篠山散策~アウェー神戸2008(2)
(「篠山城」から続く)
篠山といえば「ぼたん鍋」が有名ですが、昼間から鍋と言うのも妙ですし、そもそも既に蒸し暑い時期だったので、城巡りの前に蕎麦屋に立ち寄ってみました。
入ったのは「ひいらぎや」。皿そばが有名な出石に本店があり、篠山で出石風の皿そばを出す店です。
やや黒味がかった田舎蕎麦風。冷水で固めで、しかも冷水でしっかり締めてあります。関西のそば屋はは甘ったるい出汁を出すところがありますが、ここは良くも悪くもごく一般的で甘くもなければ辛くもない。5皿には不釣合いなほど大きな徳利で出てきましたが、皿の追加が前提なのでしょうか?
刻みねぎ、わさび、岩のり、とろろと薬味を代えて楽しむって限りなく老人趣味ですねw蕎麦湯は柚子入り。おまけに蕎麦かりんとうが付いてきました。
篠山城の西から南にかけては武家屋敷が広がっています。表札が掛かっているので、今も人が住んでいる模様。 残念ながら1830年(天保元年)の火災で武家屋敷の大部分が焼失してしまい、現存の武家屋敷の大部分は天保の火災の直後に建てられたものとのこと。
現存武家屋敷のうち「安間家」が資料館として開放されています。
城の南東隅、河原町一帯は切妻造妻入の主屋が並ぶ旧商家町。篠山は実にコンパクトな城下町で、しかも明治以降さしたる発展を見なかったために武家町と商家町が共に江戸期の面影を残しているという点で面白いところなんですが、河原町の商家町は観光客の姿が見えず、寂しい感じ。 篠山城や武家屋敷とは若干離れていることもありますが、そもそも観光スポットとして積極的に売り出していないようにも見受けられます。
もともと篠山口から山陰本線の園部まで鉄道を作る予定があって、1944年に途中の福住まで開通。しかし大赤字で72年に早々と廃止。その後篠山口~園部を国鉄バス(現西日本JRバス)が結んでいましたが、それも2002年に廃止された模様。河原町商店街の西入り口近くに記念碑が建っていました。
こちらは城の北側、現在の篠山の中心街「二階町」界隈。地元向けの商店が建ち並ぶ他、有名な「黒大豆」を中心とする地元物産、物品の販売ゾーンとして機能しており、あいにくの天気にも関わらず観光客の姿もちらほら。

二階町近くに建つ「大正ロマン館」。旧篠山町役場で、現在は観光案内所兼レストラン・売店・無料休憩所として活用されています。屋根の上に突き出しているのは火の見櫓。
(続く)
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