浜寿し@逢隈(宮城県亘理町) ~ ほっきめし
宮城の郷土料理にも名を連ねている「ほっきめし」。宮城県内でもほっき貝の漁が盛んな県南部、阿武隈川河口に近い亘理町が「ほっきめし」の本場と聞いて試食に出かけました。
訪れたのは常磐線逢隈駅から徒歩15分くらいのところにある「浜すし」。国道6号線から少し奥まったところに建っていますが、近隣のセブンイレブンの向かいに色褪せた案内板があるので見落とすことはないでしょう。
店先に「ほっきめし」の幟が揺れており、玄関先にも「ほっきめしやってます!」との案内が出ていたのに意を強くして入店。早速卓上のメニューを見て「ほっきめし(2600円)」を注文。ただ店は屋号通り純然たる寿司屋で、季節限定で「ほっきめし」を出しているだけのようでした。また宮城の秋の味覚「はらこめし」は見当たらず。
店はガラガラな上にほとんど調理を要しないせいか、あっという間に登場。「ほっきめし」は、ほっき貝を醤油ベースの煮汁で煮込み、その煮汁で炊いたご飯に切り分けた身を盛り付けただけのシンプルな料理です。ほっき貝はやや濃い目に煮込まれている反面、炊き込みご飯は割と薄味なのでトータルではバランスがよく、特段醤油やタレを後がけする必要はなさそう。コリコリとクニャクニャの中間のような歯ごたえも楽しい逸品です。
ほっき貝はケチのつけようがない反面、残念ながら炊き込みご飯がパサつき加減。いかにも昨日用意して、そのままジャーに入れっぱなしだったのを出してきた感じで、この辺は寿司が本業ゆえの難点かも。
小鉢の「めかぶの白だし和え」が絶好の箸休めに。他にお吸い物と大根の漬物付き。
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