【DAZN観戦記】25年第31節:清水 0-0 浦和 ~ まさかすぎる無得点!!
共に前節から中2日の一戦。
浦和は前節から松尾→イサク、金子→関根、長沼→荻原とスタメン3枚入れ替え。小森が前節負傷したためベンチ外になり、早川がベンチ入り。前節大失態を犯したGK西川の交代はなく、スコルジャは今季一杯西川を使うことを明言したような形に。
清水は前節から高橋→北川、乾→松崎、中原→小塚、弓場→宮本、吉田→北爪とスタメン5枚入れ替え。清水の「お気持ち全開系プレッシング」はとにかく消耗が激しいので前目を中心に大幅に入れ替えたのでしょう。また高橋、乾、矢なんとかがベンチスタートで明らかに後半勝負っぽい感じでした。
浦和は序盤ロングボールを多用。清水の「お気持ち全開系プレッシング」を逆用してその最終ライン裏を狙うといえば聞こえはいいのですが、実態は前節の大失態に凝りてまるでビルドアップを諦めたかのような格好で、単にボールを捨てているだけに。
しかもイサクは初めてのスタメンなのでコンビネーションに難があるせいか、前プレは笑えるくらいにさっぱりハマらず。おまけにな中2日が祟ってコンディションが良くないのか、前目はフレッシュな清水に対して球際で競り負ける場面も目立って、序盤は清水が一方的にボールを支配して浦和を自陣に押し込む展開に。しかし、清水もラストパスの精度が劣悪で決定機を作れず、ミドルシュートを試みるのが精一杯。
清水のしょっぱさに助けられて無失点で過ごしているうちに、スコルジャの修正が徐々に効いてきたようで、 浦和は17分左サイドから荻原のクロスをファーでイサクが合わせきれなかった辺りからようやく反撃開始。
そして30分くらいからは逆に浦和がボールを握って清水を自陣に押し込み出しましたが、最初に決定機を作ったのは浦和の難点=前プレの効かなさを突いた清水。38分ブエノの縦パスで北川が裏抜けに成功し、左サイドからどフリーで突っ込んできた山原へ展開。しかし山原のシュートを石原が辛うじてブロックしたのが効いて、最後は西川がキャッチ。
一方浦和は41分サヴィオ縦パスを契機に、ボックス内でこぼれ玉を拾ったイサクがシュートを放ちましたがここはGK梅田が辛うじてセーブ。
秋葉監督は劣勢に陥ったと感じたのか、後半頭から宮本→矢なんとか、北爪→高木と交代。しかし、この交代は何の意味もないどころか火に油を注ぐ結果に。また前半なぜか右SHに配されてさっぱりだったのを反省してか、後半関根右SH、サヴィオ左SH、渡邊トップ下と配転したのも効きました。
51分グスタフソンがふんわりクロス→イサクがヘッドで折り返して荻原のシュートはわずかにサイドネット。54分荻原クロスに対してサヴィオがどフリーで突っ込むも、ヘディングシュートはなんとGKの正面。
さらに清水は56分松崎→高橋、小塚→乾と代えたものの、これまた火にガソリンを注ぐような結果に。秋葉監督は「後半勝負」の算段だったのでしょうが、投入した選手が揃いも揃って守備に難がある選手なので大惨事に(苦笑)。
浦和は63分関根→金子、安居→柴戸、さらに73分渡邊→松尾、サヴィオ→中島とお疲れの選手を順次代えて攻勢を強めましたが、76分中島クロス→イサクのシュートはGKセーブ。77分中島ミドルがゴールマウス左上隅を襲うもこれまたGKセーブと決定機をアホほど作りながらもとにかく1点が遠い。
85分には住吉がパスカットした後の緩慢な対応に乗じて中島スルーパスから松尾がGKと一対一になりましたが、松尾のシュートはわずかに枠を捉えきれず、とうとうスコアレスドローで試合終了。
JSTATSによると、シュート数で浦和24vs清水9(うち枠内13vs6)。浦和のシュートはボックス内から放っているものが多いせいか、ゴール期待値はなんと4.26vs0.71ととんでもない差がついていて、3-0くらいで浦和が圧勝していても何の不思議もないスタッツがズラズラと並んでいますが、終わってみればまさかのスコアレスドロー。
GK梅田が当たりまくったような気もしますが、ビッグセーブと思えるのは41分イサクと77分中島のシュートくらいで、あとは浦和のシュート精度がやや残念な気も。特に85分松尾。
前節に続いて試合内容自体は悪くなかったのですが、前節に続いてまたしても1点も取れず。鹿とか清水とか結果しか求められない相手の試合で「内容は悪くないのに勝てない」試合が続いたのは本来なら実にしんどい話。優勝戦線に踏みとどまっていたらさぞかし腸が煮えくり返ったことでしょう。
でも残念ながら個人的には既に達観、明鏡止水の境地に達しているせいか、試合後は特に悔しくもなく、実にサバサバ。もはや事実上リーグ優勝も降格も無く、ほぼ消化試合をだらだら続けるだけの時期に突入したにも関わらず、選手達は少なくとも「見せ場は大いに作った」という意味合いでプロの興行としては恥ずかしくない試合をしていましたし、今はそれで十分と思っています。
とにかく結果がついてこなかったことだけは非常に残念でしたが、後半は相手に何もやらせなかったことだけでも清水戦としては大満足でした。全く機能しない選手交代、全く機能しない守備を見て、秋葉監督は帰り道の清水サポにさぞかしボロクソに言われていたことでしょうし(苦笑)
今季の浦和の悪癖=「代えれば代えるほど悪くなる」という傾向はすっかり一掃され、「代えれば代えるほど悪くなった」のはむしろ清水のほう。高橋はあんまりな扱いにとうとう我慢しきれずに浦和を飛び出してしまいましたが、今の浦和ではやっぱり出番なかったでしょうなぁ・・・松崎や矢なんとかは論外でしょう。この辺に見せ場を与えなかったのもこの試合の良かった探し。
そしてまだコンディションが十分ではないであろうイサクを90分使えたこと、そしてイサクの正しい使い方がチームメイトに浸透しだしたのがこの試合の最大の収穫。ボックス内でのお仕事がイサク最大の魅力ですが、ボールの収めどころとしても十分使えることが判明。イサクが開幕時からいたら、今季の浦和は全く違うコースを歩んでいたでしょうなあ(つД`)
2023年はクマー、今季はトスンとCF補強に失敗したのが祟っていて、その辺はスコルジャに同情します。スコルジャはとにかくビルドアップ仕込めない系なのでCFが強力じゃないと話になりません。そしてイサクが来たのはシーズンの大勢が決まってからとはなぁ(遠い目)。
本調子にはほど遠い渡邊や、いかにもヘロヘロで今にも自爆ボタンを押しそうだったマリウスをスタメン起用したことには少々疑問符がつくくらいで、この試合のスコルジャの采配に特に問題はなく、まさかの無得点に終わった責任はどう考えても前目の選手達が負うべき。
でも「J2オールスターズ」と揶揄されたリカ時代ならともかく、今の浦和で前目の選手のクオリティーが他チーム比で残念とはとても思えず、「まぁこんな日もある」と切り替えて前を向くしかないでしょう。幸い選手達の気持ちは切れていないようですし。
-----イサーク-----
関根---サヴィオ---渡邊
---グスタフ--安居---
荻原-マリウス--ボザ-石原
-----西川-----
(交代)
63分 関根→金子
63分 安居→柴戸
73分 サヴィオ→中島
73分 渡邊→松尾
84分 グスタフソン→早川
-----北川-----
--小塚----松崎--
山原-ブエノ--宮本-北爪
-蓮川--ミンテー--住吉-
-----梅田-----
(交代)
HT 北爪→高木
HT 宮本→矢島
56分 小塚→乾
56分 松崎→髙橋
85分 北川→中原
・この試合の高崎主審は浦和の攻撃時に邪魔になっていた場面は散見されたくらいで、笛自体は割とまともと思いました。
・難儀だったのはDAZN解説のあの方。清水の出来がしょぼかったのが幸いして、浦和の難点をネチネチと論う悪癖こそ控えめでしたが、実にうるさいのなんの。しかもどう見ても不出来な渡邊を盛んに持ち上げる不可解さ。ああ、もうこの解説は勘弁して!!と思っていたら次節東京V戦もこの方なのか(´・ω・`)ショボーン
※写真は試合とは全く関係ありません。
| 固定リンク


