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2026.01.04

松本泰志選手 サンフレッチェ広島へ完全移籍

 昨日(1/3)、松本泰志選手(27歳)がサンフレッチェ広島へ完全移籍することが公表されました。

 広島はCH田中聡がフォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ)に完全移籍することが決まったので、その後釜として急遽松本を買い戻したものと目されます。

 松本は2017年に昌平高校から広島に加入。20年に福岡、21年にC大阪への期限付き移籍を経て21年夏に広島復帰。22年あたりからようやく出番が増えだし、24年はリーグ戦36試合2812分(うちスタメン32試合)とようやく主力級に上り詰めました。

 どう見ても育ててもらった広島に恩義ありまくりのキャリアですが、そんな松本がリーグ戦上位に定着している広島でスタメン級という立場を捨てて、長年リーグ戦では中下位に低迷中の浦和へ来る気になったのが不思議でなりません。

 松本は広島で3-4-2-1のCHないしシャドーをやっていたようですが、CHといっても前に出たほうが活きるタイプ、後方からの飛び出しが持ち味なタイプで、本来4-1-2-3のIHが最も得意なのかもしれません。

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 シーズン序盤はスコルジャも松本への期待は大きかったようで専らトップ下としてスタメン出場を続けていましたが、4-2-3-1のトップ下では持ち味が出せなかったせいか、第10節町田戦からトップ下の座を渡邊へ譲る格好に。

 その後はスタメンでも途中投入でもCHでの起用が専らとなりましたが、広範囲への配球が出来るグスタフソンや守備のフィルターとして計算できる安居や柴戸と違って、松本はこれといったストロングポイントを出せずじまい。必然的にどんどん出番は減り、リーグ戦でのスタメンは5月下旬の名古屋戦が最後。9月はコンディション不良でベンチ外となる日々が続いて最後はほぼ戦力カウントされないありさまでした。

 松本は小齋秀樹氏とのインタビューの中で、広島ではマンツーマンでやってきたが浦和はゾーンディフェンスなのでその違いに苦しんでいる旨を吐露しており、その辺がスコルジャの評価を落とした主因なのかもしれません。

 浦和は大卒新人の植木を含めてトップ下もCHも目先足りており、松本の移籍自体は戦力的にはたいして打撃になりません。またいくらなんでも松本との契約が単年だったとは考えられないので、戦力になっていない選手を結構な金額で売り抜けられたと前向きに考えることも出来ましょう。

 それでもせっかく上位チームからぶっこ抜いた選手がたいした戦力にならずに、わずか1年で古巣へ舞い戻るのは異常事態としか言いようがありません。「まだ契約期間が残っているから」という超消極的な理由でこの1年半何の積み上げも見受けられないスコルジャを続投させたとしか思えない状況下で、昨年出番が少なかった選手達がバンバン浦和を去るのは十分理解できますが・・・

 出番が少なかったのが「健全な競争が行われた結果」であればプロの世界である以上仕方ありません。しかし松本のケースはそもそもスコルジャ流では力を発揮できるポジションがなかったように思え、「なんで獲得したのか??」という疑念が沸きまくり。まぁ浦和は西野時代から「フロント主導の選手獲得」を掲げて、監督のニーズに合わない選手を量産してはお金と時間の無駄遣いを繰り返してきたので、今般の件も今に始まったことではありませんが。

 それよりも最近続けてきた「ずっと浦和が好きだった」選手の獲得路線、埼玉県出身選手の獲得路線が完全に破綻したように見えるのが個人的にはずっと痛手のように伺えます。「大好きな浦和にいること自体がステータス」なんて時代は終わりました。もはやACLE出場常連というステータスもなく、今後浦和のどこに選手を惹き付けるものを出して行くのかなぁ・・・

 

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