2017.09.15

浦和レッズ25周年企画展@浦和博物館

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ACL準々決勝の大逆転勝ちに気を良くして(苦笑)、浦和博物館で開催中の「浦和レッズ25周年企画展」に行ってきました。

浦和レッズ及び旧浦和市のサッカーの歴史に関するパネル解説を中心に、先のスル銀杯で獲得したトロフィーを含む各種トロフィー&カップの展示等を加えたごくごくささやかな企画展ですが、博物館内部をぐるりと取り囲んだ「レジェンドバナーフラッグ」は圧巻でした。

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旧浦和市のサッカーの歴史の中で、現在の駒場スタジアムはもともと「駒場サッカー場」で、陸上トラックは1982年に付け加わったことを初めて知りました。もっとも陸上トラックを付け加える計画自体は最初からあり、その実現になんと15年もかかったため、その間事実上サッカー専用競技場になっていただけの話。

Jリーグができるはるかに前の話なので致し方ありませんが、そのままサッカー専用競技場になっていれば、増築に増築を重ねて今ごろは3万人程度の手ごろなスタジアムになっていたかもなぁ・・・

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2017.02.07

イリッチは風になった(つД`)

・ブランコ イリッチ選手のNKオリンピア・リュブリャナ(スロベニア)への完全移籍が公表されました。

・新体制下での背番号が公表され、沖縄キャンプにも参加していた選手がキャンプ期間中に移籍してしまうとは浦和史上前代未聞。公式戦が始まって程なくいなくなった例はありますが、開幕前にいなくなった選手というのはちょっと記憶にありません(浦女ではあったかな?)。

・イリッチ事件が少々滑稽なのは、極めて唐突な移籍劇にも関わらずチームにとってたいして痛手でもなんでもないこと。むしろ完全移籍で浦和はイリッチの残りの契約期間のサラリーを払わなくて良くなったのでGJと評してもいいくらい。なにせイリッチは昨年ACL1試合(しかも消化試合)しか出場しておらず、出場どころかベンチ入りすらほとんどなく、外国人選手なのにバックアップにもならなかったという位置づけでした。

・昨年イリッチの出番がほとんどなかったのは怪我の影響と言われていますが、今年沖縄キャンプでの様子を見ると本当にそうなのかどうかかなり怪しげ。GGRで沖縄SVとの練習試合が放映されましたが、それはそれはある意味「イリッチスーパープレー集」としか言いようがない凄惨なもの。いとも簡単に高原を見失う(しかも複数回!)なんて怪我の問題でもなんでもない気がします。

・この練習試合で結局イリッチは47分でユースの橋岡に代えられてしまいましたが、この出来なら橋岡どころかパチスロ帰りにふらっと練習場にやってきた暢久を還俗させたほうがまだマシなんじゃないかと(暴論)。そしてこの練習試合での失態がイリッチ事件の引き金になったのは想像に難くありません。

・山道守彦強化本部長は「けがもあり、なかなかフィットしないなか、先月末から話し合ってきました。」と語っていますが、なかなかフィットしないというのは橋本のような例(=使い方次第では相当の実力があるがミシャには合わない)を言うのであって、イリッチの場合は単に実力不足に思えます。2015-16年のCLに出場しており、スロベニア代表歴も豊富な選手がなぜお話にならない出来に終わったのか不思議でなりませんが、残念ながら山道守彦強化本部長の目は節穴だったということになろうかと。

・浦和はもともと外国人選手の補強に積極的ではなく、補強したとしてもJリーグで実績のある選手を他所からぶっこ抜いてくる例がほとんど。その中でイリッチは珍しくJリーグ経験皆無の選手の補強でしたが結果は大失敗に終わりました。イリッチ事件はチームに直ちに大きな影響を及ぼすものではありませんが、浦和の強化スタッフがこの大失敗に懲りて海外からの選手獲得に一層消去的になってしまうであろうという意味において将来に禍根を残すと思います。特にCBは日本人選手の層が薄く、代表選手ですらがっかりさせられるプレーが散見されるだけに、浦和の外国人選手獲得ルートが弱いのは痛手。

・これまでのイリッチの位置づけが位置づけなので、この事件を受けてすぐさま補強に動く必要はないのでしょうが、最終ラインの頭数がいかにも薄いのも確か。昨年同様槙野・遠藤or那須・森脇を基本に、出場停止が出た場合は阿部なり宇賀神なりをCBに回す策で凌ぐのでしょうが、怪我人が出た場合はかなり不安です。

・今オフCBについては加賀&永田を放出し、岡本のレンタルバックを見送って田村をレンタルで獲得するに留めたので、CBの頭数は昨年より一段と薄くなっています。これはイリッチの覚醒を織り込んでいたからではないか?という嫌な予感がしますが・・・

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2017.01.16

【雑感】REDS Festa 2017

・雪こそ降りませんでしたが、極寒の駒場で開催された"REDS Festa 2017"。ほとんど変わり映えのないマンネリ感&グダグダ感漂う催し物ですが、オフシーズンにやることがなくて暇を持て余した赤者が相変わらずわらわらとやってきます。

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・冒頭に突如退団を表明した後藤選手からご挨拶。そもそも11人揃うかどうか危ういようなところから、サッカーが日常に根付いている浦和へやってきた喜び。そしてレッズレディースの主力&キャプテンとして勝ち得た歓喜、あるいは背負うことになった苦しみ。いろいろなものが脳裏に去来した素晴らしい挨拶でした。いままでありがとうございました。

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・あとは、ジュニアからトップチームまでご紹介→御挨拶→ウォンテッド→かくれんぼと続く、毎年恒例のダラダラした流れ。クソ寒いためか「トークショー」がなくなったみたいで。ワシのゆずほも寒そうやったしのぅ・・・

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・今年の笑いのツボは興梠。スタジアムDJの岩沢さんに変装(?)したつもりで解説者席に紛れ込む興梠。わざとらしい会話を梅崎&福島と延々と繰り広げる興梠。このゆるーいトークが実にこの手のイベントに合っています。このゆるさはテレビ慣れした槙野には無理。

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・あまりにもわざとらしい会話が続くので、当然興梠はすぐに見つかってしまいますが、そこで見て見ぬふりをする浦和御一行(笑)

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・これでもかこれでもかとスベリ芸を披露する森脇。あまりのスベリッぷりに引っ込みがつかなくったところで、いたたまれなくなった李が森脇を回収しにいったのもGJでした。

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・2017年新ユニ。思ったほどコマネチ感はなくて、2012年2ndユニの菱形よりマシかも。

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2017.01.07

榎本哲也選手、横浜F・マリノスから完全移籍加入

・榎本哲也選手の横浜F・マリノスからの完全移籍加入が公式発表されました。またまたかねてからの報道通りの移籍です。

・榎本は横浜Mの正GK。もっとも長らく榎本達也(=馬のほう)ないし飯倉と正GKの座を争っていて、「不動の正GK」とは言い難い位置づけですが、昨年は1stステージ中で飯倉から正GKの座を奪回してリーグ戦23試合に出場。1983年生まれの33歳で、J1経験を十分すぎるくらい積んだベテランGKです。

・そのレベルのGKが、より強力なGKの補強のあおりを受けたわけでもないのに、フリーで移籍市場に出てくるというのが実に不可解。しかも、よりによって文字通り「不動の正GK」がいて、移籍したところで第2GKの座に甘んじる可能性が高いであろう浦和にやってくるというのが実に不可思議。榎本が正GKに収まれそうなクラブはいくらでもありそうなものですが。

・もちろん浦和にしてみれば、第2GKだった大谷が移籍した代わりに実績十分のGKがフリーで採れたのだから悪い話ではないどころか、カモネギ級の美味しい話です。しかも例年苦戦を強いられる横浜Mからの正GKのぶっこ抜き。いやはや、これは笑いが止まりません。

・松田が退団する時にひと悶着あった件に象徴されるように、横浜Mは伝統的にベテランの処遇に難があるというか、ドライにばっさりやってしまう傾向があるようです。今回も中村俊輔を筆頭にベテランの大整理が噂されてて、榎本もその流れの中で退団を余儀なくされたのかもしれません。ただユースどころかプライマリーからずっと横浜M一筋の榎本がこんな形で、しかもよりによって厳しい状況に置かれるであろう浦和へ移籍するとなると、ただ事ではない何かが榎本を取り巻いていたような気がしてなりません。

・横浜Mはとにかく最終ライン、特に両CBが強力で相手の攻撃がそこで終わってしまうケースが非常に多いためか、榎本の印象は個人的に強くありません。また横浜Mは最終ラインからの丁寧なビルドアップを重視するチームでもないので、榎本の足技のレベルも皆目判らず。強いて西川との共通点を探れば「顔がかなり似ている」くらい。

・西川の牙城を崩すのは正直大変だと思います。ただ、西川が代表との掛け持ちで酷使されているせいか、昨年は自慢のキック精度が甚だしく落ちている試合が散見されました。従って西川不在のカップ戦だけでなく、代表戦明け等西川のコンディションが良くない時に榎本に出番が回ってくるようになれば、この補強は有意義だったということになるのでしょう。

・また榎本は西川より3つ上。少なくとも常時ベンチ入りしているベテランが、肝心な時に何かとパニクりがちなチームメイトと監督(!)に落ち着きをもたらしてくれるのであれば、それに越したことはありません。

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2016.12.30

石原直樹選手、ベガルタ仙台へ期限付き移籍

・石原直樹選手のベガルタ仙台への期限付き移籍が公式発表されました。またまた事前に報道があった通りの移籍です。

・石原は2015年に広島から完全移籍で加入し、今年2年目。

・基本はシャドー、場合によっては1トップをもこなせることを期待されての獲得で、加入初年は開幕からリーグ戦でもACLでもスタメン起用されていました。広島には2012年から在籍なので広島ではミシャの薫陶は受けていませんが、なにせミシャスタイルが色濃く残った広島の優勝に大きく貢献した選手。同年加入の高木や武藤よりはミシャスタイルへの順応が早いと予想され、多大なる期待を寄せられるのも道理でしょう。

・ところが不運にも4月にアウェー川崎戦で負傷して長期離脱。これでこの年はほぼ丸々棒に降る格好になり、年末になって天皇杯4回戦(町田戦)でようやく復帰したのみ。

・怪我が癒えた今年に再起をかけたものの、長期離脱している間にシャドーの一角は武藤が不動のレギュラーに定着してしまい、次いで李が台頭。控えには梅崎やズタラン、さらに今年後半には高木までシャドーのポジション争いに加わってくる有り様で、石原はコンスタントにベンチ入りするものの出番は限定的でした。

・唯一スタメン出場したアウェーG大阪戦での出来は芳しくなく、後半早々にお役御免。ズラタン&李との併用というあまりやったことがない者同士での起用はやや不憫でしたが、時間の経過と共にズラタン&李の連携は多少マシになってきたものの石原はとうとう最後まで噛みあいませんでした。

・あの大怪我さえなければそのまま鉄板のレギュラーになっていた気がしてなりませんし、今年の不振もその大怪我が響いているのかもしれません。しかし今年ほとんど出番がなかったのは、遅まきながらミシャスタイルに順応してきた李や高木に追い抜かれたという、正当な競争の結果と見たほうが妥当でしょう。

・仙台へ完全移籍ではなく、レンタルになったのは単に浦和との契約が残っていたからなのかも。既に32歳であることを考えれば、そのまま「借りパク」になってしまうことも十分ありえます。もっともコンスタントに今年ベンチ入りしているところを見れば完全に浦和の戦力外というわけでもないので、仙台で試合勘を戻して再び浦和で一花咲かせてくれればそれに越したことはありませんが。

・久しぶりにあまりポゼッションを重視しないというか、ボールを持たされるとロクなことがないという全然スタイルが違うチームへの移籍なのがちょっと気になりますが、湘南&大宮時代に戻ると思えば特に問題ないのかも。

・なお石原は浦和戦出場不可。神戸へレンタルされた橋本同様、完成された選手のレンタルの場合は「浦和戦出場不可」で、直輝や岡本のような育成目的のレンタルの場合は「浦和戦出場可」と、この辺浦和のフロントはかなり割り切っているようです。

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2016.12.29

岡本拓也選手&山田直輝選手、湘南ベルマーレへ期限付き移籍延長

・岡本拓也選手と山田直輝選手の湘南ベルマーレへ期限付き移籍延長が公式発表されました。

・岡本は浦和復帰濃厚と報じられていただけに、レンタル延長は意外でした。既にCB陣では加賀と永田の移籍が決定している一方、獲得したのは田村(但しレンタル)だけ。従って頭数を合わせるという観点からすれば岡本復帰は当然視されて然るべきところ。岡本は1992年生まれなので、岡本復帰は今年の補強コンセプトである「1990年代前半生まれの選手獲得」にも沿っています。

・ただ今年湘南にレンタルされた岡本のパフォーマンスを見ると出場機会はリーグ戦21試合に留まり、大ベテランの坪井(15試合)よりは多いもののアンドレ・バイアや三竿のような鉄板のレギュラーにはほど遠い状況。細かい怪我が多かったのかもしれませんが、出場機会を求めてのレンタル移籍の目的が達成されたかどうかやや微妙なところ。

・また浦和戦での岡本の出来を見ても、一対一の強さはそれなりに見せていたものの、それ以上の付加価値があったようには思えず。もっとも今年不振を極めたチームの中で守るだけで精一杯だったのかもしれませんが。

・さらにいえば、岡本は11月8日に反復性左肩関節脱臼のために左肩を手術して全治4カ月と報じられています。従って浦和に復帰したところでオフ明けのキャンプには間に合わず、出遅れというハンデを背負ったうえでベンチ入りを模索せねばなりません。

・従って湘南でもう一年研鑚を積むという判断に至っても特段不思議はないと思います。もっとも岡本も来年25歳になるので、今回のレンタル延長は岡本にとって浦和凱旋を勝ち取れるかどうかのラストチャンスになるでしょう。

・岡本のレンタル延長自体は特に不思議はないのですが、ただでさえCB陣の頭数が薄い浦和は控えクラスの補強が急務に。いや控えクラスといわず、今シーズン終盤に失態が相次いだ槙野をベンチに追いやるような大物を取って欲しいのですが・・・

・岡本のレンタル延長は意外だが不可思議ではないと考える一方、直輝のレンタル延長は正直不可解極まりないと思います。

・湘南へのレンタル2年目となった直輝。主力がごっそり抜けたので直輝の出番は多少増えるかと思ったのですが、出場機会は1年目(リーグ戦17試合)よりさらに減って11試合に留まりました。しかも怪我でもしていたのか、ベンチ入りすら出来ない試合が目立ちました。

・リーグ終盤になってようやくスタメン出場が増え、最終節では名古屋に引導を渡す活躍を見せていたのでチョウ監督にとっても完全に戦力外というわけではなく、それゆえ湘南からもレンタルの希望があったのでしょうが、出場機会を増やすという目的は残念ながら未達に終わったと評価せざるを得ません。

・直輝ももう26歳。同期の阪野は2年のレンタル修業を経て今般浦和を離れることが決まりました。J2ならバリバリやれていた阪野ですら浦和を去る。阪野とはカテゴリーが違うとはいえ、阪野と違ってたいして試合に出ていない直輝がなおもレンタル延長となるのは非常に不可解。

・もうこの歳になるとJリーグのレベルを突き抜けた者、浦和の主力足りうる者、浦和には合わないがJ1でやれる者、J2ならバリバリやれる者といったクラス分けがはっきりしており、そのクラスに応じた道を歩ませるのが本人のためだと思うのですが。

・ただレンタル延長が決まった以上、来年こそ湘南で出場機会を得るどころか、代えが効かない主力のレベルにまで上り詰めて欲しいもの。そのレベルになってこそ晴れて浦和帰還が叶うのだと思います。

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2016.12.28

菊池大介選手、湘南ベルマーレから完全移籍加入

・菊池大介選手の湘南ベルマーレから完全移籍加入が公式発表されました。またまたかねてからの報道通りの移籍です。

・ちなみに「きくち」姓の選手はJリーグにゴロゴロしていて、浦和に来るのは菊「池」で、湘南に残りそうなのは菊「地」(=ボランチで今年大怪我)。鳥栖→札幌のCBも菊「地」(いわゆる「きくちメンバー」の方)。

・さらにいえば菊池は「大介」で、那須は「大亮」。那須のほうが珍しい書き方ですが、姓名とも誤記が多発しそう・・・

・菊池は今季32試合に出場した湘南の主力中の主力。湘南ユース出身の91年生まれで高木と同世代。これまた今年の補強コンセプト=「世代交代を睨んだ90年代前半生まれの補強」の一環なのでしょう。またとうとうミシャスタイルにフィットできなかった橋本に代えての補強と見ることもできます。

・菊池は典型的なサイドアタッカーで左サイドが主戦場。チョウ監督に鍛えられているだけあって運動量は半端ありません。サイドアタッカーでもどちらかというと縦に抉ってクロスではなく、ドリブルでカットインのほうが得意という印象。宇賀神とかなり特徴が被るかもしれませんが、宇賀神よりはるかに攻撃的なのは確か。

・梅崎の大怪我でリーグ戦終盤は両WBの控えが薄くなり、大ベテランの平川に多くを期待できないためか、事実上宇賀神・関根・駒井の3人で両WBを回さざるを得なくなっていただけに菊池の補強は理に適ったもの。駒井のフィットには時間がかかりましたが、菊池は対戦相手としてミシャスタイルを経験している分、駒井ほど時間はかからないと思いたいのですが。

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2016.12.24

阪野豊史選手、モンテディオ山形へ完全移籍

・愛媛FCへ期限付き移籍していた阪野豊史選手のモンテディオ山形への完全移籍が公式発表されました。これまたかねてからの報道通りの移籍です。

・阪野は浦和ユース出身。明治大を経由して2013年に浦和加入の4年目。加入初年はほとんど短時間ながらもリーグ戦9試合に出場(1試合だけスタメンも!)していましたが、翌年は李が加入したこともあってかベンチ入りすら難しくなってリーグ戦出場ゼロ。2015年から栃木SCへ期限付き移籍となってしまいました。阪野は大卒選手なのでこの移籍を「育成目的」と言うべきかどうか、かなり微妙。

・栃木では主力中の主力として41試合(3,174分)に出場し、試合経験を積む意味では悪いシーズンではありませんでしたが得点はわずか6点。栃木は同年J3に降格してしまう惨状だったので、阪野の得点が少なった原因を専ら阪野本人の実力不足に帰してしまうのはおかしいと思いますが、。

・そこで2016年はレンタル先を愛媛に変更。ここでもスタメンを確保して42試合(2,776分)に出場(但し、後半途中で下げられる試合が多いので、出場時間は2015年より減少)。さらに木山監督の掲げる戦術との相性が良かったのか得点も大きく伸びて12点を記録。J2なら主力CFとして文句なくやれることを実証しました。

・ただこの実績を引っ提げて浦和に戻って出番があるかとなると話は別。1トップ候補に興梠・李・ズラタンとタイプが違う選手がズラズラと並んでいる中に割って入ろうとすれば、矢島ばりに「J2では別格!!」くらいの実績がないと正直厳しいでしょう。おまけに高崎のように「J2では無敵だがJ1ではさっぱり」という選手もゴロゴロいます。

・阪野は大卒4年目で26歳ともはや若いどころか中堅層に入る年齢となりました。もはや育成云々の時期ではなく、実力を見極めてそれ相応の処遇を考えるべき時期。阪野はレンタルではなく完全移籍という形で山形へ行くことになったのはそういう意味だと思います。

・愛媛から山形へのレンタル先変更となった茂木と違って、阪野は木山監督の完全な連れ子。それだけ木山監督の期待がでかいのでしょう。阪野にしてみれば監督に請われての移籍は実にありがたいことである反面、連れ子ゆえに山形サポから何かと色眼鏡で見られてしまうようなことがあるかもしれません。良くも悪くもプレッシャーのかかった状態での山形入りになりそうですが、再昇格の原動力となるような大活躍を祈るばかりです。

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2016.12.21

加賀健一選手、モンテディオ山形へ完全移籍

・加賀健一選手のモンテディオ山形への完全移籍が公式発表されました。これまたかねてからの報道通りの移籍です。

・加賀は2015年にFC東京から浦和へ完全移籍で加入して2年目。加入初年はリーグ戦4試合、ACL3試合、天皇杯1試合に出場していましたが、今年の出場機会はさらに減ってリーグ戦1試合、カップ戦2試合だけに留まってしまいました。

・2ndステージは遠藤がチームを離れている間にコンスタントにベンチ入りしていたのでいずれ出番が回ってくると思いましたが、遠藤が戻ってくると控えの一番手としての那須の壁は実に厚く、さらに槙野欠場時はなんと宇賀神がCBにコンバートされ、加賀が戦力としてほとんどアテにされてないのが明らかになってしまいました。

・加賀はスピードがあって一対一に強いという、坪井を彷彿させる古典的なCBですが、高度なフィード能力を求められるミシャスタイルのCB像にはどうにもそぐわなかった模様。森脇の調子がドン底でスタメンで出るのが不思議としか思えないような時期でも加賀の出番はありませんでした。ミシャのリクエストとは無関係にフロントが採ってきた挙句、チームにとっても加賀本人にとっても不本意な2年間になってしまったのかも。

・移籍先は先に茂木のレンタルが発表された山形。茂木とセットで最終ラインを固めることになるのかもしれません。非常に判りやすい特徴を持っている選手なので木山監督が上手く活用してくれるといいのですが。

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2016.12.20

田村友選手、アビスパ福岡から期限付き移籍加入

・田村友選手のアビスパ福岡からの期限付き移籍加入が公式発表されました。かねてからの報道通りの移籍ですが、完全移籍ではなくレンタルだったのは意外でした。

・田村は福岡大卒で福岡2年目。駒井と同じ92年生れ。福岡で3バックの一角、浦和との対戦時(2nd第1節)では左ストッパーとして出場。但し、今年のリーグ戦では16試合しか出場しておらず、鉄板のレギュラー格とは言い難い位置づけ。もっとも失点が止まらない状況を受けて井原監督が試行錯誤したあおりを受けたのかもしれませんが。

・福岡の試合はテレビで何試合も見ているはずですが、。いつも堤や濱田の活躍(というか、むしろ失態のほうが多いか・・・(つД`))にばかり目が行ってしまうせいか残念ながら田村の印象は全く残っておらず。

・単にボールを跳ね返しまくるとか、とにかく1対1に強いといった古典的なCBスタイルではミシャに評価してもらえず、ビルドアップへの関与及び高精度のフィード能力が求められます。もともとボランチだった田村を井原がCBにコンバートしたそうですが、ミシャスタイルに順応できる何かを持っていると見ての獲得なのでしょう。

・また今回の田村獲得は昨年来続いている「世代交代を見据えた20代前半の選手獲得」の一環なのも明らか。ある程度長期的視野に立った選手獲得であるにも関わらず、今回の移籍が完全移籍ではなく、レンタルなのには少々驚きました。

・田村はJ1で確固たる実績があるとは言い難く、「お試し」的色彩を持っているがゆえのレンタルなのかもしれません。もう35歳になった那須の後釜を見つけておかなければならない時期に、いかにも中途半端というか間に合わせ的な補強しか出来なかったのかというのが正直なところ。

・しかし田村にとってみれば千載一遇のビッグチャンスなのは確か。まずはベンチ入りが目標になるのでしょうが、巡ってきたチャンスを生かして「借りパク」待望論が巻き起こるくらいの活躍を見せてほしいものです。

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