桂花ラーメン 本店@熊本城・市役所前電停 ~ 太肉麺
熊本市役所の南、下通アーケード街から2筋程西側の飲食店街に立地。ほぼ1年ぶりの再訪。11時の開店直前に到着したところ先客ゼロで、後客も4と早い時間帯から混む店ではないみたいで。
店内の券売機でウリものの「太肉麺(1150円)」を注文。来るたびにちょろちょろ値上がりしていて、前回より50円値上がり。
店のキャパシティーは非常にでかく、入口の近くにU字型カウンターが15席くらい。店奥に4人卓×5、2人卓×3。卓上にはコショウと一味。
スープは豚骨と鶏がらを合わせた白湯ですが、あっさりではなく、かといって極端にこってりでもなく、良い意味で中庸な、食べ手を選ばない味わい。それに若干渋みのあるマー油がアクセントを加えています。ただ終盤はややしょっぱく感じるようになり、飲み進むのはきついかと。また生キャベツなど後乗せの具が多いせいか、厳冬期にはスープが少々ぬるくなってしまうのが難。
麺はやや太目のストレート麺。かつては堅くて生煮えじゃないの?と思わせるくらいだったような記憶がありますが、最近は堅いことは堅いけれども十分許容範囲内に収まっている感じに。なお博多ラーメンと同じノリで「かため」を注文する観光客が多いせいか、店内に「ふつう」=「一般的なかため」で、「かため」=「バリかたに近い」との貼り紙がありました。なお麺茹でに時間がかからないせいか、太肉麺はあっという間に出てきます。
売り物の太肉(豚バラ肉の角煮)は味付けが濃くて、しかも甘めで。昔はもっと味が濃くて脂も多くて、そこを生キャベツが上手く中和してくれたような記憶がありますが、最近はこれまたこってり度は程よい範囲内に収まっており、その代わりに生キャベツがちょっと浮いた感じに。他に味付玉子半個、メンマ、茎ワカメ、わけぎ。
都内でも食えるのになぜかわざわざ熊本本店で食べたくなる一杯です。
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