« 堀内陽太選手 栃木SCへ育成型期限付き移籍 | トップページ | 【祝】柴戸 海選手 浦和レッズ復帰 »

2024.12.28

佐藤瑶大選手 名古屋グランパスへ完全移籍

 本日(12/28)、佐藤瑶大選手の名古屋グランパスへの完全移籍が公表されました。

 佐藤の移籍話が明るみになったのは割と最近で、12/26になって日刊と報知が「名古屋が浦和DF佐藤瑶大を獲得することが決定的になった」とほぼ同じ書きぶりの記事を出したばかり。それからさほど日を置かずに正式発表の運びとなりました。

 佐藤は昨年末にガンバ大阪から浦和へ完全移籍。浦和にはショルツ&マリウスというJリーグでは突き抜けたレベルのCBが揃っており、しかも2024年の浦和はACLがないどころか天皇杯もなくて日程スカスカなので、ショルツないしマリウスが故障でもしない限りなかなか出場する機会は早々巡ってこないと思われるにも関わらず浦和でのチャレンジを選んでくれた佐藤には敬意しかありません。

 ところがショルツが第3節札幌戦(3/10)で故障してしまったため佐藤の出番は予想外に早く、それからショルツ復帰までの約1ヶ月間佐藤はCBでスタメン出場を続けました。

 佐藤の浦和デビュー時の評判は上々で、特に空中戦の強さやロングフィードの巧さには目を惹くものがあり、「よくこのレベルの選手を連れてきてくれた!」と絶賛されていました。

2403006

 ところがルヴァン杯2回戦鳥取戦(4/24)でボール処理を誤ってなんと相手にボールをプレゼントする大失態から失点。これが佐藤の転落の始まりで、結構ポカが多い選手という見られがちになってしまいました。

 それでもショルツが突然退団したために佐藤はスタメン出場を続けましたが、アウェー京都戦(7/14)で突然ベンチ外になったのを契機に井上との立場が逆転。京都戦後の会見で「佐藤瑶大は昨日・今日と体調不良で発熱もあり、メンバー入りすることができませんでした」とヘグモは語っていましたが、その試合以降ヘグモは井上をスタメンで使い続け、後任のスコルジャもマリウスに出場停止等のアクシデントがない限り佐藤を使うことはありませんでした。

 井上もアウェー鳥栖戦での失態(ヘッドでのバックパスがあまりにも緩すぎてヒアンに拾われる)に象徴されるように割とポカが多い選手なのですが、佐藤の「最後の追試」と目された第33節アウェー福岡戦で即死級の凡ミス連発を見ると、「佐藤はもはや試合で使えるレベルではない」とスコルジャに判断されるのも仕方ないでしょう。

 またやたら人に食いついてポジションを空けがちなプレースタイルもスコルジャのようにゾーンディフェンスを仕込もうとするチームよりも長谷川監督のような一人一殺系のチームのほうが佐藤には合っていると思います。ただその肝心の一対一でやらかしてしまうのですが・・・

 プロサッカー選手として出場機会が何より大事とはいえ、たった1年で再び完全移籍の形で浦和を去ってしまうのはかなり残念に思います。特に佐藤本人が「小さいころから埼玉スタジアムや駒場スタジアムへ応援しに行っていた憧れのチームであり、何より昔からずっとプレーしたいと思っていたチーム」だと語っているならなおさら。

 ともあれ、一年間ありがとうございました。

|

« 堀内陽太選手 栃木SCへ育成型期限付き移籍 | トップページ | 【祝】柴戸 海選手 浦和レッズ復帰 »