具だくさん肉吸い@松屋
松屋から2025年10月21日より期間限定発売中の「具だくさん肉吸い(860円)」を試食。
「たっぷりの牛肉に、豆腐を使用し、シャキッと食感の青ネギを添え、旨味がしみ出たお出汁で仕上げた、大満足間違いなしのメニューです。」というのが松屋のウリ文句。肉吸いは端的に言えば「肉うどんからうどんを抜いたもの」なのですが、松屋のウリ文句にはうどんの「う」の字も見当たらず。
また松屋では「肉吸いの定番でもある生玉子もセットになっており、お好みのタイミングで投入するのもおすすめです。」と謳っています。本来は生玉子を「月見」よろしく肉吸いの中へ投入するのが正解なのかもしれませんが、個人的にはつゆが冷めるのが嫌(それゆえ「月見」自体があまり好きではない)なので、すき焼きのように生玉子を小皿に溶いて牛肉をつけながら食べ進みました。
少々不可解だったのは、松屋では煮込み系ハンバーグなど汁気が多い料理には必ずスプーンが付いてくるのに、汁だらけの肉吸いにはなぜかスプーンが付いてこなかったこと。やむなく配膳口に置いてあるのを取りに行くはめに。
「肉うどんからうどんを抜いたもの」の割にはやたら豆腐が多いのが気になりました。まぁこの辺がリアル肉吸いに拘らずに魔改造してしまう松屋流なのでしょう。肝心の牛肉は底の方に結構沈んでいてぱっと見目立たないだけで総じて「具だくさん」なのは確か。
つゆはうどんのつゆよりは鍋物のつゆにかなり寄った感じですが、出汁が良く効いています。そして松屋の出す料理とは思えないくらいの薄味!! 松屋のメイン顧客には合わないような気がしますが、とにかくやたら濃い味にしたがる松屋としては画期的で、薄味なのに出汁が良く効いているので物足りなさは皆無。驚くほどご飯が進みます。
なお松屋では「大阪をはじめ関西地方で親しまれてきた名物料理『肉吸い』」とありますが、個人的には全く馴染みがありません。「ウチは貧乏だったので、オカンは牛肉なんて出せなかったのかもしれなぁ?」と思ったのですが、ウィキペディアによると肉吸いとは「難波千日前にあるうどん屋「千とせ」(ちとせ)が発祥」で「1980年代後半に吉本新喜劇の俳優である花紀京が出番の空き時間に店を訪れ、二日酔いで軽く食事をしたかったために『肉うどん、うどん抜きで』と注文し、当時の店主がそれに応えたことから誕生した。」とのこと。大阪に古くからある訳ではないようで、そりゃ知らんはずやわ・・・
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