【祝】松尾佑介選手 KVCウェステルローへの期限付き移籍から復帰
先日(1/13)松尾佑介選手のKVCウェステルロー(ベルギー1部)への期限付き移籍からの復帰が公表されました。
浦和が松尾に復帰オファーを出していることは12/5の報知で早々と報じられていましたが、それ以降全く音沙汰無く、ベルギーのメディアでも確たる話は流れてきませんでしたが、松尾が次の行き先を探していたので結論が長引いたのかどうか。
松尾は2022年横浜FCからの完全移籍加入。松尾は横浜FCと契約が残っていたので移籍金を払っての獲得でした。故障で出遅れてリーグ戦で試合に出始めたのは4月に入ってから、しかもその後しばらくは途中投入止まりでしたが、5月末のアウェー福岡戦で初めてフル出場、しかも本職の左SHではなくなんとCFで起用されたのが転機に。小泉とのセットで前からガンガン相手にプレスをかけてゆくスタイルがハマりにハマって、ACLでもリーグ戦でもチームの戦績は一気に好転し、そのままシーズン終盤までチームの主力中の主力に定着しました。
2023年スコルジャ新監督の下での沖縄キャンプにも松尾は参加していましたが、「海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため」途中でキャンプを離脱して1月末にKVCウェステルローへの期限付き移籍。「Jリーグの編成が大方終わった時点で選手が突然欧州へ移籍する」という迷惑極まりない形での移籍でした。まぁ、松尾は浦和の下部組織出身とはいえ荻原と違ってすぐにトップチームに上がれず仙台大に進学し、横浜FCを経由しての浦和凱旋という経緯があるので、多少わがままなのは仕方ないと個人的には思っていますが。
ウェステルローではハーフシーズンずつの2シーズンにわたって計30試合に出場して0得点3アシスト。まるでダメだった訳ではなかったので、ベルギーメディア"GVA"によるとウェステルローは松尾を引き留めたいと考えていた模様で、松尾本人も残留に前向きだったとのこと。
しかしウェステルローは夏の移籍市場で結構金を使ってしまったようで、それなりに高額だった松尾の買取オプションを行使できるだけの金がありませんでした(松尾は途中から出番を失ったのは出場時間が一定程度を超えると買取オプションが自動行使されてしまうので、それを避けたかったという何ともセコい事情らしい(苦笑))。
やむなく浦和に期限付き移籍延長をもちかけたようですが、今度は浦和が拒否。ウェステルローが期限付き移籍延長の末に契約期限切れでゼロ円借りパクを狙っているのがミエミエで、さすがに浦和はそんな虫のいい話を許さなかったということでしょう。「海外移籍を喜んで応援していた」時代(遠い目)ならともかく、すっかり世知辛くなった今となってはなぁ・・・松尾本人は少々無念かもしれませんが、ウェステルローに是が非でも買い取りたいと思わせるだけの活躍、ウェステルロー以外のビッグな買い手が現れるだけの活躍は出来なかったと諦めてもらうしかありません。
これで大なり小なり新聞紙上等で噂が出た選手の去就はイン&アウトとも全て決定し、浦和の今オフのスカッドはとりあえず確定。ACLどころか天皇杯もなくて日程スカスカにも関わらずやや過剰とも思えるくらいの補強でしたが、これは今シーズンだけでなく来たるCWC2025を睨んでの補強でしょうなぁ、たぶん。
今オフの補強は100点満点どころか120点を差し上げても良いかなと思っていたところ、松尾復帰の正式発表の直前に「明本考浩選手につきましては、海外クラブと移籍交渉を進めているため、決定次第発表いたします。」ってなんじゃそりゃ!!!!
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(補論)エカニット パンヤ選手の期限付き移籍期間延長
松尾の復帰に先だって、ムアントン ユナイテッド(タイ1部)から期限付き移籍中のエカニット パンヤ選手の期限付き移籍期間延長が公表されました。
エカニットの買取オプションを行使するには高すぎるので期限付き移籍期間を延長するという、ウェステルローと全く同じことを浦和がやっているので奇異に感じる方もいるかもしれません。しかし、ムアントンが「じゃエカニットを引き上げます」と言ったところで浦和は「どうぞ、どうぞ」になるだけの活躍しかエカニットはしていないのが松尾との違いでしょう。
むしろアジアカップでのタイ代表でのプレーを辞退してまで浦和でプレーしたいとエカニットが希望し、ムアントンのみならずタイ国内でもひと悶着はあったものの、浦和での出場機会を探るほうが中長期的にはタイ代表強化に繋がるとの判断で今般の期限付き移籍期間延長という落としどころになったものと思います。
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