【短感】24-25年第4節:浦和L 1-1 EL埼玉
浦和がAWCLに出ていた関係で順延になっていた「埼玉ダービー」。共に前節から中2日、かつ氷雨という悪条件下の試合となりました。
浦和は次節も中3日でアウェー新潟戦があることを考慮してか、前節から島田→藤﨑、石川→後藤とスタメン2名入れ替え。
そして浦和は前節同様高橋のポストプレーを多用しながら相手を押し込もうとしましたが、ちふれはボールを奪うと手数をかけずに最前線の#10へ送り、#10に浦和最終ライン裏を狙わせたり、浦和CBとの一対一を仕掛ける作戦を徹底。
単純極まりない作戦ですが、それでもボールを奪った後の手立てが何もなかった大宮よりははるかに厄介。経験が浅い後藤はもちろん長嶋も「やらかしはまず無い」とは言い難いCBなので、浦和はちふれのこの作戦に結構悩まされました。
またちふれは「本当の埼玉ダービーをお見せしましょう!!」と言わんばかりに球際でも善戦。そのため意外にも一方的に浦和がちふれを押し込む展開にはなりませんでした。
それでも浦和は決定機を量産。だが10分伊藤スルーパス→高橋が飛び出してきたGKを交わしてシュートを放つもやや角度が厳しくて枠を捉えきれず。24分藤﨑クロスをボックス内で塩越がキープ→高橋のシュートは枠を捉えきれず、飛び込んだ伊藤にも合わず。32分にアーク付近から藤﨑が放ったミドルシュートは僅かに枠外。38分には遠藤クロス→塩越→高橋と繋いで伊藤が放ったシュートはGKが好セーブと得点は奪えず。
ちふれのフォーメーションは基本4-4-2でしたが、守備時に綺麗に4-4のブロックを敷くのではなく、押し込まれると最終ラインを5枚、6枚と増やしてとにかくサイドに穴を開けないような守備をしていましたが、これまた浦和には結構面倒でした。
そしてちふれは37分こぼれ玉を拾った#3からの縦パスがボックス内でどフリーの#10に繋がる決定機がありましたがシュートはバーの上。ちふれはこれが前半最大かつ唯一の決定機。唯一警戒すべき#10をあそこまでどフリーにしてしまう残念すぎる浦和の守備・・・
後半になるとちふれの「お気持ち守備」も息切れしてきたのか、浦和がセカンドボールを拾える場面が増えはじめ、ここを勝負所と見た楠瀬監督は57分藤﨑に代えて島田を投入。しかも島田のポジションは前節のような純然たる右SHではなく、高橋との2トップ気味でした。
そしてこの交代は奏功して64分右サイドに流れた高橋クロス→島田の決定機はGKが辛うじてセーブ。そこで得た角田CK→高橋シュートもGKセーブ。73分栗島ハイクロス→GKがパンチングしたボールが島田の元に転がる好機を得ましたが、島田のシュートはまたまたGKがセーブとちふれGKの奮戦でなかなかゴールは奪えず。
それでも75分ゴールまでやや距離があるところからの塩越FK→高橋がボールの落ち際を右足で合わせてゴール!!
後半のちふれは全く攻め手がなく、浦和は80分に伊藤に代えて石川を投入して「CBのやからしリスク」を軽減。5バックではなく、長嶋左SB&栗島左SHの4バックのように伺えましたが、とにもかくにも守備を固めて逃げ切り態勢に入ったのは間違いありません。
ところが90+1分浦和のクリアボールをどフリーで拾った#5瀬戸口の破れかぶれなミドルシュート=「かいしんのいちげき」が決まってまさかまさかの同点に。浦和は最終ラインにベタベタ人がいるだけで足も止まって瀬戸口に詰める人が全然おらず、メンズならボロクソに言われそうな守備でしたが、レディースであの距離からのシュートはまず入らない、枠にすら飛ばないのが通例なので警戒が緩んだのかも。
下位チームとの引き分けは優勝を狙うチームなら負けも同然。しかも九分九厘勝利を手中にしていた状況から同点に追いつかれての引き分けなので色々とダメージはデカいでしょう。
主力を4人も故障で欠いて、さらに清家の後釜は若手起用でなんとかせざるを得ない状況下で中2日、中3日の過密日程をこなすのはやはりしんどく、さらに次節アウェー新潟戦はこの試合と違ってコンディション面での不利を強いられるので一層厳しいものになると予想されますが、なんとか踏ん張って欲しいものです。
またちふれは前述のように「埼玉ダービー」をバリバリ意識して「これがリアル埼玉だ」と言わんばかりに攻守ともに奮闘。たぶん普段以上の力が出ていたと思います。「さいたまダービー」なんて意識の片隅もなさそうなどこかの残念なアレと違って・・・
-----高橋-----
伊藤---塩越---藤﨑
---柴田--角田---
栗島-長嶋--後藤-遠藤
-----池田-----
(得点)
75分 高橋
90+1分 瀬戸口(EL埼玉)
(交代)
57分 藤﨑→島田
80分 伊藤→石川(石川右CB、長嶋左SB、栗島左SH)
氷雨だったのでメイン2F指定席で観戦していましたが、後ろにいた方が現役を退いてまもないっぽい退役軍人だったようで大声がチャントしまくり。そのためこれまで何を言っているのかよく判らなかったチャントの数々が氷解しただけでなく、完全に間違って覚えていたものも少なくないことが判明。
浦和のチャントの恐ろしい点はなんせ口伝しかないので何が正解なのかよく判らない上に、往々にしてコールリーダーが間違っている(特に音程)ところだからなぁ・・・
| 固定リンク


