、そのままベンチウォーマーどころかベンチにすら入れなくなった先人の轍を踏まないように願いたいものです。

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2008.01.15

大将、トップチームコーチ就任

大将の浦和復帰が正式に発表されました。トップチームコーチとしての復帰です。

しかしコーチングスタッフの陣容までは発表されず(昨年はこの時期に新体制が発表されています)。従って大将の役割分担は不明。昨年11月の報道では「若手育成担当」との話が出ていましたが、昨年サテライトを担当していた広瀬コーチとの関係はどうなるのでしょうか?

全陣容が公表されてから議論すれば十分な話ですが、大将は監督と選手との橋渡し役を求められるような気がします。オジェックは選手とのコミュニケーション能力が高いとはいえず、硬直的な選手起用と相まってチーム内には随分と不満が溜まったように見受けられました。

年長の岡野がベンチ待機を強いられているメンバーのガス抜き役を買って出ています(岡野のブログでは結構ストレートに監督批判していますしね)が、まぁあれは岡野のパーソナリティーというか「個人能力」に頼っているところが大なわけで・・・

浦和がまだ一人前のクラブになっていなかった頃は浦和の全選手を代表してフロントと対峙する機会が多かった大将。大将の公式な役割が何になるにせよ、おいおい自然と「福田さんから監督にお願いしますよぉ・・・一言言ってくださいよぉ・・・」と選手に頼られる立場になるんじゃないかなぁと推察します。大将と共にプレーしたことがない選手も増えてきましたが、大将を兄貴分と慕う選手は少なくないでしょうし。

これじゃ絵に描いたような中間管理職ですが、そういうのもコーチ修行かと。

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2008.01.11

和やかならぬ傾向

「浦和大型補強完了」との見方が強いようですが、浦和情報については信憑性に乏しいことで知られる日刊氏ねが報じているのみ。従ってもう一波乱あるのではないかと先日来ワクテカしていたのですが、高原以降すっかり移籍報道は下火になってしまいました。始動までまだ半月以上ありますが、戦力構想を揺るがすような選手の出入りは今週一杯でおしまいと考えざるを得ません。

水本はG大阪へ(報知)

水野はセルティック移籍が決定的(各紙)

とかつて名前の上がった有力選手には浦和は手を上げていない模様。今オフで浦和が移籍獲得した選手は、レンタル復帰のアレックスを含めて攻撃的な選手ばかり。今野を獲れなかった代わりの守備的な選手補強はありません。

そもそも今野補強なんてイラネ、というのが私の考えですが、それはともかくフロントの補強方針に一貫性がないというのは気になります。今野の件は「代理人側から売り込んできたのに最後に裏切られた!」との報もありましたが、仮にそれが本当なら是非とも必要でもないのに「せっかくの機会だから」と買ってそのまま押入れや冷蔵庫にしまいこんでしまうアホなオバハンと大して変わらないような・・・ その補強センスはまるで名古屋・・・

いったい今野獲得の意図はなんだったのか? まぁそんな終わったことを問い詰めても仕方ありませんが、浦和の「和やか」ならぬ「名古屋化」が少々心配です。

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2008.01.09

赤星、水戸へレンタル移籍

赤星貴文選手、水戸ホーリーホックに期限付き移籍(浦和公式)

浦和入団後3年を経過した赤星のレンタル移籍が発表されました。赤星は出場暦を見てもはっきりと判るように出場機会が完全に先細り。

同期入団で、同じくトップチームでの出場機会がほとんどなかった中村選手が先に湘南へ完全移籍と報じられたため、赤星選手もおそらく何らかの形で移籍するのだろうと予想はしていましたが、やはりその通りになってしまいました。

赤星選手は1年目の天皇杯で活躍し、その将来を大いに嘱望された逸材ですが、2年目以降怪我で離脱する期間が多いこともあって、ただでさえ出場機会を得がたいのにベンチ入りの機会さえ乏しくなってしまいました。

3年目は監督がオジェックに変わりましたが、残念ながら出場機会皆無。A3の遠征メンバーに入れなかった辺りでオジェックの構想外となったものと思われます。怪我が多いことに加え、若手の割には運動量が少ない(パスを出した後で立ち止まってしまう、いわゆる「パス出し小僧」化)のが監督に嫌気されたのかもしれません。

今般完全移籍ではなくレンタル移籍となったのは必ずしも前向きの意味合いではないとワシ個人的には判断しておりますが、その内実はともあれ水戸でしっかりと出場機会を掴んで、再度浦和でチャンスを窺えるレベルに達してくれるよう願ってやみません。

<出場暦>

2005年:Jリーグ2試合/ヤマザキナビスコカップ1試合/天皇杯3試合
2006年:ヤマザキナビスコカップ4試合
2007年:公式戦出場なし

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2008.01.06

大物Nに踊らされた日々を振り返る

 オヒサルで高原内定発表。

 さきほどNHKの7時のニュースでも浦和移籍が報じられました。昨年の阿部同様、代表主力の移籍となると世間一般の関心度も些か違うようです。

 暮れにオファーが報じられて、あっという間の獲得劇。

 「大物N」が来るの来ないので"長い"オフの間ヤキモキし、

   ∧∧
   /⌒ヽ)
  i三 ∪
 ○三 |
  (/~∪
  三三
 三三
三三三

結局今年も来なかったというトホホな日々はいったい何だったのでしょう。

 ガチャピンが来る!という噂が流れてワクテカしてF5キーを叩きまくったものの

   ∧∧
   /⌒ヽ)
  i三 ∪
 ○三 |
  (/~∪
  三三
 三三
三三三

案の定ガセだったという話なんてつい先日でっせ、奥さん!

 さて後は大物DF獲得の朗報を待つばかりです。

 ダンスはまだまだ続くぜ、奥さん!

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2008.01.05

下部組織強化2008

俺達の報知が下部組織強化という実に細かいネタを拾ってきました

・横浜Mの池田誠剛育成強化部フィジカルコーチ(47)が、来年3月から浦和の下部組織統括のフィジカルコーチに就任

・土橋正樹氏(35)もユースチームのスタッフ入りすることが決定。

また過去のスポニチ(07.11.16)では

・来季から育成世代指導のスペシャリスト、矢作典史氏(44)を招へいすることが15日、明らかになった。欧州の名門クラブも採用する「クーバー・コーチング」を学び、現在はJ2京都の育成スタッフを務めているが、今季限りで契約は満了。

と報じられています。

 浦和の下部組織がトップチームへの人材供給源として機能していないのは一目瞭然。そもそも下部組織の強化に着手したのが犬飼社長時代になってからで、その成果が出るのに今しばらく時間がかかるのはやむを得ないと思います。

 しかも毎季優勝を義務付けられた(笑)浦和は即戦力を続々補強する上、冒険ができない監督がどうしても実力の判っている選手を使いたがるためか、若手選手を使う場がなくて育てるに育てられないという困った問題を抱えています。またこの問題は高卒・大卒選手の獲得難にも繋がっています。

 浦和も「強奪頼み」の戦力強化は長続きしない(実際2年に一度しか大補強ができない)のは判っているし、新卒選手の獲得難も相まって、目前に迫っている世代交代期に備えて遅まきながら下部組織の一層のテコ入れに動き出したのでしょう。

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