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2025.10.16

牛豚鶏のプルコギビビンカツ丼@かつや

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 「かつや」が2025年10月10日から期間限定で発売中の「牛豚鶏のプルコギビビンカツ丼(979円)」を試食。温玉なしの廉価版(869円)もありますが、温玉がないとしつこかろうと思ってレギュラー版にしました。「牛豚鶏のプルコギビビンカツ定食」も併売。

 「玉ねぎやニラと共に甘辛く仕上げた牛肉の『プルコギ』、ヤンニョムソースで仕立てた『ヤンニョム風鶏から揚げ』、そして、かつやの定番『ロースカツ』にはピリ辛なビビンバソースを合わせました。韓国料理風にアレンジした3種類の具材をご飯の上に豪快に盛り付け、仕上げに韓国のりをトッピングしました。見た目も味わいもインパクトのある、ボリューム満点の一品です。」というのがかつやのウリ文句。

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 いかにもかつやにありがちな「てんこ盛り系丼もの」で、見ただけで胃もたれしそうな一品ですが、意外なことにプルコギとロースカツの相性は非常に良くて全く喧嘩せず。ロースカツにピリ辛なビビンバソースがかかっているとはいえ相対的に薄味のせいか(カツなのに不思議な話ですが)一種の箸休め的な働きをして、プルコギだけだとしつこくなりそうなところを巧く救っていました。

 温玉をつけたのも大正解。刻み海苔や千切りキャベツの助けもあってこれらが一体となって味が濃すぎると感じることはなく、なんら飽きることなく食べ進められました。

 問題は鶏から揚げ。正直半分にカットして欲しいと思うくらいにやたらデカくて食べづらいのはともかく、「ヤンニョムソースで仕立てた」のが良くないのか、から揚げのからっと感が完全に失われて、べちょっとした食感に。同グループの「からやま」のから揚げはプレーンなのが一番美味くて、後は弄れば弄るほど悪くなる傾向がありますが、これはその極端なパターンではないかと。しかも肝心のヤンニョム風の味があんまり乗ってないような・・・

 三人組だけど、一人だけぶっちぎりに人気がないという昭和のアイドルにありがちな光景を思い出しました(苦笑)。トータルの出来は悪くないのですが。

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