都市間バス「特急ねむろ号」試乗記
釧路~根室の都市間バス「特急ねむろ号」を試乗してみました。試乗したのは釧路駅前発1310発→根室駅前バスターミナル1553着の便。
釧路駅前を乗客3人で出発し、途中大病院やイオンを回ってこまめに乗客を集めて計7人で釧路市街を抜けると、それ以降は茶内まで1時間も無停車。ただほとんどの乗客は根室駅前バスターミナルまで乗り通しでした。
意表を突かれたのは途中厚岸のクロネコヤマト営業所に立ち寄って荷物を引き渡していたこと。ヤマト運輸のドライバー不足対策とバス会社の収益増というWIN-WINを狙ったものなのでしょう。但し厚岸で乗客の扱いはありません。
車内にAC電源やUSB電源はありませんがWi-Fiあり。根室までほぼ国道44号線に沿って進み、両サイドに牧場が広がるところが多いので、併走するJR花咲線ほどの寂寥感はありませんが、その代わりかなり退屈。最後に風蓮湖が見えた辺りでやっと変化がつくくらい。
「ねむろ号」は2016年に1日4往復から「平日3往復・土休日2往復」に減便され、さらに利用者の減少で国からの補助が打ち切りとなったため、2024年10月1日からは「平日2往復・土休日1往復」にまで減って今日に至っていますが、今回試乗した感想だとそうなってしまうのもやむなしかなぁ。なお2025年にくしろバスが「ねむろ号」から撤退して根室交通の単独運行になっています。
根室の衰退も顕著ですが、釧路の衰退が著しすぎてもはや道東の中心都市としての機能が失われ、「根室で片付かない用事はもはやいきなり札幌へ行くしかない」感じになってしまって、根室~釧路の流動需要自体が激減しているのかも。
翌日はJR花咲線を利用して釧路へ戻りました(根室1336発→釧路1603着)が、根室発車時の乗客数は「鉄」が結構乗っているせいかバスの倍くらい。おまけに厚岸からの乗車が多いので釧路到着時の車内は思いのほか賑やかでした。
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