ナカタ@長岡 ~ 洋風カツ丼・ケチャップベース
新潟県長岡市のソウルフードと言われる「洋風カツ丼」を試食。訪れたのは長岡駅大手口から徒歩5分程度のところにある「ナカタ」。駅から西へ向かって伸びる大手通からちょっと北に外れた飲食店街にありますが、往訪時は近隣で大規模再開発の真っ最中だったので周辺はちょっと寂しい感じになっていました。
夕方の往訪でしたが先客7は全員男性!!いかにも「昭和からの生き残りの洋食屋」然とした店の雰囲気と客層が違いすぎてびっくりしましたが、後客6のうち3人はオバチャンで一安心。
着席して早速「洋食カツ丼(850円)」を注文。デミグラスソースベースとケチャップソースベースがありましたが、前者だと岡山名物「デミカツ丼」と大差がないかもしれないと思って後者にしました。なおデミグラスだと1220円となぜか値段が全然違います。
また店のメニュー先頭は洋食カツ丼で、店先にも洋食カツ丼の幟が揺れていましたが、店入り口にはカレーの辛さの説明があり、階段には「50倍カレー達成者」の写真がベタベタ貼られているところを見ると、地元ではカレーが美味い店という位置づけなのかもしれません。洋食店なのに客に男性がやたら多かったのかそのせいかも。でも放課後の高校生のたまり場にはなってないみたいで。
「洋風カツ丼」は1931年創業の「小松パーラー」が発祥とされています。同店は店主他界により2006年に閉店しましたが、その味を受けついた店が長岡市内に散在していて、「ナカタ」はその中でも半世紀以上続いている古株のようです。
そしてここの「洋風カツ丼」は、カツ「丼」なのに皿で出てくるのが最大の特徴。この辺は洋食屋の矜持なのかも。そしてライスに揚げたてのトンカツがごろり。そしてその上にかなりとろみの強いソースがかかっています。ソースはケチャップをベースに、醤油、砂糖等で味つけされているそうですが、「やや甘酸っぱいかな?」と感じる程度で見た目ほど自己主張は強くありません。むしろ付け合わせのサラダのフレンチドレッシングの酸味がうるさいと思えるほど。よくあるソースカツ丼と比べるとずっと大人しい味です。
カツはごはんの上に乗せるものとしてはほど良い厚みがあり、それでいてちゃんと柔らかく仕上がっていてナイフ要らず。切れ目も入っているのでフォークだけで食べ進められました。ご飯も含めて量は夜ならちょうど良いくらい。昼ならスープやプリン、ドリンクがついた「コース(1370円)」を頼むのもいいかも。
この内容で今時1000円しないのは驚異的なコスパとしか言いようがありません。天晴れ!!
| 固定リンク



