伝説の肉そば屋@御茶ノ水 ~ 秘伝のニンニク醤油肉そば
中央線御茶ノ水駅御茶ノ水橋口から徒歩2分ほど。但し丸善がある線路沿いの通りではなく、吉野家のある角を南へ入ったところにあるので、超駅近の割には見落としやすいかも。先客ゼロ、後客5。屋号から察しがつくように「伝説のすた丼屋」を展開する「アントワークス」がラーメン専門店を始めたものです。
注文は卓上のタブレット端末から。基本と思しき「秘伝のニンニク醤油肉そば(913円)」を注文。食後にセルフレジで会計。
メニューは他に生姜醤油肉そば、ニンニク味噌肉そば、汁なし魚介とんこつ肉そばなど。
タブレット端末であれこれカスタマイズできるのもこの店のウリですが、今回はデフォルトの「豚バラ・卵あり・赤ダレあり・ニンニク普通・背脂普通」にしました。
店内はコ字型カウンター10数席。卓上に伝説のスパイス、辛フライドガーリック、伝説の肉そば醤油、胡椒、粗挽き黒胡椒、濃口醤油、酢、ラー油、おろしニンニク、伝説の赤ダレと調味料類がやたらゴテゴテと。
「かえしには、昭和46年の創業時より受け継がれる『秘伝の熟成ニンニク醤油ダレ』を使用。」「スープは、丸鶏と豚ガラを煮出して抽出した濃厚な旨みにかつお・煮干し・あさり・ホタテの魚介ダシでコクを加えた、店内仕込みの特製です。」というのが店のウリ文句。
いろいろ書いてありますが、初手からニンニクが全面的に自己主張してパンチを連打。ただルックスと違って意外なくらい脂っぽくはなく、とろみも皆無。またご飯がないと食べづらいほど味が濃い訳でもありません。この辺りは調味料類で好みに応じてカスタマイズできる余地を残しているのかも。個人的には辛フライドガーリックがジャストフィットでした。
鈴木製麺の麺箱が見える麺は中細ストレートタイプ。若干硬めの仕上がりでコシも強く、スープに全く負けていません。
具は「旨味と甘みが濃厚なイベリコ豚を使用」したのがウリの豚バラともやし、キャベツ、卵黄、刻みねぎ。豚バラは徳島ラーメンみたいにやたら濃く煮込まれている訳ではないので、個人的には卵黄を絡めて味をマイルドにする必要は感じず、卵を野菜増しに代えたほうが良かったと思うも後の祭り。
事前の期待値は低めでしたが、ポジティブサプライズな一杯でした。
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